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【音楽CD入手】ローリング・ストーンズ/アウト・オブ・アワ・ヘッズ(UK、US)、ディッセンバーズ・チルドレン

 今月3日に下書きを始めたこの日記、なんやかやでこんなにずれ込んでしまいました。(^_^;
 もうあと2週間待たずに来年じゃないですか!。年賀状書かねば。



 月一枚のペースで揃えていっているストーンズ・リマスターCDシリーズですが、今月と来月はイレギュラーです。
 今月は三枚のアルバムを入手しました。




 アウト・オブ・アワ・ヘッズ(UK)
 




 
 





 アウト・オブ・アワ・ヘッズ(US)
 




 
 

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 ディッセンバーズ・チルドレン




 
 

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 「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」三兄弟です。あ、いや、「ディッセンバーズ・チルドレン」はかなり血縁薄いですけど。(^_^;
 「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」UK版が長兄で、「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」US版が次兄、年の離れた末弟が「ディッセンバーズ・チルドレン」と言ったところでしょうか。では、一枚ずつ見ていきましょう。



 まず、長兄たる「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」UK版です。曲目を書き出し、収録されているUS版を括弧書きで書いておきましょう。



1. She Said Yeah シー・セッド“イエー”(ディッセンバーズ・チルドレン)
2. Mercy, Mercy マーシー、マーシー(US版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
3. Hitch Hike ヒッチ・ハイク(US版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
4. That's How Strong My Love Is ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ(US版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
5. Good Times グッド・タイムス(US版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
6. Gotta Get Away ガッタ・ゲット・アウェイ(ディッセンバーズ・チルドレン)
7. Talkin' 'Bout You トーキン・バウト・ユー(ディッセンバーズ・チルドレン)
8. Cry To Me クライ・トゥ・ミー(US版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
9. Oh Baby (We Got A Good Thing Goin') オー・ベイビー(ナウ!)
10. Heart Of Stone ハート・オブ・ストーン(ナウ!)
11. The Under Assistant West Coast Promotion Man ウェスト・コーストの宣伝屋(US版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
12. I'm Free アイム・フリー(ディッセンバーズ・チルドレン)



 このアルバム、長兄扱いしたものの、ちょっと影の薄いアルバムです。曲目表を見て分かるとおり、このアルバムでしか聴けない!、という、セールスポイントの曲が無いのです。UK版「No.2」では、“エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ”と“タイム・イズ・オン・マイ・サイド”の2曲のUKヴァージョンや“アイ・キャント・ビー・サティスファイド”と言った、売り、の曲があるのですが…。(にもかかわらずリマスターされませんでしたが…。)
 でも良いんです!。ジャケットがかっこいいでしょ?。USの「ディッセンバーズ・チルドレン」もほぼ同じデザインでかっこいいです!。アナログ時代から数えて、今回で、このジャケットのアルバム、5枚持ってます!。ジャケ買いにもほどがある!ってか!?。
 とはいえ、アルバム自体の出来が悪いわけではありません。
 A面1曲目(まぁ、CDで聴くわけですけど、そこは雰囲気で察してください(^_^;)は、ラリー・ウィリアムスの“シー・セッド“イエー””です。ビートルズ・ファンにはおなじみ、ポールの1999年のアルバム、「ラン・デヴィル・ラン」のA面2曲目(まぁ、CD時代に出たアルバムなわけですけど、そこは雰囲気で察してください(^_^;)で聴ける曲です。US盤では「ディッセンバーズ・チルドレン」に収録されたわけですが、そのアルバムとこのUK盤「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」は、当時日本では発売されていなかったはずです。なので、よほどのストーンズ・ファンでなければ、この演奏は耳にしていなかったのではないでしょうか。むしろアニマルズのヴァージョンなんかの方が耳にする機会はあったのではないかと思います。
 なので、ストーンズ・ファンの中で、このヴァージョンが(日本で)有名であるかのような事を言いふらす人がいたりしますが、それは、たぶん嘘なので気をつけましょう。某越谷政義とか。(^_^; アイツが書いたアニマルズのライナー、最低!(笑)。
 ちょっと話がずれましたが、そういった日本での知名度はともかく、この演奏は、勢いがあって、爽快です。見事なオープニングと言えるでしょう。

 ローリング・ストーンズ/シー・セッド“イエー”



 

http://www.youtube.com/watch?v=uw_KNERT4zQ



 アニマルズ/シー・セッド“イエー”



 

http://www.youtube.com/watch?v=JI3CeYppgio



 ポール・マッカートニー/シー・セッド“イエー”



