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【CD入手】ポール・マッカートニー / ポール・マッカートニー 【デラックス・エディション】(2CD) #PaulMcCartney #McCartney


ポール・マッカートニー / マッカートニー





ディスク:1
1. ラヴリー・リンダ The Lovely Linda 0:43
2. きっと何かが待っている That Would Be Something 2:38
3. バレンタイン・デイ Valentine Day 1:39 *
4. エヴリナイト Every Night 2:31
5. 燃ゆる太陽の如く / グラシズ Hot As Sun / Glasses 2:05 *
6. ジャンク Junk 1:54
7. 男はとっても寂しいもの  Man We Was Lonely 2:56

8. ウー・ユー Oo You 2:48
9. ママ・ミス・アメリカ Momma Miss America 4:04 *
10. テディ・ボーイ Teddy Boy 2:22
11. シンガロング・ジャンク Singalong Junk 2:34 *
12. 恋することのもどかしさ Maybe I’m Amazed 3:53
13. クリーン・アクロア Kreen-Akrore 4:15 *

ディスク:2
1. スーサイド(アウトテイク) Suicide [Out-take] 2:48
2. 恋することのもどかしさ(フロム・ワン・ハンド・クラッピング) Maybe I’m Amazed [From One Hand Clapping(1974-75)] 4:53
3. エヴリナイト(ライヴ・アット・グラスゴー1979)  Every Night [Live At Glasgow, 1979] 4:30
4. 燃ゆる太陽の如く(ライヴ・アット・グラスゴー1979)  Hot As Sun [Live At Glasgow, 1979] 2:27 *
5. 恋することのもどかしさ(ライヴ・アット・グラスゴー1979)  Maybe I’m Amazed [Live At Glasgow, 1979] 5:11
6. ドント・クライ・ベイビー(アウトテイク) Don’t Cry Baby [Out-take] 3:07 *
7. ウーマン・カインド(デモ) Women Kind (Demo) [Mono] 2:09

All songs written by Paul McCartney.
* are instrumental.

Personnel

Paul McCartney - vocals, acoustic and electric guitars, bass, drums, piano, organ, percussion, Mellotron, toy xylophone, effects, backing vocals
Linda McCartney - harmony and backing vocals

Released 17 April 1970 (UK), 20 April 1970 (US)
Recorded December 1969-February 1970



 ポール初のソロアルバムです。
 他のビートルズ・メンバーが、ビートルズ在籍中に肩慣らし的な(?)プロジェクトをやっていた(特にジョンとジョージ)のに対し、ポールはガチでこれが初ソロなのです。
 基本的にポール一人の多重録音で、家内制手工業の味わいがあります。なぜゲストミュージシャンを迎えて本格的な音作りをしなかったのかは分かりませんが、確かにこれはこれで味があります。トッド・ラングレンもまっつぁお…とまでは言いませんが…。まぁ、順番的に言えばトッドのほうがポールのこのアルバムに影響を受けたとかのほうがありそうだけど。トッドが1stソロの『ラント』を出すのが1970年6月なので、時期的には微妙かな。
 まぁ、そういうことを踏まえて、ビートルズ後期からの、メンバーたちが本格的な1stソロを出し終えるまでの大まかなディスコグラフィを抑えておきましょう。あくまでも大まかなものなので、マニアックなツッコミをしたい人は、優しい言葉でお願いします。(^_^;

『アルバム』“シングル”
1968年11月 1日『不思議の壁』ジョージ・ハリスン
1968年11月22日『ザ・ビートルズ』(ホワイト・アルバム)ビートルズ
1968年11月29日『未完成作品第1番 トゥー・ヴァージンズ』ジョン・レノンとヨーコ・オノ
1969年 1月17日『イエロー・サブマリン』ビートルズ
1969年 5月 9日『未完成作品第2番 ライフ・ウィズ・ザ・ライオンズ』ジョン・レノンとヨーコ・オノ
1969年 5月 9日『電子音楽の世界』ジョージ・ハリスン
1969年 7月 4日“平和を我等に”ジョン・レノン
1969年 9月26日『アビイ・ロード』ビートルズ
1969年10月20日“冷たい七面鳥”ジョン・レノン
1969年11月 7日『ウェディング・アルバム』ジョン・レノンとヨーコ・オノ
1969年12月12日『ライヴ・ピース・イン・トロント』ジョン・レノン
1970年 2月 6日“インスタント・カーマ”ジョン・レノン
1970年 3月27日『センチメンタル・ジャーニー』リンゴ・スター
1970年 4月10日 ポールのビートルズ脱退宣言を含む質疑表(日本語訳)を添えて『マッカートニー』サンプル版をマスコミに配布
1970年 4月17日『マッカートニー』ポール・マッカートニー
1970年 5月08日『レット・イット・ビー』ビートルズ
1970年 9月25日『カントリー・アルバム』リンゴ・スター
1970年11月27日『オール・シングス・マスト・パス』ジョージ・ハリスン
1970年12月11日『ジョンの魂』ジョン・レノン

