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【CD聴く】ウェザー・リポート / Weather Report(1982) - from The COLUMBIA ALBUMS 1976-1982 (6CD 紙ジャケット 輸入盤) #WeatherReport #WeatherReport1982

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●とりあえずひと区切り
●身も蓋もない結論



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ウェザー・リポート / Weather Report(1982)

All compositions by Joe Zawinul except as indicated

1. ヴォルケイノ・フォー・ハイアー "Volcano for Hire" – 5:25
2. カレント・アフェアーズ "Current Affairs" – 5:54
3. N.Y.C. "N.Y.C. (41st Parallel/The Dance/Crazy About Jazz)" – 10:11
4. ダラ・ファクター・ワン "Dara Factor One" – 5:25
5. ホエン・イット・ワズ・ナウ "When It Was Now" (Shorter) – 4:45
6. スピーチレス "Speechless" – 5:58
7. ダラ・ファクター・トゥー "Dara Factor Two" (Zawinul, Shorter, Pastorius, Erskine, Thomas Jr.) – 4:27

Personnel
Josef Zawinul – Electric keyboards, piano, clay drum, drum computer, percussion, voice, horn, woodwind, string and brass sounds, front cover concept
Wayne Shorter – Tenor and soprano saxophones
Jaco Pastorius – Bass guitar, percussion, voice
Peter Erskine – Drums, drum computer, claves
Robert Thomas Jr. – Percussion

Released January 1982
Recorded 1981

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●Youtube音源引用

Weather Report [1982] / Weather Report


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●とりあえずひと区切り

 さぁ、2015年の1月から延々書き続けてきた「ウェザー・リポート日記」も、ひとまずは最終回です。
 実際には、このアルバムのあとにもウェザー・リポート名義のアルバムは出ていて、人によってはかなり高い評価をしているものもあります。ですが、それらは、今回見てきたようなBOXセットの形に纏(まと)まっていません。なので、ちょ~っとコスト・パフォーマンスが悪いかな、と言う感じで手が出ないのです。なので、今回でいったん区切りをつけることにしました。

 そして、これはベースのジャコ・パストリアス在籍時の最後のアルバムです。同時にドラムスのピーター・アースキンも最後となります。
 ファースト・アルバムと同じくグループ名のみというタイトルは何を意味するのか、何も意味しないのか。
 さらに、当CDにはボーナス・トラックなどは全く無しという、愛想の無さ。レコード会社のやる気のなさがよくわかります(笑)。

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●身も蓋もない結論

 屈託のない明るいアルバム、と言う印象がします。メジャーキー(長調)の曲ばかりでマイナーキー(短調)の曲がないし。

 ファンクなサウンドは相変わらず。スローな曲もありますけどね。ただ、キャッチーな曲はほとんど無いので、個人的な満足度は低いです。

 一曲目のイントロが打楽器だけでリズミカルに始まるところは期待を持たせますけどね。

 やはり僕にとってのウェザーは『ヘヴィ・ウェザー』が最高だったな、と言う、身も蓋もない結論が(笑)。

 後、これはどうでもいいことなんですが、“ホエン・イット・ワズ・ナウ”の左トラックで、パーカッション(打楽器)がカチンカチンと鳴るんですけど、この音が妙に生々しくて、「えっ、俺んちでラップ現象が!?」と、慌てて振り向く感じです(笑)。いや本当。(^_^;

 そんな感じで、ウェザー日記、これにて一区切りでございます。書き続けてきた感想を正直に言いますと、「非常に日記を書きにくい」グループでした(笑)。どう頑張ってもなかなか表現する言葉が出てこないのです。本当にもう、困り果てたものです。逆に言えばそれだけ「純粋に音楽に特化」したグループだったのかもしれません。
 そんな苦労をした分、愛着もひとしお…だったら良いんですけど、あんまりそういう感じでもないかな。(^^ゞ

ウェザー・リポート/Columbia Albums 1976-1982 (6CD 紙ジャケット 輸入盤)
ウェザー・リポート/The COLUMBIA ALBUMS 1976-1982 (6CD 紙ジャケット 輸入盤)

Disc 1.BLACK MARKET (1976)March 11, 1976
Disc 2.HEAVY WEATHER (1977)March 1977
Disc 3.MR. GONE (1978)
Disc 4.8:30 (1979)
Disc 5.NIGHT PASSAGE (1980)
Disc 6.WEATHER REPORT(1982)

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■ウェザー・リポート日記
 
 
 
 
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

【CD入手】サイモン&ガーファンクル / THE EARLY YEARS 1957-1962 #SimonAndGarfunkel #TomAndJerry #TrueTaylor #JerryLandis #ArtieGarr #Mystics #TicoAndTheTriumphs

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●S&Gは一日にして成らず
●S&Gも最初から光っていたわけではなかった
●S&G日記のこれからの予定


 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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サイモン&ガーファンクル / THE EARLY YEARS 1957-1962

All songs written by Paul Simon, except where noted in [].

DIsc 1
1. Tom & Jerry - "Hey Schoolgirl" [Simon & Garfunkel] 2:15
2. Tom & Jerry - "Dancin' Wild" [Simon, Garfunkel] 2:17
3. True Taylor - "True Or False" 2:08
4. True Taylor - "Teenage Fool" 2:17
5. Tom & Jerry - "Our song" [Simon & Garfunkel] 2:25
6. Tom & Jerry - "Two Teenagers" [Rose Marie McCoy] 2:25
7. Tom & Jerry - "That's My Story" [Simon & Garfunkel] 2:32
8. Tom & Jerry - "(Pretty Baby) Don't Say Goodbye" [Simon & Garfunkel] 2:00
9. Tom & Jerry - "Baby Talk" [M.Schwartz] 2:06
10. Tom & Jerry - "Lookin' At You" [L.Austin] 1:56
11. Tom & Jerry - "I'm Lonesome" [S.Prosen, T.Layton, J.Darcey] 2:00
12. Jerry Landis - "Anna Belle" 1:59
13. Jerry Landis - "Loneliness" 2:13
14. Artie Garr - "Beat Love" [Art Garfunkel] 2:07
15. Artie Garr - "Dream Alone" [Art Garfunkel] 2:19
16. Jerry Landis - "Dreams Can Come True" 2:29 *
17. The Mystics - "All Through The Night" [Kal Mann] 2:30
18. The Mystics - "(I Begin) To Think Again Of You" [Stock, Curtis] 2:23
19. Jerry Landis - "Up & Down The Stairs" 1:57 *
20. Jerry Landis - "Just A Boy" 2:07
21. Jerry Landis - "Shy" 2:26
22. Jerry Landis - "I'd Like To Be (The Lipstick On Your Lips)" [Hal David - Sherman Edwards] 2:07
23. Jerry Landis - "Play Me A Sad Song" 2:17
24. Jerry Landis - "It Means A Lot To Them" [Ross] 2:06

1.-2. 1957年
3.-9. 1958年
10.-16. 1959年
17.-22. 1960年
23.-24. 1961年

DIsc 2
1. Jerry Landis - "Back Seat Driver" [Maybe Simon] 2:00 *
2. Jerry Landis - "Wow Cha Cha Cha" [Maybe Simon] 1:48 *
3. Jerry Landis - "A Charmed Life" [Maybe Simon] 4:07 *
4. Jerry Landis - "Sleepy, Sleepy Baby #1" [Maybe Simon] 2:21 *
5. Jerry Landis - "Sleepy, Sleepy Baby #2" [Maybe Simon] 2:26 *
6. Jerry Landis - "That Forever Kind Of Love" [Maybe Simon] 2:30 *
7. Jerry Landis - "Lighthouse Point #1" [Maybe Simon] 2:54 *
8. Jerry Landis - "Lighthouse Point #2" [Maybe Simon] 2:44 *
9. Artie Garr - "Private World" [Art Garfunkel] 2:46
10. Artie Garr - "Please Forgive Me" [Jeff Raphael] 2:32
11. Jerry Landis - "I'm Lonely" 2:14
12. Jerry Landis - "I Wish I Weren't In Love" 2:01
13. Tico & The Triumphs - "Motorcycle" 2:06
14. Tico & The Triumphs - "I Don't Blieve Them" 2:05
15. Tico & The Triumphs - "Express Train" 2:14
16. Tico & The Triumphs - "Wildflower" 2:33
17. Tom & Jerry - "Surrender, Please Surrender" [S.Prosen, T.Layton, J.Darcey] 2:10
18. Tom & Jerry - "Fightin' Mad" [S.Prosen, T.Layton, J.Darcey] 2:05
19. Tico & The Triumphs - "Cry, Little Boy, Cry" 2:33
20. Tico & The Triumphs - "Get Up & Do The Wobble" 2:27
21. Tico & The Triumphs - "Cards Of Love" [Tico, Burak, Brennan] 2:15
22. Tico & The Triumphs - "Noise" 2:04
23. Jerry Landis - "The Lone Teen Ranger" 2:20
24. Jerry Landis - "Lisa" 2:04

1.-14. 1961年
15.-24. 1962年

 *:活動当時の未発表曲

 Tom & Jerry:ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの当時のグループ名
 True Taylor, Jerry Landis:ポール・サイモンのソロ名義
 Artie Garr:アート・ガーファンクルのソロ名義
 The Mystics:サイモンと親交のあった白人ドーワップ・グループ
 Tico & The Triumphs:サイモンが率いた白人ドーワップ・グループ