 

http://www.youtube.com/watch?v=4WB7VwezdTg



 ラリー・ウィリアムス/シー・セッド“イエー”



 

http://www.youtube.com/watch?v=AGhmztGG1ns


 “マーシー・マーシー”は、先だってのジミ・ヘンドリクス・アンソロジーで、オリジナルのドン・コヴェイのヴァージョンでギターを弾いているのがジミ・ヘンドリクスだと知りましたが、してみると、キースは、ジミヘンのギターをコピーした事になるのですな!。なかなかに興味深いですね!。
 ミックの切々としたなヴォーカルが胸を打つ“ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ”も名唱と言えるでしょう。元はO.V.ライトという人の曲らしいですが、僕はこの人のヴァージョンは聴いた事がありません。偉大なソウルシンガーらしいのですが。それよりも、オーティス・レディングのヴァージョンのほうがとっつきやすかったので、そっちは知っています。
 “トーキン・バウト・ユー”はおなじみのチャック・ベリー・ナンバーですが、この演奏は、オリジナルよりぐっとテンポを落としているようです。デビュー前のビートルズも演奏していた曲なので、マニアの方にはお馴染みでしょう。
 そして、必殺のソウル・バラード、“クライ・トゥ・ミー”。このアルバムで、ミックのヴォーカルはほんとに深化したと思わせられます。ソロモン・バークがオリジナルですが、ここでの演奏は、ぐっとテンポを落としたベティ・ハリスを参考にしているようです。
 オリジナル曲も、そつの無い出来の物が揃っています。ミドルテンポで聴かせる“ガッタ・ゲット・アウェイ”、“アイム・フリー”、どちらもなかなかの物です。前者は「ガッタ」の繰り返しが印象に残りますし、後者は、「ヤ・ヤズ・アウト」のアニヴァーサリー版にも収録されていて、けっこう後までライヴで演奏されていたようです。“ウェスト・コーストの宣伝屋”はなんて事のないアップテンポのブルースですが、もう一曲の必殺曲が、“ハート・オブ・ストーン”です!。US盤では「ナウ!」に先行収録されていた曲ですが、僕的には、やはり、このUK版アルバムの選曲で聴くのがしっくりきます。ちなみに、「ナウ!」のリマスター版ではステレオ・ミックスでしたが、ここではモノです。
 ところで、リマスター版、リマスター盤、と言っていますが、この'60年代の音源のリマスターが行われたのは2002年のことです。なので、けっこう昔ですね。その時は、「あぁ、US版メインの選盤かぁ」と、思って、いつか、UK版メインのラインナップになるんじゃないかと淡い期待を抱いていたのですが、結局なりそうにないので、重い腰を上げて、今、リマスター盤を揃え始めているわけです。なので、このアルバムがUK版でラインナップされているのは、実に嬉しいのです!。やっとUK版を入手できた!。
 UKでは、このアルバムまでの3枚が、「カヴァー中心期」の作品群となります。次の「アフターマス」からいきなり全曲オリジナルになっちゃうんですが、シングルと並行して聴いていたリアルタイムのリスナーは、“サティスファクション”や“一人ぼっちの世界”の大ヒットを耳にしているので、唐突感は無かったのかもしれませんね。




 続いて、次兄のUS版「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」です。(まぁ、こっちの方が先に発売されたんですけど。)同様にUK版での収録盤を括弧書きしてあります。
1. Mercy, Mercy マーシー・マーシー(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
2. Hitch Hike ヒッチ・ハイク(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
3. The Last Time ラスト・タイム(シングル)
4. That's How Strong My Love Is ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
5. Good Times グッド・タイムス(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
6. I'm All Right アイム・オーライト(UK版EPガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット)
7. (I Can't Get No) Satisfaction サティスファクション(シングル)
8. Cry To Me クライ・トゥ・ミー(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
9. The Under Assistant West Coast Promotion Man ウエスト・コーストの宣伝屋(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
10. Play With Fire プレイ・ウィズ・ファイア(シングル“ラスト・タイム”のB面)
11. The Spider And The Fly クモとハエ(シングル“サティスファクション”のB面)
12. One More Try ワン・モア・トライ(未発表曲)



