FC2ブログ

【CD聴く】イエロー・マジック・オーケストラ / ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (リマスター・紙ジャケット仕様) #YellowMagicOrchestra #SolidStateSurvivor

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●当時の思い出話
●違和を撒き散らすテクノ・ポップと言う名のロック
●とんがった音のヴェンチャーズ
●ディ・トリッパー!
●その他の雑感
●この頃のレア音源
●YMO再発情報
 
 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

 ジャケ画をクリックするとアマゾンのページが開くよ!。
イエロー・マジック・オーケストラ / ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (紙ジャケット仕様)

A面
全編曲: イエロー・マジック・オーケストラ。
# タイトル 作詞 作曲 時間
1.「TECHNOPOLIS」(テクノポリス) 坂本龍一 4:14
2.「ABSOLUTE EGO DANCE」(アブソリュート・エゴ・ダンス) 細野晴臣 4:37
3.「RYDEEN」(雷電/ライディーン) 高橋ユキヒロ 4:26
4.「CASTALIA」(キャスタリア) 坂本龍一 3:31
B面
# タイトル 作詞 作曲 時間
5.「BEHIND THE MASK」(ビハインド・ザ・マスク) クリス・モスデル 坂本龍一 3:36
6.「DAY TRIPPER」(デイ・トリッパー) レノン=マッカートニー レノン=マッカートニー 2:40
7.「INSOMNIA」(インソムニア) クリス・モスデル 細野晴臣 4:57
8.「SOLID STATE SURVIVOR」(ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー) クリス・モスデル 高橋ユキヒロ 3:58
合計時間:32:06

・参加ミュージシャン
坂本龍一 - キーボード、ボイス
高橋ユキヒロ - ドラムス、ボーカル
細野晴臣 - ベース、キーボード、ボイス
松武秀樹 - コンピューター・プログラミング
鮎川誠 - エレクトリックギター(「デイ・トリッパー」、「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」)
サンディー - ボイス(「アブソリュート・エゴ・ダンス」)

録音:1979年3月~5月
発売:1979年9月25日

■目次に戻る

 
●Youtube音源引用

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (全曲) / イエロー・マジック・オーケストラ


■目次に戻る

 
●当時の思い出話

 中学の時同じクラスにいた連中がこのアルバムを学校に持ってきていて「ケバいジャケットだな」と感じたのを覚えています。
 このアルバムの発売日が1979年の9月のことなので、僕は中学3年生だったはずです。
 その時はっぴいえんどを知っていたかどうかは定かではないのですけれども、『風街ろまん』を(ミュージック・カセットで)買った時、高校生には上がっていなかったはずなので、多分、細野晴臣の名前くらいは知っていたと思います。

 その連中はクラスの中心的な集まりで、僕はもちろん、そこからは外れていました。
 その頃の僕は、もしかしたら、はっぴいえんどは聴いていたのかもしれないけれども、どちらかと言うと、「よしだたくろう、わ~い」とか言っていたような気がします。かぐや姫や風も好きだったな。
 そんな僕に比べると連中は3周くらい先を聴いていたことになります。彼らからすれば「よしだたくろう、わ~い」の僕はダサいの極みだったでしょう。いやまぁ、よしだたくろうを聴いていたことを後悔したことはないのだけれども、僕は。

 そもそも僕は当時から、「時代の最先端を聴く」よりは「スタンダードなものを掘り下げて、さかのぼって聴いていく」聴き方をしていたので、その頃最先端だったYMOには見向きもせずに、はっぴいえんどへさかのぼって行ったのは当然とも言えます。

 ちょっと話がずれるけど、彼らの仲間の中にはまだブレイク前の山下達郎を熱心にフォローしているやつもいました。
 なんの間違いか、連中の中に混じって、そいつの家に行ってしまった事があったんです。
 その時達郎のレコードが置いてあるのを見て、「山下達郎…」とつぶやいたら(当時は名前しか知らなくて音は聴いたことがなかったのだけれども)その彼がすごい勢いで食いついて来たのを覚えています。
 あれから40年経ちますが、彼はまだ達郎を聴いているのでしょうか。

 と言った感じの中学生だった僕なんですが、高校に上がると、世間ではYMOブームが巻き起こり、否応なく巻き込まれていくことになります。中学の時のあいつらがそんな僕を嘲笑っていたかどうかは知る由もありません。

 だがまぁ、それは別の話です。

■目次に戻る

 
●違和を撒き散らすテクノ・ポップと言う名のロック

 イエロー・マジック・オーケストラがブームになったとき感じたのは、とんでもなく異質なものが出てきたな、という思いでした。
 以前の日記で僕は、イエロー・マジック・オーケストラのことを「違和を撒き散らしながら疾走するバンド」というような表現をしたことが有ります。この時期の彼らは、まさしくそういう存在でした

