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【CD入手】トレイシー・ウルマン / Move Over Darling The Complete Stiff Recordings (2CD 輸入盤) #TraceyUllman #TheCompleteStiffRecordings

※ジャケ写をクリックすると、アマゾンの該当ページが開くよ!。
トレイシー・ウルマン / Move Over Darling The Complete Stiff Recordings
国内盤はこちら

ディスク:1「You Broke My Heart in 17 Places 夢みるトレイシー」and more(1983)
(曲名(作者)/オリジナル・シンガー、分かる場合はオリジナル発表年)
1. Breakaway 涙のブレイクアウェイ (Jackie DeShannon, Sharon Sheeley)/Irma Thomas(US)、1964年
2. Long Live Love 愛はいつまでも (Chris Andrews)/Sandie Shaw(UK)、1965年
3. Shattered 誓いのブロークン・ハート (Wayne Thompson)/Sandy Posey(US)
4. Oh, What A Night 今夜は最高! (Marvin Junior, Johnny Funches)/The Dells(US)、1969年
5. (Life Is A Rock) But The Radio Rolled Me ラジオでロックン・ロール (Norman Dolph)/Reunion(US)、1974年
6. Move Over Darling そっと抱きしめて (Joe Lubin, Terry Melcher)/Doris Day(US)、1964年
7. Bobby's Girl ボビーに首ったけ (Hank Hoffman, Gary Klein)/Marcie Blane(US)、1962年(同年スーザン・モーン Susan Maughan(UK) がカヴァー)
8. They Don't Know 夢みるトレイシー (Kirsty MacColl)/Kirsty MacColl(UK)、1979
9. (I'm Always Touched By Your) Presence Dear 浮気な彼氏 (Gary Valentine)/Blondie(US)、1978年
10. You Broke My Heart In 17 Places 街角ハートブレイク (Kirsty MacColl)
11. I Close My Eyes And Count To Ten 瞳を閉じてワン・ツー・スリー (Clive Westlake)/Dusty Springfield(UK)、1968年
Bonus Track
12. Dancing In The Dark (Collins, Chapman)
13. The B-Side (Ullman/Fuller)
14. Move Over Darling そっと抱きしめて (extended version) (Joe Lubin, Terry Melcher)/ドリス・デイ、1964年
15. My Guy (My Guy's Mad at Me) (Mike Barson)/Madness(UK)(原題 My Girl)、1979年
16. Thinking Of Running Away(Phil Chapman, Peter Collins, Tracey Ullman) B-Side of “My Guy”

ディスク:2「You Caught Me Out ハ~イ! トレイシー」and more(1984)
(曲名(作者)/オリジナル・シンガー、分かる場合はオリジナル発表年)
1. You Caught Me Out 涙のステップ・ダンス (Kirsty MacColl, Pete Briquette, Simon Crowe)
2. Little By Little (Buddy Kaye, Beatrice Verdi)/Dusty Springfield(UK)、1966年
3. Baby I Lied あなたを見つめて (Deborah Allen, Rory Michael Bourke, Rafe Van Hoy)/Deborah Allen(US)、1983年
4. Terry (Kirsty MacColl, Gavin Povey)/カースティ・マッコール、1983年
5. Bad Motorcycle ロックン・ロール・モーターサイクル (Brown, Williams)/Jerry Lee Lewis(US)
6. Loving You Is Easy ラヴィング・ユー (Doug Taylor)
7. Sunglasses 想い出のサングラス (John D. Loudermilk)/ジョン・D・ラウダーミルク(US)
8. If I Had You あなたのそばに (Andy Davis, Rachmaninoff Quartet)/The Korgis(UK)、1979年
9. Helpless (Holland-Dozier-Holland)/Kim Weston(US)、1966年
10. Where The Boys Are ボーイ・ハント (Neil Sedaka, Howard Greenfield)/Connie Francis(US)、1961年
11. Give Him A Great Big Kiss キッスはやさしく (George "Shadow" Morton)/The Shangri-las(US)、1964年
12. I Know What Boys Like 男の子のように (Chris Butler)/The Waitresses(US)、1982年
Bonus Track
13. Candy (Miss, Ullman)
14. Sunglasses 想い出のサングラス (Extended Version) (John D. Loudermilk)/ジョン・D・ラウダーミルク
15. Falling In And Out Of Love 愛の行方 (Kjeldsen, Don Snow)/The Sinceros、1981年
16. Helpless (extended version) (Holland-Dozier-Holland)/キム・ウェストン、1966年
17. Instrumentally Helpless (Holland-Dozier-Holland)/キム・ウェストン、1966年
18. I Don't Want Our Loving To Die 愛は果てしなく (Blaikley/Howard)
19. Little Red Riding Hood (previously unreleased) (Collins/Ullman)
20. Alone (Craft/Craft)/The Four Seasons、1964年