 これは、松村雄策さん(音楽エッセイストにして小説家、熱狂的なビートルズ・ファン)が、若いころ耳にして、「全部同じに聴こえる!」と、当惑した盤ですね。松村さんは、シングル曲などでストーンズを好きになって、このアルバムを買ってみたのだけれども、全曲同じに聴こえたので当惑したそうです。
 確かに、バラエティ豊かなビートルズの楽曲群に比べると、ストーンズはモノトーンかもしれませんね。(ひいき目な言い方をすれば、「渋い!」。)
 とくに、このアルバムは、“マーシー・マーシー”“ヒッチ・ハイク”と、似た曲調が続くので、特にそう思えたかもしれません。(僕が持っているアナログ、キング盤のアルバムはA面B面が逆になっていて、“サティスファクション”でアルバムが始まるようになっています。)
 それにしても、米ロンドンは、なぜ、“シー・セッド“イエー””をオミットして、地味な“マーシー・マーシー”からアルバムを始めさせたのでしょうか?。せめて、“ラスト・タイム”か“サティスファクション”の、ヒット曲で始めていれば、松村さんも、違った印象を持ったでしょうに…。
 ところで、その後、松村さんがどうしたかと言うと、「好きなミュージシャンの曲が全部同じに聴こえるのは悔しいので、違いがわかるようになるまで聴き込んだ」のだそうです。素晴らしい!。その結果、ストーンズをより深く楽しめるようになったとのことです。すべからく、音楽リスナーとは、こうありたいものですね!。
 USでのカバー中心期は、前作の「ナウ!」で一区切りついて、このアルバムと次の「ディッセンバーズ・チルドレン」は、オリジナル移行期への過渡期の作品と言う事になります。このアルバムでは、半分がオリジナル曲となっています。



 最後に末弟の「ディッセンバーズ・チルドレン」です。弟と言っても、UK版「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」とは4曲しか被ってませんが。(^_^;
1. She Said Yeah シー・セッドイエー(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
2. Talkin' 'Bout You トーキン・バウト・ユー(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
3. You Better Move On ユー・ベター・ムーヴ・オン(UK版EPザ・ローリング・ストーンズ)
4. Look What You've Done ルック・ホワット・ユーヴ・ダン(未発表曲)
5. The Singer Not The Song ザ・シンガー・ノット・ザ・ソング(シングル“一人ぼっちの世界”のB面)
6. Route 66 ルート66(UK版EPガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット)
7. Get Off Of My Cloud 一人ぼっちの世界(シングル)
8. I'm Free アイム・フリー(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
9. As Tears Go By アズ・ティアーズ・ゴー・バイ(シングル、UKではシングル“19回目の神経衰弱”のB面)
10. Gotta Get Away ガッタ・ゲット・アウェイ(UK版アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
11. Blue Turns To Grey ブルー・ターンズ・トゥ・グレイ(未発表曲)
12. I'm Moving On アイム・ムーヴィン・オン(UK版EPガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット)



 ミック・ジャガーいわく、「寄せ集めのアルバム」だそうです。それは、元ネタとなった音源を参照してみてもわかりますね。とにかく節操無くあちこちから楽曲を引っ張ってきています。2曲の未発表曲が目を引くところでしょうか。
 しかし、このアルバムは、ジャケット、ジャケットが良いんですよ!。UK「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」と同じ写真ですが、こちらは白黒で渋く決めています!。こっちの方がカッコイイですね!。



 ちなみに、これらの発表年をビートルズのUKアルバムと合わせて記しておきます。
 1965/07/30(金) US版「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」
 1965/08/06(金) ビートルズ/ヘルプ!
 1965/09/24(金) UK版「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」
 1965/12/03(金) 「ディッセンバーズ・チルドレン」
 1965/12/03(金) ビートルズ/ラバーソウル



 ストーンズが、オリジナルへの過渡期へやっとさしかかったところで、ビートルズは、「ヘルプ!」で実質最後のカヴァー曲の“ディジー・ミス・リジィ”をやってます。そしてその4ヵ月後に「ラバーソウル」と来るんですから…。ストーンズは、ライバル、なんて言われてたけど、実質は話にならないくらい引き離されていたんですね。…オリジナル曲、と言う点においては。



 ところで、今回、通販での入手で、トラブルがありました。UK版「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」を注文したのに、送られてきたのはUS版だったのです!。まぁ、US版には「USバージョン」という但し書きが付いていないので、間違えるのも無理ないっち言やぁ無理ないんですが。しかし、アマゾンの該当ページ見たら、ジャケが違うから、わかるだろう!、って感じですけどねぇ~。



 さて、来月は、年代順の入手をひとまず置いておきまして、'60年代の編集盤を総ざらえしたいと思います。ちょっと「怒」モードの入った内容になると思いますので、お楽しみに!。

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