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【CD入手】デイヴィッド・ボウイ / ダイアモンドの犬 #DavidBowie #DiamondDogs

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●「変容の貴公子」とは…?。
●キャラクター路線の最果て
●ボーナス・トラックなど
●次回以降のボウイー日記の予定
 
 
 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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デイヴィッド・ボウイ / ダイアモンドの犬


全作詞作曲:デヴィッド・ボウイ(注記を除く)
A面
1.「未来の伝説」(Future Legend) 1:06
2.「ダイアモンドの犬」(Diamond Dogs) 5:56
3.「美しきもの」(Sweet Thing) 3:32
4.「キャンディデイト」(Candidate) 2:40
5.「美しきもの(リプライズ)」(Sweet Thing(reprise)) 2:30
6.「愛しき反抗」(Rebel Rebel) 4:30
B面
7.「ロックン・ロール・ウィズ・ミー」(Rock'N Roll With Me) (作詞:デヴィッド・ボウイ 作曲:デヴィッド・ボウイ、ウォーレン・ピース) 3:59
8.「死者の世界」(We Are the Dead) 4:58
9.「1984年」(1984) 3:27
10.「ビッグ・ブラザー」(Big Brother) 3:22
11.「永遠に周り続ける骸骨家族の歌」(Chant of the Ever Circling Skeletal Family) 1:57
合計時間:38:25

ボーナストラック(1990年盤)※筆者が所有しているCDはコレ。
12.「ドゥー・ドゥー」(Dodo (Previously unreleased track recorded in 1973)) 2:55
13.「キャンディディット」(Candidate (Demo version recorded in 1973)) 5:07

ボーナスディスク(2004年盤「30thアニヴァーサリー・エディション」)→筆者未所有
1.「1984/ドゥー・ドゥー」(1984/Dodo) 5:27
2.「愛しき反抗」(Rebel Rebel (US Single Version)) 2:58
3.「ドゥー・ドゥー」(Dodo) 2:55
4.「グロウイン・アップ」(Growin' Up) (作詞作曲:ブルース・スプリングスティーン) 3:26
5.「キャンディディット (ALT VERSION)」(Candidate) 5:07
6.「ダイアモンドの犬 (EDIT)」(Diamond Dogs (K-Tel Best Of Edit)) 4:37
7.「キャンディディット (INTIMACY MIX)」(Candidate (Intimacy Mix)) 2:57
8.「愛しき反抗 (2003 MIX)」(Rebel Rebel (2003 Version)) 3:10


参加ミュージシャン
デヴィッド・ボウイ - ボーカル、ギター、サクソフォーン、モーグ・シンセサイザー、メロトロン
ハービー・フラワーズ - ベース
トニー・ニューマン - ドラムス
エインズレー・ダンバー - ドラムス
マイク・ガースン - キーボード
トニー・ヴィスコンティ - ストリングス
アラン・パーカー - ギター(「1984年」のみ)

 1974年1月~2月録音
 1974年5月24日発売

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●Youtube音源引用

ダイアモンドの犬 (全曲+5曲 プレイリスト形式) / デイヴィッド・ボウイー
Diamond Dogs +5 / David Bowie



※上記のプレイリストはオリジナル・アルバムに筆者所有音源から以下の5曲(『ダイアモンドの犬』関連音源)を追加したものです。
1.「1984/ドゥー・ドゥー」(1984/Dodo) 5:27 (CD-BOX『Sound+Vision』より)
2.「愛しき反抗」(Rebel Rebel (US Single Version)) 2:58 (CD-BOX『Sound+Vision』より)
3.「ドゥー・ドゥー」(Dodo) 2:55 (『ダイアモンドの犬』(1990年再発盤)ボーナス・トラックより)
4.「グロウイン・アップ」(Growin' Up) (作詞作曲:ブルース・スプリングスティーン) 3:26 (『ピンナップス』(1990年再発盤)ボーナス・トラックより)
5.「キャンディディット (Demo version recorded in 1973)」(Candidate) 5:07 (『ダイアモンドの犬』(1990年再発盤)ボーナス・トラックより)

