【CD聴く】シークレット・ポリスマンズ・コンサート / スティング、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ボブ・ゲルドフ、他
■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用(本文中でも引用していますが完全盤はこちらです)
●思い出のシークレット・ポリスマン
●スティングの「ロクさん」
●ジェフ・ベックとクラプトンのジョイント
●ボブ・ゲルドフの“アイ・ドント・ライク・マンデイズ”
●我、開放されるべき也
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
ジャケ画をクリックするとアマゾンのページが開くよ!。
1. ロクサーヌ(スティング) Sting - Roxanne 3:06
2. 孤独のメッセージ(同) Sting - Message In A Bottle 3:44
3. 哀しみの恋人たち(ジェフ・ベック&エリック・クラプトン) Jeff Beck & Eric Clapton - Cause We've Ended As Lovers 3:47
4. ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード(同) Jeff Beck & Eric Clapton - Further On Up The Road 4:46
5. クロスロード(同) Jeff Beck & Eric Clapton - Crossroads 4:15
6. 哀愁のマンディ(ボブ・ゲルドフ) Bob Geldof and Johnny Fingers - I Don't Like Mondays 4:54
7. 夜の囁き(フィル・コリンズ) Phil Collins - In The Air Tonight 5:10
8. 天を仰いで(同) Phil Collins - The Roof Is Leaking 3:34
9. ユニヴァーサル・ソルジャー(ドノヴァン) Donovan - The Universal Soldier 3:00
10. キャッチ・ザ・ウィンド(同) Donovan - Catch The Wind 2:32
11. アイ・シャル・ビー・リリースト(ザ・シークレット・ポリス) The Secret Police - I Shall Be Released 9:20
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●Youtube音源引用(本文中でも引用していますが完全盤はこちらです)
シークレット・ポリスマンズ・コンサート (音声のみ) / スティング、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ボブ・ゲルドフ、他
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●思い出のシークレット・ポリスマン
「シークレット・ポリスマンズ・コンサート」が何なのかは、各自ググって調べてください。再三言っていますが、僕は自分の日記を資料的な記述で汚すのが苦手なのです。ここでは、1981年に行われたチャリティ目的のコンサートであったということだけ述べておきます。
僕は最初、このアルバムから数曲をFM放送で聴いた後、しばらく経(た)ってからレーザ・ディスク・ヴィデオを購入。これは盤が擦り切れるんじゃないかと言うほど聴き込みました。いやまぁ、非接触の読み取り方式なので、実際には擦り切れたりはしないんですが、そこは察してよ。(^_^;
ヴィデオ盤は抜けている曲があったり、曲中をカットしていたりと、音源としては満足のいかないものでしたが、(そのかわり1979年の時に登場したピート・タウンゼントの演奏などが入っていたりします)程(ほど)なくして、輸入盤でCD化されます。それも盤が擦り切れるんじゃないかと以下略。1993年に国内盤CDが初めて発売され、解説などを読みたかった僕はそれを買いました。
今回はその国内盤を聴きながらの日記になります。レーザ・ディスクもまだ現役なので、必要に応じて映像も見ながら。
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●スティングの「ロクさん」
いきなり思い出話で恐縮ですが、僕が高校生の時のクラスメイトに、名前に数字の6が付いているからと言うので、「ロクさん」と呼ばれて親しまれていた男子がいました。