 この、「世界に向かって否やを突きつける」という衝動が、ロック・ミュージックの根本だと思っている僕には、彼らの存在はロックそのものと映ったものでした。

 それと、このアルバム、たしか、出てすぐに評価されたというわけではなかったと思います。翌年のライヴ・アルバム『公的抑圧』で人気に火がついて、さかのぼって過去作も注目を浴びた、という感じじゃなかったでしょうか。Wikipediaとか見てると、売り出してすぐチャートの一位になったような書かれ方しているのだけど、僕の記憶とは食い違っています。

 また、この当時の日本の音楽評論家の冷淡な仕打ちもよく覚えていますねぇ。
 「やってることはちっとも新しくない」だの「海外で成功したと言っても小さなライブハウス・レベル」だの、よくもまぁ、粗(あら)を探し尽くせるものだと、呆れた記憶があります。
 これもウィキペディアでは良評価のことしか書いてませんが、当時は評論家筋からは結構逆風も吹いていたのです。その風を真っ向から受けてのYMOブームであったことはしっかり胸に刻んでおきたい。

■目次に戻る

 
●とんがった音のヴェンチャーズ

 しばしば「当時のニュー・ウェーブの影響が感じられる」と称される当アルバムなのですけれども、まさか、あなた、僕に「ニュー・ウェーブとはなんぞや」と言う質問をする気じゃないでしょうね?。(^_^;
 僕が洋楽を聴き始めたのが80年代とっぱじめくらいなので、ニュー・ウェーブ真っ盛りの中で洋楽を聴いていたのだけれども、ついぞ、「ニュー・ウェーブとは具体的にこういうもの」と言う話も音も聴かぬまま、気がついたらニュー・ウェーブは死語になっていました。
 なので、これ以上は「ニュー・ウェーブ」なるものに言及せずに話を進めていこうと思います。

 このアルバムは、とんがった音作りになっています。
 ファースト・アルバムの『イエロー・マジック・オーケストラ』ではまだ、どこかしらのほほんとしたおおらかさが残っていたのですが、ここではそういった穏やかさは払拭(ふっしょく)されました。
 この「とんがり」の部分をあるいは「ニューウェーヴ」的と言っているのかもしれませんが、前述のとおり、僕はニューウェーヴについて知らないのでこれ以上の言及は避けます。
 それよっか、以前も言及したけど、細野晴臣の発言で「今度のアルバムはドラムスとヴォーカル以外は生楽器使わないよ」とうそぶいて「テクノ・ヴェンチャーズ」宣言をしたというあたりのほうが重要な気がします。あ、ちなみに「テクノ・ヴェンチャーズ」は僕の造語なので、そこんとこよろしく。よそで使っても通じないよ、多分(笑)。

■目次に戻る

 
●ディ・トリッパー!

 ビートルズ・カバーの“デイ・トリッパー”は歌い出しがサビから始まっています。



 この元ネタは、ぼくはオーティス・レディングだと思っていました。だけど、高橋幸宏の回想によると、かまやつひろしが採り上げたバージョンを参考にしているらしく、そのかまやつが参照したのはウィルソン・ピケットだったと思う、というような事を言っていました。

 はて、ウィルソン・ピケットが“デイ・トリッパー”を採り上げていたかしらん、と思ってちょっと調べてみましたが、どうも演ってなさそうです。(ピケットが採り上げたビートルズ・ナンバーでは“ヘイ・ジュード”が有名。デュアン・オールマンがギターで参加しているのもロック・ファンには知られたことでしょう。)
 これはおそらく高橋幸宏の記憶違いで、やはりオーティス・レディングが元ネタではないでしょうか。

 あと、この曲の出だしは拍子(リズム)が裏返っているらしいのだけど、僕は何度聴いても表が取れない。(^_^; なし崩しのまま聴いて、シンセ・リフのところで、「あぁ、こうだ、こうだ」と追いつく始末…!。なかなかに情けない。(^^ゞ

 ちなみに、高橋幸宏は「自分が選曲していたら絶対ジョージの曲を選んでいた」と言っていました。…となると、さて、誰の選曲だったんでしょうかねぇ…。

■目次に戻る

 
●その他の雑感

 細野晴臣は「自分は効果音を作るのが好き」と言っていたので、“ライディーン”の蹄(ひづめ)の音は細野晴臣が作ったんだろうな、やはり。

 “インソムニア”と“キャスタリア”はよくわからない曲です。しんねりむっつりした曲調で、僕はちっとも好きではないのですが、熱心なYMOファンには強く支持している人がいるようです。

 “テクノポリス”の「TOKIO」と、沢田研二の楽曲“TOKIO”と、どっちが先かと言うので友達と盛り上がった思い出があります。その時は「YMOが先だろ!」と言っていたのですが、果たして正しかったのやら?。調べてみると…。
 沢田研二の“TOKIO”はアルバム『TOKIO』(1979年11月25日発売)からのシングルカット(1980年1月1日発売)。YMOの“テクノポリス”は当アルバム(1979年9月25日)が初出。若~っ干YMOのほうが早めではありますが…。それで優劣をつけるというのも大人げない話だよな。(^_^;
 僕も無邪気だったもんだよ。

