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【CD入手】コゾフ/カーク/テツ/ラビット (紙ジャケット仕様) #KossoffKirkeTetsuRabbit

■目次
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)
●Youtube音源
●『ローリングストーン・レコードガイド』
●アルバムの成り立ち
●楽曲ごとの印象
●何かが足りない?
■ザ・フリー/バッド・カンパニー日記一覧





 
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)

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コゾフ/カーク/テツ/ラビット

1. ブルー・グラス "Blue Grass" (Bundrick) – 5:10
2. サミーズ・オールライト "Sammy's Alright" (Bundrick) – 4:08
3. アンナ "Anna" (Kirke) – 3:43
4. ジャスト・フォー・ザ・ボックス "Just for the Box" (Kossoff) – 3:33
5. ホールド・オン "Hold On" (Kirke, Kossoff) – 5:26
6. フールズ・ライフ "Fool's Life" (Bundrick) – 4:29
7. イエロー・ハウス "Yellow House" (Bundrick) – 3:26
8. ダイイング・ファイアー "Dying Fire" (Kirke) – 4:31
9. アイム・オン・ザ・ラン "I'm on the Run" (Bundrick) – 4:38
10. カラーズ "Colours" (Elliott Burgess, Kossoff) – 4:47

Personnel
Paul Kossoff – lead guitars, vocals on Colours
John "Rabbit" Bundrick – piano, electric piano, Mellotron, organ, vocals
Tetsu Yamauchi – bass guitar
Simon Kirke – drums, vocals
B.J. Cole – steel guitar on tracks 7 & 9

Produced by Paul Kossoff, Simon Kirke, Tetsu Yamauchi & John "Rabbit" Bundrick
Released 1972

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●Youtube音源

Kossoff/Kirke/Tetsu/Rabbit


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●『ローリングストーン・レコードガイド』

 さて、少し前の日記でザ・フリーの『ハイウェイ』をけなしまくった(と言うとちょっと大げさか)のですが、名(迷?)著『ローリングストーン・レコードガイド』を読み直すと、意外と評価が高くて(★5つ満点中★4つ)、自分の耳に自信が持てなくなっております。でもまぁ、あれだ、人の意見に左右されずに自分の耳を信じて書いたという点では自慢しても良いかもね(そうか?(^_^;)。
 さてその『ローリングストーン・レコードガイド』ですが、このアルバム『コゾフ/カーク/テツ/ラビット』については言及がありません。僕の探し方が悪いのかもしれないんですが、見つけられませんでした。もし読者諸氏で、この本にこのアルバムの項を見つけた方がいたら、紳士的に(ココ大事、いつも言っているけど)、もしくは淑女的に(コレも大事です)教えて頂ければ、不勉強な筆者としてはとても有難いです。m(_ _)m

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●アルバムの成り立ち

 このアルバムは、ザ・フリーが最初の解散をした後に制作されたものです。この解散(1971年5月9日)に乗じてザ・フリーの『ライヴ』が1971年の9月に発表されたことは以前の日記で書きました。でまぁ、1971年暮れにオリジナル・メンバーで復活して1972年6月に『アット・ラスト』が発売されます。「at last」は皆さんご存知のように「やっと/ついに」くらいの意味です。基本的に「良いこと」の時に使う言葉なので、「解散状態だったけど、やっと再始動したよ」と言う意味合いなんでしょうね。(なのになぜか日本の解説書では「紛らわしいがラスト・アルバムではない」と言う解説が枕詞(まくらことば)みたいに書かれている…。orz)

 まぁ、『アット・ラスト』のことはいずれまた別の日記で述べるとしまして。この『コゾフ/カーク/テツ/ラビット』は1972年の4月に発売されています。なので、『アット・ラスト』よりはちょっと早いだけなんですね。録音日時の詳しい資料が無いのでよくわからないんですけど、多分アルバムそのものは1971年中には完成していたのではないかと。CDのコピーライト年を見ても1971年となっていますし。(アナログでも同じじゃないかと思います。)ザ・フリーの復帰作と相前後(あいぜんご)して発表されたために、割を食っちゃったかな、と言う感じはありますね。

 このアルバムのメンバーは、ザ・フリーからギターのポール・コゾフとドラムスのサイモン・カークが参加。その他はキーボードのジョン・バンデリック(通称ラビット)、ベースの山内テツです。これにポール・ロジャースのヴォーカルを加えたら、あら不思議(でもないけど(^_^;)、『ハートブレイカー』期のザ・フリーになります。
 と言う感じで、ここにいるメンバーは後のザ・フリーのラスト・アルバム『ハートブレイカー』において重要な役割をはたすのですが、それはまぁ、また別の話です。山内とラビットがコゾフらと合流した経緯は詳しくは書きません(面倒くさいから(^_^;)が、ラビットは以前からザ・フリーと一緒に演りたがっていて、山内はザ・フリーが来日したときにメンバーらと気が合ったようです。

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●楽曲ごとの印象

 で、このアルバム。
 冒頭からコゾフのギターはよく泣いておりまして、ここらへんはザ・フリーのファンにもアピールするところかな、と。
 “ブルー・グラス”の重たい始まりは、まるでザ・フリーの新譜のようではないですか。
 次の“サミーズ・オールライト”はやや明るめですが、ここでもコゾフのギターはよく泣いております。
 “アンナ”は後にバッド・カンパニーの『ストレイト・シューター』でも採り上げられているナンバー。明るめのバラードで、「ザ・フリーとはちょっと違うところを見せてやるぜ」とでも言わんばかりのカークの作品。
 コゾフが作った“ジャスト・フォー・ザ・ボックス”は、カークとは逆に「俺はザ・フリーを続けたかったんだよう」とでも言わんばかりのマイナー・キーのインスト・ナンバー。
 その二人が共作した“ホールド・オン”は、明るめに始まりながらも時おり影のさすバラード。終結部ではやはりコゾフのギターがうなりまくる。
 “フールズ・ライフ”も重たい楽曲。ここらへん、ザ・フリーと一緒に演りたかったと言うラビットの怨念(笑)みたいなものを感じます。
 “イエロー・ハウス”は明るめながらしっとりしたバラード。B.J. Cole のスティール・ギターのスライド・プレイがいい味出してる。
 “ダイイング・ファイアー”もしっとりした曲です。サイモン・カークはこう言うバラードを書くのが好きなのかな?、と言う感じですね。
 “アイム・オン・ザ・ラン”も概ねここまでの重ためな世界観を背負っています。この曲では再びB.J. Cole のスティール・スライドが登場。後半ではコゾフのギターと(つば)迫り合い(と言うと大げさだけど)を繰り広げます。
 ラスト・ナンバーの“カラーズ”ではコゾフがヴォーカルも担当。上手い下手はよくわからないけど、味のあるギターはここでも健在。

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●何かが足りない?