 ファンには先刻承知のことだと思うが、ビートルズで一番最初にソロ活動をしたのはジョージでした。それについで、ジョンとヨーコとなります。ソロ活動が活発になったのは、自分たちのレコード会社アップルを立ち上げたことも関係しているのかもしれません。ポールは一番「奥手」で、リンゴよりも後にソロ・アルバムを出した順番になります。しかし、そこはポール、どでかい爆弾「ビートルズ脱退宣言」を手土産にソロを発表します。ジョン・レノンとしてはこれは出し抜かれた気持ちになったようで、なにせ、彼は『アビイ・ロード』発売直前に、メンバーなどの身内に「俺はビートルズを辞める」と宣言。時のマネージャー、アラン・クライン(悪名高いアイツですね)によって公表を伏せられるという出来事がありました。ジョンにしてみれば、「俺が最初に辞めたのに」と言う思いがあってもおかしくはありません。「ポールはNo.1のPRマンだ」と皮肉を言ったとか言わなかったとか。また、クラインからは、『レット・イット・ビー』の発売を控えているので、ポールのソロは後回しにするように要請されたようですが、ポールは強硬に突っぱねて、ご覧のように『レット~』よりも先のリリースとなりました。

 まぁ、そんなゴタゴタの中で発売されたこのアルバム、そういったことを抜きにしても、なかなか評価が難しい物になっています。ポールらしいメロディの美しさはそこかしこに聴かれます。しかし、あくまで「そこかしこ」であって、「この一点」にうまく収斂(しゅうれん)してくれません。それはやはり、お遊び風のインストが間に挟まっているからではないでしょうか。こういうのを世間では「散漫な作品」と呼ぶのかもしれないです。
 歌入りのトラックだけでミニ・アルバム、という発想はなかったのかな。まぁ、『マジカル・ミステリー・ツアー』を二枚組EPで出すのがせいぜいだったくらいだもんな。
 それでもファンにしてみれば、歌もので聴かれるポールならではのほのぼのした味わい(と言って良いのか?)に一縷(いちる)の慰めを感じていたことでしょう。ビートルズ解散騒動のギスギスした嫌な感じはこのレコードでは感じられず、後に発表された『ジョンの魂』が高らかに「ビートルズ否定」宣言をしていたのとは対照的です。
 お遊び風のインストも、その気になって聴いてみればそれなりに味はあるのですが、やはりこのアルバムは“ジャンク”“恋することのもどかしさ”を中心に楽しむアルバムでしょう。特に“恋することのもどかしさ”。まさかアルバムのラストから二番目という位置に目玉曲が置かれているとは、当時のファンは想定していなかったでしょう。その驚きに肩透かしを食らわすように、再びインスト曲で幕を閉じるのですが。
 それにしても、このデラックス・エディション、“恋することのもどかしさ”を推しすぎではないか?(笑)。ボーナス・トラックを収録したディスク2では、同曲が二回も出てきます。“ジャンク”は全然出てこない(笑)。本編でインスト版の“シンガロング・ジャンク”を演ってるのでそれで満足したのか?。なんともバランスが悪い気がしますね。“テディ・ボーイ”はビートルズ版が『アンソロジー Vol.3』で聴けますが、そこでは“ジャンク”も演っています。僕はそっちを先に聴いていたのですが、こうしてポールのソロで聴くと、さすがに正式に発表されたものだけあって、こちらの方が良いですね。
 “スーサイド”は本編の“燃ゆる太陽の如く / グラシズ”のエンディングにちらっと出てくる曲。シナトラに書き送ったそうですが、「自殺」と言うタイトルから、シナトラはまじめに取り合わなかったそうです。内容は…ディスク2の歌詞は付属してないので、知らない(笑)。知りたい人は、ネットでちょっと引いてみれば、一応英語詞や日本語解説も出てくるので、自分で調べてみてちょ。(^^ゞ
 続いて、未発表の映像作品「ワン・ハンド・クラッピング」からの音源で“恋することのもどかしさ”。え~と、1970年の作品のボートラに1974-5年ころの音源をぶち込むのはどういう了見?。(^_^; さらに次の三曲は1979年と、更に時代が下った音源になっています。こー言う「ちょろ出し」はやめて欲しかったな~。「ワン・ハンド・クラッピング」、「グラスゴゥ・ライヴ」、それぞれでまとまった作品として出して欲しかったです。てか、アーカイヴ・プロジェクトの締めくくりに出そうとか思ってんじゃないだろうな、ポール?。そんなやり方は誰も喜ばないぞ、レコード会社以外は。
 “ドント・クライ・ベイビー”は、本編の“ウー・ユー”の元歌。つってもインストですが(笑)。“ウーマン・カインド”は純粋な未発表曲。

 と言う感じで、ポールの記念すべき第一作目のソロは、好きな人は好きだけど、そうでもない人にはそうでもないという、評価のわかれるものとなりました。なんか、ビートルズのデビュー曲がカスみたいな“ラヴ・ミー・ドゥ”だったのを思い起こさせるな(笑)。(すげぇ、俺、今、全世界のビートルズ・ファンを敵に回したぞ(笑)。)


■ポール・マッカートニー日記一覧





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