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【CD入手】キング・クリムゾン / 太陽と戦慄 ~40周年記念エディション(紙ジャケ,+DVDA) #KingCrimson #LarksTonguesInAspic


キング・クリムゾン / 太陽と戦慄 ~40周年記念エディション



Larks' Tongues In Aspic / King Crimson


 ※著作権者の監視が厳しいため、オリジナル・アルバムの音源は数日で削除される可能性があります。聴くなら急いで!。


Larks' Tongues In Aspic (Alternate Takes and Mixes) / King Crimson





(CD)
1. Larks' Tongues in Aspic, Part One (instrumental) 太陽と戦慄 パートI
(David Cross, Robert Fripp, John Wetton, Bill Bruford, Jamie Muir) 13:36
2. Book of Saturday 土曜日の本 (Fripp, Wetton, Richard Palmer-James) 2:53
3. Exiles 放浪者 (Cross, Fripp, Wetton, Palmer-James) 7:40

4. Easy Money (Fripp, Wetton, Palmer-James) 7:54
5. The Talking Drum (instrumental) (Cross, Fripp, Wetton, Bruford, Muir) 7:26
6. Larks' Tongues in Aspic, Part Two (instrumental) 太陽と戦慄 パートII (Fripp) 7:07

Alternate Takes and Mixes / King Crimson
7. Larks' Tongues in Aspic, Part One [Alternative mix] 11:14
8. Book of Saturday [Alternative take] 2:56
9. The Talking Drum [Alternative mix] 6:58

(DVD-Audio)※ボーナス・トラックのみ表記
1. Larks' Tongues in Aspic, Part One [Alternative mix] 11:14
2. Book of Saturday [Alternative take] 2:56
3. Exiles [Alternative Mix] 7:48
4. Easy Money [Jamie Muir Solo] 7:26
5. The Talking Drum [Alternative mix] 6:58
6. Larks' Tongues In Aspic, Part Two [Alternative Mix] 7:03
7. Easy Money [Alternative Take] 7:27

King Crimson
Robert Fripp - guitars, Mellotron, electric piano, devices
John Wetton - bass, vocals, piano on "Exiles"
Bill Bruford - drums
David Cross - violin, viola, Mellotron, electric piano, flute on "Exiles"
Jamie Muir - percussion, allsorts

Released 23 March 1973
Recorded January - February 1973


 あぁ、言ったとも。「『アースバウンド』は一ヶ月しか聴いてないからろくな感想が書けないが、『太陽と戦慄』は三ヶ月聴き込んでいるから違うだろう」と。
 今ではその言葉を後悔している。その日記を公開する前にその行を削除するべきだったと。

 これほどの傑作を前に、凡人が紡げる言葉などありはしなかったのだ。

 タイトル曲“太陽と戦慄パートI”での、静寂の中から鳴り響くマリンバの強力な緊張感を感じた瞬間から言葉を失う。おそらくジェイミー・ミューアが操っているであろう打楽器群が構成するその静かな導入部から、やがて、おそらくはデイヴィッド・クロスが弾いているのであろう弦楽器を模したメロトロンと、ロバート・フリップの歪んだギターがフェイド・インしてきて、あの暴力的なリフレインをかき鳴らす時、人は言葉だけでなく、心も見失う。
 …アカン。

 いやもう、まじめに書くの5、6行ぐらいが限界やわ(笑)。もう、とりあえず、まともな言葉でこの傑作アルバムの感想をかける筆力が僕にはない言うことで、ここからはお気楽な気持ちでついて来てんか。

 前作『アイランズ』発表後、クリムゾンはなんとかツアーに出るものの、程なくして解散状態になります。ココらへんの事情は僕はよく知らないし、あまり興味もないのだけれども、ともかく、ロバート・フリップは新規まき直しを図ることになります。選択肢としてはクリムゾンの名前を捨てる、と言う手もあったと思うのだけれども、結局そうはしなかった。お抱え詩人をピート・シンフィールドからリチャード・パーマー=ジェイムスに変更して、もちろん演奏メンバーも一新して、新たなクリムゾンを構築しました。