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●Youtube音源引用

Archive - The Early Years 1957-1962 / Simon & Garfunkel


Tia-Juana Blues → 当CDには未収録


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●S&Gは一日にして成らず

 サイモンとガーファンクルの二人にも地味な下積み時代がありました。
 この2枚組のCDは、その下積み時代に正規発売された音源に、当時未発表だった8曲を追加した、S&G前史ほぼ決定盤。なぜ「ほぼ」かと言うと、一曲だけ抜けている曲があるからです。1966年にABCレコードからポール・サイモン&アーサー・ガーファンクル名義で出されたシングル“That's my story / (Uncle Simon's) Tia-Juana Blues”からの“(Uncle Simon's) Tia-Juana Blues”だけが未収録です。まぁでも、どうもこれは歌無しのインスト物のようだし、サイモンが作った曲というわけでも無さそうなので(いやまぁ、よう知らんけど(^_^;)、我慢できるかな?。
 あと、このCD、発売日がきちんと記されているので便利なのですけど、クレジットで作者名が一切載っていないのが不親切です。上記の曲目一覧では可能な限り調べて記してみましたが、わからないものも数曲あります。特に [Maybe Simon] と記したものは、正直、全然わからなくて、当てずっぽうで「多分サイモン」としました。

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●S&Gも最初から光っていたわけではなかった

 で、聴いてみた感想はと言うと。
 プレスリー以降ビートルズ以前の有象無象アメリカン・オールディーズ・ポップス、と言う感じで、S&Gの知性的なリリシズムの面影はここには見られません。
 トム&ジェリー名義の“ヘイ、スクールガール”がスマッシュ・ヒット(全米49位)になりました。が、特に曲としてのできが良いとか、演奏が良いとかいうわけでもなく、当時はこういう曲でヒット・チャートが溢(あふ)れかえっていたんだなぁ、と言う印象。
 その他の楽曲も玉石混淆(ぎょくせきこんこう)と言う感じですが、残念なことに僕には「玉」は見つけられず(笑)「石」しか無いように聴こえます。まぁ、まとめてごっちゃで聴いてるからしょうがないというところもありますが。

 というわけで、褒め言葉として、レコード・コレクターズのS&G特集の記事から以下を引用しておきましょう。
 「デュオ(トム&ジェリーのこと)解消後、アート・ガーファンクルはアーティ・ガー名義で数少ないソロ・シングルを残した。“ドリーム・アローン/ビート・ラヴ”はAB面ともに彼自身が書いた夢見るようなロッカ・バラード。」守屋須三男
 「(チコ&ザ・トライアンフスの楽曲について)ディオン&ザ・ベルモンツ、ミスティックス、パッションズ、エレガンツなど、50年代中期から60年代初期にかけてニューヨークから登場した白人ドゥーワップ勢直系のハーモニーを駆使した、独特のノヴェルティ感覚に溢れるサウンドは、質も高く、聴き応え充分だ。」同
 (いずれもレコード・コレクターズ増刊 アメリカン・ロックVOL2(1995年12月25日発行)より。初出はレコード・コレクターズ1993年12月号。)

 あと、このCDに付いて佐野邦彦と言う方が詳しいブログを書いているので、おすすめしておきます。

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●S&G日記のこれからの予定

 さて、これで、S&G関連の音源は一通り聴いてきたことになります。
 で、一応、今後はポール・サイモンのソロ作品を追っていこうかと思っているのですが。それがまぁ、景気の悪い話で申し訳ないのですが、先立つものがないので、途中で頓挫しそうな感じ。
 セントラルパークでのS&G再結成コンサート(1982年)まではなんとか追っかけたいところなんですが、さてどうなるやら。

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■サイモン&ガーファンクル日記
 
 
 
 

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD聴く】イエロー・マジック・オーケストラ / ライヴ・アット・紀伊国屋ホール1978 from YMO L-R TRAX Live & Rare Tracks #YellowMagicOrchestra #LiveAtKinokuniYaHall1978

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●YMOはテクノなベンチャーズ?
●世界進出のきっかけとなったライヴ
●YMO再発情報


 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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イエロー・マジック・オーケストラ / ライヴ・アット・紀伊国屋ホール1978

1. ファイアクラッカー FIRECRACKER (Martin Denny) 5:14
2. ビハインド・ザ・マスク BEHIND THE MASK (Words:Chris Mosdel/Music:Ryuichi Sakamoto) 3:16
3. 中国女 LA FEMME CHINOISE (Words:Chris Mosdel/Yukihiro Takahashi) 6:14
4. 東風 TONG POO (Ryuichi Sakamoto) 5:24
5. プラスティック・バンブー PLASTIC BAMBOO (Ryuichi Sakamoto) 5:02
6. ジ・エンド・オブ・エイジア THE END OF ASIA (Ryuichi Sakamoto) 7:50
7. コズミック・サーフィン COSMIC SURFIN' (Haruomi Hosono) 3:58
8. ウォンテッド WANTED (Words;Yu Aku/Music:Shunichi Tokura) 3:07
9. 千のナイフ 1000 KNIVES (Ryuichi Sakamoto) 6:33
Total time :

YMO+松武秀樹(CP)+渡辺香津美(G)+風間幹也(per)+松本弘(Key)
1978年12月10日収録

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●Youtube音源引用

Live at Kinokuni-Ya Hall [1978] / Yellow Magic Orchestra


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●YMOはテクノなベンチャーズ?

 セカンド・アルバムの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』を出すときの発言だったと思いますが、リーダーの細野晴臣(ベース)が「今度のアルバムはヴォーカルとドラムス以外は生楽器使ってないよ」と言ったという逸話があります。
 コンピュータと電子楽器で新しい音楽の地平を切り開こうとしていた彼ららしい発言なのですが、僕が思ったのは、的外れな感想でした。「それって、ビートルズかベンチャーズじゃね?。」
 なんとも失礼なことを思っていたわけですが、でも、最近、この時期のイエロー・マジック・オーケストラを聴き込んでみて、「ベンチャーズってのはいい線ってるんじゃね?」と、思うようになりました。なので、私見ではありますが、この時期(ファースト・アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』から『増殖∞』まで)を、テクノ・ベンチャーズ期と呼ぶことにします。

 決してこの時期をバカにしているわけではありませんよ。ベンチャーズと言えば、まだ電気ギターが珍しかった頃(1960年代)に、その電気ギターを印象的に使ったインストルメンタル演奏(歌無しの演奏だけということですな)で一時代を築いた偉大グループ。対してイエロー・マジック・オーケストラは、まだシンセサイザーやコンピュータ・ミュージックが珍しかった1970年代後半に、それらを積極的に使用してインパクトのある音を作り上げました。両者にはそんな共通点があると思うのです。
 もしかして、細野晴臣は意図的にベンチャーズを下敷きにしていたのでは?、とは穿(うが)ち過ぎた見方でしょうか?。

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●世界進出のきっかけとなったライヴ

 このライヴはアルファ・レコード主催の「フュージョン・フェスティバル」という催しでの演奏です。この時、米A&M(と言うレコード会社)の副社長のトミー・リピューマがこの演奏を観て(聴いて)おり、気に入ったので米国でのデビューが決まったと言われています。

 この時は音響設備が完全ではなかったらしく、“中国女”での高橋ユキヒロ(ドラムス、ヴォーカル)の声がかなりオフ気味だったり、教授(坂本龍一(キーボード)のニックネーム)のキーボードの音が歪(ひず)んで聴こえるところがあったりします。(“東風”など。)

 “ビハインド・ザ・マスク”はこの時点では、イエロー・マジック・オーケストラとしてのスタジオ吹き込みはなかったのようなのですが、時計のCM用に作っていたようです。そのCMバージョンは前回の日記で紹介しました。

 “プラスティック・バンブー”は、他にはイエロー・マジック・オーケストラでの吹込みがないようです。これは“ジ・エンド・オブ・エイジア”、“千のナイフ”同様、坂本龍一のファースト・ソロ・アルバム『千のナイフ』に収録されていた曲。イントロでの渡辺香津美のギター・カッティングがカッコイイ!。

 6曲めは“ジ・エンド・オブ・エイジア”なんですけど、出だしが思いっきり“千のナイフ”(笑)。プログラミングを間違えたのかな?。それともわざと?。いずれにせよ全く動ずること無く“ジ・エンド・オブ~”として演奏しているのは、さすがベテランぞろいだけありますね。

 “コズミック・サーフィン”を演る前に、細野晴臣による演奏メンバー紹介があるのですが、なんと生声です!。ボコーダーじゃない!。これは貴重よ!?。パーカッションの名前をど忘れしているのが微笑ましい。

 その“コズミック・サーフィン”ですが、『パシフィック』バージョンとも、ファースト・アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』バージョンとも異なる、エイト・ビート・バージョンにすでになっているのが注目点です。細野自身が「『パブリック・プレッシャー』のバージョンがこの曲の完成形」と言っていましたが、リズム・スタイル的には早い時期からエイト・ビートになっていたのがわかります。