 で、アルバムとしての評価なんですが。

 全体的に、「ザ・フリーみたいなことやりたいんだけどやりきれない」みたいな感じがします。それで中途半端な感じがする、と言うよりは、楽曲の出来がちょっといまいちなぁ。僕の好みからするともう少しキャッチーな方が好みなんだけど、という気がしちゃう。もちろん、キャッチーでなくても胸に迫ってくる音楽も有るのは知っているけど、彼らの音はそこまでじゃないような気が。

 と、ここまで書いて、Amazonのレビューとか見てみたら、結構()められていて驚いた。と同時に「ヴォーカルが弱い」と言う評価が多いのにもちょっと驚いた。みんなそんなにポール・ロジャースの歌唱が好きかよ。俺は別に彼が嫌いと言うわけじゃないんだけど、でも、ここでのカークとラビットのヴォーカルが足を引っ張っているとは微塵(みじん)も思わないぜ。演奏の善し悪し、歌唱の良し悪しと言った個々のピースじゃないんだよ。全体から(かも)し出される何かが、う~ん。足りないような気がするんだよなぁ。さっきは楽曲が好みじゃないとは書いたけど、やはりそう言った「部品」の問題ではないような気がする。

 上手く言えないんだけど、「何かが足りない」。

 無い知恵絞って耳かっぽじって聴きまくって、考えたんだけど、やっぱりわからない。ザ・フリーには在って、ここにはない何か。それは何だったんだろう?。

 その足りないものは『アット・ラスト』で取り戻せたのでしょうか?。そして、ポール・ロジャースの存在の有無だけが違う『ハートブレイカー』はどうだったのでしょう?。それはこれから聴き込んで行けば分かるのかなぁ…。自信ない(笑)。

 と言う感じで、次回のザ・フリー日記では、ザ・フリー復活作の『アット・ラスト』を聴いてみます。


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■ザ・フリー/バッド・カンパニー日記一覧



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テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD聴く】高岡早紀 / Romancero #高岡早紀 #Romancero #加藤和彦

■目次
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)
●Youtube音源
●アルバム概要
●各曲の印象
●この頃の加藤和彦
●2013年再発盤
●再発盤『サブリナ』補足
●次回の予定
■加藤和彦関連日記一覧

 
 
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)

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高岡早紀 / Romancero

全作詞:安井かずみ
特記の無い限り全作曲編曲:加藤和彦

1.Daincing in the sunset 5:26
2.セザンヌ美術館 4:21
3.水晶の夜 (千住明・作曲・編曲) 3:53
4.ジプシーを踊ろう 4:21
5.哀しみのヴェニス 4:59
6.砂浜のバレリーナ (千住明・作曲・編曲) 5:21
7.フレスコ画の少女 (千住明・作曲・編曲) 4:13
8.プリマヴェーラ 3:31
9.バラ色の館 (J.Brahms・作曲/千住明・編曲) 4:40
(ブラームス弦楽六重奏曲第一番第二楽章より)

 1990年9月21日発売
 1990年5月7日-7月12日録音

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●Youtube音源

Romancero (全9曲) / 高岡早紀


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●アルバム概要

 さて、今月の加藤和彦も、前回に引き続き、高岡早紀です。先月も採り上げたので二ヶ月連続ですね。でも、いつも言ってますけど、毎月加藤和彦日記を書いているわけではないんですよ?。今回は偶々(たまたま)ですからね?。(^^ゞ
 「Romancero」は「ロマンセロ」と読むようです。僕は長いこと「ロマン“チェ”ロ」だと思いこんでいたので、出るとこ出ていたら、かなり恥ずかしい目にあっていたわけです。(^_^;
 退廃的だった(笑)前二作と比して、こちらは、前向きというか、情熱的というか、なかなか興味深い内容になっています。いやまぁ、基本的な「物憂さ」は変わってないんですけどね(笑)。
 興味深いのは、今作の作詞が加藤のパートナーの安井かずみであることです。だからどうだ、というほど雰囲気が変わっているわけではないのですが、心なしか加藤の楽曲から前述したような「前向きさ」を感じるんですが、気のせいですかねぇ…。

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●各曲の印象

 一曲目、題名が「日暮れに踊る」だけに、スパニッシュ、て言うんですか?、ラテン系って言うんですか?、情熱的な踊りを思わせるようなリズムに乗って、でも今まで通りの物憂い旋律が繰り出されて行きます。これはでも、今までの中では一番好きかもしれない。単にこういう世界観に慣れてきただけかもしれないけど(笑)。
 僕が白眉だと思うのは、情熱的な“ジプシーを踊ろう”。加藤の旋律製作家(メロディ・メーカー)としての資質が充分に発揮された名曲だと思います。先の“Daincing in the sunset”もそうですが、この曲も文字通り踊れそうな感じが好きですね。
 ヨーロッパの斜陽を歌ったような“セザンヌ美術館”や“哀しみのヴェニス”は親しみやすくも品がありますね。高岡早紀はこう言う気高い雰囲気がよく似合います。間違っても庶民派じゃないわ(笑)。タレントとしての高岡が世間からどう評価されているのかは知らないんですけどね。TV観ないし。(^_^;
 “プリマヴェーラ”は三拍子なんですよね。僕は三拍子の曲が妙に好みだったりするんですが、この曲も大好きです。サビのやや明るめな曲想と、それ以外の暗めな曲想の対照がとても良いですね。これでワルツが踊れるか?、と問われると…、さぁ、どうでしょうかねぇ(笑)。

 前二作では物憂い加藤和彦作品の緩衝剤(かんしょうざい)のような役目を果たしていた千住明ですが、“水晶の夜”はなかなか物憂い感じ。対抗心が出たのかしらん?。しかし、“砂浜のバレリーナ”は明るい曲調のとても良い曲だと思います。♪とてもナチュレル感じるの~、と言うフレーズがとても好き。“フレスコ画の少女”もやはり明るめできれいな曲。「フレスコ画」がどういうものなのか僕は知らないんですが、多分キラキラした素敵な絵なんだろうなと思わせるような曲です。

 “バラ色の館”は、映画「恋人たち」(1958年)で使われて有名になった、ブラームスの弦楽六重奏曲第一番第二楽章に詞をつけたもの。ここまでの高岡早紀の憂いのある世界観にピッタリはまっている楽曲だと思います。この選曲は誰がしたのか気になるところですねぇ。

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●この頃の加藤和彦

 この時期の加藤は、サディステック・ミカ・バンドの最初の再結成(桐島かれん参加)が終了しており(ライヴ『晴天』は1989年7月12日発売)、最後のソロ・アルバム『ボレロ・カリフォルニア』(1991年2月27日発表)の制作をする(1990年10月-11月)少し前、ということになります。『~カリフォルニア』が安井と組んだ最後の作品(安井は1994年肺癌で逝去)となったことは前回も書きましたが、その一つ前の共作が当アルバムの作品群ということになるようです。まぁ、あんまりそういう「重し付け」で音楽を聴くのもアレですけどね。

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●2013年再発盤

 このアルバムも、2013年の再発のときにボーナス・トラックが付きました。

Romancero+7 (ジャケ写をクリックでAmazonの該当ページ開きます。)
高岡早紀 / Romancero+7
【ボーナス・トラック曲目】
10. 女優マリアンヌ <ボーナス・トラック(ベスト盤『モン・シェール』収録曲)>(作詞:森雪之丞 作曲:加藤和彦)
11. コバルトブルーの翼がほしい <ボーナス・トラック(ベスト盤『モン・シェール』収録曲)>(作詞:安井かずみ 作曲・編曲:千住明)
12. CODA「夜明けに」 (インストゥルメンタル) <ボーナス・トラック(ベスト盤『モン・シェール』収録曲)>(作曲・編曲:千住明)
13. 薔薇と毒薬 (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集3>(作詞:森雪之丞 作編曲:清水信之)
14. パンドラの舟 (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集3>(作詞:森雪之丞 作曲:清水信之)
15. フリフリ天国 (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集3>(作詞:森雪之丞 作曲:加藤和彦)
16. 見知らぬ彼女への伝言 (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集3>(作詞:森雪之丞 作曲:加藤和彦)