Breakaway 涙のブレイクアウェイ



 ブリティッシュ・サウンド強化月間(もちろん自分が勝手に設定した月間(笑))で買ったCDです。本当は先にフリートウッド・マックを買ってるのだけど、こちらのほうが内容も馴染んでいて、先にCDチェンジャーから出せそうなので、こちらを先にレビューします。

 その昔1980年台、「トレイシー三人娘」なるものが流行ったことが有りました。流行ったと言っても、ごく一部の音楽ファンの間だけですが。トレイシー・ソーン、トレイシー・チャップマン、そしてこのトレイシー・ウルマンの三人、名前が似ていてややこしいが、間違えてどれを入手しても外れは無し、というのがもっぱらの噂でした。フォーク・ソウルなチャップマン(黒人US)、アコースティックな癒し系のソーン(白人UK)、やんちゃなウルマン(もちろんUK)、という位置づけだったように思います。(ソーンは後にベン・ワットとエヴリシング・バット・ザ・ガールを結成します。)

 他の二人は自作自演でしたが、トレイシーは、カヴァー中心で、'60年代の、言わばパロディのような位置づけでした。(曲目表では可能な限りオリジナル・シンガーを記してみたのですが、全て調べられたわけではないです。)

 ブリティッシュ・サウンド強化月間とは言え、トレイシーが採り上げた曲はアメリカ産のものも多く、また、サウンド的には'60sを意識していても、'70年代や、ほぼリアルタイムの'80年代の楽曲もカヴァーしていました。それらをしっかりトレイシー印に染めたのは、プロデューサーのピーター・コリンズの手腕によるところが大きいようです。

 トレイシーと言う人は元はイギリスの人で、女優&コメディエンヌとして活躍していた人でした。(ま、今でも現役ですが。)その彼女が当時躍進著しかったスティッフ・レコードの肝いりで、歌手としてデビュー。パンク/ニュー・ウェイヴを売りにしていたスティッフでは異色のポップス歌手として活動します。内容は先に触れたように、多分に'60年代のパロディの要素が強いものでした。と言って、ここが説明しづらいのですが、出てきた楽曲はいずれも、クォリティが高く、真面目な音楽ファンにとっても一聴に値するものだったのです。コメディエンヌという経歴を活かしてのパロディだったのでしょうが、そこはスティッフ、ふざけているつもりがマジになってしまったというところでしょうか?。イヤ、よく知らないんだけど。(^_^;

 これらの楽曲は元気印のものが多いのですが(“Breakaway 涙のブレイクアウェイ”“Bobby's Girl ボビーに首ったけ”“You Caught Me Out 涙のステップ・ダンス”などが代表的)、意外にも最大のヒットはバラードの“They Don't Know 夢みるトレイシー”で、全米8位まで上がっています。この曲のPVにはポール・マッカートニーが出ているのですが、トレイシー自身が大変なポール・ファンのようですね。

 なお、“My Guy (My Guy's Mad at Me)”は、Mary Wells のモータウン・ヒットではなく、Madness の“My Girl”なのですが、切ないメロディがたまらない名曲となっています。

 歌手としての活動期間は短く、1983年デビューの、翌年には2ndにしてラスト・アルバムを発表し、歌手引退宣言をしてしまいます。あくまで女優の余技という位置づけだったのかもしれませんが、もったいない話では有ります。歌手引退後は本業の女優業に精を出し、2006年にはアメリカ合衆国市民権を取得。現在も女優/コメディエンヌとしての人気を保っています。