 “ウォンテッド”で、作詞のクレジットがあるので、律儀だなぁ、インストで演奏してるのになぁ、と、思っていたのですが、よく聴くと、サビのメロディは、ボコーダーで歌っているみたいですね。
 この曲はご存知の通りピンク・レディーの曲(1977年9月5日発表)なんですけど、この時期にはよく演っていた楽曲で、彼らとしては洒落のつもりで採り上げたらしいです。でも、この曲の伴奏のリフレインはカッコイイよね。

 イエロー・マジック・オーケストラとしては最初期のライヴになるわけですが、初々しさとかは微塵(みじん)もなく(笑)、堂々とした演奏ぶりなのがさすがです。まぁ、この時点で3人ともすでに大ベテランだったもんね。

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●YMO再発情報

 ところで、イエロー・マジック・オーケストラの再発プロジェクトが進行しているので、ここでも紹介しておきます。
 今回発売される以下の三枚はSACDとのハイブリッドとなっています。通常のCDプレイヤーでも再生できますが、SACD対応のプレイヤーならばより良い音質で聴くことができるそうです。「SACD」は「Super Audio Compact Disc」の略だったと思います。僕はそんな高級なCDプレイヤー持ってないので買いませんけどね(笑)。
 発売予定は2018年11月28日(水)です。

イエロー・マジック・オーケストラ Hybrid SACD
イエロー・マジック・オーケストラ(US版) Hybrid SACD
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー Hybrid SACD

 そんな感じで、次回はロサンゼルスはグリーク・シアターでのライヴ音源です。時期的にセカンド・アルバムの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』とかぶっていて、グリーク・シアター以前に『ソリッド~』は完成していたんじゃないか、とも思ったんですが、ここは発売された日付を遵守(じゅんしゅ)して、グリーク・シアターの音源を先に紹介します。というか、まぁ、順番を勘違いしていただけなんですけどね、ぶっちゃけ(笑)。


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L-R Trax Live&Rare Tracks / イエロー・マジック・オーケストラ
YMO L-R Trax





■イエロー・マジック・オーケストラ日記一覧
 
 
 
 

テーマ : J−POP
ジャンル : 音楽

【追悼】おぼえておこうね 思い出してね【CD入手】はしだのりひこ / ゴールデン☆ベスト 他 #はしだのりひこ

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●はしだのりひこ追悼
●時代の風を巻き込んだ作品集
●この日記のタイトル曲(結びに代えて)




●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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はしだのりひこ / GOLDEN★BEST

1. 風 (作詞:北山修 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 3:33
2. さすらい人の子守唄 (作詞:北山修 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 3:15
3. 朝陽のまえに (作詞:北山修 作曲:杉田二郎 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 3:37
4. さよなら (作詞:加藤久美子 補作詞:北山修 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 4:15
5. 白い鳥にのって (作詞:北山修 作曲:杉田二郎 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 2:57
6. 一人ぼっちの旅 (作詞:久二比呂志 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 3:41
7. 海はきらいさ (作詞:北山修 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 2:49
8. 戦争は知らない (LIVE) (作詞:寺山修司 作曲:加藤ヒロシ) / はしだのりひことシューベルツ 3:51
9. 花嫁 (作詞:北山修 作曲:端田宣彦/坂庭省悟 編曲:青木望) / はしだのりひことクライマックス 2:54
10. この道 (作詞:北山修 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことクライマックス 3:09
11. ふたりだけの旅 (作詞:北山修 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことクライマックス 2:49
12. 沈黙 (作詞:端田省洋 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことクライマックス 3:01
13. 時は魔法使い(結婚讃歌) (作詞:織本瑞子 補作詞:阿久悠 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことエンドレス 2:48
14. 嫁ぐ日 (作詞・作曲:端田宣彦 編曲:瀬尾一三) / はしだのりひことエンドレス 3:00
15. ひとり (作詞:岩谷時子 作曲:端田宣彦 編曲:宮本光雄) / はしだのりひことエンドレス 3:06
16. 星と虹と (作詞:岩谷時子 作曲:端田宣彦 編曲:瀬尾一三/宮本光雄) / はしだのりひことエンドレス 3:08
17. 祇園の鳥居 (作詞・作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひこ 3:36
18. たとえば光 (作詞:三上寛 作曲:端田宣彦 編曲:ボブ佐久間) / はしだのりひこ 4:16
19. 星がみつめてる (作詞:保富康午 作曲:はしだのりひこ 編曲:石田かつのり) / はしだのりひこ 3:57
20. 風の行方 [愛媛県肱川町 イメージソング] (作詞:池田平男/端田省洋 作曲:はしだのりひこ 編曲:荻野裕子) / はしだのりひこ 4:10

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●Youtube音源引用

ゴールデン☆ベスト (全曲) / はしだのりひこ


▼ゴールデン☆ベストより

風 (作詞:北山修 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことシューベルツ 3:33


花嫁 (作詞:北山修 作曲:端田宣彦/坂庭省悟 編曲:青木望) / はしだのりひことクライマックス 2:54


▲ゴールデン☆ベストより

なんのために(作詞:北山修 作曲:端田宣彦) / フォーク・クルセダーズ (『紀元貳阡年』より)


戦争は知らない / フォーク・クルセダーズ (『当世今様民謡大温習会』より)


サウンド・オブ・サイレンス(作詞作曲:ポール・サイモン)~風 / はしだのりひことシューベルツ (『フォークルさよならコンサート』より)


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●はしだのりひこ追悼

 はしだ のりひこ(本名:端田 宣彦、1945年1月7日 - 2017年12月2日)パーキンソン病のため死去。72歳没。また、同年5月から急性骨髄性白血病も患っていた。(ウィキペディアより引用)

 昨年(2017年)の末に訃報を聞き、その時、自分は、はしだの作品をほとんど持っていないな、と気づき、改めて編集アルバムを入手。中古で購入したので、遺族には一銭も渡らないという、なんとも申し訳のない追悼なのですが。
 ネットだとプレミア価格になっているようですが、ユニバーサルから2013-11-27に発売されたものは¥1,027(税込)なので、足繁(あししげ)く店頭で探すのが吉かもしれません。…と思って、念のために調べ直しててみたら、2018/12/05に同価格で再発されるとのこと!。Amazonではまだ扱いがないようですが、タワーレコード・オンラインなどでは予約ができるようになっています。ただ価格が安すぎるためにネット注文では送料無料にはなりにくいようで(皆無ではないですが)、店頭に足を運んで入手するのが賢いかもしれません。まぁ、店に行くまでの電車賃を考えたら、送料払ってもよいのかもしれませんけれどもね…。

 このCDは、はしだ自身の曲以外にも、メンバーの杉田二郎が作り歌った曲や、自作でないカバー曲も収録している当たり、好感が持てるところです。

 今回、このCDからの音源以外にも、フォーク・クルセダーズ時代に発表したはしだの曲のYoutube音源も添付してみました。

 そう言えば、フォーク・クルセダーズの21世紀の新結成(2002年期間限定新結成)のときには参加していませんでした。呼ばれなかったのか、呼ばれたけど断ったのか?。真相はどうだったのでしょう。まだ存命な(という言い方も酷ですね)北山修に聞いてみたいような気もしますが、多分答えてはくれないでしょうねぇ。それとも案外と、スルっと答えてくれたりするのでしょうか。
 もしかしたらその当時すでに病魔に蝕(むしば)まれていたのかもしれません…。あるいはその時期、奥様が病で伏せており、その看護に忙殺されていたと言う話もあります。(その時の体験をもとにした手記『おとうさんゴハンまーだ』が1986年に発表され、のちにそれを原作とした映画『風のあるぺじお』が制作されました(1987年公開)。)

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●時代の風を巻き込んだ作品集

 聴き込んでみて思ったのは「意外といい曲演っているじゃないか」ということでした。

 はしだの曲は“風”(1969年発表)と“花嫁”(1971年発表)くらいしか知らなくて、最初はその二曲だけが耳に残りました。けれども、何度も繰り返して聴いていくうちに、あちこちに耳に引っかかってくる物が増えてきて、今では、「捨て曲なし!、さすがベスト盤!」と思うようになっています。

 曲調や編曲、歌い方などが、やや時代がかっているような感じもしないではないです。しかし、逆に言えば、この時代だからこそできたこと、この時代でなければできなかったこと、を、やっていた、とも言えるでしょう。そこは、まっさらな気持ちで素直に受け止めて楽しみたいところですね。

 僕が普段聴いている音楽とはスタイルが違うので、ここからさらに音源集め始めるとかは無さそうなのですけれども。

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●この日記のタイトル曲(結びに代えて)

 今回、柄(がら)にもなく日記にサブタイトル(と言うかメインタイトル?)をつけてみました。その「おぼえておこうね」と「思い出してね」と言う言葉は以下の二曲の歌詞から採りました。もちろん、どちらも今回のCDに収録されています。

時は魔法使い(結婚讃歌) (作詞:織本瑞子 補作詞:阿久悠 作曲:端田宣彦 編曲:青木望) / はしだのりひことエンドレス 2:48

♪時は魔法使い/狂(くるお)しい愛も/すぐに見慣れた顔するから/おぼえておこうね
全歌詞

嫁ぐ日 (作詞・作曲:端田宣彦 編曲:瀬尾一三) / はしだのりひことエンドレス 3:00

♪あなたもいつの日か恋したら/今日の私のように/幸福(しあわせ)きっとつかんで下さい/そのとき私の言葉を/思い出してね
全歌詞

 しかし、亡くなってから評価されると言うのもなかなか辛(つら)いものがあります…。
 できれば存命なミュージシャンたちは存命なうちに精一杯惜しみ無く応援したいものですね…。