 カラオケ以外は既発の編集アルバム『モン・シェール』で聴けるものばかりですが、2013年の再発では『モン・シェール』は対象外だったのでこのような選曲になったのでしょう。“CODA「夜明けに」”は同アルバムでは前曲“コバルトブルーの翼がほしい”の終結部とひとつながりになっていた曲です。今回の再発でそこを分離するのが面倒くさかったのでひっつけてボートラ化したのでしょう(笑)。

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●再発盤『サブリナ』補足

 ところで、以前の『サブリナ』の日記のとき、2013年再発分のボートラの曲目を付け忘れていたので、今回急遽付け足しました。こちらでもそのボートラ曲を載せておきます。

サブリナ+8
高岡早紀 / サブリナ+8
【ボーナス・トラック曲目】
11. 真夜中のサブリナ <ボーナス・トラック(未収録シングル)> (作詞:真名杏樹 作曲・編曲:加藤和彦)
12. NON!NON!NON! <ボーナス・トラック(未収録シングル)> (作詞:真名杏樹 作曲・編曲:加藤和彦)
13. オーロラの微笑み <ボーナス・トラック(未収録シングル)> (作詞:真名杏樹 作曲・編曲:桜井鉄太郎)
14. ソレイユ <ボーナス・トラック(未収録シングル)> (作詞:覚和歌子 作曲・編曲:鶴来正基)
15. 真夜中のサブリナ (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集1>
16. NON!NON!NON! (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集1>
17. 眠れぬ森の美女 (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集1>
18. オーロラの微笑み (オリジナル・カラオケ) <オリジナル・カラオケ集1>

 それで、ボートラ曲の作者を調べていて気がついたのですが、加藤作品の“NON!NON!NON!”を、華麗にスルーしてしまっていました。(^_^;「「華麗に」じゃねぇよ、ちゃんと調べろよ!。」全くその通り。で、急遽、この曲のためだけに追加でCDを購入することにしました。いやまぁ、再発盤の『サブリナ』ではないのですけれどもね。(^_^;

 てなわけで、「イレギュラーなことって、必ず起こるよな。(^_^; だから、備えはしておかなければいけないんだねぇ。」と言う感じで、充分な備えをしていなかった僕は月末も押し迫ったこの時期に赤字覚悟でCDを注文することになりましたとさ!。
 今回注文したCDの紹介をどうするかはまだ未定ですが、多分一通り高岡早紀オリジナル・アルバムを紹介した後にご紹介することになるんじゃないかな、と、思います。

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●次回の予定

 さて、次回の加藤和彦日記も引き続き高岡早紀を採り上げるのですが、前述した編集アルバム『モン・シェール』を扱います。2013年再発盤を持っている人にはほぼ不要な編集盤なんですが、まぁ、そこら辺も多少は掘り下げながら紹介してみようと思いますので、あまり期待せずに楽しみに待っていてください。

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■加藤和彦関連日記一覧
 
 
 
 

テーマ : J−POP
ジャンル : 音楽

【CD聴く】ジョン・コルトレーン / コルトレーン(1957) - from コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス #JohnColtrane #Coltrane #Coltrane1957

■目次
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)
●Youtube音源
●2in1はもうやめた
●初リーダー作
●コルトレーンの聴き分けがしやすい好盤
●各曲の印象
●コートにすみれを
●次回予告
■ジョン・コルトレーン日記

 
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)

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ジョン・コルトレーン / コルトレーン(1957)

Coltrane(1957) / John Coltrane
1. Bakai (Calvin Massey) 8:44
2. Violets For your Furs コートにすみれを (Tom Adair, Matt Dennis) 6:18
3. Time Was (Gabriel Luna de la Fuente, Paz Miguel Prado, Bob Russell) 7:31

4. Straight Street (John Coltrane) 6:21
5. While My Lady Sleeps (Gus Kahn, Bronislau Kaper) 4:44
6. Chronic Blues (John Coltrane) 8:12

John Coltrane – tenor saxophone
Johnnie Splawn – trumpet on "Bakai", "Straight Street", "While My Lady Sleeps", "Chronic Blues"
Sahib Shihab – baritone saxophone on "Bakai", "Straight Street", "Chronic Blues"
Red Garland – piano on side one (1.-3.)
Mal Waldron – piano on side two (4.-6.)
Paul Chambers – bass
Albert "Tootie" Heath – drums

Released Late 1957
Recorded May 31, 1957, Van Gelder Studio, Hackensack

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●Youtube音源

Coltrane (1957) -3 / John Coltrane

 ※著作権監視が厳しいため次の楽曲は音源引用出来ませんでした:“Violets For your Furs”“While My Lady Sleeps”“Chronic Blues”

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●2in1はもうやめた

 さてさて、コルトレーン日記です。
 いつものごとく時期の違う録音を2in1にしてCD-Rに焼いて聴いていたのですが、やはりそれはちょっと齟齬(そご)が有る、という気になってきたので、ここからは、オリジナル・アルバム一枚づつで聴き込んでいくことにします。と言うのもですねぇ、前半の部分の方は割りと真面目に論評を書いていたのですが、どうも後半の部分(2in1にした時の後半の部分ですね)がおざなりな論評になってしまうようなのです。なので、心を入れ替えて、一枚づつ聴いていこう、と。
 なので、今まで聴いてきた内の、『オール・モーニン・ロング/レッド・ガーランド』、『デイグ・イット!/レッド・ガーランド』の二枚はもう一度、改めて紹介し直そうと思います。いやまぁ、そこまでせんでも、と言う声が聞こえてきそうですが、「どうせそこまで真面目に読んどるもんはおらんよ」、と言う声も聞こえてきそうですが…、「所詮お前の書いた日記だろ?」だぁ~っ!、やかましい!。俺の日記だから、俺の書きたいように書くんだぁ~っ!。
 という訳で、ひとつ、よろしく!。ハァハァ。…なんか無駄に呼吸が乱れた気がするのはなんでだろう…?。

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●初リーダー作

 コルトレーンの初リーダー作です。と言っても、初リーダー・セッションは、1957年4月20日の『ダカール』セッションで経験済み。ただそのセッションが日の目を見たのは、コルトレーンがプレスティッジ・レコードから移籍してだいぶたった1963年のことになります。なので、発表順から行くと、こちらが最初のリーダー作ということになります。
 30歳になってからの初リーダー作というのが、早いのか遅いのかよく知らないんですけど、ジャズの世界では、そんなに遅咲きと言うほどでもないような気もするんですが、どうなんだろう。
 『コルトレーン』と言うタイトルのアルバムは1962年のインパルス・レコード時代にも出されますが、こちらは1957年のプレスティッジ・レコード時代の作品となります。
 シーツ・オブ・サウンドが完成の域に達するのはアトランティック時代の『ジャイアント・ステップス』(1960年吹き込み)の頃からと言われていて、この時期は未だ、そんなに音を撒き散らすような吹き方ではないですね。まぁ、この時期のコルトレーンは、本当、「フツーのジャズ」を演っているので、革新者としての姿を求めるほうが間違いとは思いますが。

