FC2ブログ

【音楽CD入手】傑作! ローリング・ストーンズ/ビトゥイーン・ザ・バトンズ(UKヴァージョン)、微妙な編集盤 フラワーズ。

<!--

 実は下書きでは、ここに、今年に入ってからの自分がいかにツイてないか連綿と書き連ねていました。ですが、東日本大震災のことを考えたらあまりにも恥ずかしいので、自粛することにしました。

 あ、でも、これは、個人個人が、自分の悩みにかかずらう事を批判したりとか言うつもりじゃないですので、誤解なきよう。

-->

 とまぁ、事ほど左様についていない近頃ですが、妙なもので、音楽生活(聴く方のね)は、そういうときに限って充実していたりします。



 毎月、1タイトルづつ揃えていっている、ローリング・ストーンズ・リマスター紙ジャケ・シリーズ。今回はちょっとイレギュラーで、2タイトルです。



 ローリング・ストーンズ/ビトゥイーン・ザ・バトンズ(UKヴァージョン)
 




 
 

 

商品詳細、購入はこちらから。




1. Yesterday's Papers イエスタデイズ・ペイパー

2. My Obsession マイ・オブセッション

3. Back Street Girl バック・ストリート・ガール

4. Connection コネクション

5. She Smiled Sweetly 甘いほほえみ

6. Cool, Calm & Collected クール・カーム・アンド・コレクテッド

7. All Sold Out オール・ソールド・アウト

8. Please Go Home プリーズ・ゴー・ホーム

9. Who's Been Sleeping Here? 眠りの少女

10. Complicated コンプリケイティッド

11. Miss Amanda Jones ミス・アマンダ・ジョーンズ

12. Something Happened To Me Yesterday 昨日の出来事


 ローリング・ストーンズ/フラワーズ
 




 
 

 

商品詳細、購入はこちらから。




1. Ruby Tuesday ルビー・チューズデイ

2. Have You Seen Your Mother Baby, Standing In The Shadow? マザー・イン・ザ・シャドウ

3. Let's Spend The Night Together 夜をぶっとばせ

4. Lady Jane レディ・ジェーン

5. Out Of Time アウト・オブ・タイム▲

6. My Girl マイ・ガール●

7. Back Street Girl バックストリート・ガール

8. Please Go Home プリーズ・ゴー・ホーム

9. Mother's Little Helper マザーズ・リトル・ヘルパー

10. Take It Or Leave It テイク・イット・オア・リーヴ・イット

11. Ride On, Baby ライド・オン・ベイビー●

12. Sittin' On A Fence シッティン・オン・ア・フェンス●

 ※▲●はこのアルバムだけで聴ける曲。




 一枚目は、「アフターマス」に続く全曲自作(ジャガー/リチャード名義)自演アルバム、「ビトゥイーン・ザ・バトンズ」(1967年1月発
売)。英米で内容が違い、米版では、ヒットシングル“レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥギャザー/ルビィ・チューズディ”を収録していますが、その代わ
り“バック・ストリート・ガール”と“プリーズ・ゴー・ホーム”がカットされています。ここはやはり、英版オリジナル選曲で聴くのが筋というものでしょ
う。

 同時期に発売されたシングルヒット“レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥギャザー/ルビィ・チューズディ”でもわかるとおり、ポップな方向に針が振れ切った時期の作品。この次にはサイケデリックな問題作「サタニック・マジェスティーズ」が待っています。

 ですが、この「ビトゥイーン・ザ・バトンズ」は傑作です。キャッチーなメロディと緩急巧みな曲想が良く合っています。ロックンロール一辺倒では
ないのですが、通奏低音として、ストーンズ流のロックンロールが芯に流れていると言えます。その芯は、カヴァー曲をメインにやっていた初期三枚の時期に培
(つちか)われたものなのではないでしょうか。本格的に花開くのは、次々作の「ベガーズ・バンケット」からですが、このアルバムでも充分に聴かせる物を展
開しています。

 出だしの「イエスタデイズ・ペイパー」がマイナーキーのロックンロールで意表をついてますが、つかみはバッチリです。他にアップテンポの曲は
「マイ・オブセッション」「コネクション」「クール・カーム・アンド・コレクテッド」「オール・ソールド・アウト」(これはミディアム・テンポなのかな)
「プリーズ・ゴー・ホーム」「コンプリケイティッド」「ミス・アマンダ・ジョーンズ」、いずれも前述したとおりキャッチーさとテンポのよさが際立った佳曲
ばかりです。「プリーズ・ゴー・ホーム」は、ボ・ディドレー・ビートに、おサイケな味付けがいい感じ。

 対してスローな曲は、ワルツの「バック・ストリート・ガール」(名曲!)他、「甘いほほえみ」「眠りの少女」(これもミディアム・テンポかな?)といった楽曲で、これらもキャッチーさが心地よいです。

