FC2ブログ

ジョン・レノン79回目の誕生日に。(過去日記使いまわし)

■目次
(1/6) ジョンと、故人達によるスペシャル・コンサート
(2/6) ジョンの代表曲を僕が選曲するとこうなる
(3/6) ルーツ・ミュージックに愛を込めて
(4/6) 後輩たちとビートルズ・ナンバー
(5/6) 大団円…?
(6/6) The dream is NOT over!
 
 
 
 ジョンの誕生日になると、いつも自分が過去に書いた妄想日記、「ジョン・レノン復活コンサート in 広島」のことを思い出してしまいます。(某Tさんからは「またソレですか~?」とからかわれるのですが(笑)。)

 「もしジョンが生き返って一夜限りのコンサートをしてくれたら」と言う他愛もない妄想によって書かれた文章なんですが、これが、読み返すと恥ずかしいやら、何やらなんですが、でもこのときほど思い入れて書くことが今の僕にできるかな、と、疑問に思ったりもします。

 もともとは2001年に書いた文章なので相当古いものです。それを2006年にブログに移し替えて、その時に余計な前書き後書きを追加しました。

 当時(2001年)は「ビートルズ探検隊」と言うメーリングリストに属していて、そこに書き下ろしたものなんですが、そのメーリングリストは、今はフェイスブック上で同じ名前の「ビートルズ探検隊」として存続しています。

 この過去日記に更に蛇足を追加して読み直してもらおうというのが今回の企画です。実に安易きわまわりないのですが、開き直って、僕自身が少しでも楽しめたら、と言う方針で書いていきます。

 全部で6部に分かれています。以下の文中の(1/6)、(2/6)…(6/6)と言う項目をクリックしていただけば各部に飛びます。飛んだ先でそのまま最後まで読めるようになっていますが、せっかくなので、こっちも参照しながら読んでもらえると2019年の僕は喜びます。(^_^;

 
 (1/6)ジョンと、故人達によるスペシャル・コンサート

 本文中では明記しなかったのですが、ジョンと、故人達によるスペシャル・コンサート、と言う体裁になっています。
 ただ、僕の知識が足りなかったりして、まだ生きていたはずの人が出ていたり、ロックでない人を無理くり起用したりもしています。
 蛇足分でも書きましたが、今ならジョージとエントウィッスルを登場させていたでしょうねぇ…。

■目次に戻る

 
 (2/6)ジョンの代表曲を僕が選曲するとこうなる

 僕が広島在住なので広島でコンサートしているという想定で書いたのですが、本当にジョンが来日したとしたらこんな田舎には来ていませんね(笑)。

スターティング・オーヴァー / ジョン・レノン


真夜中を突っ走れ / ジョン・レノン


ジェラス・ガイ / ジョン・レノン


ニュー・ヨーク・シティ / ジョン・レノン


マインド・ゲームス / ジョン・レノン


母(マザー) / ジョン・レノン


 このパートでは、ジョンの曲を中心に採り上げました。…まぁ、ジョンのコンサートなら普通そうですよね。…普通はね。(^_^;

■目次に戻る

 
 (3/6)ルーツ・ミュージックに愛を込めて

 ここからは悪ふざけ全開のパートに突入していきます。まずは'50年代のロッカーとの共演。
 で、このパートで大チョンボがあります。(^_^;
 この原稿を書いた2001年時点でも、リライトした2006年時点でも「ファッツ・ドミノは存命」でした。(^_^;
 よく調べもせずに、亡くなっていると思いこんでいたんですね。実際には皆さん御存知の通り、2017年(10月24日)まで存命でした。何ともお恥ずかしいチョンボでございます。

ハウンド・ドッグ / エルヴィス・プレスリー


 この曲は、エルヴィスの曲として歌わせていますけど(まぁ、実際彼のヴァージョンが代表的なヒット・ヴァージョンなんですが)、元々はビッグ・ママ・ソーントーンと言う人が1953年にヒットさせたのがオリジナルです。

ハウンド・ドッグ / ビッグ・ママ・ソーントーン


 確か、エルヴィスのは、ビッグ・ママ直系ではなく、間に誰か別の人がカバーしたヴァージョンがあったと思うのですが、ちょっと今回は面倒くさくて(笑)調べきれませんでした。

 
トゥエンティ・フライト・ロック / エディ・コクラン


 ポール・マッカートニーがジョン・レノンと邂逅したときに弾き語ってみせたという「伝説」の曲です。でも僕みたいなストーンズ馬鹿にとっては1982年の『スティル・ライフ』収録のストーンズ・ヴァージョンが初聴だったりします。