■ミュージシャン別日記一覧
 
 
 
 

テーマ : J−POP
ジャンル : 音楽

【追悼】【CD入手】フランス・ギャル / 夢みるフランス・ギャル~アンソロジー'63/'68 #FranceGall #Lanthologie

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●R.I.P.
●一味違う編集盤
●やはりこの人の歌声は素敵
●結びに代えて


 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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フランス・ギャル / 夢みるフランス・ギャル~アンソロジー'63/'68

トラックNo.曲名邦題 曲名原題 (作者(作詞/作曲)) (時間)
01. 夢見るシャンソン人形[日本語版] Poupee De Cire, Poupee De Son [Japonais] (Serge Gainsbourg/日本語詞:岩谷時子) (2:34) *
02. すてきな王子様[日本語版] Un Prince Charmant [Japonais] (Maurice Vidalin/Jacques Datin/日本語詞:安井かずみ) (2:31) *
03. 恋のサバ・サバ娘 Ca Va Je T'aime (R.Moseley/A.Salvet/E.Lewis/C.Carrere)(2:16) mono
04. 審判のテーマ(この曲が聞こえる) J'entends Cette Musique (Robert Gall/Jacques Datin) (2:35) mono
05. はじめてのバカンス Mes Premieres Vraies Vacances (Maurice Vidalin/Jacques Datin) (2:11) mono
06. 恋はおとなしく Soyons Sages (Robert Gall/Guy Magenta) (2:31) mono
07. 悲しい初恋 Le Premier Chagrin D'amour (Robert Gall/C.H.Vie) (2:26) mono
08. 夢見るシャンソン人形 Poupee De Cire, Poupee De Son (Serge Gainsbourg) (2:32) mono
09. 月の光に Au Clair De La Lune (Robert Gall/Alain Goraguer) (2:07) mono
10. ジャズる心 Le Coeur Qui Jazze (Robert Gall/Alain Goraguer) (2:47) mono
11. 涙のシャンソン日記 Attends Ou Va-T'en (Serge Gainsbourg) (2:32) mono
12. バラ色のキッス Et Des Baisers (Robert Gall/Alain Goraguer) (2:19) mono
13. すてきな王子様 Un Prince Charmant (Maurice Vidalin/Jacques Datin) (2:30) mono
14. 恋の家路(新学期) Le Temps De La Rentree (Robert Gall/P.Gall) (1:36) mono
15. 乙女のためいき C'est Pas Facile D'etre Une Fille (P.Delanoe/J.Bourtayre/G.Magenta) (2:35) *?
16. わたしは幸せ Ca Me Fait Rire (Maurice Vidalin/Jacques Datin) (2:29) *
17. 羅針盤 La Rose Des Vents (Maurice Vidalin/Jacques Datin) (2:23) mono
18. ブーム・ブーム Boom Boom (P.Reinau/M.Wessel/P.Delanoe) (2:17) mono
19. あなたに権利はない Tu N'as Pas Le Droit (J.Weiner/J.Drejae) (2:01) *
20. 恋のためいき(ポリシネル) Polichinelle (J.Bernard/P.Saka) (2:30) *
21. 青い瞳に恋してる Les Yeux Bleus (Robert Gall/C.H.Vie) (2:36) *
22. 好かれようとしないこと Ne Cherche Pas A Plaire (J.-C.Oliver/R.Valade) avec Mireille Dare (3:00) mono
23. けんかの前に Avant La Bagarre (R.Bernet/G.Magenta) (2:45) *
24. あなたが欲しい Toi Que Je Veux (J.M.Rivat-F.Thomas/J.Dassin) (3:01) *
25. ハロー、天国のムッシュー Allo Monsieur La-Haunt (G.Gustin/P.Nieaud) (2:55) mono
26. 24/36 (J.M.Rivat-F.Thomas/J.Dassin) (2:42) *

* Stereo

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●Youtube音源引用

L' Anthologie / France Gall



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●R.I.P.

 突然の訃報でした。
 今年のはじめ、2018/1/7(日)にフランス・ギャルはこの世を去りました。享年70歳。死因は1990年代半ばから患(わずら)っていた乳癌。

 日本ではアイドル期のCDが2018年1月下旬に紙ジャケットでCD化される予定になっていて、国内でも再評価の機運が高まるかと思われていた矢先のことでした。

 これはアレか?。俺が入門すると死ぬ、って言うパターンか?。ファッツ・ドミノと言い、フランス・ギャルと言い…。俺って死神だったのか…。orz

 いやいや、そんな非科学的なことを言ってる暇があるなら、気を取り直して日記の続きを書く事にしましょう。

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●一味違う編集盤

 これはとても素敵な編集盤です。
 これを入手した当時(2017年9月頃)は、一般的なベスト物の編集盤以外では、なかなかいい音盤がなかったのですけれども、その中で、このCDは編集盤ながら、他のいわゆるベスト物とは違う選曲で、惹きつけられるものがありました。

 まずは冒頭にフランス・ギャルが日本語で歌うヒット曲が飛び出してきて、何とも胸キュンであります。
 多少たどたどしくはあるのですが、意外に達者な日本語歌唱を聴かせてくれます。ところどころ出てくる、ガ行の、いわゆる鼻濁音(びだくおん)がきれいに発音できずに鼻にかかった感じになっているのが(日本語としては不自然なんですけど)、却(かえ)ってチャーミングです。

 この2曲はここではステレオ・ミックスで収録されているのですが、前述の紙ジャケ盤のボーナス・トラックではモノ・ミックスのみで収められているので、このステレオ・ミックスは貴重と言えます。

 その他、前述の通り通常のベスト物の編集盤には入らないような曲が多く選曲されており、さながら「裏ベスト」とでも呼びたい内容になっています。(選曲者も解説で「既存の編集盤とできるだけ重ならないような選曲にした」と言うような事を書いています。)

 以前紹介した編集盤(フツーのベスト物)では、セルジュ・ゲインズブールの作品が多めに収録されていましたが、こちらは、彼の曲は少なめです。彼だけで持っていたのではないことがよく分かります。また、フランス・ギャルのお父さんのロベールが作詞で頑張っているのが目立ちますね。

 今年(2018年)の春に放送されたアニメ「ひそねとまそたん」で“恋の家路(新学期) Le Temps De La Rentree”がエンディング曲としてカバーされた(歌い手は話数により異なるが基本的に出演声優(女声)が歌った)ことも記憶に新しいでしょうか。…いや、僕はそのアニメ見たことないんですけどね(笑)。なんか航空自衛隊の女性パイロットが主役のお話だったらしいよ?。観れば良かった…。orz
 ちなみにこの曲を作曲したP.Gallと言うのはフランス・ギャルの兄のパトリスとのこと。…音楽一家だったんだなぁ。

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●やはりこの人の歌声は素敵

 このように通常のベストものとは違う選曲なのですが、それらと比べても遜色が無いくらい質は高いですね。どの曲も魅力的です。フランス・ギャルのあどけない歌い方もとてもチャーミング。
 “恋のサバ・サバ娘”のような明るく突き抜けたものから、哀愁の漂う“ハロー、天国のムッシュー”のような曲までを、嫌味なく歌いきれるところは、なかなかのセンスと実力だと思います。アイドルだからって馬鹿にしてると痛い目にあっちゃうぞ…?。

 “わたしは幸せ”では彼女の笑い声が聞こえてなんとも微笑ましい。
 普段は「こういう音楽的でないギミックは好かない」とか生意気なことを言う僕ですが、これは良いんじゃないの?。アイドルは疑似恋愛の対象なんだし。「音楽的にどうのこうの」とか難しいこと言っていては楽しめないので。
 てか、相手によって言うことがコロコロ変わるとか、俺ってサイテーだな。(^_^;

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●結びに代えて

 このCD発売当時(2000年11月)は、国内盤としては、ここでしか聴けない曲が多く含まれていました。しかし、前述のように、今ではフィリップス・レコード時代(=アイドル時代)の全オリジナル・アルバムがボーナス・トラック付きの紙ジャケット仕様で再発されています。そのため、このCDの価値は少々薄れたようになってしまいました。ただ、モノ・ミックス、ステレオ・ミックスの違いを克明に見ていくと、このCDでしか聴けないミックスのものもあり、全く無価値というわけではないようです。(いちいち個別には挙げませんけど。)

 とは言え、そこは些末(さまつ)なこと。今は素直な気持ちで、彼女の若き日の歌唱に耳を傾け、身を委(ゆだ)ねようと思います。

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■フランス・ギャル日記
 
 
 
 

テーマ : 女性アーティスト
ジャンル : 音楽

【CD入手】ローリング・ストーンズ / オン・エア (2CD) #RollingStones #OnAirABbcRecording

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●なにこれ!?、楽しい!!
●収録楽曲雑感
●収録順に並べ替えると
●ベロマークが…!
●追記『ザ・ロスト・BBCセッションズ』



