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【CD聴く】オーティス・レディング / Complete & Unbelievable: The Otis Redding Dictionary of Soul #OtisRedding #DictionaryOfSoul

Otis Redding  5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SETOtis Redding 5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET
(2010/02/27)
Otis Redding(オーティス・レディング)

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ORIGINAL ALBUM SERIES (5CD Import.)


ソウル辞典ソウル辞典(Stereo)
(1989/02/23)
オーティス・レディング

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ソウル辞典ソウル辞典(Mono)
(2012/10/03)
オーティス・レディング

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Complete & Unbelievable: The Otis Redding Dictionary of Soul (1966)
(Stereo)
1. Fa-Fa-Fa-Fa-Fa [Sad Song] (Steve Cropper, Otis Redding) 2:40
2. I'm Sick Y'All (Steve Cropper, David Porter, Redding) 2:50
3. Tennessee Waltz (Pee Wee King, Redd Stewart) 2:51
4. Sweet Lorene (Isaac Hayes, Alvertis Isbell, Redding) 2:31
5. Try A Little Tenderness (Jimmy Campbell, Reginald Connelly, Harry M. Woods) 3:49
6. Day Tripper (Lennon & McCartney) 2:46

7. My Lover's Prayer (Redding) 3:13
8. She Put The Hurt On Me (Redding) 2:33
9. Ton Of Joy (Redding) 2:44
10. You're Still My Baby (Chuck Willis) 3:38
11. Hawg For You (Redding) 3:25
12. Love Have Mercy (David Porter & Isaac Hayes) 2:26

(mono)
1. Fa-Fa-Fa-Fa-Fa [Sad Song] (Redding & Cropper) 2:57
2. I'm Sick Y'All (Redding, Cropper & Porter) 2:57
3. Tennessee Waltz (Stewart & King) 2:57
4. Sweet Lorene (Redding, Hayes & Isbell) 2:32
5. Try A Little Tenderness (Connelly, Woods & Campbell) 3:50
6. Day Tripper (Lennon & McCartney) 2:36

7. My Lover's Prayer (Redding) 3:18
8. She Put The Hurt On Me (Redding) 2:40
9. Ton Of Joy (Redding) 2:56
10. You're Still My Baby (Willis) 3:53
11. Hawg For You (Redding) 3:31
12. Love Have Mercy (Porter & Hayes) 2:30

1966 May 3rd:7
1966 Aug. 30th:1
1966 Sep. 13th:2-6 8-12

Otis Redding - vocals
Steve Cropper - guitar
Donald "Duck" Dunn - bass
Booker T. Jones - bass, keyboards, vibraphone
Isaac Hayes - keyboards
Al Jackson, Jr. - drums
Wayne Jackson - trumpet
Gilbert Cable - tenor saxophone (on "Try a Little Tenderness")
Andrew Love - tenor saxophone
Joe Arnold - tenor saxophone
Floyd Newman - baritone saxophone


(Singles on MONO)
White Christmas (Irving Berlin) 3:20
Merry Christmas, Baby (Lou Baxter and Johnny Moore) 2:30
1966(?):13 14