トゥエンティ・フライト・ロック / ローリング・ストーンズ


エイント・ザット・ア・シェイム / ファッツ・ドミノ


エイント・ザット・ア・シェイム / ジョン・レノン

 この日記では、ジョンが『ロックン・ロール』と言うカヴァー・アルバムで採り上げたヴァージョンをもとにしているので、ジョンの盤も併掲です。

ブルージーン・バップ / ジーン・ヴィンセント


ブルージーン・バップ / ポール・マッカートニー


 ポール・マッカートニーは、1999年の『ラン・デヴィル・ラン』と言うカヴァー・アルバムでこの曲を採り上げているんですが、そのヴァージョンの動画が見つからないので(多分著作権監視が厳しいんでしょう)、同時期のライブ映像を引用しておきます。

ペギー・スー / バディ・ホリー


 バディ・ホリー登場の段では、僕がバディに愛着がありすぎて、かなりひいき目なことを言ってしまいました。
 「そして、なによりも、“自作自演”が大事なんだと、教えてくれた人!。」と言う箇所がありますが、別に、自作自演はバディだけでなく、チャック・ベリーやリトル・リチャードだってそうでした。まるでバディが「自作自演の先駆」みたいな書き方は、ちょっと大げさと言うか、正しくなかったな、と、反省しています。

 もちろんこの曲はジョンもアルバム『ロックン・ロール』で採り上げていますが、ちょっと騒々しすぎかな(笑)。

ペギー・スー / ジョン・レノン


■目次に戻る

 
 (4/6)後輩たちとビートルズ・ナンバー

カム・トゥゲザー / ビートルズ


ヤー・ブルーズ / ビートルズ


トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ / ビートルズ


ビコーズ / ビートルズ


イン・マイ・ライフ / ビートルズ

 文中でスティーヴ・マリオットが、この曲をロッド・スチュワートが採り上げたということを言っていますが、それはフェイセズ時代のことではなく、かなり下って1986年のアルバム『ロッド・スチュワート(Every Beat of My Heart)』のときですね。
 
 
 
※参考音源
 
イン・マイ・ライフ / ロッド・スチュワート


カモン・エヴリバディ / エディ・コクラン


カモン・エヴリバディ / ハンブル・パイ


 ハイ、(4/6)はビートルズ・ナンバーてんこ盛りでございます。
 (3/6)では超気合い入れて書いた感じなのに、こちらはこころなしか流した感じ…?。いや、気のせいでしょう、ハハハ…。
 かなり無理のあるカップリングの面子(メンツ)もいますが、そこは笑って許してくださいな(笑)。

■目次に戻る

 
 (5/6)大団円…?

監獄ロック / エルヴィス・プレスリー

 
 
 ジョンが“ハー・マジェスティ”を口ずさんで“ジ・エンド”を演奏するのはどうか?、と、思いますが、多分この頃の僕は何も考えていなかったんだろうな(笑)。
 
ハー・マジェスティ / ビートルズ


ジ・エンド / ビートルズ


 このでたらめなメンツでのジ・エンドはぜひ聴いてみたいと思うのですが、それは僕だけでしょうか(笑)。

■目次に戻る

 
 (6/6)The dream is NOT over!

イマジン / ジョン・レノン


平和を我等に / ジョン・レノン (Original version)


平和を我等に / ジョン・レノン from『Live Peace In Tronto』(1969)


平和を我等に / ジョン・レノン from "One to one concert afternoon show"


平和を我等に / ジョン・レノン from "One to one concert Evening Show"


人々に勇気を (Power To The People) / ジョン・レノン


■目次に戻る

 いかがでしたったでしょうか?。かなり無理のある妄想でしたが、楽しんでもらえましたか?。あなたも妄想日記書きたくなりましたか?。ぜひ書いてみてご披露ください。楽しみはみんなで分かち合いましょう!。


■ジョン・レノン日記
 
 
 
 
スポンサーサイト



テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

■ジョン・レノン日記一覧

■ジョン・レノン日記
2019/10/09 ジョン・レノン79回目の誕生日に。(過去日記使いまわし)
2010/10/09 ジョン・レノン生誕70周年。(ジョン・エントウィッスル付き。)
2008/10/09 ジョン・レノンの誕生日。
2006/11/26 【妄想日記】ジョン・レノン復活コンサート in 広島



■ミュージシャン別日記一覧





テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【音楽トピック】ジョン・レノン生誕70周年。(ジョン・エントウィッスル付き。)