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●コルトレーンの聴き分けがしやすい好盤

 コルトレーン独自の少ししゃくりあげるような吹き方はしっかり確認できます。自身のリーダー作ということもあってか、堂々と演奏しているようにも聴こえるんだけど、どうかな?。
 ホーンが独りの曲(“コートにすみれを”、“Time Was”)や、他にサックスがいない曲(“While My Lady Sleeps”)が多めで、演奏者としてのコルトレーンを堪能するにはまずまずの内容と言えましょう。
 バリトン・サックスが入る曲も、コルトレーンのテナーとの聴き分けは容易です。“Bakai”ではコルトレーンが先にソロを取っているのですぐ分かるし、“Straight Street”はそもそもバリトンのソロがないですし。“Chronic Blues”は、この盤で唯一バリトンがソロを先行する曲で、1'54"からコルトレーンに切り替わります。ここも、僕に分かるくらいなので、普通のリスナーなら迷うことはないでしょう。
 “While My Lady Sleeps”も、ほぼワン・ホーンで、最後のテーマ部分でトランペットが絡んでくるだけです。

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●各曲の印象

 “Bakai”は冒頭と終結部のテーマ部分の編曲(バリトンとその他ホーンの絡み)がなかなか面白く、聴き応えのある演奏になっています。
 スローな“コートにすみれを”は、素直に旋律を歌わすコルトレーンが清々(すがすが)しいですね。人によっては「棒吹き」なんて言う人もいますけどね。(^_^;
 リズミカルな“Time Was”は後半でポール・チェンバースのベース・ソロが出てきて、ベース好きな僕としては嬉しいところ。
 “Straight Street”も躍動的で、コルトレーンはノリノリの演奏を聴かせます。
 物憂げな始まり方をする“While My Lady Sleeps”も、じっくり聴かせる、なかなかの好演です。
 “Chronic Blues”は、「~ブルース」と言う曲名だけど、随分(ずいぶん)威勢(いせい)のいい演奏になっています。

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●コートにすみれを

 ところで、“コートにすみれを”と言うスタンダード曲は、ほぼ同時期に(どちらが先に発表されたかはWikipediaで調べてもよく分かりませんでした)、ズート・シムズと言うテナー・サックス吹きがドイツ人女性ピアニストのユタ・ヒップと組んで吹き込んだアルバム『ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ』での演奏が名演として、つとに有名です。コルトレーンの方の音源が引用できなかったので、今回はこちらのズートの演奏を引用してみました。
Violets for Your Furs / Jutta Hipp with Zoot Sims (Recorded July 28, 1956)

 なかなか表情豊かな演奏ですね。コルトレーンの方は、もう少し、原曲を大事にした吹き方になっています。

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●次回予告

 と言う感じで、この時期のコルトレーンは、ピアノ奏者のセロニアス・モンクのもとで研鑽(けんさん)をしていた時期。「神の啓示」を受けたという噂の1957年7月まではまだ一ヶ月以上あって、え~と、アルバム数的にはもう1、2枚、ってところかな。コルトレーンのリーダー作としては次は『ラッシュ・ライフ』になるんだけど、その後、モンクとの共演が二枚くらいあります。
 と言う感じで、コルトレーン、聴き続けていきます。また、忘れた頃に(笑)トレーン日記を上げることになると思うので、気長にお待ちくださいませ。ではっ!。

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コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス/ジョン・コルトレーン
コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)/ジョン・コルトレーン



■ジョン・コルトレーン日記





テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

【CD入手】デイヴィッド・ボウイ / 世界を売った男 #DavidBowie #TheManWhoSoldtheWorld

■目次
●基本情報(ジャケット、曲目など)
●Youtube音源
●現れた「変容」
●スランプ期の作品
●ライコ・ディスク盤ボーナス・トラックについて
●次回予告
■デイヴィッド・ボウイー追悼日記一覧




 
●基本情報(ジャケット、曲目など)

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デイヴィッド・ボウイ / 世界を売った男

全作詞・作曲: デイヴィッド・ボウイー。

A面
1. 円軌道の幅 (The Width of a Circle) 8:05
2. オール・ザ・マッドマン (All the Madmen) 5:38
3. ブラック・カントリー・ロック (Black Country Rock) 3:32
4. アフター・オール (After All) 3:51

B面
5. ランニング・ガン・ブルース (Running Gun Blues) 3:11
6. セイヴィア・マシン(救世の機械) (Saviour Machine) 4:25
7. シー・シュック・ミー・コールド (She Shook Me Cold) 4:13
8. 世界を売った男 (The Man Who Sold The World) 3:55
9. スーパーメン (The Supermen) 3:38
合計時間: 40:37

ボーナストラック(1990年盤) # タイトル 時間
10. ライトニング・フライトニング (Lightning Frightning (Previously Unreleased (1971 outtake from the Arnold Corns sessions))) 3:38
11. ホリー・ホリー (Holy Holy (1971 re-recording of A-side from non-LP single)) 2:20
12. ムーネイジ・デイドリーム (Moonage Daydream (1971 Arnold Corns Version)) 3:52
13. ハング・オントゥ・ユアセルフ (Hang Onto Yourself (1971 Arnold Corns Version)) 2:51

参加ミュージシャン
デヴィッド・ボウイ - ボーカル、ギター、シロフォン、オルガン、サキソフォン
ミック・ロンソン - ギター
トニー・ヴィスコンティ - ベース、ピアノ、ギター、リコーダー、プロデュース
ミック・ウッドマンジー - ドラムス
ラルフ・メイス - シンセサイザー(ムーグ・モジュラー)

リリース アメリカ:1970年11月4日 イギリス:1971年4月
録音 1970年4月18日 - 5月1日 Trident Studios, Soho, London, UK、5月12日 - 5月22日 Advision Studios, Soho, London, UK

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●Youtube音源

The Man Who Sold The World +4 / David Bowie


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●現れた「変容」

 ここまで、『デラム・アルバム』、『スペイス・オディティ』、と、どちらかと言うとアコースティックな響きを大事にした音展開をしてきたボウイーですが、優秀なギタリストであるミック・ロンソンを得た影響なのかどうか、このアルバムでは一転して、豪快にエレキ・ギターが鳴り響きます。
 前作(『スペイス・オディティ』)がフォーク・ロックで今作(『世界を売った男』)はハード・ロック、みたいなことを言う方もいるんですけど、それはちょっと極端な気もするなぁ。そもそも僕は『スペイス・オディティ』がフォーク・ロックだと思ってないしね…。
 どこか神秘的な色合いがあった『スペイス~』に比すると、確かに、今作は具体的に激しい音にはなっています。けど、例えばツェッペリンなんかに比べると、圧倒的に「軽い」わけで、コレをハード・ロック的とみなすのはどうなんでしょう?。
 とは言え、1970年代のボウイーの特徴であった「変容」がここで初めてはっきり現れたとも言えるわけで、その意味では興味の尽きない音ではあります。

