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【CD聴く】ジョニー・グリフィン / ア・ブローイング・セッション (リマスター、紙ジャケット仕様) #JohnnyGriffin #ABrowinSession

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●グリフィンは吹きまくりテナー?
●ソロ・オーダー
●三者三様のテナー・バトル



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ジョニー・グリフィン / ア・ブローイング・セッション (リマスター、紙ジャケット仕様)

1. 今宵の君は (MONO) The Way You Look Tonight (Kern, Fields) - 9:41
2. ボール・ベアリング (MONO) Ball Bearing (Griffin) - 8:11
3. オール・ザ・シングス・ユー・アー (MONO) All the Things You Are (Kern, Hammerstein) - 10:14
4. スモーク・スタック (MONO) Smoke Stack (Griffin) - 10:13


Personnel
Johnny Griffin — tenor saxophone
John Coltrane — tenor saxophone
Hank Mobley — tenor saxophone
Lee Morgan — trumpet
Wynton Kelly — piano
Paul Chambers — bass
Art Blakey — drums

Recorded April 8, 1957
Released October 1957

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●Youtube音源引用

A Blowin' Session / Johnny Griffin


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●グリフィンは吹きまくりテナー?

 まだジャズに詳しくない頃(今も詳しいわけではないですが、もっと詳しくなかった頃)、「グリフィンは吹きまくりのテナーである」と言うような言評を聴き、喜び勇んでジョニー・グリフィンのCDを購入したことがありました。その時は、「あれ、どこが吹きまくりなの?。おとなしいなぁ」と、もの足らなく感じたものでした。
 アレですね、「吹きまくり」と言うと、後期のコルトレーンみたいな、ヒステリックな轟音(ごうおん)を撒き散らすタイプだと思いこんでいたんですね。まぁ、ある意味、そういうのは解りやすいというか、情に訴えやすいのですよね。グリフィンにもそれを期待したわけですけど、ちょっと違っていたぞ、と。
 今ではそれはそれとして、グリフィンの演奏を楽しめるようになっていますけどね。そして、ジャズに詳しい人に言わせると、やはりグリフィンは「吹きまくり」なんだそうです。「どこらへんが?」と聞かれても、説明できるほど僕はジャズに詳しくないので困るんですけど。(^^ゞ

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●ソロ・オーダー

 ジャズの解説って、無駄にソロ・オーダー(ソロを取っている順番のことですね)を書きまくって字数を稼いでいるのが多くて、腹立たしいことが多いんですけど、この盤に関してはソロ・オーダー歓迎です。(^_^;
 と言うのも、なにしろ、テナー・サックスが三人もいるので、どれが誰だかわかりにくいこと(おびただ)しい。もちろん、「誰が吹いていたって、聴いて面白ければ良いんだろ」と言うものではあるのですが、そこはそれ。自分が気に入った奏者が何者なのかは、やっぱりわかったほうが良いじゃないですか。
 単にこの盤を聴く楽しみだけでなく、他の盤でも、メンバーを見た時に「あっ、僕、ハンク・モブレー好きなんだよな。温かみのある音色と、それにあったフレージングが良いよね」と言う、期待する楽しみというものが有るじゃないですか。それで、実際に聴いてみて、自分が思った通りの吹奏を聴かせてくれると、思わず(ほほ)(ゆる)むというものじゃないですか。
 なので、この盤は解説にソロ・オーダーがあってヨシ(笑)。

 と言う感じなので、ホーン奏者たちを中心としたソロの順番を記しておきます。括弧に記した開始タイムは僕の聴き取りによるものなので間違っているかもしれません。

1. 今宵の君は ジョニー・グリフィン-(3:29)リー・モーガン(トランペット)-(5:02)モブレー-(5:51)コルトレーン-(7:24)グリフィン&ブレイキー(ドラムス)(*)
2. ボール・ベアリング (0:45)コルトレーン-(2:01)モーガン-(3:16)グリフィン-(5:07)モブレー-(ウィントン・ケリー(ピアノ))
3. オール・ザ・シングス・ユー・アー グリフィン-(3:17)コルトレーン-(4:49)モーガン-(6:19)モブレー-(ケリー-ポール・チェンバース(ベース))-(9:16)グリフィン&ブレイキー(*)
4. スモーク・スタック グリフィン-(2:36)モーガン-(4:41)モブレー-(6:16)コルトレーン-(ケリー)

 (*)グリフィン&ブレイキー:ここは、ホーンとしてはグリフィンだけなのですけれども、ドラムスのアート・ブレイキーとのソロのやり取り(小節交換とか言うらしいです)がカッコイイので、ブレイキーの名前も載せておきました。

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●三者三様のテナー・バトル

 あと、僕の好きな曲“オール・ザ・シングス・ユー・アー”をかっこよく吹いてくれているので、コレもヨシ。メインの旋律(テーマ)をグリフィンが吹いた後、その流れで彼自身のソロに突入するのですが、とても勢いがあってカッコイイです。

 我が愛しのモブレーも快調そのもの。グリフィンとコルトレーンが吹きまくりのテナーなので、ゆったり吹くのが持ち味のモブレーは、ちょっと(おもむ)きが違うのですが、彼の持ち味をわかった上で聴けば、これはこれでいい感じなのです。逆に、速く吹きまくっている二人に対して、「もそっとのんびり行こうぜ」と語りかけているみたいで面白い。

 とまぁ、コルトレーンのことも「吹きまくりのテナー」と言うふうに書いたんですけど、ここでのトレーンは、まだおとなしい方ですね。僕の日記では再三「コルトレーンは1957年7月にモンクと一緒に共演している時に神の啓示を受けて奏法が大幅に変わった」と言う逸話を引用していますが、ここでの吹奏はそれより前ですね。だから良くないとか言うわけでは、もちろん、ないんですけれども。

 さて、正直、ボーッと聴いていると、どのサックスが誰の演奏かわからなくなってくるわけですが、逆に言えば、それだけ彼らの演奏が拮抗して、良いテンションになっているということだと思います。

 あと、あまり触れませんでしたが、サポート(なのかな?)のリー・モーガンのトランペットもテナーとテナーをつなぐ緩衝材にうまくなっています。ウィントン・ケリーのピアノも、テナー・バトルの勢いを殺すことなくノリまくっていますし。アート・ブレイキーのドラムスも、必殺ナイアガラ瀑布を織り交ぜながら、演奏の芯をうまく盛り立てていますね。

 …とまぁ、主役たちを聴いても良し、脇役たちを聴いても良し、の快調盤なのでありました。
 一応コルトレーンが参加しているんで、コルトレーン日記の一環としても良いところなんですけど、時系列的には時期を逃しちゃってますね。(^_^;
 そのつもりで書くんなら、セロニアス・モンクの『ヒムセルフ』とマル・ウォルドロンの『マル2』の間に挟まるべきだったんですけれどもね…。(^_^;
 まぁ、ゲスト参加の作品には目配りが行かないときもあるということで、許してちょんまげ。(^^ゞ

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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
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 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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