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【音楽CD入手】ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!。

 

 
 

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 えぇ、1stと12×5では熱く語りすぎたので、今回からは、さらっと行きたいと思います。(行けるのか!?。)



 月に一枚のペースで来ている、ストーンズ・リマスター・紙ジャケ・シリーズ。



 今回は、米国での3rdアルバムです。ジャケットデザインからも、やっつけ仕事的な雰囲気が漂ってきますね(笑)。
 タイトルも、UK盤に倣って「No.3」とでもしたかったところを、それじゃぁあまりにも芸が無いなと、一文字違いで「Now」にした、と言うのは勘繰り過ぎでしょうか?(笑)。



 楽曲の内訳は、文章で書くよりも、一覧にした方が早いでしょう。



1. Everybody Needs Somebody To Love エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ(No.2、テイク違い)
2. Down Home Girl ダウン・ホーム・ガール(No.2)
3. You Can't Catch Me ユー・キャント・キャッチ・ミー(No.2)
4. Heart Of Stone ハート・オブ・ストーン(Out Of Our Heads(UK)、USシングル)
5. What A Shame ホワット・ア・シェイム(No.2)
6. Mona (I Need You Baby) 愛しのモナ(1st(UK))
7. Down The Road Apiece ダウン・ザ・ロード・アピース(No.2)
8. Off The Hook オフ・ザ・フック(No.2)
9. Pain In My Heart ペイン・イン・マイ・ハート(No.2)
10. Oh Baby (We Got A Good Thing Goin') オー・ベイビー(Out Of Our Heads(UK))
11. Little Red Rooster リトル・レッド・ルースター(UKシングル)
12. Surprise, Surprise サプライズ・サプライズ(未発表曲)



 核となっているのは、UK盤「No.2」ですね。「No.2」は1965年1月発売、「Now!」は同年2月発売。UK盤の「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」はこの時点では未発売です。
 “エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ”は、「No.2」とはテイク違いです。「Now!」のテイクは、通称「ラン・スルー・ヴァージョン」と呼ばれています。英語に明るくないのですが、訳してみれば、「とりあえず通してやってみた」って所でしょうか。本来なら発表されるはずの無かったテイクと思われます。それは、「No.2」収録のロング・ヴァージョンを聴けば明らか。こちらの方が端整で、なおかつ躍動感あふれる出来になっており、5分超の長さを感じさせません。ですが、なぜか米ロンドンは、「ラン・スルー・ヴァージョン」の方を「Now!」に収録してしまいました。
 前科は「12×5」でもありまして、“タイム・イズ・オン・マイ・サイド”の、「No.2」ヴァージョン(チェス録音)ではない、ラフなヴァージョンを、あろうことかシングル・カットしてしまい(まぁ、そこそこヒットした(ビルボードで最高位6位)から良いような物ですが)、それをアルバムにも収録した、ということがありました。まぁ、そのおかげで、ある意味ストーンズらしいラフなヴァージョンを耳にする事が出来るのですから、米ロンドンに感謝か!?。
 UK盤の“エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ”と“タイム・イズ・オン・マイ・サイド”は、US盤では当時は聴けなかったわけですが、しばらくして、編集盤「ホット・ロックス」に後者が、「モア・ホット・ロックス」に前者が収録されて、USでも聴けるようになったと認識しています。
 CD時代になってからは、“エヴリバディ・ニーズ~”のヴァージョンが混乱していた時期があって、「Now!」に、UKヴァージョンが収録されていた事がありました。僕は、慌てて、US版の“エヴリバディ・ニーズ~”が入っているCDを買いに行ったものです。今では何のことはない、両方とも正規にCD化されてますけどね。
 ちなみに、「モア・ホット・ロックス」には、もう一曲「No.2」から“アイ・キャント・ビー・サティスファイド”が収められていますが、この曲も、当時USでは聴けなかった曲です。
 何故、“アイ・キャント~”はUS盤から収録漏れしたのか?。さらには、UKでナンバーワン・ヒットになった“リトル・レッド・ルースター”が、何故USではシングル・カットされず、いちアルバム収録曲の座に貶(おとし)められたのか?。思うに、ストーンズの演奏の、「線の細さ」「暗さ」が嫌われたのではないでしょうか?。こういった特色はなにもストーンズだけではなく、少し時代を下って、クリームの演奏する“スプーンフル”なども、そういった色を感じさせる物でした。
 これらのブルースナンバーのオリジナルアーティストによる演奏(“リトル・レッド~”および“スプーンフル”はハウリン・ウルフ、“アイ・キャント~”はマディ・ウォーターズ)を始めて聴いたとき、その迫力に打ちのめされたのを思い出します。ストーンズ・ヴァージョンに、このオリジナルの迫力が一割でも備わっていれば、あるいは、こういう処遇にはなっていなかったかもしれません。米ロンドンは、わざわざ未発表曲の“サプライズ・サプライズ”(“シャウト!”で有名な女性シンガー、ルルに提供した曲らしい)を持ってきて充当すると言う手間をかけています。
 チャック・ベリー・ナンバー“ユー・キャント・キャッチ・ミー”は、ビートルズ・ファンならおなじみ。ベリーが、“カム・トゥゲザー”はこの曲と似てないか?、と、言いがかりをつけた、あの曲です。こうして改めて聴いてみると、どこが似ているんだ、と言う感じなのですが、ジョン・レノンは、その言いがかりに妥協して、当時作成中だったアルバム「ロックン・ロール」に、ベリー・ナンバーを何曲か収録する、と言う条件を飲む事になります。
 “ハート・オブ・ストーン”は、1stに収録された傑作“テル・ミー”同様、ジャガー/リチャードの作品ですが、“テル・ミー”とは全く位相の違う傑作を物にしました。このブルージーで重たい情感はさすがです。
 今回のリマスターでステレオ収録されたのは“ハート・オブ・ストーン”“ホワット・ア・シェイム”“ダウン・ザ・ロード・アピース”の3曲ですが、これらは、もともとCD化された当時からステレオヴァージョンが使われていました。
 USではこのアルバムまでが、カヴァー中心期となります。次の「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」と「ディッセンバーズ・チルドレン」は、オリジナル/カヴァーの過度期の作品と言えるでしょう。UKでは、次の「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」までがカヴァー期となり、「アフターマス」でいきなり全自作曲となります。そのコントラストの鮮やかさはUK盤ならではと言えるでしょうが、リアルタイムで聴いていた人たちにとっては、自作のヒットシングルが出始めていたのを聴きながら、だったわけですから、後追いするには、US盤のほうが自然なのかもしれません。



 …さらっと流したつもりなんですけど、いかがだったでしょうか?。(^_^;




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