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●スランプ期の作品

 この当時、ボウイーは深刻な作曲スランプに(おちい)っていたらしく、CDの解説で、曲作りに苦労した様子が書かれています。
 「仕方なく、トニー・ビスコンティとミック・ロンソンがボウイから必至で引き出したコードやフレーズを懸命に組み立てていったという。」(信貴朋子)

 そういった作曲の苦労のことを知ったからと言うわけでもないですが、確かに、ここでの楽曲はちょっと精彩を欠いているような気がします。耳に残るのはキャッチーな“ブラック・カントリー・ロック”と“スーパーメン”くらいですか。
 豪々(ごうごう)と鳴り響くエレキ・ギターは、僕の好み的には嫌いな音ではないのですけれども(一部の品のないギタリストのようにキュルキュルと妙に湿った耳触りな音を出さずに、乾燥していてエッジの効いた効果的な音を出しているのは、さすがミック・ロンソンと言うべきでしょうか)、何と言うか、印象的なフレーズをほとんど繰り出さずに、「ただ鳴っているだけ」と聴こえてしまいます。
 “セイヴィア・マシン(救世の機械)”などで印象的に鳴り響くシンセサイザーにしても、21世紀を17年も過ぎて()れっ()らしな聴き手になってしまった僕には「ふぅん、それで?」という以上の感興(かんきょう)をそそられません。
 音的には面白い冒険をしているのですが、肝心の楽曲の出来が残念なような…。
 とまぁ、どうもいささか辛い評価になってしまいました。前作では先行シングルの“スペイス・オディティ”が大ヒットし、スターへの足がかりを得たボウイーでしたが、このアルバムはなんとも苦しかったのではないでしょうか。
 それにもめげずに、シングル“チェンジス”をヒットさせ、名盤『ハンキー・ドリー』をモノにし、ついには『ジギー・スターダスト』で頂点に上り詰めるのですが…。それはまた後の話。なお、トニー・ヴィスコンティは、このアルバムの後はボウイーのプロデュースから一旦(いったん)降りて、マーク・ボランとT.レックスのプロデュースに専念することになります。(『ロウ』(1977年)から再びボウイーのプロデュースに復帰。)

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●ライコ・ディスク盤ボーナス・トラックについて

 ところで、僕の持っている1970年代のボウイーのCDは、基本的に1990年代にライコ・ディスクから再発売された、ボーナス・トラック付きのものになります。現行のリマスターCDではこれらのボーナス・トラックはバッサリとカットされているのですが、なにか別の方法で聴くことが出来るようになっているのかな?。よく知らないんですけど、ともかく、この日記ではライコ盤に基づいて書いていきます。
 そのボーナス・トラックのうち“ホリー・ホリー”、“ムーネイジ・デイドリーム(Arnold Corns Version)”、“ハング・オントゥ・ユアセルフ(Arnold Corns Version)”は、『ジギー・スターダスト30周年記年盤』に収録されているものと同じ(フェイド・アウトのタイミングとかは若干違う)。なので、このCDだけで聴けるのは“ライトニング・フライトニング”(本編の楽曲よりはちょっと面白いかな)だけということになります。なお、“ホリー・ホリー”は、楽曲としては当アルバムの直後にシングルとして発表されているのですが、当盤(および『ジギー・スターダスト30周年記年盤』)に収録されているのは、1971年に再録音されたアーノルド・コーンのセッションでのテイクです。(オリジナル・シングル・ヴァージョンの“ホリー・ホリー”は、ボックス・セット『ファイヴ・イヤーズ 1969-1973』に収録されているようです。同ボックスには多分これらのボーナス・トラックは全部収録されている…だったらファンはうれしいですよね。(^_^; 実際の所はどうなんでしょう?。タワーレコード・オンラインでの曲目一覧をざっと見た限りでは、完全網羅、というわけでは無さそうですが、+αがあるみたいで、ファンには悩ましいですね。)
 「アーノルド・コーンズて何?」と言うのは誰しも思う疑問だと思いますが、詳しいことは解説にも書かれていません。(と言うか、ボートラに関する記載そのものが解説には全くありません。)どうやらボウイーの別名義のバンド、であるらしい、と、推測できるのはそれくらい。(実は英語ウィキペディアには記載があるんですが、英語のできない僕には何が何やらわかりません。(^_^;)このアルバム制作時のバック・メンバーの事はザ・ハイプ、と言う名前(のバンド名)で呼んでいたようですが、それとの関係もよくわかりません。そもそも、1971年録音の音源がここに入っている、と言うのがよくわからないですね。(^_^;
 『ジギー・スターダスト30周年記年盤』が現在ではちょっと入手しづらいので、代わりにこちらをチェックする、というのはアリなのかもしれません。

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●次回予告

 このアルバムで、アメリカ発売盤のジャケット問題がこじれたこともあって、ボウイーはフィリップス・レコード(アメリカはマーキュリー)を辞め、RCAレコードに移籍することになります。(ジャケット問題についてはウィキペディアなどを参照して各自調べていただけば。音楽と直接関わりのない部分なので僕の「音楽」日記ではここまで触れておくだけにとどめます。)
 と言う感じで、次回は名盤『ハンキー・ドリー』を採り上げることにします。

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■デイヴィッド・ボウイー追悼日記一覧



テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】【追悼】ファッツ・ドミノ / The Imperial Singles 1950-1962 (4CD輸入盤) #FatsDomino #TheImperialSingles1950_1962

■目次
●基本情報
●Youtube音源
●ファッツとミック - 序に代えて
●プレ・ロックン・ローラー
●CDの概要
●楽曲についての与太話
●R.I.P.
■ファッツ・ドミノ日記一覧



●基本情報

ファッツ・ドミノ / The Imperial Singles 1950-1962 (4CD)

【Disc1】
・1950
1.Fat Man (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:00
2.Detroit City Blues (Bartholomew, Domino) 2:14
3.Boogie Woogie Baby (Bartholomew) 2:18
4.Little Bee (Bartholomew) 2:30
5.She's My Baby (Bartholomew, Domino) 2:45
6.Hide Away Blues (Domino & Bartholomew) 2:06
7.Hey! La Bas Boogie (Bartholomew) 2:24
8.Brand New Baby (D. Bartholomew) 2:40
9.Everynight About This Time (A.Domino, D. Bartholomew) 2:09
10.Korea Blues (Alvin E. Young, Dave Bartholomew) 2:19
・1951
11.Tired of Crying (Domino) 2:12
12.What's the Matter Baby (Fats Domino) 2:12
13.Don't Lie to Me (Hudson Whittaker a.k.a. Tampa Red) 2:18
14.Sometimes I Wonder (Alvin E. Young, Fats Domino) 2:21
15.Right from Wrong (Alvin E. Young, Fats Domino) 2:14
16.No No Baby (Alvin E. Young, Fats Domino) 2:20
17.Rockin' Chair (Alvin E. Young, Fats Domino) 2:27
18.Careless Love (Martha Koenig, Spencer Williams, W. C. Handy) 2:15
・1952
19.You Know I Miss You (Alvin E. Young, Fats Domino) 2:13
20.I'll Be Gone (Alvin E. Young, Fats Domino) 2:19
21.Goin' Home (Antoine Domino, Alvin E Young) 2:15
22.Reeling and Rocking (Antoine Domino, Alvin E Young) 2:18
23.Poor Poor Me (Antoine Domino) 2:10
24.Trust in Me (Antoine Domino, Ted Jarrett) 2:48
25.How Long (Alvin E. Young, Fats Domino) 2:01
26.Dreaming (Dave Bartholomew) 2:20
・1953
27.Nobody Loves Me (Fats Domino) 2:12
28.Cheatin' (Fats Domino) 2:36
29.Going to the River (Dave Bartholomew, Antoine Domino) 2:31
30.Mardi Gras in New Orleans (Professor Longhair) 2:16
31.Please Don't Leave Me (Antoine Domino) 2:33
32.The Girl I Love (Domino & Bartholomew) 3:37 ※