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●「変容の貴公子」とは…?。

 ボウイーと言うと、枕詞のように「変容の貴公子」と称されます。

 しかし、僕はこの日記のシリーズを始めた当初から、このイメージがそぐわないことを表明してきました。…表明と言うとちょっと力強すぎるけど。
 最初のボウイー日記は彼のキャリアをシングル楽曲で追うものでしたが、そこでの僕はこう記しています。

 「こうしてシングル楽曲単位で眺めてみると、それほど激しく「変容」しているわけでもなく、通底しているポップ・センスみたいなものがあるという気がします。」と。

 その日記から、数えて11個ほどのボウイー日記を書き続けてきたわけですが(例外的な2つ「自作自演に関する一考察 / Early On (1964-1966)」「ヒーローズ【キング・クリムゾン日記】」を除く)、この時感じた「違和感」は今も変わりません。

 つまり、ボウイーを「変容の貴公子」と称することの違和感です。

 流石に、デビュー直後から1960年代中期までのドタバタ期や、『デラム・アルバム』の「なんちゃってサイケデリック・アルバム・生楽器編」と、『スペイス・オディティ』以降は違うとは思いますが。

 『デラム・アルバム』までのボウイーは試行錯誤期であって、成功を伴わないそれは、お世辞にも「華麗なる変容」とは言い難いでしょう。

 では『スペイス・オディティ』以降のボウイーは変容していないのかと言えば…。

 これを言い切るのはかなり無謀かもしれないのですが「基本的には何も変わっていない」と言う気がします。

 『スペイス~』以降のボウイーは、基本的に変わらない、変えようがない自身の音楽的な持ち味を、なんとか聴衆に届けられるようにするために、表層的な、音楽とは無関係の部分を変えていったと思います。
 それはグラム・ロックにつきものだったファッションだったり、あるいはスキャンダラスなバイ・セクシュアル宣言だったりしたでしょう。
 そういった表層的な「変化」にあわせて「言葉」、歌詞もまた組み立て方が変わっていたであろうことは想像に難(かた)くありません。
 『ジギー・スターダスト』の成功は、そういった「印象操作」と「言葉」の勝利だという気がします。(なので、より音楽的に純度を高めた『アラジン・セイン』は、残念ながら『ジギー~』ほどの評価は得られませんでした。)

 しかし、彼が本来持ち合わせている持ち味は、確固たるものとして、揺らいでいなかったと思います。

 その確固たるものが何か。今の僕にはそれをきっちり言い表せる言葉を持たないのですが、あえて絞り出せば「危うさ」ではないかと思います。

 彼は、自身を含めた人間の危うさを、演劇的な表現を伴わせ、音楽として表現してきたという気がします。(この、演劇的な表現が「ボウイーならでは」であることは前回の『ピンナップス』の日記で言及しました。)

 その危うさを聴衆に届ける道をこじ開けるために、音楽とは無関係な「変容」で、彼らの価値観を揺らがせたのではないかと。

 もっとも、これは、後追いで、音楽のみを追いかけている僕の、狭い視野故(ゆえ)に思い至(いた)る「勘違い」なのかも知れません。

 …疲れたので、この項、閉じます。もしここまできっちり読んでくだすった方がいらしたとしたら、お付き合いいただき感謝感激です。

 さて、今回とりあげるアルバム『ダイアモンドの犬』についてざっくりと述べることにしましょう。(ご明察。仔細(しさい)に見ていく精神力がもう残っていません(笑)。)

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●キャラクター路線の最果て

 「ジギー・スターダスト」を一旦葬り去ったことで(同時に「アラジン・セイン」も葬っている)、一区切りしたはずですが、彼はまたキャラクター路線で「ダイアモンドの犬」を創出します。