 ジョン・レノン/マザー



 ジョン・レノン/グロウ・オールド・ウィズ・ミー



 今日は、ジョン・レノンの誕生日。できれば、命日よりも誕生日にお祝いをしたいものです。ジョンの命日は悲しすぎますから…。



 午前一時頃に起床してから、ジョンのCD、聴き続けています。



 僕が初めてジョンの音楽に触れたのは、ご多分に漏れず、ビートルズから。

 あの忌まわしい悲劇が起こった前後のことだったと思います。もう記憶も定かでなく、それ以前から聴き始めていたのか、それがきっかけで聴き始めたのかもあやふやになってます。

 でも、やはり、ジョンのソロ作品には、悲しい事にあの事件がきっかけで触れたのでした。



 あれからもう30年経つかと思うと、感無量です。

 当時僕は高校二年生でした。先輩に熱狂的なジョン・レノン/ビートルズ・ファンの人がいて(女性でした)、あの悲劇の話をしようとすると、「その話は止めて」と言われたのを覚えています。



 最初に衝撃を受けたジョン・ソロ・ナンバーは、なんと言っても“マザー”。重苦しい鐘が四回鳴らされるイントロの後、悲痛で空虚な声で歌い始めるジョン。印象的に繰り返される「Goodbye」のフレーズ。そして、エンディングで繰り返される絶叫。

 僕にとってのジョン・レノン像が確立した曲でした。

 そう、「狂気と孤独のジョン・レノン」。

 オノ・ヨーコが一方的に押し付ける「愛と平和の」ではなく、真摯に楽曲に耳を傾ければ分かる、ジョンの素顔がそこにあります。

 “イマジン”は確かに有名な曲だけど、ジョンの本質ではない。むしろ、“マザー”をはじめとした、アルバム「プラスティック・オノ・バンド」にその真価を見る思いがします。

 今でも、僕にとってのジョン・レノン・ベスト・ナンバーは、“マザー”なのです。



 もし、唯一、もう一曲対抗できる曲があるとしたら、あまりにも美しすぎる“グロウ・オールド・ウィズ・ミー”。ジョンがビートルズ時代も含めて、作り続けてきた作品群の中でも、最上位に属する作品だと思います。



 繰り返します。僕にとって、ジョン・レノンとは、「狂気と孤独の天才」。どうか、彼の没後、オノ・ヨーコが捏造したパブリック・イメージに惑わされないで下さい。



 最後に、「またか」と言われそうですが、僕が書いた「ジョン・レノン復活コンサート in
広島」のブログ・アドレスを載せておきます。今読むと苦笑ものですが、当時は気合を入れて書いたものです。…この頃は、まだジョンのアルバム、全部は聴いてなかったなぁ…。良くこんな大それたものを書いたもんだ…。

 

https://oh64.blog.fc2.com/blog-entry-1693.html










 p.s.

 ついで、と、言ってはなんなのですが、今日は、ジョン・エントウィッスルの誕生日でもあります。



 ザ・フー/マイ・ワイフ




 生きていれば、66歳。その“リード”ベースは永遠に不滅ですね。





■ジョン・レノン日記







テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

ジョン・レノンの誕生日。

 妄想! ジョン・レノン復活コンサートin広島

 http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2006/11/_in_16_5b8c.html



 またそのネタか!、と叱られちゃいそうですが、僕的には、愛着のある文章なので…。懲りずに、また紹介したいと思います。



 もし、ジョンが現代に復活したら、どんなコンサートをするのか?。そんな妄想で書き進めた文章です。




 閑話休題(それはさておき)。

 僕がジョンと出会ったのは、まさしく彼が死んでしまった、その時でした。(正確に言えばその少し前からビートルズは聴き始めてましたが。)確か高校一年生のときだったと思います。その頃、ジョンの特集がラジオで組まれ、そこで聴いた「マザー」に衝撃を受けたものでした。

 もっとも、僕はそのあとすぐ、ローリング・ストーンズに走ってしまうので、ジョンのレコードは、「ジョンの魂」と「シェイヴド・フィッシュ」(シングル・ヒットを集めた編集物)しか持っていませんでした。(LPでしたね。今でも家のどこかに2枚ともあるはずです。)

 後にボックスセットの「レノン」を購入し(すでに時代はCDに移っていました)、かろうじて全体像をつかんだのが1993年のことです。

 そのあと、2000年に発売されたリミックス・シリーズの第一弾「イマジン」が、2枚目に買ったオリジナルアルバムとなりました。それ以降、リミックス・リマスター・シリーズで、オリジナル・ソロアルバムをすべて揃え(前衛音楽に挑戦したシリーズは積極的に無視することにします(笑))ました。

