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【CD聴く】シモンズ / ヒット・コレクション #シモンズ #加藤和彦

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●爽やか女声フォーク・デュオ
●加藤和彦との因縁
●「ほら、チェルシー、もひとつ、チェルシー」
●締りのない締めくくり
 
 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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シモンズ / ヒット・コレクション

1 恋人もいないのに (作詞:落合武司 作曲:西岡たかし 編曲:葵まきひこ)
2 ふり向かないで (作詞作曲:谷村新司 編曲:葵まきひこ)
3 ひとつぶの涙 (作詞作曲:瀬尾一三 編曲:葵まきひこ)
4 つぼみ (作詞作曲:田中由美子 編曲:ボブ佐久間)
5 おくれて来た少女 (作詞:北山修 作曲:杉田二郎 編曲:葵まきひこ)
6 ホワイ (作詞作曲:玉井妙子 編曲:ボブ佐久間)
7 風はそよかぜ (作詞作曲:瀬尾一三 編曲:ボブ佐久間)
8 夢 (作詞作曲:ヨモ・ヨシロー 編曲:ボブ佐久間)
9 思い出の指輪 (作詞:ミカ 作曲:加藤和彦 編曲:葵まきひこ)
10 この広い空のどこかに (作詞:落合武司 作曲:玉井妙子 編曲:葵まきひこ)
11 若草の雨 (作詞:田中由美子 作曲:弓井久 編曲:葵まきひこ)
12 ふるさとを見せてあげたい (作詞:落合武司 作曲:玉井妙子 編曲:ボブ佐久間)
13 恋は風船 (作詞作曲:田中由美子 編曲:ボブ佐久間)
14 なぜかしら (作詞作曲:谷村新司 編曲:葵まきひこ)
15 秋がふたたび (作詞:たかたかし 作曲編曲:葵まきひこ)
16 恋の悩みは不思議なもの (作詞作曲:谷村新司 編曲:瀬尾一三)
17 約束のコスモス (作詞:うさみかつみ 作曲:鈴木邦彦 編曲:馬飼野康二)
18 幸せ色した貝がら (作詞:安井かずみ 作曲:小林亜星 編曲:馬飼野康二)
19 取消して下さい (作詞作曲:玉井妙子 編曲:瀬尾一三)
20 ここから独りで (作詞:千葉和也 作曲:森田公一 編曲:青木望)

※著作権管理が厳しいため音源引用はありません。

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●爽やか女声フォーク・デュオ

 さて、僕の日記では、定期的に、加藤和彦関連の音源を採り上げています。

 今回は、1970年代初頭に活躍した女性デュオ、シモンズを採り上げてみたいと思います。

 と言っても、著作権監視がなかなか厳しく、肝心の加藤和彦提供の楽曲の彼女らによるYoutube音源はありません。(^_^;

 どうやって紹介すれば良いものやら…。

 とりあえず、彼女らのデビュー・ヒット、“恋人もいないのに”の音源だけは引けたので、それで、彼女らの雰囲気だけは感じ取ってください。

 参考音源
恋人もいないのに


 この音源も、実際のマスター音源ではなく、ミックスがやや異なっているそうです。本来なら主旋律が大きめなのですが、このミックスでは副旋律が大きめになっているようです。なかなか厳重ですね、BMGファンハウスさん。(^_^; (僕の持っているCDがBMGファンハウスなのでこう書きましたが、現在はソニーが音源の権利を持っているようです。厳重なのもむべなるかな。)

 さて、これをお聴きになって分かる通り、彼女らは女声二人による爽やかなハーモニーを身上としたフォーク・デュオでした。ここで、「日本におけるフォーク・ソングとはそもそも…」とやりだすと面倒くさいことになるのでやめときます。(^_^;

 あと、解説で「フォーク界のアイドル」と言う表現をしているのですが、これも追求すると面倒くさいことになりそうなのでやめておきます。(^_^;

 このCDに収められている他の曲もこの印象を覆(くつがえ)すものではないので、そう言う認識で良いでしょう。好きな人は好きでしょうし、そうでもない人にはそうでもないでしょう。僕個人としてはそんなに嫌いではないのですが、CDチェンジャーのセット順で、デイヴィッド・ボウイーの後にしちゃったもので、両者のギャップにちょっとめまいがしています(笑)。

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●加藤和彦との因縁

 さて、彼女らと加藤和彦とは、浅からぬ因縁があります。以前の日記でも記したのですが、加藤和彦と北山修がデュエットでヒットさせた“あの素晴しい愛をもう一度”は、本来ならシモンズのデビュー曲になるはずだったのです。それがなぜ加藤と北山のデュエットになったのか、はっきりしたことはわかっていません。
 加藤と北山の“あの素晴しい~”はオリコンで10位まで上がりましたが、もしシモンズの爽やかな歌声で歌われていたらどうだったか。

 参考音源
あの素晴しい愛をもう一度/加藤和彦 北山修


 結局、彼女らのデビュー曲は西岡たかしと落合武司が作るのですが、その“恋人もいないのに”はオリコン21位とまずまずのヒット。歌い手が変わっていればこの順位が変わっていたのかどうか。

 加藤も悪い事したと思っていたのかどうか、少し後の1972年に、“思い出の指輪”と言う楽曲を書き送ります。作詞の「ミカ」は加藤の妻になる(すでになっていたのかな)福井光子のことです。

 この楽曲は、シモンズ本人たちのYoutube音源はないのですが、別の方が極力雰囲気を壊さないようにカバーした音源がありましたので、参考音源として引用しておきます。
 楽曲の良さはこの演奏でも伝わるはずです。

思い出の指輪 シモンズ 【cover】by 1385hiro


 CDの解説によると「5枚目のシングル盤としてリリースされたこの曲は、(中略)加藤作品としても名曲の部類に入る逸品だ」と、べた褒めです。僕個人の感想としても、この曲はなかなかいい曲だと思います。でも、チャートインはしなかったです。よくある話ではありますが、デビュー曲でヒットしたら、後は下がるだけ…、みたいなパターンに彼女らも陥(おちい)っちゃったみたいですね…。

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●「ほら、チェルシー、もひとつ、チェルシー」

 あと、このCDには収録されていないんですけど、シモンズって、チェルシー(明治製菓のお菓子)CMソングのオリジナル歌手だったんですね。

チェルシーの唄(作詞:安井かずみ 作曲:小林亜星)(当CDには未収録)


 ♪ほ~ら~、チェルシ~ィ~、もひと~つ~、チェルシ~~♪

 良いですね~。この曲が入っているCDはこちらになります。
GOLDEN☆BEST シモンズ オールソングス・コレクション
 彼女らのオリジナル・アルバム4枚を全収録して、ボーナス・トラック2曲を追加(“チェルシーの唄”含む)した二枚組のCDです。

 まぁ、僕は加藤作品が聴ければよかったので、今回紹介した一枚物のCDで問題ないんですけどね。(^_^;

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●締りのない締めくくり

 こんな感じで、加藤の作品にも触れつつ、シモンズを紹介いたしました。

 この日記シリーズって、加藤の作品に注目しているのか、それとも歌っているミュージシャンに注目しているのか、書いている自分でもよくわかっていません(笑)。

 次回は…、え~っと、タイプのガラっと違う女性シンガーを取り上げる予定です。あまり期待せずにお楽しみにしていてください。(^^ゞ

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■加藤和彦日記一覧






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