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ローリング・ストーンズ / オン・エア (2CD)

CD1
1. カム・オン (Saturday Club, 26 October 1963) Come On (Chuck Berry) 2:03
2. サティスファクション (Saturday Club, 18 September 1965) (I Can’t Get No) Satisfaction (Mick Jagger, Keith Richards) 3:46
3. ロール・オーヴァー・ベートーヴェン (Saturday Club, 26 October 1963) Roll Over Beethoven (Chuck Berry) 2:19
4. クモとハエ (Yeah Yeah, 30 August 1965) The Spider And The Fly (Mick Jagger, Keith Richards) 3:14
5. コップス・アンド・ロバーズ (Blues in Rhythm, 9 May 1964) Cops And Robbers (Kent Harris) 3:44
6. イッツ・オール・オーヴァー・ナウ (The Joe Loss Pop Show, 17 July 1964) It’s All Over Now (Bobby Womack, Shirley Womack) 3:18
7. ルート66 (Blues in Rhythm, 9 May 1964) Route 66 (Bobby Troup) 2:32
8. メンフィス・テネシー (Saturday Club, 26 October 1963) Memphis, Tennessee (Chuck Berry) 2:22
9. ダウン・ザ・ロード・アピース (Top Gear, 6 March 1965) Down The Road Apiece (Don Raye) 2:01
10. ラスト・タイム (Top Gear, 6 March 1965) The Last Time (Mick Jagger, Keith Richards)
11. クライ・トゥ・ミー (Saturday Club, 18 September 1965) Cry To Me (Bert Berns) 3:07
12. マーシー・マーシー (Yeah Yeah, 30 August 1965) Mercy, Mercy (Don Covay, Ronald Miller) 2:54
13. オー・ベイビー (Saturday Club, 18 September 1965) Oh! Baby (We Got A Good Thing Goin') (Barbara Lynn) 1:49
14. アラウンド・アンド・アラウンド (Top Gear, 23 July 1964) Around And Around (Chuck Berry) 2:45
15. ハイ・ヒール・スニーカーズ (The Joe Loss Pop Show, 10 April 1964) Hi Heel Sneakers (Tommy Tucker) 1:56
16. ファニー・メイ (Saturday Club, 18 September 1965) Fannie Mae (Buster Brown, Clarence L. Lewis, Bobby Robinson) 2:11
17. ユー・ベター・ムーヴ・オン (Blues in Rhythm, 9 May 1964) You Better Move On (Arthur Alexander)
18. モナ (Blues In Rhythm, 9 May 1964) Mona (Bo Diddley) 2:58

CD2
1. 彼氏になりたい (Saturday Club, 8 February 1964) I Wanna Be Your Man (John Lennon, Paul McCartney) 1:52
2. かわいいキャロル (Saturday Club, 18 April 1964) Carol (Chuck Berry) 2:31
3. アイム・ムーヴィング・オン (The Joe Loss Pop Show, 10 April 1964) I'm moving On (Hank Snow) 2:06
4. イフ・ユー・ニード・ミー (The Joe Loss Pop Show, 17 July 1964) If You Need Me (Wilson Pickett, Sonny Sanders, Robert Bateman) 2:01
5. ウォーキング・ザ・ドッグ (Saturday Club, 13 April 1964) Walking The Dog (Rufus Thomas) 2:59
6. コンフェッシン・ザ・ブルース (The Joe Loss Pop Show, 17 July 1964) Confessin' The Blues (Jay McShann, Walter Brown) 2:26
7. エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ (Top Gear, 6 March 1965) Everybody Needs Somebody To Love (Solomon Burke, Bert Berns, Jerry Wexler) 3:34
8. リトル・バイ・リトル (The Joe Loss Pop Show, 10 April 1964) Little By Little (Mick Jagger, Keith Richards, Phil Spector) 2:30
9. エイント・ザット・ラヴィング・ユー・ベイビー (Rhythm And Blues, 31 October 1964) Ain't That Loving You Baby (Jimmy Reed) 1:56
10. ビューティフル・デライラ (Saturday Club, 18 April 1964) Beautiful Delilah (Chuck Berry) 2:10
11. クラッキン・アップ (Top Gear, 23 July 1964) Crackin' Up (Bo Diddley)
12. アイ・キャント・ビー・サティスファイド (Top Gear, 23 July 1964) I Can't Be Satisfied (Muddy Waters) 2:30
13. 恋をしようよ (The Joe Loss Pop Show, 10 April 1964) I Just Want to Make Love To You (Willie Dixon) 2:16
14. 南ミシガン通り2120 (Rhythm and Blues, 31 October 1964) 2120 South Michigan Avenue (Nanker Phelge) 3:47

Mick Jagger – vocals, harmonica
Keith Richards – guitar, backing vocals
Brian Jones – guitar, harmonica
Bill Wyman – bass, backing vocals
Charlie Watts – drums
Ian Stewart – piano on "Down the Road a Piece", "Everybody Needs Somebody to Love"

 レコード・コレクターズ2018年1月号を参照して“ハイヒール・スニーカーズ”、“ウォーキング・ザ・ドッグ”、“恋をしようよ”の録音データは修正してあります。

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●Youtube音源引用

On Air - A BBC Recording (Standard Edition) / The Rolling Stones


On Air - A BBC Recording (Bonus Disc) / The Rolling Stones


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●なにこれ!?、楽しい!!

 さてさて、僕の日記ではさんざんBBC(英国国営放送)のラジオ放送用ライヴ音源をけなしてきましたが。いざストーンズのBBC音源がまとめて出されると、やはり心が浮き立ってしまい、思わず聴き惚れてしまいました。(^_^;
 実際聴いてみると、「なにこれ楽しい!」となってしまい、いままでBBC音源をバカにしていた手前、立つ瀬が無くなって、どうしようか、と、路頭に迷っている次第です。(^_^;
 そうか、ビートルズのBBC音源が出た時は、みんなこんな気持ちで聴いていたのか…!。俺はまだまだだったのだなぁ…!。

 このCDには、一枚物の通常盤と2枚組のデラックス盤とがあって、後者は前者と同じ内容のディスク1に、追加でディスク2を付け加えた形。一枚目、二枚目に分けられた楽曲の基準はよくわかりません。比較的知られている曲を一枚目にしたのかな、という気もしますけど、それだと“彼氏になりたい”や“かわいいキャロル”が二枚目なのはなぜ?、ってなっちゃいます。謎ですね。(今回紹介しているのはもちろん二枚組のデラックス盤です。)

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●収録楽曲雑感

 この時期(1963-5年)のストーンズは本当にオリジナル曲を演っていなくて、彼らが憧(あこが)れた黒人ミュージシャンのカバーばかり演っています。どの曲のオリジナルが誰、と言う野暮なことは記しませんけれどもね。(面倒くさいだけなんだろうって?。あぁ、そうだよ、悪かったな!。)
 一応、ストーンズのオリジナルなのは、作者に「Mick Jagger, Keith Richards」の名が記されているものと「Nanker Phelge」と記されているもの、あとはジョン・レノンとポール・マッカートニーが彼らに譲った“彼氏になりたい”。これだけです。後はひたすら、カバー、カバー、カバー!。そこが却(かえ)って清々(すがすが)しくて良い!のですよ!。

 「Blues In Rhythm」の4曲は、数年前(2012年)に出た編集盤『GRRR!』(「R」の数は適当なので突っ込まないで(^_^;)のスーパー・デラックス・エディションで「アナログEP」として収録されていました。その時、なんと時代錯誤なことをするものか!、と、憤慨したものです。それらの4曲も今回、無事全収録。収録順がバラけているのが残念無念なんですけど、まぁしょうがないか。ちなみにこの4曲だけステレオ録音です。当時試験的にやっていたステレオ放送の素材として録音されたものなんですね。

 そして、あちこちで言われていることですが、ココでも言いますが、“サティスファクション”の一番のブレイク部分で、「♪ヘ、ヘイ、ヘィ」と歌うべきところを、一拍(二拍?)速く間違えて(だと思うが)、「♪ヘイ!」とだけ歌っている箇所があります。これが、これはこれでカッコイイところがタダ者でないと思うのですが、でもまぁ、二番以降は普通に「♪ヘ、ヘイ、ヘィ」と歌っているので、やっぱり間違えたんだろうな。(^_^;

 “ロール・オーヴァー・ベートーヴェン”(1963年9月23日収録)は、ビートルズのバージョンを収録した『ウィズ・ザ・ビートルズ』(1963年11月22日の発表(録音は同年7月30日))の発売より前なので、かろうじて真似っ子ではないようです。しかし実際にはどうだったでしょう。ビートルズがステージで披露していたのを彼らが見て聴いていたという可能性はありそう。

 レコード会社の宣伝文句で、

> 「ストーンズが正式にレコーディング、もしくは発表しなかった楽曲群
> 「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」
> 「コップス・アンド・ロバーズ」
> 「メンフィス・テネシー」
> 「ハイ・ヒール・スニーカーズ」
> 「ファニー・メイ」
> 「エイント・ザット・ラヴィング・ユー・ベイビー」
> 「ビューティフル・デライラ」
> 「クラッキン・アップ」
> のカヴァー8曲を収録」