Try A Little Tenderness



White Christmas



Merry Christmas, Baby




 傑作5thアルバム。緩急のバランスが取れており、自作曲も充実、オーティスの持ち味が充分に出た快作だと思います。しかし生前のスタジオ・ソロ作としてはラストとなってしまいました。このアルバム発表後、モンタレー・フェスティヴァルに出演し、大喝采を浴びます。
 このアルバムの成功の要因は何と言っても、スロー・ナンバーの充実にあると思います。2nd「ソウル・バラードを歌う」から前作「ソウル・アルバム」までの三枚は、スローな曲は、なんか、もそもそやってるだけで、ちっとも心に響いてこないようなものが多かったと思います。(名作のほまれ高い「オーティス・ブルー」も例外ではないと思います。アレはアップ・テンポで持ってるアルバム。)1st「ペイン・イン・マイ・ハート」は楽曲の良さに支えられて(ほとんどソウル名曲集だったもんね)、そういった欠点は見られなかったのですが。それがここへ来て、1stの頃に戻ったかのように、スローナンバーもしっかり旋律を歌わせた、音楽的意味のあるものになっています。更に言うと、いかにもソウルらしいフェイクやシャウトが増えてきているのですが、それらが、意味のない絶叫ではなく、やはりしっかりとした音楽を感じさせるものであることも、特筆したいところです。
 まぁ、アレだ、コアなソウル・ファンの方々は、「もそもそやってるオーティスが良いんじゃないか、オーティスのソウル・バラード、サイコー!、てめぇの耳腐ってるだろ」とか言うかもしれませんがねぇ、僕なんかは「ヨーロッパのオーティス・レディング」(レビュー予定は未定(^_^;)から入った人間なんで、正直、もそもそやってるオーティスなんてお呼びじゃないんですよ。このアルバムでは、ハイ・テンションで飛ばしまくってますからね。もちろん、この「ソウル辞典」でも、ノリノリ・ナンバーのグルーヴぶりは天下一品です。
 というようなことを一くさり書いた後で、改めて各曲について触れるというのも野暮な感じですが、まぁ、僕的には決まり事なんで(そうだっけ!?)、もう少々お付き合い願いますだ。

 さて、出だしは例のごとくスロー・ナンバーなんですが、リズミカルでメロディックな楽曲となっており、オーティスのやる気を伺(うかが)わせます。コレは名曲・名唱!。生前発表された中でも五指に入る出来でしょう。
 2曲めでややテンポ・アップ。この曲も、やはりリズムが良く立っており、聴き応えがあります。
 スタンダードの“Tennessee Waltz”は、ここではちっともワルツではないんですが(笑)、オーティスの心のこもった歌唱にグッと来ますね。ゆったりした気分で聴けます。これは、サム・クックのヴァージョンを参考にしているのかな?。(「エイント・ザット・グッド・ニュース」「ライヴ・アット・ザ・コパ」)
 “Sweet Lorene”は速めの曲で、なかなか調子よく演っています。
 そして必殺の“Try A Little Tenderness”!。オリジナルは、Ray Noble Orchestra (with vocals by Val Rosing)による軽いスイング・ナンバーですが、何よりも、サム・クックの「コパ」での歌唱を参照しているのでしょう。静かに始まり熱狂的に締めくくられるというアレンジのアイデアはオーティス版がオリジナルなようですが、素晴らしい効果をあげています。ライヴではさらに、後半に行くに従ってテンポアップしていくという演出が加わり、いっそう熱狂させられます。(「スタジオ・ヴァージョンでも後半のテンポは上がってるぞ!」と言う意見が出そうですが、申し訳ないことに、筆者はリズム音痴なので、その点は確認できないです。m(_ _)m)
 ビートルズ・ナンバーの“Day Tripper”は、サビのパートから歌唱が始まるという意表をついたアレンジ。このアレンジは、イエロー・マジック・オーケストラが踏襲していました。ここでのオーティスは全く素晴らしい出来で、このロック・ナンバーを自家薬籠のものにしています。やっぱオーティスのアップ・テンポはノリが最高ですね!。
 B面の始まりに当たる“My Lover's Prayer”もA面同様スロー・ナンバーです。繰り返しになりますが、このアルバムでは、スローな曲でも、だらしない楽曲ではなく、ちゃんとリズムと旋律のくっきりした楽曲を用意しているのが勝因だという気がしますね。前作の「ソウル・アルバム」はそこで失敗していたと思います。
 そしてテンポの良い“She Put The Hurt On Me”につながり、そこからやや緩(ゆる)めの“Ton Of Joy”、更にスピードを緩(ゆる)めてチャック・ウィリスの、しっとりした“You're Still My Baby”へ行くわけですが、ここらへん、本当スロー・ナンバーの聴かせ方が上手くなっていますね。注目したいのは、これまで以上にオーティスの自作曲が充実していること。次の“Hawg For You”はそんなオーティスの自作曲を締めくくる一曲。ブルース調の曲は彼にしては珍しい作風だと思います。ウー、ラ・ラ・ラ…、と言う掛け声がちょっとユーモラスですね。
 そしてテンポの良い“Love Have Mercy”でこのアルバムを締めくくることで、後味を更に良い物にしています。いや、やはり傑作ですね。


 このアルバムでは、ステレオ録音にも慣れてきたのか、いろんな定位を試しています。
 “Fa-Fa-Fa-Fa-Fa [Sad Song]”“I'm Sick Y'All”では、オーティスのヴォーカルは左に飛んでいます。ホーンセクショとドラムスが右、ピアノまたはオルガンとギターは左。ベースはよくわかりませんが、もしかして真ん中?。低音は定位がわかりづらいんだよな~。
 “Tennessee Waltz”では一変して、ヴォーカルとホーン・セクションは真ん中に定位。ピアノ、ドラムスが右チャンネル。そして多分ベースが左チャンネル。ギターも左みたいですね。
 以下、“Sweet Lorene”ではヴォーカルは右。左チャンルにオルガンとギターと、多分ベース(ベースはもうよくわからんなぁ(笑))。真ん中にドラムスとホーン。
 “Try A Little Tenderness”真ん中にヴォーカル、ギター、オルガン、ホーン。右にドラムスとピアノ。ベースが左かな。
 “Day Tripper”ヴォーカルは左。ホーンとドラムスが右。ベースも左かな。オルガン真ん中。ギターはどこに居るんだろう?。
 “My Lover's Prayer”ヴォーカル右。ギター右。ピアノ左。ホーン左。ドラムス右。ベースも左かな。
 “She Put The Hurt On Me”は、ほとんどモノ・ミックスに聴こえるんですが…?。
 “Ton Of Joy”ヴォーカル、ギター、ベース左。オルガンも左。ピアノ、ホーン、ドラムス右。
 “You're Still My Baby”ヴォーカル真ん中。ギター真ん中。ドラムス右。ピアノ右。オルガン、ホーン左。ベースも多分左。
 “Hawg For You”ヴォーカル真ん中。ギター真ん中。ドラムス右。ピアノ右。ベースは多分左。
 “Love Have Mercy”ヴォーカル左。ドラムス右。ギター真ん中。ホーン右。オルガン真ん中。ベースは右かな?。
 と言う感じで、落ち着きのない(笑)定位になっておりまして、ヘッドフォンで聴くとちょっとアレかしら、みたいな感じです。最近出たものや「ORIGINAL ALBUM SERIES」のものはモノ・ミックスなので落ち着いて聴けますね。


 この時期録音のアルバム未収録シングル曲として、二曲のクリスマス・ソングを挙げましたが、実際には、これらの録音時期詳細は不明です。でもまぁ、クリスマス・ソングだから、秋口ぐらいに録音したんじゃぁないかなぁ。知らないけど(笑)。
 “White Christmas”は、ビング・クロスビーで有名なあの曲なのですが、リズム・アレンジが全然違っていて、まるきり別の曲になっちゃってます。もちろん、出来は最高。もう一曲の“Merry Christmas, Baby”は Johnny Moore's Three Blazers がオリジナルらしいですが、軽快なミドル・テンポに仕上がっていて、これも最高!。さすがオーティス。

 シングル・ヴァージョンが聴けるCDはこちら

 ちなみに、このアルバムは、昔、ステレオ盤CDを入手した時もレビューしてますので、よろしければ御覧ください。
【音楽CD入手】オーティス・レディング/ソウル辞典


 その他、BOX「ORIGINAL ALBUM SERIES」を中心としたオーティスのレビューを以下に纏めておきましたので、興味をもった方はぜひ。
 【CD入手】Otis Redding / ORIGINAL ALBUM SERIES VOL.2(5CD Import)
 【CD入手】Otis Redding / ORIGINAL ALBUM SERIES (5CD Import.)
 【CD聴く】Otis Redding / Dock Of The Bay / In Person At The Whiskey a Go-Go
 【CD聴く】オーティス・レディング/Love Man/Tell The Truth
 【CD聴く】オーティス・レディング #PainInMyHeart #TheGreatOtisReddingSingsSoulBallads
 【CD聴く】オーティス・レディング/Otis Blue
 【CD聴く】オーティス・レディング/The Soul Album




■オーティス・レディング日記




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ジャンル : 音楽

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Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
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 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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