 今回のCDは、彼女がスティッフで歌手活動していた音源を集大成した二枚組となります。これ以前に紙ジャケで、1st「You Broke My Heart in 17 Places 夢みるトレイシー」、2nd「You Caught Me Out ハ~イ! トレイシー」がボーナストラック付きで出されており、収録曲は今回のものとほぼ同じなのですが、惜しくも権利関係で既発表曲の内“Alone”だけが漏れているというものでした。

夢みるトレイシーハ~イ! トレイシー

 今回の二枚組は、紙ジャケ化された楽曲はもちろん網羅、“Alone”も収録、おまけでCD化されていなかった“Little Red Riding Hood”を収録。まさに集大成といえる内容になっています。

 以下個人的な思い出。
 最初オリジナル・アルバムは持っていなかったのですが、歌手引退記念の編集盤「フォーエヴァー・トレイシー」のアナログ盤は買いました。
フォーエヴァー・トレイシー
 これはヒット曲に加えて、オリジナル・アルバム未収録曲を多数含む、なかなか気合の入ったものでした。“Alone”ももちろん入っており、何より名曲“Falling In And Out Of Love 愛の行方”に酔いしれたものです。前二作のオリジナル・アルバムのジャケットがモロ'60年代パロディ(渋谷陽一いわく「('60年代当時は)ここまで悪趣味じゃなかった」)でしたが、このアルバムのジャケットは、シリアスな表情の「美人な」トレイシーが写っており、これも、コメディエンヌが真面目な表情をしてみせるという、一種のギャグだったのかなぁ、と、今なら思ってしまいますが、実際はどうだったのか。ちなみにこのアルバムはCD化もされており、もちろん買いましたが、今では廃盤で、Amazonでも扱っていないようです。

 その後件(くだん)の紙ジャケ盤が出たので喜び勇んで買ったのですが、“Alone”の収録漏れのせいで「フォーエヴァー」を手放せなかった、と、言う苦い(?)思い出があります。今回のコンプリート盤で、スッキリ整理ができて、嬉しい限り。紙ジャケ盤も「フォーエヴァー」も売っ払ってしまいました(笑)。アナログ盤も売っちゃったんじゃないかな。(^_^;

 更に蛇足的補足。
 トレイシーのデビュー曲“Breakaway 涙のブレイクアウェイ”について、紙ジャケ盤の日本語解説では、作者のジャッキー・デシャノンがオリジナルと書いていますが、リサーチが甘いね、小松崎健郎君!(笑)。これは、アーマ・トーマス Irma Thomas がオリジナルなのだよ!。アーマといえば!。ローリング・ストーンズもカヴァーした(えっ!?、ストーンズの話はいい?。そう言わんと聞いてちょ~(笑))名曲“Time Is On My Side タイム・イズ・オン・マイ・サイド”を歌ったことでも有名な歌姫。この“タイム・イズ~”、元々はジャズ・トロンボーンのカイ・ウィンディング Kai Winding のシングル(だったと思う。オリジナル・アルバム収録は無いはず?)として発表。一部のコーラスを除いてはインストだったこの曲を、アーマが採り上げるときに Jimmy Norman という人が歌詞を書き足し、見事な歌曲として発表。このアーマ・ヴァージョンを元にストーンズがカヴァー、という流れになります。それだけじゃない!。アーマはストーンズも採り上げた(もうええっちゅうねん(^_^;)オーティス・レディングの“ペイン・イン・マイ・ハート Pain In My Heart”の元歌である“Ruler Of My Heart”も歌っているのだ!。どうだ、まいったか!。アーマを無視すると痛い目に会うぞ、小松崎健郎君!(笑)。

 と言う感じで、強引にストーンズつながりになり、お後がよろしいようですので(どこがだ!?)、今回はこのへんで。

I Close My Eyes And Count To Ten 瞳を閉じてワン・ツー・スリー

Bobby's Girl ボビーに首ったけ

My Guy (My Guy's Mad at Me)

You Caught Me Out 涙のステップ・ダンス

Falling In And Out Of Love 愛の行方

Alone



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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
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 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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