 そして、ヴォードヴィル調の「昨日の出来事」で、アルバムは幕を閉じます。この曲では、キース・リチャードのヴォーカルが大々的にフィーチュアされていて、なかなかいい感じです。

 繰り返しになりますが、どの曲もキャッチーで、よく出来た楽曲ばかりです。「アフターマス」が、ビートルズでは「プリーズ・プリーズ・ミー」
「ウィズ」でのオリジナル・ナンバーに当たるとしたら、この「ビトゥイーン・ザ・バトンズ」は、「ハード・デイズ・ナイト」に当たるのではないでしょう
が。それくらい、ジャガー/リチャードのソングライティングは充実しています。その一方で、グループの創設者でリーダーだったはずのブライアン・ジョーン
ズは、どんどん影が薄くなっていきます。このアルバムでも、装飾的な楽器をそこそこ弾いてはいるのですが、「アフターマス」でのきらびやかさに比べると、
地味な印象です。(あぁ、そう言えば、そのアルバムのとき、「ギタリストは何してるんだ!?」みたいなことを書きましたが、このアルバムでも、ほとんど
リードギターはないです。)

 ともかく、楽曲的には充実していたわけで、この路線で引き続き作品を発表し続けていけてれば、と、思うのですが、実際には、グループはドラッグ禍に巻き込まれて、歪んだ音色の「サタニック・マジェスティーズ」が生み出されることになります。

 と、えらそうになことを書きましたが、このアルバムがこんなに良いと気付いたのは、今回が初めてなのです。

 僕は高校時代に、ストーンズの1960年代のアルバムはほとんど(アナログ盤で)揃えていたのですが、このアルバム(と「フラワーズ」)と、次
の「サタニック」だけは持っていませんでした。これは、ストーンズのファンになって、1stアルバムから揃えていっていたのですが、名作と誉れ高き「ベ
ガーズ・バンケット」を待ちきれずに、「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」まで買ったら、その次に「ベガーズ」を買ってしまったからです。

 結果的には、ハイティーンの多感な時期に「ベガーズ」に出会えたのは正解だったのですが、そのせいで、「ビトゥイーン」の評価が遅れてしまいま
した。確か大学に入ってから「ビトゥイーン」と「サタニック」(「フラワーズ」も)を買ったのだと思うのですけれども、その時はクラシックとかに興味が
行っていたせいか、このアルバムの真価に気付きませんでした。

 今回リマスター盤で聴いてみて、「これは傑作だ!、やっぱりストーンズは凄い!」と思った次第です。

 なので、次作の「ゼア・サタニック・マジェスティーズ・リクエスト」も、アナログ盤入手当時は感心しなかったけれども、今改めて聴くと、実はものすごい名盤なのではないか、と、期待しています。



イエスタデイズ・ペイパー





 http://www.youtube.com/watch?v=S4DDb8xlcTk


 バック・ストリート・ガール






 http://www.youtube.com/watch?v=WhLdRwQVBt4



 さて、次は、米編集盤の「フラワーズ」(1967年7月)ですが。まぁ、寄せ集めも寄せ集め。ヒットシングルや、米盤ではカットされていた曲に、倉庫で眠っていた未発表トラックを集めて、これでアルバム一枚をでっち上げてしまうとは、米ロンドンはふてぶてしい!。



 このアルバム、一枚扱いするのも腹立たしいので、「ビトゥイーン・ザ・バトンズ」と一緒に入手して、●の曲をリッピングしてくっつけて聴いています。

 このアルバムならではの曲に印をつけたわけですが、▲は、英「アフターマス」に入っていた曲です。ここではフェイドアウトを早くしたショートヴァージョンが収められていますが、テイクそのものは同じなので▲としました。僕のリッピングでも、この曲は外しています。

 あとの3曲の●はまぁ、それなりに聴く価値があるでしょうか。「マイガール」は、なぜか評判の悪いカヴァーで、そう言われてみれば、何とはなし
に、恐る恐る演奏/歌唱しているような印象があります。残念ながらレコーディング・デートはわかりませんが、まぁ、カヴァーですから、多分、「アフターマ
ス」よりは前なのじゃないかな?。

 「ライド・オン・ベイビー」はアップテンポな佳曲。日本語解説によると、1965年10月頃に録音したものらしいです。(66年11月という説
も有り。)「シッティン・オン・ア・フェンス」は生ギターの響きが印象的なフォークタッチの曲。これもレコーディング・デートは明らかにされていません
が、同じくらいの録音じゃないかなぁ?。

 まぁ、こんな感じでして、レコーディング・データがほぼ公開されているビートルズが羨ましいなぁ、と、言うところでしょうか(笑)。





関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR