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【CD入手】ボブ・ディラン/セルフ・ポートレイト(2CD) (リマスター・紙ジャケット仕様) #BobDylan #SelfPortrait

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●単体でも充分に面白い問題作だが…
●その好き勝手ぶり
●「ついて来いよ」
●『トラヴェリン・スルー』をスルーする(あとがきに代えて)
 
 
 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ボブ・ディラン/セルフ・ポートレイト


Disc 1
Side 1(アナログ時)
1. オール・ザ・タイアード・ホーシズ - All the Tired Horses 作詞・作曲: ディラン – 3:12
2. アルバータ#1 - Alberta #1 トラディショナル、編曲: ディラン – 2:57
3. 忘却の彼方に - I Forgot More Than You'll Ever Know 作詞・作曲: Cecil A. Null – 2:23
4. デイズ・オブ・フォーティ・ナイン - Days of '49 作詞・作曲: Alan Lomax / John Lomax / Frank Warner – 5:27
5. 朝の雨 - Early Mornin' Rain 作詞・作曲: Gordon Lightfoot – 3:34
6. イン・サーチ・オブ・リトル・セイディ - In Search of Little Sadie トラディショナル、編曲: ディラン – 2:27

Side 2(アナログ時)
7. レット・イット・ビー・ミー - Let It Be Me 作詞・作曲: ジルベール・ベコー / Mann Curtis / Pierre Delanoe – 3:00
8. リトル・セイディ - Little Sadie トラディショナル、編曲: ディラン – 2:00
9. ウギ・ブギ - Woogie Boogie 作詞・作曲: ディラン – 2:06
10. ベル・アイル(美しい島) - Belle Isle トラディショナル、編曲: ディラン – 2:30
11. リヴィング・ザ・ブルース - Living the Blues 作詞・作曲: ディラン – 2:42
12. ライク・ア・ローリング・ストーン - Like a Rolling Stone 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 5:18

Disc 2
Side 3(アナログ時)
1. コパー・ケトル - Copper Kettle (The Pale Moonlight) 作詞・作曲: Alfred Frank Beddoe – 3:34
2. ゴッタ・トラヴェル・オン - Gotta Travel On 作詞・作曲: Paul Clayton / Larry Ehrlich / David Lazar/Tom Six – 3:08
3. ブルームーン Blue Moon 作詞・作曲: Lorenz Hart / リチャード・ロジャース – 2:29
4. ボクサー - The Boxer 作詞・作曲: ポール・サイモン – 2:48
5. マイティ・クイン - Quinn the Eskimo (The Mighty Quinn) 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 2:48
6. テイク・ミー・アズ・アイ・アム - Take Me as I Am (Or Let Me Go) 作詞・作曲: Boudleaux Bryant – 3:03

Side 4(アナログ時)
7. マリーへのメッセージ - Take a Message to Mary 作詞・作曲: Felice Bryant / Boudleaux Bryant – 2:46
8. イッツ・ハーツ・ミー・トゥー - It Hurts Me Too トラディショナル、編曲: ディラン – 3:15
9. ミンストレル・ボーイ - Minstrel Boy 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 3:32
10. シー・ビロングズ・トゥ・ミー - She Belongs to Me 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 2:43
11. ウィグワム - Wigwam 作詞・作曲: ディラン – 3:09
12. アルバータ#2 - Alberta #2 トラディショナル、編曲: ディラン – 3:12

パーソネル
Byron Bach - チェロ
Brenton Banks - ヴァイオリン
George Binkley III - ヴァイオリン
Norman Blake - ギター
David Bromberg - ギター、ドブロ、ベース
Albert Wynn Butler - クラリネット、サクソフォーン
Kenneth A. Buttrey - ドラムス、パーカッション
Fred Carter Jr. - ギター
Marvin Chantry - ヴィオラ
Ron Cornelius - ギター
Charlie Daniels - ベース、ギター
リック・ダンコ(ザ・バンド) - ベース、ヴォーカル
Pete Drake - スティール・ギター
ボブ・ディラン - ギター、ハーモニカ、キーボード、ヴォーカル
Delores Edgin - ヴォーカル
Fred Foster - ギター
Solie Fott - ヴァイオリン、ヴィオラ
Bubba Fowler - ギター
Dennis Good - トロンボーン
Emanuel Green - ヴァイオリン
Hilda Harris - ヴォーカル
リヴォン・ヘルム(ザ・バンド) - マンドリン、ドラムス、ヴォーカル
Freddie Hill - トランペット
Karl Himmel - クラリネット、サクソフォーン、トロンボーン
ガース・ハドソン(ザ・バンド) - キーボード
Lilian Hunt - ヴァイオリン
ボブ・ジョンストン - プロデューサー
Martin Katahn - ヴァイオリン
Doug Kershaw - ヴァイオリン
アル・クーパー - ギター、ホルン、キーボード
Sheldon Kurland - ヴァイオリン
リチャード・マニュエル(ザ・バンド) - ピアノ、ヴォーカル
Martha McCrory - チェロ
Charlie McCoy - ギター、ベース、ハーモニカ、ヴィブラフォン
Barry McDonald - ヴァイオリン
Ollie Mitchell - トランペット
Carol Montgomery - ヴォーカル
Bob Moore - ベース
Gene A. Mullins - バリトン・ホルン
Joe Osborn - ギター、ベース
June Page - ヴォーカル
Rex Peer - トロンボーン
Bill Pursell - ピアノ
ロビー・ロバートソン(ザ・バンド) - ギター、ボーカル
Albertine Robinson - ヴォーカル
Al Rogers - ドラムス
Frank Smith - トロンボーン
Maretha Stewart - ヴォーカル
Gary Van Osdale - ヴィオラ
Bill Walker - 編曲
Bob Wilson - オルガン、ピアノ
Stu Woods - ベース
エンジニアリング - Neil Wilburn、Don Puluse、Glynn Johns
フォトグラフィ - John Cohen、Al Clayton、Camera Press
アルバム・デザイン - Ron Coro
ジャケット・カバー絵 - ボブ・ディラン

