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【CD入手】キャノンボール・アダレイ/ライヴ!

キャノンボール・アダレイ・ライヴ!キャノンボール・アダレイ・ライヴ!
(2011/09/21)
キャノンボール・アダレイ

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1. リトル・ボーイ・ウィズ・ザ・サッド・アイズ
2. ワーク・ソング
3. スイート・ジョージア・ブライト
4. ザ・ソング・マイ・レディ・シングス
5. テーマ

 キャノンボール・アダレイ(アルト・サックス)
 ナット・アダレイ(コルネット)
 チャールズ・ロイド(フルート、テナー・サックス)
 ジョーザヴィヌル(ピアノ)
 サム・ジョーンズ(ベース)
 ルイス・ヘイズ(ドラムス)

The Song My Lady Sings



 「とりわけ、B面に入っているチャールズ・ロイドのオリジナル・バラード“The Song My Lady Sings”における、キャノンボールの長いソロには、理屈を超えて胸にしみるものがある。これ一曲のために、僕はこのレコードを何度となくターンテーブルに載せていたようなものだった。
 といっても、これが彼の残した最高のソロだと断言するつもりは、僕にはない。注意深く聴けば、ところどころでいささか建てつけの悪い部分も目につく。天馬空を行くがごとき若き日のきらめきも、ここではあまりうかがえない。しかしそのかわりに、この音楽の外縁からは、いとおしいばかりに人間的な“何か”が、外にこぼれ出している。ひっそりと、でも豊潤に。」(ポートレイト・イン・ジャズ/村上春樹/和田誠)
ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)
(2003/12/20)
和田 誠、村上 春樹 他

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ポートレイト・イン・ジャズポートレイト・イン・ジャズ
(1997/12)
和田 誠、村上 春樹 他

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ポートレイト・イン・ジャズ〈2〉ポートレイト・イン・ジャズ〈2〉
(2001/04)
和田 誠、村上 春樹 他

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 村上春樹が文章を書いたこの本は、JAZZファンのみならず、全音楽ファン必携の書と言っても良いでしょう。そのくらい、音楽を聴く喜びに満ち溢れています。
 もともとは、大きめの単行本で2冊(中、下)出ましたが、後にまとめて一冊の文庫本(上)になり、そこには、ギル・エヴァンスとアート・ペッパーが加えられました。和田誠のイラストを楽しむには大判の単行本の方が適しているのですが、文庫本に加えられた二人のミュージシャンが悩ましいところです。
 ところで、この文庫版には、単行本出版時の「まえがき」と「あとがき」が、ほぼ、そのままで収められています。「ほぼ」というのは、村上春樹の文章が、ちょっと許せない改変がなされているからです。もともとの「ポートレイト・イン・ジャズ」のあとがきでは、彼は、「ソニー・ロリンズもジョン・コルトレーンも入っていないけれど(略)それがつまりこの本の素晴らしくかっこいいところだと思ってください」と書いていたのだけれども、文庫版では、「キース・ジャレットも~」に改変されている。理由は明快で、「ポートレイト・イン・ジャズ2」では、ソニー・ロリンズを扱っているから。しかし、これは、ずるいと思う。わざわざ、単行本「ポートレイト・イン・ジャズ」あとがき、と、記してあるのだから、元々のままにしておくべきだったのではないでしょうか。そのうえで、注釈/脚注をつければ済むことだったと思う。この部分だけ、村上春樹の不誠実さが際立っているのだけれども、そこに目をつむれば、良書なのです。
 さて、村上春樹の名文を読んでもらった後に、僕がこのアルバムについてなにか述べるというのも、僭越というか、忸怩たるものがあるのですけれども、一応、補足的に一言付け足ささしてもらいますと、スローなナンバーは“ザ・ソング・マイ・レディ・シングス”だけで、その他の曲では、ファンキーでホット、アップテンポでアゲアゲなキャノンボールが楽しめるアルバムです。





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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
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 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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