とあるんですけど、これ、一曲間違いがあります。“クラッキン・アップ”は、1977年発売の『ラヴ・ユー・ライヴ』に収録されているんです。ライヴ収録なので数に入れなかったのかもしれませんが、ちょっと不誠実な宣伝文句ですね。
 あと、細かいこと言えば前述した通り“コップス・アンド・ロバーズ”は『GRRR!』のスパデラのアナログEPで発表済みですしね。

 まぁ、そういった些末なことは良いのですよ。と、ここまでダラダラ書いといて言いますけど(笑)。ここでのストーンズは後年の余裕たっぷりの姿ではなく、勢い一発の、若々しい(と言うと陳腐ですがそうとしか言いようがない)演奏を聴かせてくれています。採り上げた楽曲群が渋いだけに、余計に彼らの若々しさが強調されるという相乗効果になっていて、聴いていて、いや、爽快ですね!。

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●収録順に並べ替えると

 この盤はなにか意図があるのかどうなのか、曲順が収録した順番ではないので、僕は収録順に並べ替えて(リッピング&CD-Rライティング)聴いています。
 その収録順に並べ直した曲目を以下にあげておきます。同じ日の収録でも違う番組で流されたものは番組ごとにまとめようとしたんだけど、それはあんまり意味ないよね多分。(^_^;
 あと、日付表記がぞんざいなのは勘弁してね。もともと自分だけわかればいいやと思って作った曲目表なんでね。

On Air - A BBC Recording / Rolling Stones
1. Come On (Saturday Club - 19630923) (Chuck Berry) 2:01
2. Roll Over Beethoven (Saturday Club - 19630923) (Chuck Berry) 2:20
3. Memphis, Tennessee (Saturday Club - 19630923) (Chuck Berry) 2:23
4. I Wanna Be Your Man (Saturday Club - 19640203) 彼氏になりたい 1:53
(John Lennon / Paul McCartney)
5. Cops And Robbers (Blues In Rhythm - 19640319) (Ellas McDaniel) 3:45
6. Route 66 (Blues In Rhythm - 19640319) (Bobby Troup) 2:33
7. You Better Move On (Blues In Rhythm - 19640319) 2:47
(Arthur Alexander)
8. Mona (Blues In Rhythm - 19640319) (Ellas McDaniel) 2:59
9. Hi Heel Sneakers (The Joe Loss Pop Show - 19640410)
(Robert Higgenbotham) 1:57
10. I'm Moving On (The Joe Loss Pop Show - 19640410) (Hank Snow) 2:07
11. Little By Little (The Joe Loss Pop Show - 19640410) 2:31
(Mick Jagger / Keith Richard / Phil Spector)
12. I Just Want To Make Love To You 2:16
(The Joe Loss Pop Show - 19640410) 恋をしようよ (Willie Dixon)
13. Carol (Saturday Club - 19640413) 可愛いキャロル (Chuck Berry) 2:32
14. Walking The Dog (Saturday Club - 19640413) (Rufus Thomas) 3:00
15. Beautiful Delilah (Saturday Club - 19640413) (Chuck Berry) 2:11
16. It's All Over Now (The Joe Loss Pop Show - 19640717) 3:19
(Bobby Womack / Shirley Womack)
17. If You Need Me (The Joe Loss Pop Show - 19640717) 2:02
(Wilson Pickett / Sonny Sanders / Robert Bateman)
18. Confessin' The Blues (The Joe Loss Pop Show - 19640717) 2:27
(Jay McShann / Walter Brown)
19. Around And Around (Top Gear - 19640717) (Chuck Berry) 2:46
20. Crackin' Up (Top Gear - 19640717) (Ellas McDaniel) 2:17
21. I Can't Be Satisfied (Top Gear - 19640717) (Muddy Waters) 2:31
22. Ain't That Loving You Baby (Rythm And Blues - 19641008) 1:54
(Jimmy Reed)
23. 2120 South Michigan Avenue (Rythm And Blues - 19641008) 3:48
(Nanker Phelge)
24. Down The Road Apiece (Top Gear - 19650301) (Don Raye) 2:02
25. The Last Time (Top Gear - 19650301) 3:11
(Mick Jagger / Keith Richard)
26. Everybody Needs Somebody To Love (Top Gear - 19650301) 3:35
(Solomon Burke / Bert Berns / Gerry Wexler)
27. The Spider And The Fly (Yeah Yeah - 19650820)クモとハエ 3:15
(Nanker Phelge)
28. Mercy, Mercy (Yeah Yeah - 19650820) 2:55
(Don Convay / Ronald Miller)
29. (I Can't Get No) Satisfaction (Saturday Club - 19650820) 3:47
(Mick Jagger / Keith Richard)
30. Cry To Me (Saturday Club - 19650820) (Bert Russell) 3:08
31. Oh! Baby (We Got A Good Thing Goin') (Saturday Club - 19650820) 1:50
(Barbara Lynn Ozen)
32. Fannie Mae (Saturday Club - 19650820) 2:12
(Buster Brown / Clarence L. Lewis / Bobby Robinson)

On Air - A BBC Recording (収録順) / The Rolling Stones


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●ベロマークが…!

 後、特記しておきたいのは、このCDの配給が「ローリング・ストーンズ・レコード」を通して行われていることです。(ジャケットに同レーベルの証(あかし)のベロマークあり!。)
 今までは1960年代のデッカ・レコード音源はアブコと言う会社に押さえられていて、ストーンズ自身が自由にできませんでした。それがここに来て、ストーンズ・レコードからの発売!。これはもしかして、デッカ時代の音源も納得の行く形での再発があるんでないの!?。期待に胸膨(ふく)らまして良いですか!?。

 一抹の期待を抱きつつ、この項を締めたいと思います。

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●追記『ザ・ロスト・BBCセッションズ』

 ミュージシャン公認ではないですが、公式扱いで(ややこしいな(^_^;)、この時期のBBC音源の完全版を謳(うた)っているCDがありますので、一応紹介しておきます。筆者は未所持ですが。

ザ・ロスト・BBCセッションズ/ローリング・ストーンズ

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■ローリング・ストーンズ日記一覧
 
 
 
 

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

■フランス・ギャル日記一覧

■フランス・ギャル日記
2018/10/25 夢みるフランス・ギャル~アンソロジー'63/'68
2017/09/01 夢みるシャンソン人形 (編集盤)





■ミュージシャン別日記一覧



テーマ : 女性アーティスト
ジャンル : 音楽

【CD入手】デイヴィッド・ボウイ / ジギー・スターダスト 30th アニヴァーサリー・エディション (2CD) #DavidBowie #TheRiseAndFallOfZiggyStardustAndTheSpidersFromMars

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●ボウイーの出世作
●コンセプト・アルバム…ではない?
●グラム・ロックの代表作?
●ボーナス・ディスク雑感
●今後の予定



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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デイヴィッド・ボウイ / ジギー・スターダスト 30th アニヴァーサリー・エディション (2CD)

ディスク:1
A面
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 5年間 (Five Years) 4:42
2. 魂の愛 (Soul Love) 3:33
3. 月世界の白昼夢 (Moonage Daydream) 4:37
4. スターマン (Starman) 4:16
5. イット・エイント・イージー (It Ain't Easy) ロン・デイヴィス (Ron Davies) 2:57
B面
# タイトル 作詞・作曲 時間
6. レディ・スターダスト (Lady Stardust) 3:21
7. スター (Star) 2:47
8. 君の意志のままに (Hang Onto Yourself) 2:40
9. 屈折する星くず (Ziggy Stardust) 3:13
10. サフラジェット・シティ (Suffragette City) 3:25
11. ロックン・ロールの自殺者 (Rock'N'Roll Suicide) 2:57

ディスク:2 ボーナストラック(2002年盤)
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 月世界の白昼夢(アーノルド・コーンズ・ヴァージョン) (Moonage Daydream (Arnold Corns Version)) 3:52
2. 君の意志のままに(アーノルド・コーンズ・ヴァージョン) (Hang On To Yourself (Arnold Corns Version)) 2:51
3. レディ・スターダスト(デモ) (Lady Stardust (Original Demo)) 3:15
4. 屈折する星くず(デモ) (Ziggy Stardust (Original Demo)) 3:35
5. ジョン・アイム・オンリー・ダンシング (John, I'm Only Dancing (Original Single)) 2:43
6. ヴェルヴェット・ゴールドマイン (Velvet Goldmine (Single B Side from the 1975 RCA re-release of "Space Oddity"; original recording from November 1971 album sessions)) 3:09
7. ホリー・ホリー (Holy Holy (Studio Version, 1971 re-recording)) 2:20
8. アムステルダム (Amsterdam (1973 B Side Of "Sorrow")) ジャック・ブレル、モート・シューマン (Jacques Brel, Mort Shuman) 3:20
9. スーパーメン (The Supermen (Alternate version, recorded for the Glastonbury Fayre in 1971, originally released on Glastonbury Fayre Revelations – A Musical Anthology, 1972 and on CD on 1990s Rykodisc/EMI Hunky Dory) 2:41
10. ラウンド・アンド・ラウンド (Round And Round (Single B Side of "Drive-In Saturday", 1973)) チャック・ベリー (Chuck Berry) 2:42
11. スウィート・ヘッド(テイク4)(Sweet Head (Studio Version, 1971)) 4:47
12. 月世界の白昼夢(ニュー・ミックス) (Moonage Daydream) 3:52

参加ミュージシャン
デヴィッド・ボウイ - ボーカル、ギター、サクソフォーン
ミック・ロンソン - ギター、ピアノ、ボーカル
トレバー・ボルダー - ベース
ミック・(ウッディ)・ウッドマンジー - ドラムス
ダナ・ギレスピー - バッキング・ボーカル(「イット・エイント・イージー」)

プロデュース - デヴィッド・ボウイ ケン・スコット
リリース 1972年6月6日
録音 1971年9月9日 - 1972年2月 Trident Studios, Soho, London

 ※ディスク2の“月世界の白昼夢 (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)”、“君の意志のままに (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)”、“ホリー・ホリー”は、ライコ盤CD『世界を売った男』(1990年盤)に収録されていたボーナス・トラックのものと同じ音源(フェイド・アウトのタイミングとかは若干違う)。また、同じくディスク2の“スーパーメン”も、ライコ盤CD『ハンキー・ドリー』(1990年盤)に収録されていたボーナス・トラックのものと同じ。

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●Youtube音源引用

The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars -1 / David Bowie

I can't uploaded "Five Years" cause copyright.