1969年4月24日–1970年3月30日録音
1970年6月8日発売

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●単体でも充分に面白い問題作だが…

 これは前後の流れを見るとより一層興味深くなる作品です。
 僕は通常は、作品はそれ自体で、単体で評価すべき、だと思っていますし、このアルバムもそういう聴き方でも充分面白いです。
 ですが、前作『ナッシュビル・スカイライン』でそれまででは想像もつかなかったような美声を聞かせ、サウンド的にもリラックスした状態から、その次がこれ(伝承曲やカバー曲てんこ盛り、自作の新曲を多少混ぜながらライヴ音源も織り交ぜるという支離滅裂っぷり)というのがやはり興味深いです。

 何でもかんでもビートルズと比較するというのも頭の悪いやり方だとは思いますが、この『セルフ・ポートレイト』というアルバムはディランにとっての『ホワイト・アルバム』(通称でそう呼ばれていますが正式なタイトルは『ザ・ビートルズ』)なのではないか、という気がします。
 あの2枚組アルバムでビートルズは、本当に好き勝手放題をやりました。それと同じように(かどうかは本人のみぞ知るところですが)ディランも、好き勝手にやってみたくなったのではないでしょうか。

 歌いたい歌を歌い、作りたい曲を作った、と。そういうことなのでしょう。

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●その好き勝手ぶり

 一曲目(“オール・ザ・タイアード・ホーシズ”)は自作曲ですが、自分では歌っておらず、あくまでソングライターとしての力量をまずは誇示しています。それ以降に、伝承曲や、スタンダード曲、カバー曲を自身で縦横無尽に歌って見せていますから、あえて自身で歌わなかったこれは意味のあるオープニングなのです。

 僕がこの作品集で最も気に入っているのは、ディラン自作で歌詞なしの“ウィグワム”。なんとシングル・カットされています。
 大ヒット、にはなりませんでしたが、ビルボード・ホット100で41位に食い込んでいます。さすがというべきでしょうか。

Bob Dylan - Wigwam (Audio)


 アルバムの最初の方で出てくる“デイズ・オブ・フォーティ・ナイン”も興味深いです。朴訥(ぼくとつ)とした“アルバータ#1”と気取った美声の“忘却の彼方に”のあとに、いかにもディラン、という歌い方のこの曲が出てきます。楽曲自体は他者の手になるものですが、これでもかというくらいのディラン節を聴かせています。どんな曲でも俺のものにしてみせるぜ、という自信のなせる技でしょうか。

 一人二重唱の“ボクサー”なんて、本当、好き勝手の極地、という感じです。
 この曲のカバーはディランが初じゃないかという噂もあります。サイモン&ガーファンクルのオリジナルは1969年3月21日発表。当アルバム発表まで一年以上あるので、初ということはないような気もするのですが…。どうなんでしょうね。

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●「ついて来いよ」

 このあとアルバム『新しい夜明け』で本来の姿を取り戻したかのように見せかけ、間にベスト盤を挟んでサントラの『ビリー・ザ・キッド』でまたもはぐらかし、挙げ句にディランはレコード会社を移籍してしまいます。(コロムビアからアサイラムへ。)
 古巣のコロムビアから投げやりなタイトルの未発表曲集『ディラン』が出されましたが、タイトルに反してというべきか、すべてカバー・ナンバーの作品集なのでした。(録音時期はほぼ『セルフ・ポートレイト』とかぶっていますが、一部は『新しい夜明け』のセッションで録音されたもの。)

 その後、ディランが平常運転に戻るのは1976年のアルバム『欲望』まで待たねばなりません。
 つっても、その裏でローリング・サンダー・レビューみたいな、とんでもないライヴ・ツアー(いずれ機会があればこのツアーについても書きたいです)の計画を立てていたりしますし、どういう状態を「平常」と呼んでいいのかわからないんですけれども。

 とにかくそういった一連の流れの中において、このアルバム『セルフ・ポートレイト』は「俺は好きなようにやる。ついてこれるやつだけついてこい」と高らかに宣言した作品ではないでしょうか。

 そう思って聴けば、単純に単体のアルバムとして聴いたときとは別の感慨が湧いてくると思います。

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●『トラヴェリン・スルー』をスルーする(あとがきに代えて)

 ところで、前回のディラン日記で『ナッシュビル・スカイライン』を採り上げたところ、あてつけのようにレコード会社が、その頃の音源を蔵出ししたブートレッグ・シリーズの新作『トラヴェリン・スルー』を出しやがりました。が、例のごとく先立つ物がない僕はフォローできてないのであります。(T_T)

トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)

 正確には『ジョン・ウェズリー・ハーディング』、『ナッシュビル・スカイライン』、『セルフ・ポートレイト』の3枚のアルバムの時期の音源がまとめられていますが、ジョニー・キャッシュとのセッションを多く納めているのが目玉であることには変わりはないでしょう。つって、聴いてもいないのに断定しちゃだめだけど(笑)。

 時系列的には崩れるけれども、このアルバムもいつか手に入れて日記に書いちゃる~。

 と、恨み節を唸ったところで、今回はばいちゃ。次回は発売順なら『新しい夜明け』なんだけど、録音順を勘案して『ディラン』で行きますよ~。『新しい夜明け』はその後かな。

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Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
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 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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