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【CD聴く】ロッド・スチュワート / スマイラー from ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ(5CD) #RodStewart #Smiler

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●フェイセス時代最後の傑作
●次回予告
●その他資料など


 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ロッド・スチュワート / スマイラー

1. スウィート・リトル・ロックン・ローラー - "Sweet Little Rock 'N' Roller" (Chuck Berry) - 3:42
2. ロッキンヴァー - "Lochinvar" (Pete Sears) - 0:24
3. 君に別離(わかれ)を - "Farewell" (Martin Quittenton, Rod Stewart) - 4:33
4. セイラー - "Sailor" (Rod Stewart, Ronnie Wood) - 3:34
5. 悲しき叫び/ユー・センド・ミー - "Bring It on Home to Me / You Send Me" (Sam Cooke) - 3:56
6. レット・ミー・ビー・ユア・カー - "Let Me Be Your Car" (Elton John, Bernie Taupin) - 4:57
7. ナチュラル・マン - "(You Make Me Feel Like) A Natural Man" (Gerry Goffin, Carole King, Jerry Wexler) - 3:53
8. ディキシー・トゥート - "Dixie Toot" (R. Stewart, R. Wood) - 3:26
9. ハード・ロード - "Hard Road" (Harry Vanda, George Young) - 4:26
10. アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス - "I've Grown Accustomed to Her Face" (Alan Jay Lerner, Frederick Loewe) - 1:31
11. 北国の少女 - "Girl from the North Country" (Bob Dylan) - 3:51
12. マイン・フォー・ミー - "Mine for Me" (Paul McCartney, Linda McCartney) - 4:00

2. 10.はインストゥルメンタル。

Personnel
Rod Stewart – vocals
Elton John – vocals, piano (on "Let Me Be Your Car")
Ronnie Wood – acoustic & electric guitar, bass
Paul McCartney – backing vocals (on "Mine for Me")
Pete Sears – piano, harpsichord, Celeste
Rick Grech – violin
Ray Jackson – mandolin
Ian McLagan – organ
The Memphis Horns
Irene Chanter – backing vocals
Ray Cooper – percussion
Spike Heatley – bass
Andy Newmark – drums
Dick Powell – violin
Martin Quittenton – acoustic guitar
Tropic Isles Steel Band – steel drums
Micky Waller – drums
Willie Weeks – bass
Kenney Jones – drums
Chris Barber's Jazz Band

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●Youtube音源引用

Smiler / Rod Stewart


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●フェイセス時代最後の傑作

 ロッドのフェイセス在籍時の最後のアルバムです。フェイセスのことやレコード契約上のゴタゴタのを物ともせず、出来は上々。

 一曲目の“スウィート・リトル・ロックン・ローラー”からノリノリで飛ばしてくれます。この曲は、フェイセスの英国でのラスト・コンサートのヴィデオでも披露していて、そこではキース・リチャード(ローリング・ストーンズのギタリスト)がゲストで参加していました。

 しっとりとした、歌なしの“ロッキンヴァー”は、ほとんど“君に別離(わかれ)を”の前奏曲のような流れで、ひとつながりに聴こえます。この曲に限ったことではないのですが、ロッドは本当に「じっくり聴かせる」のがうまいと思います。この次のアルバムでバラードの“セイリング”をヒットさせることを思うと、ここでのじっくりとした歌唱はなかなかに感慨深いものがあります。

 ロッド自身が曲作りに関わったもう二曲のオリジナル曲、“セイラー”と“ディキシー・トゥート”はいずれもノリの良いロックン・ロールとなっています。

 “Bring It on Home to Me”の邦題が“悲しき叫び”なのはアニマルズのせい(笑)。アニマルズのヒット曲“悲しき願い/Don't Let Me Be Misunderstood”が当たったので、続けてシングルで出された“Bring It on Home to Me”も「“悲しき”シリーズで行こう!」と、こういう邦題にされてしまったのであります。それがこのようにすっかり定着してしまったというわけですね。
 ロッドにしてみればそんな極東の小国のことなんぞどうでもいいわけで、ここでは、オリジナルのサム・クックへの敬意の念あふれる素晴らしい歌唱を聴かせています。繰り返しになりますが、ロッドは本当にこういうゆったり目の曲を演らせると、ジンと響いてきます。

 エルトン・ジョン(英国のシンガー・ソングライター、ピアニスト)が“レット・ミー・ビー・ユア・カー”を、ポール・マッカートニー(英国のシンガー・ソングライター、ベーシスト)が“マイン・フォー・ミー”を提供しています。前者ではエルトン自身もピアノなどで演奏に参加。ノリノリの楽曲で、エルトンのピアノも目立っています。ポールの方はしっとりしていて、アルバムの締めとしては申し分ない余韻を残しています。

 キャロル・キング作の“ナチュラル・マン”(オリジナルはアレサ・フランクリンの“(You Make Me Feel Like) A Natural Woman”)では、♪You make me feel like a ~の後、♪Natural Woman~となるべきところが、♪~Natural …man~、と歌っていて、この意味深な「…」の間が、なんとも言えず、続けて歌われる♪…man~も、なんというか、控えめというか、自信なさげと言うか、所在ない感じがします。
 これはこれで、いとおかしではありますが…。英語圏では、男が女人称で歌うとおかしい(その逆も)らしいので、こんな事になっているようですが、誰かこの悪しき風習を破ってくれんもんかね。この曲はやっぱり、♪Feel like a Natural Woman~、と歌ってくれないと締まらないですよ。このフレーズに至るまでの歌唱が堂々としているだけに残念ですね…!。

 かっこいい“ハード・ロード”が誰のオリジナルかはわかりませんでした。Harry Vanda, George Young は EASYBEATS と言う1960年代のオーストラリアのポップ(ロック?)・バンドのメンバーだった人のようです。あるいはロッドのために書き下ろした曲なのかもしれませんね。

 ディランの“北国の少女”の前で演奏される“アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス”も歌なしで、しっとりと聴かせます。本来は歌詞のある曲なのですが(ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の挿入曲)、あえてここでは歌なしにしていて、良い雰囲気を作っています。そして“北国の少女”は重ためのテンポでじっくり歌われており、これもロッドの本領発揮と言ったところ。フェイセス在籍時のソロ・アルバムでは必ずディランのレパートリーを採り上げていたロッドですが、これ以降はどうなっているのかな…。

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●次回予告

 と言う感じで、フェイセス関連のCDもいよいよ次回で最終回!。フェイセスのBOXセット『1970-1975:You Can Make Me Dance, Sing Or Anything』に付属していた、オリジナル・アルバム未収録のシングル曲などを集めたCD、『Stray Singles & B-Sides』です!。

 
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●その他資料など

■フェイセスとロッドの簡単な年表
1969/11(US) ロッド・スチュワート・アルバム / ロッド・スチュワート
1970/3 ファースト・ステップ
1970/6(US) ガソリン・アレイ / ロッド・スチュワート
1971/2 ロング・プレイヤー
1971/5(US) エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー / ロッド・スチュワート
1971/11/17 馬の耳に念仏
1972/6/21 ネヴァ・ア・ダル・モーメント / ロッド・スチュワート
1973/4 ウー・ラ・ラ
1973/8/10 シング・イット・アゲイン・ロッド / ロッド・スチュワート (編集アルバム)
1973/??/?? Pool Hall Richard (The Faces Single)
1974/1/10 ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ
1974/9/13 俺と仲間 / ロン・ウッド
1974/10/4 スマイラー / ロッド・スチュワート ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒今ココ。
1974/11/15 You Can Make Me Dance, Sing or Anything (Even Take the Dog for a Walk, Mend a Fuse, Fold Away the Ironing Board, or Any Other Domestic Shortcomings)(The Faces Single)


ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ (紙ジャケット仕様,6CD)
ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ(紙ジャケット仕様)/ロッド・スチュワート

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■フェイセス/ロッド・スチュワートの日記一覧




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非公開コメント

No title

>Beat Wolfさん

 エルトンにそんなこと言っていたんですか!。ていうか、このアルバムで共演したのは知ってましたけど、そんなに仲良かったんですね。(^^ゞ
 マドンナとの確執(なのかな?)も知らなくて…。なんとも恥ずかしい話です。(^_^;

No title

最近のニュースで
エルトン・ジョンの「ラスト・ツアー」発表に対し
「チケット売るための匂いがプンプンする」とツッコミを入れていましたが
気心の知れた友人だからマドンナのように険悪にはならないのでしょうね。(笑)

ロッドはエルトンやポールのようなテイストも柔軟に取り入れる所とか
個性と一般受けの自己プロデュースがとても巧みだと思います。
プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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