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ジョン・レノン復活コンサート in 広島(4/6)

 1950年代のR&Rスターをゲストに、豪華なステージが繰り広げ
られた!。エルヴィス・プレスリーが、“トリ”でなく、“つか
み”だったのが腑に落ちないが…。



 ジョン「今まで呼んだのは、偉大なるロックンロールの創始者達
だった。こんどは、僕と同世代や、後輩達を呼んでみようとおも
う。…最初の後輩を紹介するよ。カモン、フレディ!。」



 おぅっ、とぉ!。あの、グラムと見まがうばかりのハデハデ~な
衣装を着たあの、あんちゃんは…!。…やっ、一人だけじゃないみ
たいだが!?。



 ジョン「…フレディ・マーキュリー、そして、マーク!。」



 なんと、フレディ・マーキュリーと、マーク・ボラン!。夢の共
演だ!。



 ジョン「やぁ、フレディ。ロイヤル・アルバート・ホールで知り
合った女性が…オレンジとか、グレープフルーツとか、たしか柑橘
系の名前だったと思うんだが…、君との共演をぜひ見てみたいと
言ってたのでね。」
 フレディ「光栄ですね。友達も連れてきたんだけど…。」
 ジョン「あぁ、大歓迎だよ。ミスター、ボラン?。」
 マーク「サンキュー。ジョン。僕も“スタンド・バイ・ミー”を
演った事があるんだけど、ボツにされてしまったんですよ。」
 ジョン「それは残念だね。じゃぁ、今日演ってくれるのは?。」
 マーク「いや、やはり、あなたの曲を演ろうとおもうんです。」、
 フレディ「二人で話し合って決めたんですよ。」
 ジョン「話し合ったって?。ベッドでかい?。」



 なんとまぁ、たちの悪いジョークをとばすモンだ…。それを平然
と笑顔で受け流している二人も凄いが…。



 ジョン「…オーケィ、じゃぁ、みんなでやろうぜ!。」



 ジョンの合図を受けて、ジャコ・パストリアスが、あの、不気味
なベース・ラインを弾き始める。ジョン“ボンゾ”ボーナムと、
キース・ムーンの二人が、ツイン・バスドラの2乗と、バスタムで
応酬する…。



 そして、フレディが、あの、独特のハリのある声で歌い始めた!。



 ♪You com'on, flatter, he come...



 な、なんか、えらいでたらめな歌詞なような気がするが、まぎれ
もなく、“カム・トゥギャザー”だ!。



 フレディは、ハンド・マイクを手に、ステージ上を縦横無尽に使
いながら、一番を歌いこんでいく。続いて、、マーク・ボランが、
レス・ポールのギターを抱え…はたして、音は出てるんだか、出て
ないんだか…、震えるような細い声で、二番を歌い始めた。



 ♪Here we no shoot gun he got...



 や、やっぱり、でたらめなような気がするんだが…。
 …そして、サビだ!。



 かむとぅっぎゃっざぁ~、ら~いな~う!、おーばみー!。



 会場全体で大合唱だ…。ジョンのコンサートなのに、こんな、ア
イドルみたいなノリで良いのかっ!、と一瞬思ったが、自分も一緒
になって歌ってるんだから、説得力ゼロだ…。



 3番では、ついにジョンがリード・ヴォーカルを!。ちょっと
しゃがれた声で、たたみ込んでいく。…はっきりって、ジョンの歌
詞もいいかげんだ(笑)。



 意外にも、レコードに忠実なジミの間奏…ジミなりのジョージへ
のリスペクトか…のあと、3人が一気に4番を歌いこんでいく。



 ♪Come together, right now, over me!



 そして、盛大な音を出して、曲が終わった。フレディとマークは、
妙に絡みながら、ステージ袖へと去っていく。



 入れ替わりに出てきた長髪の二人は…。



 ジャニス「ハ~イ、ジョン!。お元気?!。」
 ジョン「ひどいじゃないか、ジャニス。僕の誕生日のためにセッ
ションをしてくれたは良いけど、そのテープが僕の元に届いた時に
は、君はもう、『出かけちゃって』いたね?。」
 ジャニス「そんなにおこんないでよ。ちゃんと友達連れてきたで
しょ?。」
 ジョン「あぁ、ミスター、(ちょっと顔をしかめて)いまだに、
ヒッピー幻想を信じてるんじゃないだろうね、ミスター、ガルシ
ア?。」
 ジェリー「『愛と平和』なら信じているよ、ミスター、レノン。」
 ジョン「…(肩をすくめる)。」