【Disc2】
1.Rose Mary (Domino & Bartholomew)
2.You Said You Loved Me (Domino & Bartholomew)
3.Something's Wrong (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:40
4.Don't Leave Me This Way (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:16
・1954
5.You Done Me Wrong (Antoine Domino) 2:05
6.Little School Girl (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:38
7.Where Did You Stay (Fats Domino, Dave Bartholomew) 1:58
8.Baby Please (Fats Domino, Dave Bartholomew) 1:52
9.You Can Pack Your Suitcase (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:24
10.I Lived My Life (Fats Domino, Dave Bartholomew) 1:58
11.Love Me (Fats Domino, Dave Bartholomew) 3:03 ※
12.Don't You Hear Me Colling You (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:06
13.Thinking of You (Reginald Hall) 2:06
14.I Know (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:36
・1955
15.Don't You Know (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:05
16.Helping Hand (A Long Way from Home) (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:05
17.Ain't That a Shame (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:24
18.La La (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:13
19.All by Myself (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:21
20.Troubles of My Own (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:12
21.Poor Me (Antoine Domino) 2:16
22.I Can't Go On (Rosalie) (Dave Bartholomew, Antoine Domino) 2:09
・1956
23.Bo Weevil (A. Domino & D. Bartholomew) 2:47
24.Don't Blame It on Me (A. Domino & D. Bartholomew) 2:40
25.I'm in Love Again (Dave Bartholomew, Fats Domino) 1:54
26.My Blue Heaven (Walter Donaldson, George A. Whiting) 2:06
27.When My Dreamboat Comes Home (Clifford Friend, Dave Franklin) 2:17
28.So Long (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:11
29.Blueberry Hill (Vincent Rose, Larry Stock, Al Lewis) 2:19
30.Honey Chile (Fats Domino, Dave Bartholomew) 1:46

【Disc3】
1.Blue Monday (Fats Domino, Dave Bartholomew) 2:15
2.What's the Reason I'm Not Pleasing You (Coy Poe, Earl Hatch, Jimmy Grier, Pinky Tomlin) 2:01
・1957
3.I'm Walkin' (Domino & Bartholomew) 2:09
4.I'm in the Mood for Love (Jimmy McHugh & Dorothy Fields) 2:41
5.Valley of Tears (A. Domino & D. Bartholomew) 1:49
6.It's You I Love (A. Domino & D. Bartholomew) 2:01
7.When I See You (Domino & Bartholomew) 2:07
8.What Will I Tell My Heart (Jack Lawrence, Peter Tinturin) 2:25
9.Wait and See (A. Domino & D. Bartholomew) 1:55
10.I Still Love You (Watson, Domino, Bartholomew, Earl Palmer) 1:58
11.The Big Beat (Domino & Bartholomew) 1:58
12.I Want You to Know (Domino & Bartholomew) 1:56
・1958
13.Yes My Darling (Domino & Bartholomew) 1:56
14.Don't You Know I Love You (Domino & Bartholomew) 2:09
15.Sick and Tired (Chris Kenner, Domino & Bartholomew) 2:33
16.No No (The River) (Domino & Bartholomew) 2:06
17.Little Mary (Domino & Bartholomew) 1:57
18.Prisoner's Song (Guy Massey) 2:36
19.Young School Girl (Domino & Bartholomew) 1:54
20.It Must Be Love (Domino & Bartholomew) 2:13
21.Whole Lotta Loving (Domino & Bartholomew) 1:38
22.Coquette (Carmen Lombardo, Gus Kahn, Johnny Green) 2:27
・1959
23.Telling Lies (Earl Palmer, Fats Domino) 2:27
24.When the Saints Go Marching In (Traditional) 2:26
25.I'm Ready (Al Lewis, Domino, Sylvester Bradford) 2:02
26.Margie (Con Conrad, J. Russel Robinson and Benny Davis) 2:13
27.I Want to Walk You Home (Antoine Domino) 2:19
28.I'm Gonna Be a Wheel Someday (Bartholomew, Roy Hayes) 2:02
29.Be My Guest (Domino, John Marascalco, Tommy Boyce) 2:16
30.I've Been Around (A. Domino) 2:07
・1960
31.Country Boy (Domino & Bartholomew) 2:15
32.If You Need Me (Domino & Bartholomew) 1:48

【Disc4】
1.Tell Me That You Love Me (Domino & Bartholomew) 2:01
2.Before I Grow Old (Domino & Bartholomew, Robert Guidry) 2:33
3.Walking to New Orleans (A. Domino, D. Bartholomew, Robert Guidry) 1:59
4.Don't Come Knockin' (A. Domino) 1:55
5.Three Nights a Week (Fats Domino) 1:44
6.Put Your Arms Around Me Honey (Albert Von Tilzer, Junie McCree) 1:57
7.My Girl Josephine (A. Domino & D. Bartholomew) 2:02
8.Natural Born Lover (A. Domino & D. Bartholomew) 4:41
・1961
9.What a Price (Fats Domino, Jack Jessup, Pee Wee Maddux) 2:21
10.Ain't That Just a Woman (Claude DeMetrius, Fleecie Moore) 2:44
11.Shu Rah (Fats Domino) 1:40
12.Fell in Love on Monday (Fats Domino) 1:55
13.It Keeps Rainin' (Domino & Bartholomew) 2:46
14.I Just Cry (Domino & Bartholomew) 2:06
15.Let the Four Winds Blow (D. Bartholomew & A. Domino) 2:17
16.Good Hearted Man (A. Domino & D. Bartholomew) 2:23
17.What a Party (Domino & Bartholomew) 1:57
18.Rockin' Bicycle (Fats Domino, Jack Jessup, Pee Wee Maddux) 2:08
19.Jambalaya (Hank Williams) 2:21
20.I Hear You Knocking (Dave Bartholomew & Pearl King) 1:54
・1962
21.You Win Again (Hank Williams) 2:03
22.Ida Jane (Domino & Bartholomew) 1:58
23.My Real Name (Fats Domino) 2:11
24.My Heart Is Bleeding (My Bleeding Heart) (Dave Bartholomew & Pearl King, Fats Domino) 1:43
25.Dance with Me Mr. Domino (Domino & Bartholomew) 1:55
26.Nothing New (Is the Same Old Thing) (Domino & Bartholomew, Jack Jessup, Pee Wee Maddux) 2:07
27.Did You Ever See a Dream Walking (Harry Revel, Mack Gordon) 1:42
28.Stop the Clock (Fats Domino, Kenny James*, Pee Wee Maddux) 1:44
29.Hands Across the Table (Jean Delettre, Mitchell Parish) 1:57
30.Won't You Come on Back (Fats Domino) 2:03