The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars 30th Anniversary Edition Disc 2 / David Bowie


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●ボウイーの出世作

 ボウイーの真の出世作とされるアルバムです。(これ以前の1969年に“スペイス・オディティ”がシングル・ヒットしましたが、それ以降が続かず、1971年の前アルバム『ハンキー・ドリー』までは苦戦していました。)録音時期的には『ハンキー~』の製作直後に吹き込みが開始されており、当時のボウイーの旺盛(おうせい)な創造力を垣間(かいま)見れます。
 しかし、出世作イコール最も出来のいい作品、というわけではありません。
 例えば、僕なんかは、コレよりも、次に出た1973年の『アラジン・セイン』の方が、何百倍も好き。そっちのほうが、弛緩(しかん)したところがなくて良いんですよね。
 もちろん、こちらにも好きな曲はたくさんあります。“月世界の白昼夢”、“スターマン”、“レディ・スターダスト”、“屈折する星くず”、“サフラジェット・シティ”、“ロックン・ロールの自殺者”。
 特に“屈折する~”から“~自殺者”へと続く流れは感動的ですらあります。
 “ロックン・ロールの自殺者”という楽曲の素晴らしさは、すでにあちこちで言い尽くされているのでここでは繰り返しませんが。
 ただ、そこへ至るまでが、僕の好みじゃない曲が散見されます。例えば出だしの“5年間”なんて、実に地味です。その他にも印象の薄い楽曲が散見されて、やや物足りない感じがします。もちろん、しっかり聴いてみればどの曲もそれなりに聴きごたえはあるんですけどね。

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●コンセプト・アルバム…ではない?

 一般的には「宇宙からやってきたロック・スター、ジギー・スターダストの興亡の物語」という「コンセプト・アルバム」として捉(とら)えられる本作ですが、封入されたブックレットでのボウイーの発言によると、そんなつもりはなかったのだそうです。曰(いわ)く「特定のストーリーなんかないんだ。ある特定の出来事が語られてはいるけれど、普通の物語ほどあからさまに書かれてはいないよ。ジギーは実態のないものだから、思う存分自分自身を投入して自分なりのヴァージョンを作り上げることができたんだ。」
 まぁ、ミュージシャン本人の発言をなんでもかでも鵜呑(うの)みにする必要は無いですが、この作品は確かにコンセプト・アルバムにしては楽曲間のつながりが希薄だと思います。それに、歌詞を克明(こくめい)に読んでみても、具体的な「ジギーの興亡」が描かれているわけでは無いんですよね。
 ボウイー的には、「ジギー・スターダストと言う妄想の姿を借りて好き放題演ってみた」と言った感じだったのではないでしょうか。
 タイトル曲とも言える“屈折する星くず”や“レディ・スターダスト”の存在がコンセプチュアルな妄想を掻き立てるのかもしれませんが、筆者的には、単なるボウイーの変身願望から生まれた楽曲に過ぎないんじゃないかと思います。…それでこのクォリティですから大したもんではありますけどね…!。

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●グラム・ロックの代表作?

 また、グラム・ロックの代表作と呼ばれることもある本盤ですが、それはどうなのでしょうか?。そもそもグラム・ロックとはなんぞや?。

 実際には典型的なグラム・ロック・サウンドというものがあったわけではないようで、この頃に流行っていた、派手派手しい化粧をして演奏をするロッカーたちの演奏を十把一絡(じっぱひとから)げにそう呼んでいたようです。「グラム」は「グラマラス(glamorous)」の略で、「魅力的な」とか「華やかな」とか言った意味。

 同じくグラムの雄とされるT.レックスの『電気の武者』とかと比べても、あんまし共通点は無いような気がしますね。T.レックスは良い意味で下世話ですが、ボウイーはもう少し格調高い感じがします。両者を一括(くく)りにして「グラム・ロック」と称するのは、クリムゾンとフロイドをまとめてプログレッシヴ・ロックと言うようなもんですね。…ん?、じゃぁ、合っているのか?。(^_^;

 
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●ボーナス・ディスク雑感

 ディスク2のボーナス・トラック群はそれなりに聴きごたえありです。
 何曲かは1990年のライコ盤CD『世界を売った男』や『ハンキー・ドリー』のボートラとして収録されていましたが、録音時期を考えると、こちらに入れるほうが自然です。(“月世界の白昼夢 (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)”、“君の意志のままに (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)”、“ホリー・ホリー”、“スーパーメン”。)
 完全な未発表トラックと言うのはなくて、いずれも何らかの形で既発表のものばかりなのですが、それでもオリジナル・アルバム未収録音源が纏(まと)まって聴けるのは嬉しいですね。

 “ジョン・アイム・オンリー・ダンシング”は、「いったい何度聴かせりゃ気が済むんだ?」と言うくらい、しばしばボートラに追加されていますが、この盤に収録されたものがオリジナル・バージョンのようですよ。
 大まかに言って全部で3バージョンあるようです。今回のオリジナル版の他に、「サックス・バージョン」、“ジョン・アイム・オンリー・ダンシング・アゲイン”の2種類があります。
 「サックス~」は『アラジン・セイン(30thアニヴァーサリー・エディション)』などに収録されているので、『アラジン~』のセッション(1972-3年)で制作されたものでしょう。“~アゲイン”は、『ヤング・アメリカン』のセッション(1974-5年)で録音されたもので、1991年のライコ盤『ヤング~』などで聴けます。

 その他、生ギターだけで演奏された2曲のデモ音源(“レディ・スターダスト(デモ)”、“屈折する星くず(デモ)”)も興味深い出来になっています。

 これ以上資料的なことを書き連ねてもキリがないので止めにしますが、僕的に気にかかっているものが一つあります。それは“スウィート・ヘッド(テイク4)”。
 …「テイク4」?。
 1990年ライコ盤にも収録されていた楽曲なのですが、そちらではテイク数の表記はありませんでした。同じ音源なのかどうか気になるところですが、僕のへなちょこ耳で聴いた限りでは、違いがわかりません。以下にそれぞれの音源を引用しておきますので、皆さんの耳で、同じかどうか聴き比べてみてください。そして、違いがわかったら(あるいは違わないことがわかったら)、教えてくださるとありがたいです。

Sweet Head (1990 Rykodisc/EMI Previously unreleased outtake from November 1971 album session) / David Bowie


Sweet Head [Take 4](Studio Version, 1971) / David Bowie


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●今後の予定

 と言った感じで、ボウイーの出世作『屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群』(と言う邦題だったんですよ、当初は)を聴いてみました。
 遅々として進まないボウイー追悼日記シリーズですが、今後も牛歩の進みながら続けていきますので、どうぞおつきあいのほどを。…せめてなんとか『スケアリー・モンスターズ』まではたどり着きたいもんだ(笑)。

 と言う感じで次回は僕のお気に入りの『アラジン・セイン』を採り上げます。

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■デイヴィッド・ボウイー追悼日記一覧






テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD聴く】シークレット・ポリスマンズ・コンサート / スティング、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ボブ・ゲルドフ、他

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用(本文中でも引用していますが完全盤はこちらです)
●思い出のシークレット・ポリスマン
●スティングの「ロクさん」
●ジェフ・ベックとクラプトンのジョイント
●ボブ・ゲルドフの“アイ・ドント・ライク・マンデイズ”
●我、開放されるべき也



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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シークレット・ポリスマンズ・コンサート / スティング、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ボブ・ゲルドフ、他

1. ロクサーヌ(スティング) Sting - Roxanne 3:06
2. 孤独のメッセージ(同) Sting - Message In A Bottle 3:44
3. 哀しみの恋人たち(ジェフ・ベック&エリック・クラプトン) Jeff Beck & Eric Clapton - Cause We've Ended As Lovers 3:47
4. ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード(同) Jeff Beck & Eric Clapton - Further On Up The Road 4:46
5. クロスロード(同) Jeff Beck & Eric Clapton - Crossroads 4:15
6. 哀愁のマンディ(ボブ・ゲルドフ) Bob Geldof and Johnny Fingers - I Don't Like Mondays 4:54
7. 夜の囁き(フィル・コリンズ) Phil Collins - In The Air Tonight 5:10
8. 天を仰いで(同) Phil Collins - The Roof Is Leaking 3:34
9. ユニヴァーサル・ソルジャー(ドノヴァン) Donovan - The Universal Soldier 3:00
10. キャッチ・ザ・ウィンド(同) Donovan - Catch The Wind 2:32
11. アイ・シャル・ビー・リリースト(ザ・シークレット・ポリス) The Secret Police - I Shall Be Released 9:20