なので、ここでのスティングの“ロクサーヌ”がどうしても「ロクさ~ん」と呼んでいるように聞こえてしょうがなかった事を思い出します。
閑話休題。
ここでのスティングは電気ギター一本で弾き語りをして聴かせています。僕はこれを聴いた時点でオリジナルのザ・ポリスのヴァージョンを知りませんでした。(スティングがザ・ポリスのメンバーだというのは知っていたはずです。)後にザ・ポリスのオリジナル・ヴァージョンを聴いたときはちょっと感動したものです。
にもかかわらず、ここでの緊張感あふれるスティングの演奏から受ける感動は薄(うす)らぐことがありません。
今回のこの日記も、突発的にスティングのこの演奏を聴きたくなって、CD棚から引っ張り出して聴き、書きたくなったので書いている次第です。
ロクサーヌ / スティング
孤独のメッセージ / スティング
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●ジェフ・ベックとクラプトンのジョイント
このコンサートで最大の話題だったのは、ジェフ・ベックとエリック・クラプトンが共演したことでしょう。英国3大ギタリストとして有名な二人です。(あと一人はジミー・ペイジ。この三人を輩出したグループ、ヤードバーズは、それゆえにしばしば伝説的に語られますが、それゆえに非常に多く評価が限定的だったりします。)
多分、二人がそろって演奏したのはこのときが初めてではなかったかと思います。少なくともヤードバーズ時代は共演していなかったはず。
後にこの二人はアームズ・コンサートという、やはりチャリティのコンサートでジミー・ペイジとも共演しています。世間では「ヤードバーズ出身の三大ギタリストが揃い踏みした!」と言って騒いでいましたが、演奏の質で言えばこちらの二人のほうが上出来だと思います。(参考までに、ジェフとジミーはヤードバーズで共演済みです。)
最初の2曲ではお互いに牽制(けんせい)しあっている様子がうかがえますが、“クロスロード”ではなかなか白熱したギター・ソロをそれぞれ聴かせてくれています。
どっちがどっちと聞き分けられるほど耳が良くないのですが、多分左寄りがクラプトンで、右寄りがジェフ・ベックではないかと思うのですが、どうだろう?。(ビデオで見ると向かって左にジェフが、右にクラプトンがいるのでこの音盤の定位はちょっと不自然な気がします。)
哀しみの恋人たち~ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード / ジェフ・ベック&エリック・クラプトン →2:03から。そこまでは知らない人のくっちゃべりが収められています。
クロスロード(音声のみ) / ジェフ・ベック&エリック・クラプトン
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●ボブ・ゲルドフの“アイ・ドント・ライク・マンデイズ”
個人的にこのライヴの白眉はボブ・ゲルドフ(当時はブームタウン・ラッツのメンバーでリーダー)の歌う“哀愁のマンデイ”だと思っています。ピアノ一台だけの伴奏にもかかわらず、劇的に繰り広げられる演奏は実に感動的です。
僕は当初この歌が何について歌われているのか理解できずに、ネットであちこち調べたり、コミュニティで質問したりしたものです。「Lesson to the how to die」のような不穏な言葉が散りばめられていることから、少なくとも喜びを歌ったものではないことは理解していたのですが…。(「The silicon chipped inside her head」や「Daddy doesn't understand it, He always said she was good as gold」なども気になる表現でした。…後者は「ウチの子に限って…」と言う感じでしょうか。)
ここでは、ウィキペディアからの引用を記しておくにとどめます。
> 1979年1月29日月曜日にアメリカで発生した16歳の少女による銃乱
> 射事件がモチーフとなっている。犯行後に「どうしてこのような事
> 件を起こしたのか?」と訊かれた少女が「I don't like Mondays」
> と答えた事にちなむ。歌詞の内容もこの事件に着想して書かれたも
> のである。
先の「Lesson to the how to die」と歌った後の、ほんの少しの、しかし完全な無音状態のフェルマータが、その恐怖と悲しみを強く表していると思います。
これは、単に「アメリカの銃社会が起こした悲劇」で済ませられる事件ではなかったのではないでしょうか。そもそもなぜ少女は「月曜日が嫌い」だったのか?。…考えるべきことはたくさんあるのではないかと思います。少なくとも「日本は銃社会じゃないから関係ないよ」とは言えないでしょう。(ある調査によると日本での自殺率が最も高いのが月曜日の朝だそうです。)