 ここらへんは、オーソン・ウェルズの小説「1984年」からの影響が大きいのでしょうが、音楽とは直接的な関係性を感じ取れないので、僕的にはカットさせていただきます。
 ウィリアム・バロウズの影響を受けたという「カット・アップ」手法による作詞についても、割愛させていただきます。
 興味のある人はご自身で探求してみてください。あるいは僕が気がつかない「音楽の力」を感じ取れるかも知れません。

 それはともかく、当アルバムの音楽ですが。

 これは大変な力作だと思います。

 効果音的な出だしからタイトル曲へ行く流れは実に力強いですし、“愛しき反抗”のような特別にキャッチーな楽曲も配しているのが心憎い。

 その間の“美しきもの”~“キャンディディット”~“美しきもの(リプライズ)”の流れはよくできた小組曲を聴いているようです。緩急緩、の流れが“愛しき反抗”までの盛り上がりを否(いや)が応(おう)にも駆り立てます。

 その感興をきっちり受け止めるのが、先行してシングル発売された“愛しき反抗”なのです。
 この“美しき反抗”は、完璧な楽曲です。これはほとんどワン・コードなんですかね?。
 そういったシンプルさを単調と思わさずに、勢いと、編曲の妙で一気に聴かせています。
 先行シングルではもっと派手なミックスが施されていましたが、それをあえて抑え気味にしての、ここでの爆発は見事の一言。

 アナログでのB面開始に当たる“ロックン・ロール・ウィズ・ミー”は素敵なスロー・ナンバー。ここらへん、後に傾倒するソウル・ミュージックへの憧憬を感じたりもするんですが、それは後知恵バイアスでしょうか?。
 アナログだと、A面からB面にひっくり返すために物理的な間があくのですが(ヨッコイショ!、お疲れ様!)、CDだと前曲の余韻に浸りながら続けて聴けるので、感動もひとしおです。…なに?、それはミュージシャンが想定した聴き方じゃないって?。まぁ、そうかも知んないけど。(^^ゞ

 “死者の世界”もゆったりした楽曲ですが、旋律的に惹きつけるものが配されているので、退屈ということはないですね。
 そこから、このアルバムのもう一つの山場と言える“1984年”への流れは感動的!。(ちなみに一つ目の山場は“愛しき反抗”ね。)
 おどろどろしいイントロから、ボウイーの意外に率直そうな歌声が聴こえてくると、もう、彼のの魔力に惹きつけられています。魔力と言うと聞こえが悪いな。歌力とでも言いましょうか。次第に演技がかった歌い方に移っていくにも関わらず、自然に惹きつけられていきます。
 ここらへん、ボウイーも曲作り&音作りの底力が上がっているな、と、感じさせます。

 そー言えば前項で「基本的には何も変わっていない」と書きましたが、この、「曲作り&音作りの底力」はどんどん上がっていっているような気がします。
 『アラジン・セイン』の頃の神がかったようなキラキラした輝きとは違いますが、このアルバムの楽曲もよく磨かれた珠(たま)のように輝いていると思います。

 目立つのが、同じリフレインを執拗(しつよう)に繰り返して盛り上げる手法。
 これ、凡人がやるとただ退屈なだけになっちゃうんですけど、ボウイーはさすがに耳に引っかかるリフレインと、それを支える音作りで、しっかり聴かせます。

 “1984年”の余韻のように鳴り響く“ビッグ・ブラザー”を経て、曲間を開けずに突入する、シュールな曲名の“永遠に周り続ける骸骨家族の歌”で本編は幕を閉じます。
 2分足らずの楽曲ですが、前述の「キャッチーなリフレインで盛り上がる」手法が遺憾なく発揮されています。
 曲のラストが音飛びしたみたいな効果になっていて、ちょっとドキっとさせますね。(^_^;
 あれかな、アナログ盤では、内側のグルーヴの部分まで音飛び風のエコーが続いているってやつなのかな?。CDではフェードアウトで終わっているけど、アナログでもそうなのかしら?。

