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【音楽雑記】YMOの思い出とレココレの特集について。その他補足的雑感。

■目次
●ファースト・アルバムの思い出
●レココレのYMO特集
●ヘルパーさんと“ウォンテッド”
●ファースト・アルバムの頃のレア音源
●YMO再発情報
●今後のYMO日記の予定


 そんなわけで(どんなわけなんだ(^_^;)、YMO日記ですが、次のアルバムに行く前に、書き漏らしていたことが多少あるのと、雑誌レコード・コレクターズでのYMO特集に少々物申したい気持ちが重なって、こんな中途半端な日記を書くことにしました。
 例のごとく無駄に長文なんですけど(笑)、以前書いたことと重複する部分もあるんですけど、お気楽にお付き合いいただけば幸いです。



 
●ファースト・アルバムの思い出

 高校の時(1980年くらいだったはず)、YMOのファースト(国内盤)を部室でかけて皆に披露したことがありました。(何部だったかはナイショ(笑)。)
 『ソリッド・ステイト・サバイバー』とか『公的抑圧』なんかはもうベストセラーになっていて、YMOブームが巻き起こっていた頃なのですけれども、ファーストをまるごと通して聴いたという人は意外と少なかったようです。
 僕がYMOだと言わずにこのアルバムをかけると、「なんだ、この変なゲーム効果音のレコードは?」と言われました。
 それが聴いていくうちに、やがてリズムを刻みだし、高橋ユキヒロのドラムスが入ってくると、「おいおい、これ、ちゃんと音楽になっちゃってるじゃないか…!?」みたいな感じになって、そこから“ファイアー・クラッカー”のおなじみのイントロにつながると、「なんだ、YMOだったのか!」と言う感じで大いに盛り上がったのでした。

 あと、このアルバムの“コズミック・サーフィン”を聴いたS先輩が「やっぱり“コズミック・サーフィン”は『パブリック・プレッシャー』のバージョンに限るな」と言っていたのを、HYくんが「そうですかねぇ…」と受け流していたのが思い出されます。
 ココらへんは人それぞれで好みがありますよね。細野晴臣自身は『パブリック~』のバージョンが完成形、みたいなことを言ってましたけど。

国内盤ファースト(全曲)


 ファーストを聴くと、「そう言えばそんな事もあったなぁ」と、思い出すことがあります。
 よく、音楽を聴くと「初めてその曲を聴いたときの情景がありありと思い出される」なんていう話を聞きますけど、僕は基本的に音楽を聴いたときの情景とかは忘れていることが多いんですよね。
 このアルバムは数少ない例外と言えそうです。

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●レココレのYMO特集

 レコード・コレクターズの2019年2月号と3月号は、イエロー・マジック・オーケストラの特集でした。
 2月号の方はYMO本体の特集で、可もなく不可もなく、と言ったところなんですけど、3月号がいけない。「YMOファミリー」と称して、YMO関連音源をいろいろ紹介している(国内編で106枚、海外編で30枚)のですが、その中にYMOメンバーのソロを混ぜ込んでいます。

 これでは、メンバーのソロを網羅しているのかどうかわからず、大いに不満が残ります。メンバー・ソロの作品は独立して体系立てた項目を設(もう)けて欲しかったですね。
 昔のレココレは、そういった資料的な面を揺るがせにしていなかったのですけども、近頃はだいぶ変わり果ててしまったようです。orz

レコード・コレクターズ2019年2月号レコード・コレクターズ2019年3月号

 なお、挙げられた136枚のディスクの内、僕が持っているのは以下の6枚だけ。あとは未聴のものばかりなので、興味深いと言えば興味深いんですが、要は好みに合わないものばかり、と、言えなくもないです。…メンバーのソロはともかくとして。

加藤和彦/ベル・エキセントリックサディスティック・ミカ・バンド/天晴HIS/日本の人真鍋ちえみ/不思議・少女(+7)LOVE, PEACE & TRANCE/LOVE, PEACE & TRANCEポール・マッカートニー/マッカートニーII(デラックス・エディション)
 左上から右へ『加藤和彦/ベル・エキセントリック』『サディスティック・ミカ・バンド/天晴』『HIS/日本の人』『真鍋ちえみ/不思議・少女(+7)』『LOVE, PEACE & TRANCE/LOVE, PEACE & TRANCE』『ポール・マッカートニー/マッカートニーII』

 分かる人にはわかると思いますが、加藤和彦関連が多いです。(『ベル・エキセントリック』『天晴』『不思議・少女』。)
 細野晴臣関連も実は多いです。(『日本の人』『不思議・少女』『LOVE, PEACE & TRANCE』。)が、こちらはほぼ偶然。(^_^;
 真鍋ちえみは加藤和彦目当てで入手しましたし、『LOVE, PEACE & TRANCE』は、ボーカルの一人、遊佐未森が目当てでした。『HIS』は…気分です(笑)。