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●Youtube音源引用(本文中でも引用していますが完全盤はこちらです)

シークレット・ポリスマンズ・コンサート (音声のみ) / スティング、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ボブ・ゲルドフ、他


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●思い出のシークレット・ポリスマン

 「シークレット・ポリスマンズ・コンサート」が何なのかは、各自ググって調べてください。再三言っていますが、僕は自分の日記を資料的な記述で汚すのが苦手なのです。ここでは、1981年に行われたチャリティ目的のコンサートであったということだけ述べておきます。

 僕は最初、このアルバムから数曲をFM放送で聴いた後、しばらく経(た)ってからレーザ・ディスク・ヴィデオを購入。これは盤が擦り切れるんじゃないかと言うほど聴き込みました。いやまぁ、非接触の読み取り方式なので、実際には擦り切れたりはしないんですが、そこは察してよ。(^_^;

 ヴィデオ盤は抜けている曲があったり、曲中をカットしていたりと、音源としては満足のいかないものでしたが、(そのかわり1979年の時に登場したピート・タウンゼントの演奏などが入っていたりします)程(ほど)なくして、輸入盤でCD化されます。それも盤が擦り切れるんじゃないかと以下略。1993年に国内盤CDが初めて発売され、解説などを読みたかった僕はそれを買いました。
 今回はその国内盤を聴きながらの日記になります。レーザ・ディスクもまだ現役なので、必要に応じて映像も見ながら。

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●スティングの「ロクさん」

 いきなり思い出話で恐縮ですが、僕が高校生の時のクラスメイトに、名前に数字の6が付いているからと言うので、「ロクさん」と呼ばれて親しまれていた男子がいました。
 なので、ここでのスティングの“ロクサーヌ”がどうしても「ロクさ~ん」と呼んでいるように聞こえてしょうがなかった事を思い出します。

 閑話休題。
 ここでのスティングは電気ギター一本で弾き語りをして聴かせています。僕はこれを聴いた時点でオリジナルのザ・ポリスのヴァージョンを知りませんでした。(スティングがザ・ポリスのメンバーだというのは知っていたはずです。)後にザ・ポリスのオリジナル・ヴァージョンを聴いたときはちょっと感動したものです。

 にもかかわらず、ここでの緊張感あふれるスティングの演奏から受ける感動は薄(うす)らぐことがありません。
 今回のこの日記も、突発的にスティングのこの演奏を聴きたくなって、CD棚から引っ張り出して聴き、書きたくなったので書いている次第です。

ロクサーヌ / スティング


孤独のメッセージ / スティング


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●ジェフ・ベックとクラプトンのジョイント

 このコンサートで最大の話題だったのは、ジェフ・ベックとエリック・クラプトンが共演したことでしょう。英国3大ギタリストとして有名な二人です。(あと一人はジミー・ペイジ。この三人を輩出したグループ、ヤードバーズは、それゆえにしばしば伝説的に語られますが、それゆえに非常に多く評価が限定的だったりします。)
 多分、二人がそろって演奏したのはこのときが初めてではなかったかと思います。少なくともヤードバーズ時代は共演していなかったはず。
 後にこの二人はアームズ・コンサートという、やはりチャリティのコンサートでジミー・ペイジとも共演しています。世間では「ヤードバーズ出身の三大ギタリストが揃い踏みした!」と言って騒いでいましたが、演奏の質で言えばこちらの二人のほうが上出来だと思います。(参考までに、ジェフとジミーはヤードバーズで共演済みです。)

 最初の2曲ではお互いに牽制(けんせい)しあっている様子がうかがえますが、“クロスロード”ではなかなか白熱したギター・ソロをそれぞれ聴かせてくれています。
 どっちがどっちと聞き分けられるほど耳が良くないのですが、多分左寄りがクラプトンで、右寄りがジェフ・ベックではないかと思うのですが、どうだろう?。(ビデオで見ると向かって左にジェフが、右にクラプトンがいるのでこの音盤の定位はちょっと不自然な気がします。)

哀しみの恋人たち~ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード / ジェフ・ベック&エリック・クラプトン →2:03から。そこまでは知らない人のくっちゃべりが収められています。


クロスロード(音声のみ) / ジェフ・ベック&エリック・クラプトン



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●ボブ・ゲルドフの“アイ・ドント・ライク・マンデイズ”

 個人的にこのライヴの白眉はボブ・ゲルドフ(当時はブームタウン・ラッツのメンバーでリーダー)の歌う“哀愁のマンデイ”だと思っています。ピアノ一台だけの伴奏にもかかわらず、劇的に繰り広げられる演奏は実に感動的です。

 僕は当初この歌が何について歌われているのか理解できずに、ネットであちこち調べたり、コミュニティで質問したりしたものです。「Lesson to the how to die」のような不穏な言葉が散りばめられていることから、少なくとも喜びを歌ったものではないことは理解していたのですが…。(「The silicon chipped inside her head」や「Daddy doesn't understand it, He always said she was good as gold」なども気になる表現でした。…後者は「ウチの子に限って…」と言う感じでしょうか。)
 ここでは、ウィキペディアからの引用を記しておくにとどめます。

> 1979年1月29日月曜日にアメリカで発生した16歳の少女による銃乱
> 射事件がモチーフとなっている。犯行後に「どうしてこのような事
> 件を起こしたのか?」と訊かれた少女が「I don't like Mondays」
> と答えた事にちなむ。歌詞の内容もこの事件に着想して書かれたも
> のである。

 先の「Lesson to the how to die」と歌った後の、ほんの少しの、しかし完全な無音状態のフェルマータが、その恐怖と悲しみを強く表していると思います。
 これは、単に「アメリカの銃社会が起こした悲劇」で済ませられる事件ではなかったのではないでしょうか。そもそもなぜ少女は「月曜日が嫌い」だったのか?。…考えるべきことはたくさんあるのではないかと思います。少なくとも「日本は銃社会じゃないから関係ないよ」とは言えないでしょう。(ある調査によると日本での自殺率が最も高いのが月曜日の朝だそうです。)
 そういった言いしれぬ不安を、ゲルドフは美しい旋律で綴(つづ)る事により、強く伝えようとしたのでしょう。

 この曲も僕はこのライヴ・ヴィデオで初めて聴きました。かなり後になってブームタウン・ラッツのオリジナル・バージョンを聴きましたが、ここでの演奏ほどの感動はなかったです。
 それにしても邦題はもう少し真摯なものにできなかったのでしょうか?。せめて“悲しみのマンデイ”くらいにしてくれれば…。なにがどう哀愁なんだか…。

アイ・ドント・ライク・マンデイズ / ボブ・ゲルドフ



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●我、開放されるべき也

 ラストは、スティングを中心にオール・スター・キャストでボブ・ディラン作の“アイ・シャル・ビー・リリースト”(オリジナルはザ・バンドのファースト・アルバム『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』に収録)が演奏されます。いかにもスティングらしく、思いっきりレゲエ・ビートにアレンジされているのが微笑ましい。
 とはいえ、演奏の質は「微笑ましい」などと言っていられないほど高く、単なるお祭りじゃないぞ、と言う気概を感じさせます。

 スティングはここでもギターを持っていますが(本来は優秀なベーシスト)、まぁ、ほとんど弾いていないですね(笑)。ジェフとクラプトンがいるのになんで弾く必要があるの、って感じですし。ほぼリード・ボーカルに専念していて、コレがやはりカッコイイんだ!。
 サビのキメのフレーズや歌詞を若干変えていますが、決して気まぐれで変えたのではないというのがわかる、強い意志を感じる演奏となっています。

アイ・シャル・ビー・リリースト(不完全版) / ザ・シークレット・ポリス


 上記で引用した映像版では、ジェフらのアドリブが無残にカットされていますが、以下に引用した音声のみの引用では、ばっちり完全版が聴けますので、ぜひ、こちらも!。

アイ・シャル・ビー・リリースト(完全版、音声のみ) / ザ・シークレット・ポリス


 久しぶりに聴いた&観たけど、やっぱこのライヴは質が高いわ。ドノヴァンやフィル・コリンズも出てるんだけど、それはまぁ、なんだ、僕的にはご愛嬌?、おまけ?。(ドノヴァンとコリンズのファンの方ごめんなさい。m(_ _)m)

 …しかしまた、長々と書いてしまったなぁ(笑)。最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございます。m(_ _)m

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【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。Part.2

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 Blue-rayにしか収録されていない音源があることがわかってパニック。いちいちたんびにBlue-ray機器起動させるのめんどいのよ!。でもうちのPCにはBlue-rayの音声リッピング環境がないから仕方がない…。てか、LINE-INすらないとか、どんだけボロっちいんだ、俺のノートPC。(^_^;






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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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