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●ボーナス・トラックなど

 僕が持っているCDは1990年盤で、ボーナス・トラックは2曲だけ。
 でも、それ以外のCDで2004年盤の音源もかなりフォローできちゃう。(8曲中5曲。)
 後3曲は些細なミックス違い程度なんじゃない?。

 という訳で、2004年盤は買わずじまい。(^_^;
 ようつべで検索してみると、そうバカにしたもんでもない音源が引っかかるけど、いまさら2004年盤を買う気にはなれん(笑)。

 と言う感じで、ボートラ全曲のようつべを垂れ流しま~す。
 好きに聴いて楽しんで~。
 気になるところだけ注釈しときます~。
 
 
「1984/ドゥー・ドゥー」1984/Dodo (CD-BOX『Sound+Vision』より)


「愛しき反抗」(Rebel Rebel (US Single Version)) (CD-BOX『Sound+Vision』より)


「ドゥー・ドゥー」(Dodo) (『ダイアモンドの犬』(1990年再発盤)ボーナス・トラックより)


「グロウイン・アップ」(Growin' Up) (作詞作曲:ブルース・スプリングスティーン) (『ピンナップス』(1990年再発盤)ボーナス・トラックより)

 前回の日記では「あまりにもリアル・タイムな楽曲ということで、アルバム『ピンナップス』のコンセプトに沿わないと判断されたのかも。」などと間抜けなことを書いてしまいましたが。
 なんのこたぁない、もともと『ダイアモンドの犬』セッションの初期の録音だったので、『ピンナップス』に入れようがなかったというだけのことでした(笑)。(『ピンナップス』の日記、気合い入れて全曲オリジナルとの聴き比べしているので、読んでね!、聴いてね!。)

「キャンディディット (Demo version recorded in 1973)」(Candidate) 5:07 (『ダイアモンドの犬』(1990年再発盤)ボーナス・トラックより)


 僕が所有しているのはここまで。

 以下の音源群は筆者未所有なので、素性は「善意のアップロード主」の注釈と、筆者が実際に聴いてみた「感じ」(当てにならねぇんだ、コレが!)で判断しています。(^_^;
 大嘘を書いていたら、「優しく」指摘してね…。

「ダイアモンドの犬 (EDIT)」Diamond Dogs (K-Tel Best Of Edit)


「キャンディディット (INTIMACY MIX)」(Candidate (Intimacy Mix))


「愛しき反抗 (2003 MIX)」(Rebel Rebel (2003 Version))

 これは2003年にリミックスしたと言うよりは、同年に吹き込み直しているのかな?。どうだろう?。時期的には『リアリティ』の頃だけど。Wikiを見てみると「"Rebel Rebel" (2002 re-recording)」と言うのが引っかかるんだよな~。

David Bowie - Rebel Rebel (Original Mix) [Official Audio]→UKシングルバージョン

 “美しき反抗”はミックス違いがアルバムに収録されているんだけど、本国英国のシングルと、米国でのシングルではまたミックスが違っているらしい。こちらのUKシングル・ヴァージョンは近年発掘された音源らしいですよ。2004年盤にも入っていない。
 でもまぁ、こうして発掘されたからにはどれかのCDに入っているんでしょ。興味のある人は自力で調べてみて(笑)。んで、めぼしい結果が得られたら、そっと教えてちょんまげ。(^_^;

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●次回以降のボウイー日記の予定

 という訳で、なんとかかんとか、『ダイアモンドの犬』まで来ました。
 次は2枚組のライブ・アルバム『デヴィッド・ボウイ・ライヴ』ですね。
 その後もう一組、発掘物のライブ音源を聴くんですが、コレが実に『デヴィッド・ボウイ・ライヴ』とほとんど同じなんだな(笑)。
 やっぱ発掘物は真正のファン以外は手を出しちゃダメだよ~。

 と、反省を込(こ)めつつ、今回はさらばなのであった。


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テーマ : 洋楽ロック
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