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●ヘルパーさんと“ウォンテッド”

 僕は障害者手帳を持っていて、その関係でヘルパーさんに来てもらっています。
 ヘルパーさんが働いている間、僕は自室でのんびりと音楽を聴いているのですが。

 ある日、YMOの紀伊国屋ライヴをかけていたとき、作業の終わったヘルパーさんが「ずいぶん懐かしげな音楽が流れていましたね?誰ですか」と訊いてきました。僕は、あ、この人もリアルタイムでYMOブームを体験した人なんだな、と思いこみ、「イエロー・マジック・オーケストラですよ」と告げたのですが…。

 後でよく考えたら、ヘルパーさんが反応したのは、この紀伊国屋ライヴで披露されたピンク・レディーの「ウォンテッド」ではなかったかと気づきました。…そうですねぇ、YMOのリアタイ世代はピンク・レディーのリアタイ世代でもありますよね~。(^_^;

ウォンテッド / イエロー・マジック・オーケストラ (『ライヴ・アット・紀伊国屋ホール1978』より)


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●ファースト・アルバムの頃のレア音源

 レア音源については、以前の日記でもまとめて紹介済みなのですが、そこでは一気呵成(いっきかせい)に記したので、消化不良になった人も多いかと思います。
 なので、今後、各アルバムを紹介しながら、同時期のレア音源を振り返っていこうと思います。ただし、僕が持っているもの限定です。(^_^;
 レココレの記事を見ると、僕が持っていないものが結構あることがわかりましたが、それらについては、僕の力不足で言及できませんことをお断りしておきます。

 今回はファーストの頃のレア音源を三曲だけ。初出などは以前の日記に書いてあるものを参照していただくと幸いです。(^_^;

Firecracker [SPECIAL DJ COPY] (Martin Denny) 4:54

 聴いてみると分かる通り、マスター・バージョンより、効果音的な音声が多いことがわかります。おそらく、アイデアを詰め込めるだけ詰め込んで録音して、最終的に取捨選択したのでしょう。…なんでこちらの音源が DJ COPY なのかは不明ですが…。

 
Tong Poo 東風 [SPECIAL DJ COPY] (坂本龍一) 6:09

 こちらも一聴して、効果音が多めのほか、吉田美奈子のボイスが入っているのが国内盤ファーストとの大きな違いです。“ファイアー・クラッカー”同様、アイデアを詰め込めるだけ詰め込んで、あとで取捨選択したのでしょう。なぜ国内盤で吉田美奈子のボイスが採用されなかったのかは大きな謎ですが…。

 
Behind The Mask (SEIKO Quartz CM Version) (坂本龍一) 2:14

 収録時期不明の音源。紀伊国屋ライヴでもすでに演っていたことから、曲自体はかなり早い段階でできていたと思われます。時計のCM用の音源で、坂本龍一いわく「すべて手弾き」とのこと。

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●YMO再発情報

 YMOのSACDハイブリッドによる再発が着々と進んでいるようです。現時点で発売済みのものと、発売予定がわかっているものを載せておきます。(編集盤『NEUE TANZ』は通常CDです。)

イエロー・マジック・オーケストラ(2018年リマスタリング) Hybrid SACD
イエロー・マジック・オーケストラ(2018年リマスタリング) Hybrid SACD

イエロー・マジック・オーケストラ(US版)(2018年リマスタリング) Hybrid SACD
イエロー・マジック・オーケストラ(US版)(2018年リマスタリング) Hybrid SACD

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー(2018年リマスタリング) Hybrid SACD
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー(2018年リマスタリング) Hybrid SACD

パブリック・プレッシャー Hybrid SACD
パブリック・プレッシャー Hybrid SACD

増殖 Hybrid SACD
増殖 Hybrid SACD

【メーカー特典あり】BGM(ポスターF(B3サイズ)付) Hybrid SACD (2019/5/29発売予定)
【メーカー特典あり】BGM(ポスターF(B3サイズ)付) Hybrid SACD

【メーカー特典あり】テクノデリック(ポスターG(B3サイズ)付) Hybrid SACD (2019/5/29発売予定)
【メーカー特典あり】テクノデリック(ポスターG(B3サイズ)付) Hybrid SACD

NEUE TANZ
NEUE TANZ

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●今後のYMO日記の予定

 紀伊国屋ライヴの日記のときに「次はグリーク・シアターの日記書くよ、順番では『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』のほうが先かもしれないんだけど」と言っていましたが、改心しまして(笑)、やはり『ソリッド~』の日記を先に書くことにします。
 早ければ今月末の日記にでも登場するはずですが、はてさて(笑)。