 ヒッピーが苦手なジョンは、ジャニスはともかく、ジェリー・ガ
ルシアとは、いかにも会わなさそうな態度だ。



 ジャニス「男ってのは、なんで、つまんない事でケンカするのか
しらね…!。もう、死んじゃいたいくらいだわ!。…OK、ワン、
ツゥ~、スリー!。」



 バンドが、ヘヴィなビートをはじき出す。
 ジミが、乱暴にリフを絡ませていき、ジェリーが、フニャフニャ
したフレーズで応える…。そして、ジャニスが、第一声を張り上げ
た。



 ♪Yse, I'm Lonely, wanna die, yes, I'm Lo~~wowowwowow~nely!



 例の、魂を振り絞るような声で、“ヤー・ブルーズ”に命を吹き
込んでいく。
 間奏では、ジェリー・ガルシアが漂うようなリードを紡いでいく。
 そして、ジャニスがすべてを歌いきった後、メインリフを繰り返
しながら、バンドの音がフェイド・アウトしていった。



 緊張で静まりきった会場。それを意に介さないかのように、ジョ
ンが言った。



 ジョン「ジャニスとジェリーでした。」



 ようやっと、拍手が沸き起こってくる。なんか、異様に疲れるコ
ンサートになってきたな…。



 ジョン「OK。もう一人の“J”(another‘J’)を紹介しよう。」



 一瞬、「もう一人の“J”」が、「アナザー・ディ」に聞こえて
しまった僕は、最近、ちょっとポールを聴き込み過ぎなんだろう
か?。



 ジム「ハロー!、アイ・ラッヴュ!。」



 セリフとは裏腹な、重たい雰囲気で登場したのは、ジム・モリソ
ン!。従者を二人ほど連れている。



 ジム「こいつらが、どうしても来たいって言ったもんでね…。」
 ジョン「OK、OK。会えてうれしいよ、デュアン、ベリー。」
 デュアン・オールマン「こちらこそ。」
 ベリー・オークリー「あなたと共演できるなんて。」



 なんと、ジム・モリソンが連れてきたのは、元オールマン・ブラ
ザーズの二人だった!。



 ジョン「明日をも知れぬ世の中だからね…。さぁ、行こう!。」



 いつのまにか、シタールを手にしたブライアン・ジョーンズが、
ステージ前方にやってきて、幻想的なフレーズを弾き始めた。そし
て、デュアンは、お得意の、高音スライドで、かもめの鳴き声のよ
うな音を出している…。ベリー・オークリーがスタンダードなベー
ス・ラインをおさえる一方で、ジャコが自由なフレーズを繰り出し
始めた。そして、ジミは、いかなるエフェクトを使っているのか、
まるで、逆回転のような音色でギターを弾いている…。



 これでは、当たり前なピアノ・フレーズを弾いている、イアン・
スチュワートが、かえって異様なほどだ!。



 ボンゾがヘヴィな8ビートでグルーヴし、キースがやかましいほ
どのタムロールで応える。



 そして、ジム・モリソンが、吐き出すように歌い出した。



 ♪Turn off your mind .... it's not dying....



 “トゥモロゥ・ネヴァ・ノウズ”!。ジムのヴォーカルをきっか
けに、会場全体が、まるで、トリップしてしまったようだ…。なん
だかくらくらしてきた…。



 ハッ、と気づくと、いつのまにか、曲は終わっている。ジムも、
デュアンも、ベリーも、もうステージ上にはいない…。



 ジョン「なかなか、ゆかいな旅(トリップ)だったろ?。今度は、
ちょっと、落ちつこう。ピートとトムとだ。」



 なんと、ピート・ハムと、トム・エヴァンズが入ってきた…。ト
ムは、ブライアンに導かれ、彼のキーボードに座り、トムは、ア
コースティック・ギターを手に、ジョンに近づいていった。



 ピート「ハロー、ジョン。僕達とあなたの3人で、是非、ハモっ
てみたいんですけど…。」
 ジョン「いいね。今日は、あっらっぽいヤツらばかりで、綺麗に
ハーモニーをつけられずにいたんだよ。」
 トム「それはまた、どうしてですか(Why, Because)?。」
 ジョン「(笑いながら)地球が丸いからさ!。」