そういった言いしれぬ不安を、ゲルドフは美しい旋律で綴(つづ)る事により、強く伝えようとしたのでしょう。
この曲も僕はこのライヴ・ヴィデオで初めて聴きました。かなり後になってブームタウン・ラッツのオリジナル・バージョンを聴きましたが、ここでの演奏ほどの感動はなかったです。
それにしても邦題はもう少し真摯なものにできなかったのでしょうか?。せめて“悲しみのマンデイ”くらいにしてくれれば…。なにがどう哀愁なんだか…。
アイ・ドント・ライク・マンデイズ / ボブ・ゲルドフ
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●我、開放されるべき也
ラストは、スティングを中心にオール・スター・キャストでボブ・ディラン作の“アイ・シャル・ビー・リリースト”(オリジナルはザ・バンドのファースト・アルバム『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』に収録)が演奏されます。いかにもスティングらしく、思いっきりレゲエ・ビートにアレンジされているのが微笑ましい。
とはいえ、演奏の質は「微笑ましい」などと言っていられないほど高く、単なるお祭りじゃないぞ、と言う気概を感じさせます。
スティングはここでもギターを持っていますが(本来は優秀なベーシスト)、まぁ、ほとんど弾いていないですね(笑)。ジェフとクラプトンがいるのになんで弾く必要があるの、って感じですし。ほぼリード・ボーカルに専念していて、コレがやはりカッコイイんだ!。
サビのキメのフレーズや歌詞を若干変えていますが、決して気まぐれで変えたのではないというのがわかる、強い意志を感じる演奏となっています。
アイ・シャル・ビー・リリースト(不完全版) / ザ・シークレット・ポリス
上記で引用した映像版では、ジェフらのアドリブが無残にカットされていますが、以下に引用した音声のみの引用では、ばっちり完全版が聴けますので、ぜひ、こちらも!。
アイ・シャル・ビー・リリースト(完全版、音声のみ) / ザ・シークレット・ポリス
久しぶりに聴いた&観たけど、やっぱこのライヴは質が高いわ。ドノヴァンやフィル・コリンズも出てるんだけど、それはまぁ、なんだ、僕的にはご愛嬌?、おまけ?。(ドノヴァンとコリンズのファンの方ごめんなさい。m(_ _)m)
…しかしまた、長々と書いてしまったなぁ(笑)。最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございます。m(_ _)m
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■ミュージシャン別日記一覧
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1. ロクサーヌ(スティング) Sting - Roxanne 3:06
2. 孤独のメッセージ(同) Sting - Message In A Bottle 3:44
3. 哀しみの恋人たち(ジェフ・ベック&エリック・クラプトン) Jeff Beck & Eric Clapton - Cause We've Ended As Lovers 3:47
4. ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード(同) Jeff Beck & Eric Clapton - Further On Up The Road 4:46
5. クロスロード(同) Jeff Beck & Eric Clapton - Crossroads 4:15
6. 哀愁のマンディ(ボブ・ゲルドフ) Bob Geldof and Johnny Fingers - I Don't Like Mondays 4:54
7. 夜の囁き(フィル・コリンズ) Phil Collins - In The Air Tonight 5:10
8. 天を仰いで(同) Phil Collins - The Roof Is Leaking 3:34
9. ユニヴァーサル・ソルジャー(ドノヴァン) Donovan - The Universal Soldier 3:00
10. キャッチ・ザ・ウィンド(同) Donovan - Catch The Wind 2:32
11. アイ・シャル・ビー・リリースト(ザ・シークレット・ポリス) The Secret Police - I Shall Be Released 9:20