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■イエロー・マジック・オーケストラ日記一覧
 
 
 
 
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ミュウさん

 当時、僕は日本の音楽にしか目配りができていなかった事もあって、YMOは新しい!と、思っていました。
 なので当時の音楽評論家で「YMOに目新しいところはない」と言う人が多いのに違和感を覚えていたものです。
 ちゃんと洋楽を聴いていた人は、目新しさとは別の「本質的な面白さ」を感じていたのですね。
 YMOのオリエンタリズムは意図してそうしたというところもあるのかも知れませんが、自分たちのDNAに素直に向き合った結果だとも思えます。
 そー言えば、以前教授が、「似非オリエンタリズム」として喜○郎の名前を挙げているのを思い出しました(笑)。喜多○は○多郎で悪くないと思いますけどね。あんまり聴きませんけど。(^_^;

極めて日本的な音楽が世界に受けましたね

当時、YMOの音楽は決して先進的なものではなかったと思います。
こうした音楽は世界中で作られていたような気がします。
でも、日本人の独特のポップセンスを活かしたアレンジ力は他の国の
エレクトロサウンドとは一線を画してました。
メロディにもオリエンタリズムというかジャポニズムが溢れていて、
それも他の国のバンドが作れないものだったと思います。
何年たっても、飽きがこないというか風化しない彼らのサウンドは
日本の音楽の金字塔ですね。

No title

「スティング」が5月24日にセルフカバー新アルバム「マイ・ソングス」(ポリス時代&ソロ時代の名曲を最新アレンジ)を発表したので「ポリス」のデビュー(1978)から1980年にかけての名曲を特集しました。

実験鼠さん

 遊佐未森はひところ入れ込んでCD揃えてたんですけど、いつの間にか聴かなくなってしまいました。(^_^;

 “アクロバット”は、曲自体はなんてことないものですが、アルバムのコンセプト(お遊び的な意味での)としては重要な役割を果たしています。
 この曲で「ゲームオーバー」になったら、また最初の“コンピューター・ゲーム”に戻って「リプレイ」してね、と言う…。
 ピンク・フロイドの『ウォール』と同じような感じですね。YMOのほうがちょっとだけ先んじてますが。

 ゴダール3部作っていうのは、今世紀に入ってから買ったCDの解説か、同時期のレココレの特集(今年のでなく2003年のもの)で初めて知ったような気がします。言われてみれば発売当初はそういう話題は全然出てなかったような気がしますね。

No title

遊佐未森さん、可愛らしかったなあ、若い頃は・・・。

YMO、今となっては1STが一番好きですかねえ。最初にUS盤買ったんですが、US盤でカットされていた国内盤の最終曲「アクロバット」というのが、どんな曲なのか気になって、結局国内盤も買って・・・まだ中坊だったから、結構思い切った出費だったのに、聴いてみたら大した曲じゃなくてガックリきましたw

あとB面の主要3曲「東風」「中国女」「マッド・ピエロ」はゴダール3部作と言われている・・・というのを数年前に知ったのだが、当時そんなこと言われてたっけ?というのが疑問です。

星船さん

 洋楽にのめり込むと、「日本の音楽なんて!」っていう感じになるの、あるあるですよね。(^_^;

 僕が洋楽にのめり込むのはこれより少しあとになるのですが、やはり一度のめり込むと日本の音楽からは自然と遠のいてしまいましたね。

 YMOは日本のロックの黎明期から活動していた三人ですから、やはりそこんじょそこらの日本のミュージシャンとは格が違ったという感じがします。

 そのYMOをアゴで使って(笑)三部作を制作した加藤和彦みたいなツワモノもいましたが。(^_^;

No title

YMOが出てきたのは70年代の終わり頃でしたが、その頃は私は洋楽バリバリに聴いていた頃で、「日本の歌なんて!」と、良いながら、日本の歌を毛嫌いしていた時代でしたが(もちろん今は全然違います。その頃も良い歌沢山ありました)、その頃でもYMOは別格でした。よく聴きました。その頃の私の中ではYMOは日本のNo.1アーチストでした。

ローリングウエストさん

 『増殖』のスネークマンショーが割とひねった笑いだったのに対して、『サーヴィス』のスーパー・エクセントリック・シアターは、直球の笑い、と言う感じでしたね。

 個人的には、どっちも「ギャグいらんから音楽詰めろや」って思ってましたけど(笑)。

No title

1983年アルバム『サーヴィス』の「脅迫電話」は最高に好きでしたね~。YMOとスーパーエレクトリックシアターのコントが今でも笑えます。「クリップ食べろ」とか、「印鑑を鼻につめて、童謡『村祭り』を歌え」と脅されて銀行員が『村祭り』を、鼻声で朗々と歌う場面が大好きでした!
プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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