■目次に戻る

 
●この頃のレア音源

 そんなにはありませんで、“テクノポリス”のシングル・バージョン(短く編集してあるっぽい)と、逆にロング・バージョンの“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”の2曲のみが僕の見つけられたものです。

Technopolis (Single Version) (坂本龍一) 3:53


Solid State Survivor (Long ver.) (Chris Mosdell / 高橋幸宏) 4:01


 いずれも、編集盤『UC YMO』からの音源です。探せばよそでも聴けるかもしれません。

■目次に戻る

 
●YMO再発情報

 YMOのSACDハイブリッドによる再発が着々と進んでいるようです。現時点で発売済みのものと、発売予定がわかっているものを載せておきます。(編集盤『NEUE TANZ』は通常CDです。)

イエロー・マジック・オーケストラ(2018年リマスタリング) Hybrid SACD
イエロー・マジック・オーケストラ(2018年リマスタリング) Hybrid SACD

イエロー・マジック・オーケストラ(US版)(2018年リマスタリング) Hybrid SACD
イエロー・マジック・オーケストラ(US版)(2018年リマスタリング) Hybrid SACD

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー(2018年リマスタリング) Hybrid SACD
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー(2018年リマスタリング) Hybrid SACD

パブリック・プレッシャー Hybrid SACD
パブリック・プレッシャー Hybrid SACD

増殖 Hybrid SACD
増殖 Hybrid SACD

【メーカー特典あり】BGM(ポスターF(B3サイズ)付) Hybrid SACD
【メーカー特典あり】BGM(ポスターF(B3サイズ)付) Hybrid SACD

【メーカー特典無し】BGM Hybrid SACD
BGM Hybrid SACD

【メーカー特典あり】テクノデリック(ポスターG(B3サイズ)付) Hybrid SACD
【メーカー特典あり】テクノデリック(ポスターG(B3サイズ)付) Hybrid SACD

【メーカー特典無し】テクノデリック Hybrid SACD
テクノデリック Hybrid SACD

【メーカー特典あり】 浮気なぼくら+浮気なぼくらインストゥルメンタル (ポスターH(B3サイズ)付)(2019/8/28発売)
【メーカー特典あり】 浮気なぼくら+浮気なぼくらインストゥルメンタル (ポスターH(B3サイズ)付)

【メーカー特典無し】 浮気なぼくら+浮気なぼくらインストゥルメンタル(2019/8/28発売)
浮気なぼくら+浮気なぼくらインストゥルメンタル

【メーカー特典あり】 サーヴィス (ポスターI(B3サイズ)付)(2019/8/28発売)
【メーカー特典あり】 サーヴィス (ポスターI(B3サイズ)付)

【メーカー特典無し】 サーヴィス(2019/8/28発売)
 サーヴィス

【メーカー特典あり】 アフター・サーヴィス (ポスターJ(B3サイズ)付)(2019/8/28発売)
【メーカー特典あり】 アフター・サーヴィス (ポスターJ(B3サイズ)付)

【メーカー特典無し】 アフター・サーヴィス(2019/8/28発売)
アフター・サーヴィス



NEUE TANZ
NEUE TANZ


 『アフター・サーヴィス』までの発売ということで、しっかり最終段階に来ましたね。ま、僕の日記では『アフター~』は採り上げないんですけど(笑)。その代わりに後発で出た『コンプリート・サーヴィス』を採り上げる予定で~す。

 と、ちょっと先走りましたが、次回は、有名なグリーク・シアターでのライヴ音源を聴いてみますぞよ。

■目次に戻る





■イエロー・マジック・オーケストラ日記一覧
 
 
 
 
関連記事
スポンサーサイト



テーマ : J−POP
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

実験鼠さん

 そこまで愛聴されていましたか。(^_^;
 僕はアルバム全体としてはファースト・アルバムのほうが好きです。「キャスタリア」のような謎(?)のだれた曲がない分、ぴしっとしまっていると思います。と言っても雰囲気としてはファーストのほうがのほほんとしていますけどね。

 「デイ・トリッパー」はやはりオーティスのヴァージョンが元ネタですよねぇ(笑)。
 この人達、基本的に当時の記憶は曖昧みたいですね、ライナーノーツとか読んでる感じだと(笑)。周辺の人たちのほうが発言に信憑性があります。(笑)

 高橋くん「イッツ・オール・トゥ・マッチ」ですか~。渋いところをツクなぁ(笑)。

No title

中学生の頃、『Solid State Survivor』を狂ったように聴き続けていましたが、その反動か、昨今では全く聴かなくなりましたねw わざわざ聴かなくとも、脳内で細部まで再生可能になってますので。
「インソムニア」はともかく、「キャスタリア」は自分も好きじゃなかったですねえ。何か薄気味悪くて。
「デイ・トリッパー」の元ネタはオーティス・レディングでしょうね。ウィルソン・ピケットは幸宏氏の記憶違いかと。
ちなみに幸宏氏はその後、自分のソロでジョージの曲「It's All Too Much」をカバーしてました。
プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR