FC2ブログ

■ジョン・レノン日記一覧

■ジョン・レノン日記
2010/10/09 ジョン・レノン生誕70周年。(ジョン・エントウィッスル付き。)
2008/10/09 ジョン・レノンの誕生日。
2006/11/26 【妄想日記】ジョン・レノン復活コンサート in 広島



■ミュージシャン別日記一覧





スポンサーサイト

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【音楽トピック】ジョン・レノン生誕70周年。(ジョン・エントウィッスル付き。)

 ジョン・レノン/マザー



 ジョン・レノン/グロウ・オールド・ウィズ・ミー



 今日は、ジョン・レノンの誕生日。できれば、命日よりも誕生日にお祝いをしたいものです。ジョンの命日は悲しすぎますから…。



 午前一時頃に起床してから、ジョンのCD、聴き続けています。



 僕が初めてジョンの音楽に触れたのは、ご多分に漏れず、ビートルズから。

 あの忌まわしい悲劇が起こった前後のことだったと思います。もう記憶も定かでなく、それ以前から聴き始めていたのか、それがきっかけで聴き始めたのかもあやふやになってます。

 でも、やはり、ジョンのソロ作品には、悲しい事にあの事件がきっかけで触れたのでした。



 あれからもう30年経つかと思うと、感無量です。

 当時僕は高校二年生でした。先輩に熱狂的なジョン・レノン/ビートルズ・ファンの人がいて(女性でした)、あの悲劇の話をしようとすると、「その話は止めて」と言われたのを覚えています。



 最初に衝撃を受けたジョン・ソロ・ナンバーは、なんと言っても“マザー”。重苦しい鐘が四回鳴らされるイントロの後、悲痛で空虚な声で歌い始めるジョン。印象的に繰り返される「Goodbye」のフレーズ。そして、エンディングで繰り返される絶叫。

 僕にとってのジョン・レノン像が確立した曲でした。

 そう、「狂気と孤独のジョン・レノン」。

 オノ・ヨーコが一方的に押し付ける「愛と平和の」ではなく、真摯に楽曲に耳を傾ければ分かる、ジョンの素顔がそこにあります。

 “イマジン”は確かに有名な曲だけど、ジョンの本質ではない。むしろ、“マザー”をはじめとした、アルバム「プラスティック・オノ・バンド」にその真価を見る思いがします。

 今でも、僕にとってのジョン・レノン・ベスト・ナンバーは、“マザー”なのです。



 もし、唯一、もう一曲対抗できる曲があるとしたら、あまりにも美しすぎる“グロウ・オールド・ウィズ・ミー”。ジョンがビートルズ時代も含めて、作り続けてきた作品群の中でも、最上位に属する作品だと思います。



 繰り返します。僕にとって、ジョン・レノンとは、「狂気と孤独の天才」。どうか、彼の没後、オノ・ヨーコが捏造したパブリック・イメージに惑わされないで下さい。



 最後に、「またか」と言われそうですが、僕が書いた「ジョン・レノン復活コンサート in
広島」のブログ・アドレスを載せておきます。今読むと苦笑ものですが、当時は気合を入れて書いたものです。…この頃は、まだジョンのアルバム、全部は聴いてなかったなぁ…。良くこんな大それたものを書いたもんだ…。

 

https://oh64.blog.fc2.com/blog-entry-1693.html










 p.s.

 ついで、と、言ってはなんなのですが、今日は、ジョン・エントウィッスルの誕生日でもあります。



 ザ・フー/マイ・ワイフ




 生きていれば、66歳。その“リード”ベースは永遠に不滅ですね。





■ジョン・レノン日記







テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

ジョン・レノンの誕生日。

 妄想! ジョン・レノン復活コンサートin広島

 http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2006/11/_in_16_5b8c.html



 またそのネタか!、と叱られちゃいそうですが、僕的には、愛着のある文章なので…。懲りずに、また紹介したいと思います。



 もし、ジョンが現代に復活したら、どんなコンサートをするのか?。そんな妄想で書き進めた文章です。




 閑話休題(それはさておき)。

 僕がジョンと出会ったのは、まさしく彼が死んでしまった、その時でした。(正確に言えばその少し前からビートルズは聴き始めてましたが。)確か高校一年生のときだったと思います。その頃、ジョンの特集がラジオで組まれ、そこで聴いた「マザー」に衝撃を受けたものでした。

 もっとも、僕はそのあとすぐ、ローリング・ストーンズに走ってしまうので、ジョンのレコードは、「ジョンの魂」と「シェイヴド・フィッシュ」(シングル・ヒットを集めた編集物)しか持っていませんでした。(LPでしたね。今でも家のどこかに2枚ともあるはずです。)

 後にボックスセットの「レノン」を購入し(すでに時代はCDに移っていました)、かろうじて全体像をつかんだのが1993年のことです。

 そのあと、2000年に発売されたリミックス・シリーズの第一弾「イマジン」が、2枚目に買ったオリジナルアルバムとなりました。それ以降、リミックス・リマスター・シリーズで、オリジナル・ソロアルバムをすべて揃え(前衛音楽に挑戦したシリーズは積極的に無視することにします(笑))ました。

 ビートルズのアルバムも並行して全部そろえたし、今なら、いっぱしのジョン・レノン・ファン、と主張しても良いかな?。



 ジョン・レノンの「マザー」。5分39秒あります。長いよ(笑)。



 最初に聴いたジョンの「マザー」に強い衝撃を受けたせいか、「元ビートルズの…」と言う言われ方には少々違和感を覚えます。僕の中では、ビートルズとジョン・レノンは非連続的なものとして認識されているのです。

 ある意味、ビートルズを乗り越えた唯一のメンバーではないか、と、思っています。



 何はともあれ、ハッピーバースディ、ジョン!。








 ちなみに、ザ・フーの、故ジョン・エントウィッスルも今日が誕生日だって知ってました?。










■ジョン・レノン日記





テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

ジョン・レノン復活コンサート in 広島(6/6)

ブログの投稿の特徴上、投稿の新しい順に並んでしまっていますので、最初にこの部分を読んでいる方は、以下のリンクで最初(1/6)から読みすすめてください。



最初(1/6)から読む。


余韻を大事にしたいので、ネタバレ覚悟で今回の注釈は冒頭で。



唐突に出てくるスチュワート・サトクリフですが、これはMLのメンバーからリクエストがあったので。本当は演奏に参加させてほしかったんだと思いますが、かれのビートルズのやめ方からすると、演奏には参加しないだろうなぁ、と、勝手に思ってこんなふうにしました。



消防団がやってくる前に会場備え付けのスプリンクラーが作動するんじゃないのか?、とは、今回読み直してみて思ったことです。(^_^;



エンディングを単純な夢落ちにしなかったのは、やはり、「ドリーム」を残しておきたかったんですね。





 





 鮮やかな照明に彩られた、スーパースター達の競演は幕を閉じた。



 アンコールではジョンがひとりで出てきて、ピアノのところに
座った。
 スポットライトが彼を照らす。
 そして、手に持っていた紙切れを広げると、それを読み始めた。



 「平和都市、ヒロシマのみなさん、コンばんは。今日は、ココで
コンサートできて、嬉しく思うます。平和のために、みなさんと一
緒にうたって欲しイ歌がありマス。」



 言い終わると、ジョンは静かにピアノを引き、“イマジン”を歌
い始めた。、



 ♪思ってみてごらん、天国なんて無いんだと…



 ジョン、広島は、決して平和都市なんかじゃないんだよ。
 たまたま、世界で最初に原爆が落とされた町、ってだけのことな
んだ。



 ♪思ってみてごらん、国境なんて無いんだと…



 平和記念公園で核ネルギー抗議の座り込みをするのはね、現地ま
で出向いて行くだけの度胸と根性と勇気が無いだけのことなんだ。



 ♪思ってみてごらん、なにも所有する必要は無いんだと…



 彼らはね、50年前の自分たちの被害にばかり目がいっている。こ
れからの事どころか、戦後の核エネルギーの発達についてさえ無関
心なんだよ。



 ♪思ってみてごらん、世界はすべての人のものだと…



 原子力発電所を広島には作らせないと言ったところでね、結局の
ところ、電力供給の大部分を、島根の原子力発電所に頼っているん
だよ。



 ♪きみはきっと、僕のこと夢想家だと言うだろうね。
 ♪でも、僕は“一人ぼっち”と言うわけじゃないんだよ。
 ♪僕は“望んでいる”よ、“いつの日か”、君が僕達の仲間にな
  る“だろう”ことを。
 ♪そして、世界は一つになる“だろう”、ってね。



 僕は複雑な思いを抱きながらも、ジョンの声に聞き入っていた。
 最初、ジョンだけを照らしていたライトは、曲が進むに連れ、照
らす範囲が広がっていった。そして、曲が終わった時、ステージ
いっぱいに広がっているスーパーバンド/スーパースター・ゲスト
達すべてを、優しく照らしていた。