 そうして、トム・エヴァンズが、まるでベートーヴェンの「月
光」のようなキーボードを弾き始め…。



 曲は、もちろん、“ビコーズ”だ!。



 3人の美しい声のハーモニーが会場を満たす…。
 やがて、会場全体が静粛な気持ちに満たされ、静かに曲が終わっ
ていく…。もしかして、“サンキング”に続くんじゃないかな、と
思ったが、残念ながら、違った。



 ジョン「次に呼ぶ連中が、最後のゲストなんだ…。残念だけどね。
そのかわり、飛びきりのヤツらを呼んどいたんだぜ!。リック、リ
チャード!。そして、スティーヴに、ロニーだ!。」



 ベースを構えたリック・ダンコが、アコーディオンを抱えたリ
チャード・マニュエルを伴って出てきた!。
 そのあとに、車椅子を押しながら、スティーヴ・マリオットが現
れた!。車椅子に乗っているのは…。ロニー・レイン…!。かつて
喧嘩別れした二人が、こんな形で、同じステージにでるとは…。



 ジョン「やぁ、ロニー。具合はどうだい?。」
 ロニー「…あぁ、相変わらずだね…。残念だけど、僕の病気(*)
は、神様でも治せないんだ…。でも、ピートたちが、僕の意思をつ
いで、チャリティ・コンサートをしてくれたりしてるから、嬉しい
よ…。」



 (*)多発性脳脊髄硬化症。先日WOWOWで放映されたザ・フー
のライヴは、この病気に苦しむ人達のためのチャリティ・コンサー
ト(通称ARMSコンサート)だった。



 ジョン「あぁ、そうだね。何を歌ってくれるのかな?。エディ・
コクランの、“カモン・エブリィバディ”かい?。」
 スティーヴ「いや、いや、ここは、やはり、君の曲をやろうと思
うよ。ロニーがどうしても歌いたいって言うんでね。俺の後釜に
座ったヤツもこの曲やってたぜ。」
 ジョン「(笑いながら)それはそれは…。なんて曲かな、ロニー?。」
 ロニー「イン、マイ、ライフ…。」



 ジミが、あの懐かしいギターフレーズを弾き始めた…。
 弱々しい声で、ロニーが歌い始める…。



 ♪There're places I remember, all my life ....



 “イン・マイ・ライフ”…。時々途切れそうになるロニーの声を、
スティーヴがさりげなくフォローする。彼の十八番のシャウトを聴
きたかった人には残念かもしれないが…。しかし、サポートに徹し
ているスティーヴも、なかなか、絵になる。
 リック・ダンコのベースも素晴らしいが、リチャード・マニュエ
ルの鳴らすアコーディオンが、いやがおうにも、ノスタルジックな
雰囲気をかもし出す。
 間奏では、イアンがちょこちょこと転んでいたが、さりげなくジ
ミが(ギターで!)フォローするのが微笑ましい。



 ♪In my life, I love you more...



 ロニーがなんとか最後まで歌いきると、曲が終わりきる前に、会
場から拍手が沸き起こってきた。



 満場の拍手のなかで、演奏を終えるバンド。



 みなが、感動にむせんでいる時…。



 すっとんきょうな声で、おかしな身なりの小男が飛び込んでき
た!。



 男「ヘイ、ヘ~イ。なんだい、だめだな、イングランドのやさ男
どもは!。ブルースのソウルが、全然カケラもないぜ!。」



 黒帽子、黒スーツ、黒ネクタイ、黒サングラス…、といういでた
ちで出てきたのは…。な、なんと、ジョ、ジョン・ベ…。



 (5/6に続く)



 ※WHY BECAUSE、という言い方が、本当にあるかどうかは、筆者
は知りませんので、あしからず…。m(_ _)m



(5/6)へのリンク



 うう、part.5で終わる予定なんだが、ちゃんと終れるんだろう
か…。(^_^;
 ホントは、part.4 はもうちょっと続く予定だったのだが、長す
ぎるので、おしまいをpart.5 に押し出してしまった…。




ベリー・オークリーを出したあたりで、「そうか、無理にジャズ畑からジャコ・パスを引っ張ってこなくても彼がいたんだな」と思ったんですが、もう後の祭り。リック・ダンコもいたしなぁ。まぁ、結果的にはジャコ・パスでよかったんじゃないかと思ってます、この派手なバンドなら。



本文欄外で、こんなに続く予定ではなかったことをチラッと独白しています。結局part6までいっちゃったんだよなぁ。


 


■ジョン・レノン日記

 


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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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