【Disc1】32.The Girl I Love (Domino & Bartholomew) 3:37 ※(B-Side of“Please Don't Leave Me”)
【Disc2】11.Love Me (Fats Domino, Dave Bartholomew) 3:03 ※(A-Side)
 ※この二曲はオリジナル・テイクではなく後に再録音された音源の模様。

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●Youtube音源

The Imperial Singles 1950-1962 / Fats Domino

次の楽曲は著作権監視が厳しいため音源引用出来ませんでした:“Thinking of You”

 
※楽曲抜粋

Ain't That a Shame (1955) / Fats Domino

 ジョン・レノンやチープ・トリック、ポール・マッカートニーにも採り上げられた名曲。

 “Ain't That a Shame”は映画アメリカン・グラフィティでも使用されましたが、オリジナル・ヴァージョンではなく『Let's dance with Domino』(1963,Imperial)に収録されているものが使用されました。
Ain't That a Shame (1963) / Fats Domino

 女声コーラスが入ったりして(にぎ)やかな出来。1963年にはドミノはImperialを離れているので、多分、オリジナル・テイクにオーバーダブを施したのではないかと思われます。

My Blue Heaven (1956) / Fats Domino

 “私の青空”の邦題でも有名なスタンダード。ファッツが演奏するとこんなごきげんなブギウギ・ロックになっちゃう。

Blueberry Hill (1956) / Fats Domino

 最大のヒット曲。でも彼のオリジナルではないんだよね。

I'm Walkin'(1957) / Fats Domino

 映画『ブルース・ブラザース』で挿入歌として使われていました。

 その他、日記本文に出てくる主な楽曲

I'm Gonna Be a Wheel Someday(1959)


Korea Blues(1950)


Valley of Tears(1957)


I Just Cry(1961)



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●ファッツとミック - 序に代えて

 ファッツ・ドミノ-Antoine Dominique "Fats" Domino Jr.-(February 26, 1928 – October 24, 2017)

 ミック・ジャガー「歌詞をはっきり歌うんじゃないってことは、ファッツ・ドミノから習ったんだ。」
 インタビュアー「でも、♪ブルーベリーの丘で僕のスリルを見つけたんだ、って言うのははっきり聞き取れますよね?。」
 ミック「でもそこだけだろ?。♪ちっとも満足できないぜ、しか聞き取れないのとおんなじさ!。」


 ミック・ジャガー「ファッツ・ドミノの文章を読んでとても影響されたんだ。ドミノは「決して歌詞ははっきり歌っちゃいけない」と言っていたよ。」
 インタビュアー「「わくわくしたぜ、ブルーベリー・ヒルで」(ファッツ・ドミノの<ブルーベリー・ヒル>の出だし)とはっきりききとれると思うんだけど。」
 ミック「その通り。だけどききとれるのはそれだけだよ。ぼくの歌では「ちっとも気持ちが満たされない」しかききとれないのと同じことさ。」

 例のごとく記憶に頼って書いたので、細かなニュアンスは違うと思いますが、デイヴィッド・ドルトン編の「ローリング・ストーンズ・ブック」に載っていた挿話(エピソード)です。「ブルーベリーの丘で~」「わくわくしたぜ、ブルーベリー・ヒルで」は、ご存知、ファッツの大ヒット曲“ブルーベリー・ヒル Blueberry Hill”の歌い出しの一節(♪I found my thrill on Blueberry Hill)。ミックが応えて引用しているのは、ストーンズのヒット曲“サティスファクション (I Can't get no)Satisfaction”からの歌い出しの一節(♪I Can't get no satisfaction)です。「てめーはストーンズ絡みの話しかしねーな」と言われるのを承知で書いたわけですけど、なにしろ、初めてファッツの名前を知った挿話なので、書かずにはおれませんでした!。失敬!。(ちなみに、なぜ記憶に頼って書いたかというと、「ローリング・ストーンズ・ブック」、僕の部屋のどこかにあるはずなんですが、乱雑すぎて見つけられなかったからです。(^_^;)→2018/11/28(水)現在、当書物が見つかったので修正しました。
 ちなみに、ファッツはこのミックの言を聴いて「俺は聞こえないようになんて歌ってないぜ」と反論したとかしなかったとか。(ここらへん、「てめ~の記憶なんて当てにならねぇんだよ!」と言う向きは、こちらの記事をご参照ください。多少ニュアンスが違いますが、大筋では同様のことが書かれております。)

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●プレ・ロックン・ローラー

 他にも、エルヴィス・プレスリーについて聞かれて、「彼が演っているようなことは、俺はずっと昔から演っていたよ」と答えたりしたとかしなかったとか。(だからどっちなんだよ。(^_^;)
 確かに、ファッツは1950年デビュー当時から、ピアノのブギウギ奏法を武器にして、ごきげんなリズム・アンド・ブルースを演っていました。ビル・ヘイリーの“ロック・アラウンド・ザ・クロック”でロックン・ロール・ミュージックが初めてブレイクする5年も前に、です!。もっとも、時代が彼に追いついた、とか言うよりは、ファッツ以外にも、このような音楽を演っている人は、実はビル・ヘイリー以前にもたくさんいたのです。つーか、ビル・ヘイリー自身も“~クロック”以前からこういう感じのを演っていましたしね。
 僕の日記では、そう言った「プレ」ロックン・ローラーとして、以前、おっかなびっくりでチャック・ウィリスを採り上げたことが有ります。(その時は僕もビル・ヘイリー以前の音楽の知識が全然なくて、本当におっかなびっくりな採り上げ方でした。)それから色々調べてみたんですが、他にも、ルイ・ジョーダンとかビッグ・ジョー・ターナーとか、アイク・ターナー(feat.ジャッキー・ブレンストン)とか…。綺羅星(きらぼし)の如くのプレ・ロックン・ローラーたちがいたのですねぇ。こういった人たちもいずれ機会があれば採り上げたいです。
 でまぁ、ファッツ・ドミノ。そう言ったプレ・ロックン・ローラーの中でも飛び抜けた人気と個性を持っていた人で、「黒人ロックン・ローラー四天王」の一人に数えられる人でもあります。(ちなみに残りの三人はチャック・ベリー、ボ・デイドリー、リトル・リチャードと言われています。ただしこの言葉、意外とポピュラーでは無いようで、ググってもキッチリこの4人はヒットしないです。)その呼称どおりロックン・ロール創成期に大活躍した人なのですが、前述の通り、そのキャリアはそれ以前の1950年から始まっていたわけです。デビュー・シングルの“Detroit City Blues”のB面“Fat Man”がいきなりヒット(R&Bチャート2位)して以来、ファッツはいくつものヒットを飛ばしました。1963年にインペリアル・レコードを離れてからは目立ったヒットは出なくなったようですが、それでも、1970年代終わりの時点で、アメリカのレコード売上歴代3位だったのだそうです。(1位、2位はエルヴィスとビートルズ。)
 2005年、ハリケーン・カトリーナの被害に会いながらもしぶとく生き延びていたのは記憶に新しいところでしょう。ってまぁ、もう13年も前の話になってしまいましたが。そのファッツも、寿命には勝てなかったようです。