 「静」と「動」を併せ持つという、キング・クリムゾンの本質は変わっていないようにも見えるんだけど、それまでとは、なにか、一線を画しているような気がします。具体的に何なのかは言葉に出来ないのですが。ここから『レッド』までの三作を三部作のように捉えているファンは僕も含めて多いでしょうし、その中心にビル・ブラフォードのドラムスと、ジョン・ウェットンのヴォーカル&ベースを置くのも間違いではないと思います。打楽器を受け持ったジェイミー・ミューアは残念ながら本作の録音後に脱退してしまうのですが、ヴァイオリンのデイヴィッド・クロスは、最終的にはゲストの形になりながらも『レッド』までバンドに関わることになります。

 僕は、近年のフリップが標榜(ひょうぼう)している「ヌーヴォ・メタル」なるものの原型が、このアルバムにあるのではないか、という気がしています。特にタイトル曲のパートIIや、“イージー・マネー”にその面が顕著ではないかと。これがやがては真正のラスト・アルバムとなる『レッド』の金属的なタイトル曲に繋がるのではないでしょうか。

 一方で、“土曜日の本”や“放浪者”のような情緒的な側面も擁(よう)しており、これは、同じく『レッド』のラスト・ナンバー、壮大な“スターレス”に繋がったのではないかと。

 タイトル曲のパートIは、入り組んだ構成の楽曲です。個人的には勢い一発のパートIIのほうが好みなのですが、フリップ的にはあえてコチラをアルバムの一曲目に持ってきたということで、パートIの方が愛着が有ったのかも。緻密なパートIと勢いのパートII。両者の対比が中々興味深いですね。パートIはライヴでの再現が難しかったのでしょう、この時期のライヴではパートIIばかり採り上げられていました。近年のライヴではテクノロジカルな問題が解決したのか、むしろパートIを積極的に取り上げているようですね。

 “トーキング・ドラム”は独立した曲というよりは、“太陽と戦慄 パートII”のための長い序章という感じがします。なので、CDのボートラがこの曲で終わっちゃうのは、大いに消化不良ですね。

 そのボーナス・マテリアルは、ミックス違いがほとんどで、イマイチ面白みがありません。ですがその中でユニークなのは“Easy Money [Jamie Muir Solo]”です。これは、ジェイミー・ミューアの打楽器のみを取り出したミックスになっています。他の楽器は全く聞こえません。ミューアが一人でポコポコ打楽器を叩いています。何度も繰り返して聴くようなトラックではないという気もしますが、これでわかったことも色々あって、興味深いトラックになっています。“イージー・マネー”の途中で「うゎはははは」と言う笑い声が聞こえるのですが、それがミューアのものであったことがこれで判明!。(だからどうした、というような話では有りますが。)
 僕のようなへなちょこなリスナーもそれなりに楽しめたので、このトラックを聴きながら“イージー・マネー”の全音を頭のなかで鳴らせるような人にはたまらない音源なのではないでしょうか。

 フリップ的には、ブラフォードとウェットンという強靭な筋骨を得た重要な作品となりました。その勢いで『暗黒の世界』、そして『レッド』まで疾走していくのですが、まさかそこで歩みを止めることになろうとは…、フリップ自身も予期していなかったのではないでしょうか。

 なお、アルバムタイトルですが、僕は"ASPIC"が辞書に載っていないので、長年謎だったのですが、ググったら一発で分かりました。(^_^;「肉汁から作るゼリー」だそうです。フランス料理での煮こごりみたいなもののようですね。なので、アルバムタイトルは、「肉汁から作るゼリーの中の雲雀(ひばり)の舌」ということになります。これでもなんのこっちゃですが。(^_^; 邦題の『太陽と戦慄』は、アルバム・ジャケットのイメージからつけたんでしょうね~。原題とは縁もゆかりもない。やってくれちゃったね、当時のディレクターさん。(^_^;



■キング・クリムゾン日記一覧



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