 そのなかに、見慣れない男がいた。どうも、ミュージシャンぽく
無く、ローディみたいな作業着を着ている。



 ジョン「紹介しよう。今日の素晴らしいライティングを演出して
くれた男、スチュワート・サトクリフだ…!。」



 …!。



 その男-スチュワート・サトクリフ-は、おずおずと、マイクス
タンド前のジョンのところへ歩いていった。



 ジョン「久しぶりだな。ええと、九州の…」
 スチュ「“Kiss You”だって?。」
 ジョン「いやいや、日本の地名だよ。九州の、えっと、なんて
     言ったかな、ナオ、とかいう女性から聞いたんだけど、
     アストリッドは元気でやっているらしいぜ。」
 スチュ「未だに、「キルヒャーとは呼ばないで、私の名前はキル
     ヒヘアよ」なんて言ってんのかなぁ。」
 ジョン「どうだろうね?。今度二人でアストリッドの所へ行って、
     驚かせてやろうぜ。」



 そりゃ、アストリッド・キルヒヘアも驚くだろう…。



 ジョン「OK、役者は揃った…。
 … Let's sing this song, All together!.」



 バンドが、ファンクなリズムをたたき出した。そして、ジョンが、
歌い出す。



 ♪All we are sayin' is give peace a chance !



 “ギヴ・ピース・ア・チャンス”!。会場中で歓声とコーラスが
始まる!。



 キース・ムーンが遂に、お得意のドラムス破壊をやり始めた。屈
託がないと言うか、まるっきり無邪気な様子だ。



 ジミは、ギターを床に叩きつけ、ライターオイルをぶっ掛けて、
燃やし始めた。
 そのとき、ちらりと聴衆の方をみて、「俺は本当はこんな事はし
たくないんだ。自分は決してワイルド・マンなんかじゃないんだ」
と言っていたように思えたのは、僕だけだろうか?。



 スーパースター達は、燃えているギターの周りに集まり、まるで
キャンプ・ファイヤーのように、声を合わせて歌っている。



 会場中が盛り上がりまくり、絶頂に達しようとしいていた。



 が。ここは屋内ホールである。当然、火の取扱は禁止だ。
 火災が発生すれば、通報が無くとも、消防署に連絡が行くように
なっている。



 おそらく、みなの騒ぐ声がでかすぎて、サイレンを聞き逃したの
だろう。



 突然、ホールの出入り口がすべて開き、消防隊が飛び込んできた。
 手に抱いているホースから、ステージに向けて、放水する。



 文字どおり、冷や水をあびせられて、全員が、動きが止まってし
まった…。



 おそらく、消防隊の責任者なのだろう、恰幅の言い男が、ジョン
に詰め寄って、なにか怒鳴っている。
 ジョンはしばらく彼の言う事に耳を傾けていたようだが、突然、
マイク・スタンドに向き直り、歌い出した!。



 ♪Power to the people!, Power to the people! ride on !



 “パワー・トゥ・ザ・ピープル”!。
 あっけに取られていたオールスター達も、ジョンに合わせて歌い
出した。
 観衆も、ふたたび、それに合わせ、盛り上がり始めた。



 消防隊の男は、まだなにか言いたそうだったが、ジョンはお構い
無しで、ステージから客席へ降りてきた。
 そして、客も含めた皆を先導し、ホールの出入り口から出ていく。
そのまま、会場の外へ、広島の町へと、出ていった!。



 なんとも、賑やかなパレードが始まってしまった。
 ジョンは、広島城の方へ向っていく。
 歌声は途切れず、所々では、再び“ギヴ・ピース・ア・チャン
ス”を歌うグループも出てきた。



 ジミ・ヘンドリクスは、どこから調達したのか、スピーカー内蔵
のエレキ・ギターをかき鳴らしている。
 ジョン“ボンゾ”ボーナムは、楽しそうにタンバリンを振りまわす。
 キース・ムーンはあっちこっちをスティックで叩きまくり、蹴っ
飛ばしてたりしている。
 ジャコ・パストリアスはいかにも暇そうに、一行についていっている。
 ブライアン・ジョーンズは、ブルーズ・ハープを吹きまくっている。
 イアン・スチュワートは、楽しそうに笑いながら、どこから持っ
てきたのか、ウィスキーを、近くの連中に飲ませている。
 僕も、すすめられて、何口か飲んだ。ずいぶん強い酒だ…。



 一行は、広島城の外堀通りに到着し、歌いながら、練り歩いていく。
 なんだか、あっちこっちでいろんな歌が聞こえてくる…。ジョン
の曲だ…。ビートルズ時代の曲もきこえる…。先頭のジョンはどこ
まで言ってしまったのだろうか?。
 さっきの酒が効いて来たらしく、足元があやしくなってきた…。