 いやそれにしても、ファッツの訃報を知ったときにはびっくりしましたよ。こちらとしては、この4枚組のCDを入手して、意気揚々とファッツに入門しようとしていたところでしたからね。携帯でニュースを読んで、街中にも関わらず、思わず「えっ!」つって、「えっ!」つって、(あまりに驚いたことなので二回言いました)声に出しちゃいましたよ。

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●CDの概要

 この4枚組CDは、ドミノがデビュー時から在籍していたインペリアル・レコード時代のシングル楽曲をほぼ網羅してあります。(何故か2曲ほど後の再録音のテイクから収録されているようですが…。(^_^;)必ずしもA面B面、の順番で収録されているのではないようです。なんでそんな(いびつ)なことするかな。(^^ゞ
 ドミノがインペリアルに在籍していたのは1949年から1962年までです。1962年のいつごろまで在籍していたのか知りませんが(調べてもよくわかりませんでした)、1963年にはABCパラマウントに移籍していたようです。
 なので、このCDも1962年で一区切りしてあるのですが、実際には、1963年以降も未発表音源などを使ってインペリアルからドミノのシングルが出されていました。それらの1963年以降のシングルは残念ながらここには収められていません。どうせなら、それらも網羅して「コンプリート・インペリアル・シングルズ」にして欲しかったけど、そうすると4枚では収まらないのかな。
 中古で買ったCDなので、新品の時の状態は不明なのですが、ブックレットのたぐいは一切(いっさい)付いていませんでした。なので各曲のデータはほぼ皆無。辛うじて箱裏の曲目一覧に発表年が記載されているだけ。…作者クレジットも無しですよ。今回日記を書くにあたって必死こいて調べました…。orz
 僕は、最初は4枚組というヴォリュームに圧倒されちゃったのですが、他のベスト盤などを参考にして一枚物の抜粋版のCD-Rを作成し、耳を慣らすことからはじめました。すると、すぐに物足りなくなってきたので、結局、ストレートに4枚組をCDチェンジャーにセットして聴き通すことにしました。と言って、それはそれで、「4枚では物足りない!」となってしまって、別の10枚組のボックス・セットを買ったりしている僕がいたりするのですが。(^_^;

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●楽曲についての与太話

 どの曲もゴキゲンで最高なので、いちいち解題(かいだい)するのも野暮(やぼ)なのですが、思い出話も交えつつ、ちょこっと与太(よた)話を。

 “I'm Gonna Be a Wheel Someday”は、ジョニー・サンダースがギター弾き語りの『ライヴ・イン・ジャパン』(1988年収録)で“Real Cool Cats”という題名でテキトーな歌詞をつけて歌っていた曲。多分、歌詞を全然覚えていなかったんだろうな、あの人のことだから。(^_^; “Real Cool Cats”という曲名も、レコード会社が適当につけたっぽいです。解説を書いていた西村茂樹さんが、「この曲だけ素性がわからない」と(なげ)いてらっしゃいました。かくいう僕も、このCDを聴くまでは全然この曲のこと知らなかったのですが。

 “Korea Blues”では高らかに進軍ラッパが鳴り響いています。英語力のない僕には歌詞の内容は聞き取れませんが、朝鮮戦争(1950年6月25日~1953年7月27日)の事を歌っているんだろうなというのは容易に予想がつきます。

 “Blueberry Hill”は前述したとおり、ファッツのオリジナルではありません。
 1940年にサミー・ケイ・オーケストラがトミー・ライアンという歌い手を伴って録音したのが最初の吹込みのようです。と言っても、同年に他に5つも吹き込みが有るらしく、どれがオリジナル、と言うのも、なかなか難しい話では有ります。
 僕はたまたまグレン・ミラー(1940年録音の一つ)の編集CDでこれを聴いて「あっ、ファッツより前に演奏している人がいたんだ!、ファッツがオリジナルじゃなかったのか!」と知りました。ファッツ自身はルイ・アームストロングの1949年の吹込みを参考にしているようです。結果的にファッツのヴァージョンが最も有名になり、同時に彼の代表曲とみなされるようになりました。
 この曲に関しては、Sumi Haruo さんの「一緒に歌える 洋楽ブログ」に良いことが書いてあるので一読をお勧めします。

 “Reeling and Rocking”は、チャック・ベリーの“Reelin' and Rockin'”とは別の曲。同様に“If You Need Me”はソロモン・バークの同名曲とは別曲。

 “Valley of Tears”はバディ・ホリーがセカンド・アルバム『バディ・ホリー』(1958年発表)で採り上げていた名バラード。僕はホリーのそのヴァージョンでこの曲を知りました。今思うとそれが初めて知ったファッツの曲だったかもです。

 ちょっと残念なのは、“I'm Walkin'”の出だしのドラムス・ソロが思ったほど鮮明に聴こえないこと。これはまぁ、多分マスター・テープからの音源では無さそうだから、仕方ないのかなぁ。映画「ブルース・ブラザース」で使われていた時はもっとくっきりとバスドラの音が聴こえていたのですけれども…。

 “I Just Cry”ではファッツの泣き真似が聴けるのですが(^_^;、こういうのはできればやめてほしかったなぁ…。苦手なんですよね、こういう芝居がかったの。

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●R.I.P.

 とまぁ、色々な与太話をしてきましたが、なにはともあれ、ファッツの冥福を祈ります。享年89歳。自然死だったと言いますから、大往生ですね。チャック・ベリーと言いファッツと言い、よくもここまで生き延びてくれてました。何よりもそのことに、彼らと同じ時代に生きられたことに感謝を捧げて、この項を閉じたいと思います。

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■ファッツ・ドミノ日記一覧







テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

■ファッツ・ドミノ日記一覧

■ファッツ・ドミノ日記一覧
2018/11/28 The FAT MAN IS STOMPIN' 12ORIGINAL ALBUMS & BONUS TRACKS (10CD輸入盤)
2018/07/25 Blueberry Hill (Gold Box) (2CD, Live)
2018/01/27 The Imperial Singles 1950-1962 (4CD輸入盤)


■関連リンク
一緒に歌える 洋楽ブログ





■ミュージシャン別日記一覧


テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。[画像大きめ閲覧注意]

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ファッツ・ドミノ / The FAT MAN IS STOMPIN' 12ORIGINAL ALBUMS & BONUS TRACKSセロニアス・モンク / Monk's Musicレッド・ツェッペリン / イン・スルー・ジ・アウト・ドア <リマスター/デラックス・エディション2CD>ブライアン・イーノ / アナザー・グリーン・ワールドキング・クリムゾン / アースバウンド ~40周年記念エディション(紙ジャケ,+DVDA)フェイセズ / 1970-1975:You Can Make Me Dance, Sing Or Anythingジェフ・ベック / ジェフ
 新年一発目です!。




テーマ : 日記
ジャンル : 音楽

2018年の年賀状


2018年の年賀状


ボブ・ディランのオリジナル・アルバムを全制覇したぜ!。
→大雑把に44枚くらい?。(2枚組も在るから実枚数はもう少し有るかな。)

2017年は鬱で七転八倒したけど、2018年はどうなるだろう?。
今更再就職する気もないけど(オイオイ(^_^;)岩国のF-35B(戦闘機)は見に行きたいな!。

 今年もどうぞよろしく!。

テーマ : 謹賀新年
ジャンル : 日記

プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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