 ビートルズのアルバムも並行して全部そろえたし、今なら、いっぱしのジョン・レノン・ファン、と主張しても良いかな?。



 ジョン・レノンの「マザー」。5分39秒あります。長いよ(笑)。



 最初に聴いたジョンの「マザー」に強い衝撃を受けたせいか、「元ビートルズの…」と言う言われ方には少々違和感を覚えます。僕の中では、ビートルズとジョン・レノンは非連続的なものとして認識されているのです。

 ある意味、ビートルズを乗り越えた唯一のメンバーではないか、と、思っています。



 何はともあれ、ハッピーバースディ、ジョン!。








 ちなみに、ザ・フーの、故ジョン・エントウィッスルも今日が誕生日だって知ってました?。










■ジョン・レノン日記





テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

ジョン・レノン復活コンサート in 広島(6/6)

ブログの投稿の特徴上、投稿の新しい順に並んでしまっていますので、最初にこの部分を読んでいる方は、以下のリンクで最初(1/6)から読みすすめてください。



最初(1/6)から読む。


余韻を大事にしたいので、ネタバレ覚悟で今回の注釈は冒頭で。



唐突に出てくるスチュワート・サトクリフですが、これはMLのメンバーからリクエストがあったので。本当は演奏に参加させてほしかったんだと思いますが、かれのビートルズのやめ方からすると、演奏には参加しないだろうなぁ、と、勝手に思ってこんなふうにしました。



消防団がやってくる前に会場備え付けのスプリンクラーが作動するんじゃないのか?、とは、今回読み直してみて思ったことです。(^_^;



エンディングを単純な夢落ちにしなかったのは、やはり、「ドリーム」を残しておきたかったんですね。





 





 鮮やかな照明に彩られた、スーパースター達の競演は幕を閉じた。



 アンコールではジョンがひとりで出てきて、ピアノのところに
座った。
 スポットライトが彼を照らす。
 そして、手に持っていた紙切れを広げると、それを読み始めた。



 「平和都市、ヒロシマのみなさん、コンばんは。今日は、ココで
コンサートできて、嬉しく思うます。平和のために、みなさんと一
緒にうたって欲しイ歌がありマス。」



 言い終わると、ジョンは静かにピアノを引き、“イマジン”を歌
い始めた。、



 ♪思ってみてごらん、天国なんて無いんだと…



 ジョン、広島は、決して平和都市なんかじゃないんだよ。
 たまたま、世界で最初に原爆が落とされた町、ってだけのことな
んだ。



 ♪思ってみてごらん、国境なんて無いんだと…



 平和記念公園で核ネルギー抗議の座り込みをするのはね、現地ま
で出向いて行くだけの度胸と根性と勇気が無いだけのことなんだ。



 ♪思ってみてごらん、なにも所有する必要は無いんだと…



 彼らはね、50年前の自分たちの被害にばかり目がいっている。こ
れからの事どころか、戦後の核エネルギーの発達についてさえ無関
心なんだよ。



 ♪思ってみてごらん、世界はすべての人のものだと…



 原子力発電所を広島には作らせないと言ったところでね、結局の
ところ、電力供給の大部分を、島根の原子力発電所に頼っているん
だよ。



 ♪きみはきっと、僕のこと夢想家だと言うだろうね。
 ♪でも、僕は“一人ぼっち”と言うわけじゃないんだよ。
 ♪僕は“望んでいる”よ、“いつの日か”、君が僕達の仲間にな
  る“だろう”ことを。
 ♪そして、世界は一つになる“だろう”、ってね。



 僕は複雑な思いを抱きながらも、ジョンの声に聞き入っていた。
 最初、ジョンだけを照らしていたライトは、曲が進むに連れ、照
らす範囲が広がっていった。そして、曲が終わった時、ステージ
いっぱいに広がっているスーパーバンド/スーパースター・ゲスト
達すべてを、優しく照らしていた。



 そのなかに、見慣れない男がいた。どうも、ミュージシャンぽく
無く、ローディみたいな作業着を着ている。



 ジョン「紹介しよう。今日の素晴らしいライティングを演出して
くれた男、スチュワート・サトクリフだ…!。」



 …!。



 その男-スチュワート・サトクリフ-は、おずおずと、マイクス
タンド前のジョンのところへ歩いていった。



 ジョン「久しぶりだな。ええと、九州の…」
 スチュ「“Kiss You”だって?。」
 ジョン「いやいや、日本の地名だよ。九州の、えっと、なんて
     言ったかな、ナオ、とかいう女性から聞いたんだけど、
     アストリッドは元気でやっているらしいぜ。」
 スチュ「未だに、「キルヒャーとは呼ばないで、私の名前はキル
     ヒヘアよ」なんて言ってんのかなぁ。」
 ジョン「どうだろうね?。今度二人でアストリッドの所へ行って、
     驚かせてやろうぜ。」



 そりゃ、アストリッド・キルヒヘアも驚くだろう…。



 ジョン「OK、役者は揃った…。
 … Let's sing this song, All together!.」



 バンドが、ファンクなリズムをたたき出した。そして、ジョンが、
歌い出す。



 ♪All we are sayin' is give peace a chance !



 “ギヴ・ピース・ア・チャンス”!。会場中で歓声とコーラスが
始まる!。



 キース・ムーンが遂に、お得意のドラムス破壊をやり始めた。屈
託がないと言うか、まるっきり無邪気な様子だ。



 ジミは、ギターを床に叩きつけ、ライターオイルをぶっ掛けて、
燃やし始めた。
 そのとき、ちらりと聴衆の方をみて、「俺は本当はこんな事はし
たくないんだ。自分は決してワイルド・マンなんかじゃないんだ」
と言っていたように思えたのは、僕だけだろうか?。



 スーパースター達は、燃えているギターの周りに集まり、まるで
キャンプ・ファイヤーのように、声を合わせて歌っている。



 会場中が盛り上がりまくり、絶頂に達しようとしいていた。



 が。ここは屋内ホールである。当然、火の取扱は禁止だ。
 火災が発生すれば、通報が無くとも、消防署に連絡が行くように
なっている。



 おそらく、みなの騒ぐ声がでかすぎて、サイレンを聞き逃したの
だろう。



 突然、ホールの出入り口がすべて開き、消防隊が飛び込んできた。
 手に抱いているホースから、ステージに向けて、放水する。



 文字どおり、冷や水をあびせられて、全員が、動きが止まってし
まった…。



 おそらく、消防隊の責任者なのだろう、恰幅の言い男が、ジョン
に詰め寄って、なにか怒鳴っている。
 ジョンはしばらく彼の言う事に耳を傾けていたようだが、突然、
マイク・スタンドに向き直り、歌い出した!。



 ♪Power to the people!, Power to the people! ride on !



 “パワー・トゥ・ザ・ピープル”!。
 あっけに取られていたオールスター達も、ジョンに合わせて歌い
出した。
 観衆も、ふたたび、それに合わせ、盛り上がり始めた。



 消防隊の男は、まだなにか言いたそうだったが、ジョンはお構い
無しで、ステージから客席へ降りてきた。
 そして、客も含めた皆を先導し、ホールの出入り口から出ていく。
そのまま、会場の外へ、広島の町へと、出ていった!。



 なんとも、賑やかなパレードが始まってしまった。
 ジョンは、広島城の方へ向っていく。
 歌声は途切れず、所々では、再び“ギヴ・ピース・ア・チャン
ス”を歌うグループも出てきた。



 ジミ・ヘンドリクスは、どこから調達したのか、スピーカー内蔵
のエレキ・ギターをかき鳴らしている。
 ジョン“ボンゾ”ボーナムは、楽しそうにタンバリンを振りまわす。
 キース・ムーンはあっちこっちをスティックで叩きまくり、蹴っ
飛ばしてたりしている。
 ジャコ・パストリアスはいかにも暇そうに、一行についていっている。
 ブライアン・ジョーンズは、ブルーズ・ハープを吹きまくっている。
 イアン・スチュワートは、楽しそうに笑いながら、どこから持っ
てきたのか、ウィスキーを、近くの連中に飲ませている。
 僕も、すすめられて、何口か飲んだ。ずいぶん強い酒だ…。



 一行は、広島城の外堀通りに到着し、歌いながら、練り歩いていく。
 なんだか、あっちこっちでいろんな歌が聞こえてくる…。ジョン
の曲だ…。ビートルズ時代の曲もきこえる…。先頭のジョンはどこ
まで言ってしまったのだろうか?。
 さっきの酒が効いて来たらしく、足元があやしくなってきた…。



 夜空が、ぐるん、と一回りし、天と地がひっくり返った。



 「痛てッ!。」



 目が覚めると、自分の部屋だった。
 頭がガンガンする。昨日は飲みすぎたかな…?。
 ジョンが復活して広島でライヴをやるなんて、夢にしたって、趣
味が悪すぎる。
 苦笑いをしながら、僕は、ふらふらと新聞受けから、朝刊を取り
出した。



 第一面の大見だしを見る…。



 「ジョン・レノン、広島で熱狂コンサート!。
 ファン達、興奮で、広島城外堀通りをを練り歩く!。
      :
  The dream is NOT over! 」




■ジョン・レノン日記


テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR