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【CD入手】コゾフ/カーク/テツ/ラビット (紙ジャケット仕様) #KossoffKirkeTetsuRabbit

■目次
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)
●Youtube音源
●『ローリングストーン・レコードガイド』
●アルバムの成り立ち
●楽曲ごとの印象
●何かが足りない?
■ザ・フリー/バッド・カンパニー日記一覧





 
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)

 ジャケ写をクリックするとAmazonの該当ページが開きます。
コゾフ/カーク/テツ/ラビット

1. ブルー・グラス "Blue Grass" (Bundrick) – 5:10
2. サミーズ・オールライト "Sammy's Alright" (Bundrick) – 4:08
3. アンナ "Anna" (Kirke) – 3:43
4. ジャスト・フォー・ザ・ボックス "Just for the Box" (Kossoff) – 3:33
5. ホールド・オン "Hold On" (Kirke, Kossoff) – 5:26
6. フールズ・ライフ "Fool's Life" (Bundrick) – 4:29
7. イエロー・ハウス "Yellow House" (Bundrick) – 3:26
8. ダイイング・ファイアー "Dying Fire" (Kirke) – 4:31
9. アイム・オン・ザ・ラン "I'm on the Run" (Bundrick) – 4:38
10. カラーズ "Colours" (Elliott Burgess, Kossoff) – 4:47

Personnel
Paul Kossoff – lead guitars, vocals on Colours
John "Rabbit" Bundrick – piano, electric piano, Mellotron, organ, vocals
Tetsu Yamauchi – bass guitar
Simon Kirke – drums, vocals
B.J. Cole – steel guitar on tracks 7 & 9

Produced by Paul Kossoff, Simon Kirke, Tetsu Yamauchi & John "Rabbit" Bundrick
Released 1972

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●Youtube音源

Kossoff/Kirke/Tetsu/Rabbit


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●『ローリングストーン・レコードガイド』

 さて、少し前の日記でザ・フリーの『ハイウェイ』をけなしまくった(と言うとちょっと大げさか)のですが、名(迷?)著『ローリングストーン・レコードガイド』を読み直すと、意外と評価が高くて(★5つ満点中★4つ)、自分の耳に自信が持てなくなっております。でもまぁ、あれだ、人の意見に左右されずに自分の耳を信じて書いたという点では自慢しても良いかもね(そうか?(^_^;)。
 さてその『ローリングストーン・レコードガイド』ですが、このアルバム『コゾフ/カーク/テツ/ラビット』については言及がありません。僕の探し方が悪いのかもしれないんですが、見つけられませんでした。もし読者諸氏で、この本にこのアルバムの項を見つけた方がいたら、紳士的に(ココ大事、いつも言っているけど)、もしくは淑女的に(コレも大事です)教えて頂ければ、不勉強な筆者としてはとても有難いです。m(_ _)m

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●アルバムの成り立ち

 このアルバムは、ザ・フリーが最初の解散をした後に制作されたものです。この解散(1971年5月9日)に乗じてザ・フリーの『ライヴ』が1971年の9月に発表されたことは以前の日記で書きました。でまぁ、1971年暮れにオリジナル・メンバーで復活して1972年6月に『アット・ラスト』が発売されます。「at last」は皆さんご存知のように「やっと/ついに」くらいの意味です。基本的に「良いこと」の時に使う言葉なので、「解散状態だったけど、やっと再始動したよ」と言う意味合いなんでしょうね。(なのになぜか日本の解説書では「紛らわしいがラスト・アルバムではない」と言う解説が枕詞(まくらことば)みたいに書かれている…。orz)

 まぁ、『アット・ラスト』のことはいずれまた別の日記で述べるとしまして。この『コゾフ/カーク/テツ/ラビット』は1972年の4月に発売されています。なので、『アット・ラスト』よりはちょっと早いだけなんですね。録音日時の詳しい資料が無いのでよくわからないんですけど、多分アルバムそのものは1971年中には完成していたのではないかと。CDのコピーライト年を見ても1971年となっていますし。(アナログでも同じじゃないかと思います。)ザ・フリーの復帰作と相前後(あいぜんご)して発表されたために、割を食っちゃったかな、と言う感じはありますね。

 このアルバムのメンバーは、ザ・フリーからギターのポール・コゾフとドラムスのサイモン・カークが参加。その他はキーボードのジョン・バンデリック(通称ラビット)、ベースの山内テツです。これにポール・ロジャースのヴォーカルを加えたら、あら不思議(でもないけど(^_^;)、『ハートブレイカー』期のザ・フリーになります。
 と言う感じで、ここにいるメンバーは後のザ・フリーのラスト・アルバム『ハートブレイカー』において重要な役割をはたすのですが、それはまぁ、また別の話です。山内とラビットがコゾフらと合流した経緯は詳しくは書きません(面倒くさいから(^_^;)が、ラビットは以前からザ・フリーと一緒に演りたがっていて、山内はザ・フリーが来日したときにメンバーらと気が合ったようです。

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●楽曲ごとの印象

 で、このアルバム。
 冒頭からコゾフのギターはよく泣いておりまして、ここらへんはザ・フリーのファンにもアピールするところかな、と。
 “ブルー・グラス”の重たい始まりは、まるでザ・フリーの新譜のようではないですか。
 次の“サミーズ・オールライト”はやや明るめですが、ここでもコゾフのギターはよく泣いております。
 “アンナ”は後にバッド・カンパニーの『ストレイト・シューター』でも採り上げられているナンバー。明るめのバラードで、「ザ・フリーとはちょっと違うところを見せてやるぜ」とでも言わんばかりのカークの作品。
 コゾフが作った“ジャスト・フォー・ザ・ボックス”は、カークとは逆に「俺はザ・フリーを続けたかったんだよう」とでも言わんばかりのマイナー・キーのインスト・ナンバー。
 その二人が共作した“ホールド・オン”は、明るめに始まりながらも時おり影のさすバラード。終結部ではやはりコゾフのギターがうなりまくる。
 “フールズ・ライフ”も重たい楽曲。ここらへん、ザ・フリーと一緒に演りたかったと言うラビットの怨念(笑)みたいなものを感じます。
 “イエロー・ハウス”は明るめながらしっとりしたバラード。B.J. Cole のスティール・ギターのスライド・プレイがいい味出してる。
 “ダイイング・ファイアー”もしっとりした曲です。サイモン・カークはこう言うバラードを書くのが好きなのかな?、と言う感じですね。
 “アイム・オン・ザ・ラン”も概ねここまでの重ためな世界観を背負っています。この曲では再びB.J. Cole のスティール・スライドが登場。後半ではコゾフのギターと(つば)迫り合い(と言うと大げさだけど)を繰り広げます。
 ラスト・ナンバーの“カラーズ”ではコゾフがヴォーカルも担当。上手い下手はよくわからないけど、味のあるギターはここでも健在。

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●何かが足りない?

 で、アルバムとしての評価なんですが。

 全体的に、「ザ・フリーみたいなことやりたいんだけどやりきれない」みたいな感じがします。それで中途半端な感じがする、と言うよりは、楽曲の出来がちょっといまいちなぁ。僕の好みからするともう少しキャッチーな方が好みなんだけど、という気がしちゃう。もちろん、キャッチーでなくても胸に迫ってくる音楽も有るのは知っているけど、彼らの音はそこまでじゃないような気が。

 と、ここまで書いて、Amazonのレビューとか見てみたら、結構()められていて驚いた。と同時に「ヴォーカルが弱い」と言う評価が多いのにもちょっと驚いた。みんなそんなにポール・ロジャースの歌唱が好きかよ。俺は別に彼が嫌いと言うわけじゃないんだけど、でも、ここでのカークとラビットのヴォーカルが足を引っ張っているとは微塵(みじん)も思わないぜ。演奏の善し悪し、歌唱の良し悪しと言った個々のピースじゃないんだよ。全体から(かも)し出される何かが、う~ん。足りないような気がするんだよなぁ。さっきは楽曲が好みじゃないとは書いたけど、やはりそう言った「部品」の問題ではないような気がする。

 上手く言えないんだけど、「何かが足りない」。

 無い知恵絞って耳かっぽじって聴きまくって、考えたんだけど、やっぱりわからない。ザ・フリーには在って、ここにはない何か。それは何だったんだろう?。

 その足りないものは『アット・ラスト』で取り戻せたのでしょうか?。そして、ポール・ロジャースの存在の有無だけが違う『ハートブレイカー』はどうだったのでしょう?。それはこれから聴き込んで行けば分かるのかなぁ…。自信ない(笑)。

 と言う感じで、次回のザ・フリー日記では、ザ・フリー復活作の『アット・ラスト』を聴いてみます。


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■ザ・フリー/バッド・カンパニー日記一覧



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テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

Re: No title

ローリングウエストさん

 たしかに“オール・ライト・ナウ”はカッチョいい!、ですよね!。バドカンの“キャント・ゲット・イナフ”もやはりヒットしただけあってカッコイイです!。
 関東は連日雪が大変みたいですね。僕が住んでいる広島南部はほとんど雪がふらないので、快適な引きこもり生活(笑)を過ごしております。
 インフルエンザは過去最高の羅患数のようですね…。ローリングウエストさんもくれぐれもお身体にはお気をつけてください。

No title

フリーはやはり「オールライトナウ」ですね!ここからバッドカンパニーの流れも大好きです。毎日寒いですね~!関東は昨夜から雪が降り今朝の出勤は一体どうなるのやら・・と心配しましたが何とか大丈夫そうです。インフルもはやっているようですのでお気を付けください。小生の職場では4~5人インフル出勤停止になっております。
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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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