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シークレット・ポリスマンズ・コンサート (音声のみ) / スティング、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ボブ・ゲルドフ、他
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「シークレット・ポリスマンズ・コンサート」が何なのかは、各自ググって調べてください。再三言っていますが、僕は自分の日記を資料的な記述で汚すのが苦手なのです。ここでは、1981年に行われたチャリティ目的のコンサートであったということだけ述べておきます。
僕は最初、このアルバムから数曲をFM放送で聴いた後、しばらく経(た)ってからレーザ・ディスク・ヴィデオを購入。これは盤が擦り切れるんじゃないかと言うほど聴き込みました。いやまぁ、非接触の読み取り方式なので、実際には擦り切れたりはしないんですが、そこは察してよ。(^_^;
ヴィデオ盤は抜けている曲があったり、曲中をカットしていたりと、音源としては満足のいかないものでしたが、(そのかわり1979年の時に登場したピート・タウンゼントの演奏などが入っていたりします)程(ほど)なくして、輸入盤でCD化されます。それも盤が擦り切れるんじゃないかと以下略。1993年に国内盤CDが初めて発売され、解説などを読みたかった僕はそれを買いました。
今回はその国内盤を聴きながらの日記になります。レーザ・ディスクもまだ現役なので、必要に応じて映像も見ながら。
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●スティングの「ロクさん」
いきなり思い出話で恐縮ですが、僕が高校生の時のクラスメイトに、名前に数字の6が付いているからと言うので、「ロクさん」と呼ばれて親しまれていた男子がいました。
なので、ここでのスティングの“ロクサーヌ”がどうしても「ロクさ~ん」と呼んでいるように聞こえてしょうがなかった事を思い出します。
閑話休題。
ここでのスティングは電気ギター一本で弾き語りをして聴かせています。僕はこれを聴いた時点でオリジナルのザ・ポリスのヴァージョンを知りませんでした。(スティングがザ・ポリスのメンバーだというのは知っていたはずです。)後にザ・ポリスのオリジナル・ヴァージョンを聴いたときはちょっと感動したものです。
にもかかわらず、ここでの緊張感あふれるスティングの演奏から受ける感動は薄(うす)らぐことがありません。
今回のこの日記も、突発的にスティングのこの演奏を聴きたくなって、CD棚から引っ張り出して聴き、書きたくなったので書いている次第です。
ロクサーヌ / スティング
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●ジェフ・ベックとクラプトンのジョイント
このコンサートで最大の話題だったのは、ジェフ・ベックとエリック・クラプトンが共演したことでしょう。英国3大ギタリストとして有名な二人です。(あと一人はジミー・ペイジ。この三人を輩出したグループ、ヤードバーズは、それゆえにしばしば伝説的に語られますが、それゆえに非常に多く評価が限定的だったりします。)
多分、二人がそろって演奏したのはこのときが初めてではなかったかと思います。少なくともヤードバーズ時代は共演していなかったはず。
後にこの二人はアームズ・コンサートという、やはりチャリティのコンサートでジミー・ペイジとも共演しています。世間では「ヤードバーズ出身の三大ギタリストが揃い踏みした!」と言って騒いでいましたが、演奏の質で言えばこちらの二人のほうが上出来だと思います。(参考までに、ジェフとジミーはヤードバーズで共演済みです。)
最初の2曲ではお互いに牽制(けんせい)しあっている様子がうかがえますが、“クロスロード”ではなかなか白熱したギター・ソロをそれぞれ聴かせてくれています。
どっちがどっちと聞き分けられるほど耳が良くないのですが、多分左寄りがクラプトンで、右寄りがジェフ・ベックではないかと思うのですが、どうだろう?。(ビデオで見ると向かって左にジェフが、右にクラプトンがいるのでこの音盤の定位はちょっと不自然な気がします。)
哀しみの恋人たち~ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード / ジェフ・ベック&エリック・クラプトン →2:03から。そこまでは知らない人のくっちゃべりが収められています。
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●ボブ・ゲルドフの“アイ・ドント・ライク・マンデイズ”
個人的にこのライヴの白眉はボブ・ゲルドフ(当時はブームタウン・ラッツのメンバーでリーダー)の歌う“哀愁のマンデイ”だと思っています。ピアノ一台だけの伴奏にもかかわらず、劇的に繰り広げられる演奏は実に感動的です。
僕は当初この歌が何について歌われているのか理解できずに、ネットであちこち調べたり、コミュニティで質問したりしたものです。「Lesson to the how to die」のような不穏な言葉が散りばめられていることから、少なくとも喜びを歌ったものではないことは理解していたのですが…。(「The silicon chipped inside her head」や「Daddy doesn't understand it, He always said she was good as gold」なども気になる表現でした。…後者は「ウチの子に限って…」と言う感じでしょうか。)
ここでは、ウィキペディアからの引用を記しておくにとどめます。
> 1979年1月29日月曜日にアメリカで発生した16歳の少女による銃乱
> 射事件がモチーフとなっている。犯行後に「どうしてこのような事
> 件を起こしたのか?」と訊かれた少女が「I don't like Mondays」
> と答えた事にちなむ。歌詞の内容もこの事件に着想して書かれたも
> のである。
先の「Lesson to the how to die」と歌った後の、ほんの少しの、しかし完全な無音状態のフェルマータが、その恐怖と悲しみを強く表していると思います。
これは、単に「アメリカの銃社会が起こした悲劇」で済ませられる事件ではなかったのではないでしょうか。そもそもなぜ少女は「月曜日が嫌い」だったのか?。…考えるべきことはたくさんあるのではないかと思います。少なくとも「日本は銃社会じゃないから関係ないよ」とは言えないでしょう。(ある調査によると日本での自殺率が最も高いのが月曜日の朝だそうです。)
そういった言いしれぬ不安を、ゲルドフは美しい旋律で綴(つづ)る事により、強く伝えようとしたのでしょう。
この曲も僕はこのライヴ・ヴィデオで初めて聴きました。かなり後になってブームタウン・ラッツのオリジナル・バージョンを聴きましたが、ここでの演奏ほどの感動はなかったです。
それにしても邦題はもう少し真摯なものにできなかったのでしょうか?。せめて“悲しみのマンデイ”くらいにしてくれれば…。なにがどう哀愁なんだか…。
アイ・ドント・ライク・マンデイズ / ボブ・ゲルドフ
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ラストは、スティングを中心にオール・スター・キャストでボブ・ディラン作の“アイ・シャル・ビー・リリースト”(オリジナルはザ・バンドのファースト・アルバム『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』に収録)が演奏されます。いかにもスティングらしく、思いっきりレゲエ・ビートにアレンジされているのが微笑ましい。
とはいえ、演奏の質は「微笑ましい」などと言っていられないほど高く、単なるお祭りじゃないぞ、と言う気概を感じさせます。
スティングはここでもギターを持っていますが(本来は優秀なベーシスト)、まぁ、ほとんど弾いていないですね(笑)。ジェフとクラプトンがいるのになんで弾く必要があるの、って感じですし。ほぼリード・ボーカルに専念していて、コレがやはりカッコイイんだ!。
サビのキメのフレーズや歌詞を若干変えていますが、決して気まぐれで変えたのではないというのがわかる、強い意志を感じる演奏となっています。
アイ・シャル・ビー・リリースト(不完全版) / ザ・シークレット・ポリス
上記で引用した映像版では、ジェフらのアドリブが無残にカットされていますが、以下に引用した音声のみの引用では、ばっちり完全版が聴けますので、ぜひ、こちらも!。
アイ・シャル・ビー・リリースト(完全版、音声のみ) / ザ・シークレット・ポリス
久しぶりに聴いた&観たけど、やっぱこのライヴは質が高いわ。ドノヴァンやフィル・コリンズも出てるんだけど、それはまぁ、なんだ、僕的にはご愛嬌?、おまけ?。(ドノヴァンとコリンズのファンの方ごめんなさい。m(_ _)m)
…しかしまた、長々と書いてしまったなぁ(笑)。最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございます。m(_ _)m
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