 夜空が、ぐるん、と一回りし、天と地がひっくり返った。



 「痛てッ!。」



 目が覚めると、自分の部屋だった。
 頭がガンガンする。昨日は飲みすぎたかな…?。
 ジョンが復活して広島でライヴをやるなんて、夢にしたって、趣
味が悪すぎる。
 苦笑いをしながら、僕は、ふらふらと新聞受けから、朝刊を取り
出した。



 第一面の大見だしを見る…。



 「ジョン・レノン、広島で熱狂コンサート!。
 ファン達、興奮で、広島城外堀通りをを練り歩く!。
      :
  The dream is NOT over! 」




■ジョン・レノン日記


テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

ジョン・レノン復活コンサート in 広島(5/6)

 素晴らしいゲスト達、素晴らしい演奏だった。
 最後のゲストの演奏が終り、みなが、感動にむせんでいる…。



 そのとき、おかしな身なりの小男が、素っ頓狂な声を上げながら、
飛び込んできた。



 スポットライトが、さっと、その男を照らす。



 男「ヘイ、ヘ~イ。なんだい、だめだな、イングランドのやさ男
どもは!。ブルースのソウルが、全然カケラもないぜ!。」



 黒帽子、黒スーツ、黒ネクタイ、黒サングラス…、といういでた
ちで出てきたのは…。な、なんと、ジョ、ジョン・ベ…。



 ジョン・レノン「やぁ、ミスター・ベルーシ。元気そうだね。」
 ジョン・ベルーシ「なんだって?、誰が“ジョン・ベルーシ”
だって?。俺様は、そんなクソッタレな名前じゃないぜ!。覚えと
きな、“ブルーズ・ブラザーズ”の長兄、ジェイク・ブルースとは、
俺様の事よ!。」



 なんか、とんでもない事になってきた…。
 ジョンは、愉快そうに肩で笑っている。



 ジェイク「まったく、どいつもこいつも!。俺様が、本当のブ
ルースってやつを教えてやるぜっ!。…おい、野郎ども、出てきや
がれ!。」



 いつのまにか、ジョン・ベルーシ、いや、ジェイク・ブルースが、
場をしきってる。そして、彼に導かれ、今まで登場したゲスト陣が、
再びステージに現れた…。



 ジェイク「いくぜっ!。ワン、ツゥ、ワンツゥ!。」



 イントロが始まるのも待ちきれないかのように、ジェイクが歌い
出す!。



 ♪粋な監守のはからいで~、監獄でパーティがあったとさぁ~!。



 おお、“ジェイルロック・ハウス(監獄ロック)”だ!。締めはや
はり、プレスリー・ナンバーか!。
 エルヴィスが、前座扱いの“つかみ”だけだなんて、おかしいと
思っていたんだ!。美味しいところは、ちゃんと、残しておいたわ
けだね?。そして、それに華を添えるために、スペシャル・ゲスト
で、ジョン・ベルーシ、いや、ジェイク・ブルースとは!。なかな
か、粋なはからいじゃないか!。



 ♪踊ろよ、監獄ロ~ック!



 ジェイクが一番を歌いきると、ゲスト陣に、ハンドマイクが手渡
された!。そして、ゲスト達が、数フレーズづつ、歌いまわしてい
く!。



 フレディ・マーキュリーが、マーク・ボランが、ジャニス・ジョ
プリンが、ジェリー・ガルシアが、ジム・モリソンが、デュアン・
オールマンとベリー・オークリーが、ピート・ハムが、トモ・エ
ヴァンズが、リック・ダンコが、リチャード・マニュエルが、ロ
ニー・レインとスティーヴ・マリオット(今度は得意のシャウト全
開だ!)が!。
 鮮やかなライティングが渦巻く中、続いて、R&Rの創始者達に
マイクが移る!。



 エディ・コクランが、ファッツ・ドミノが、ジーン・ヴィンセン
トが、そして、バディ・ホリーが、この強力なロックナンバーを歌
いまわして行く!。



 きらびやかなライティングは、一人一人、スポットを当て、背景
の照明も鮮やかに色取りを添えていく!。



 そして、短い間奏を挟んで、ついに、エルヴィス・プレスリーに、
ハンドマイクが手渡された!。
 同時に、ジョンが、スタンド・マイクの前に立つ!。
 二人で、ラストコーラスを歌い始めた!。



 照明は、二人の表情が見えるほどに彼らを照らし、ロック・ビー
トに合わせ、鼓動している!。
 …今まで地味だった照明が、後半に入ってから、俄然、活躍し始
めている!…。いやがおうにも、会場は盛り上がる、盛り上がる!。



 ♪Let's Rock, everybody let's Rock,
  Everybody in the whole cell brock,
  Was Dancin' to the Jailhouse Rock!



 ジョンとエルヴィスが、ラスト・フレーズを歌いきった!。二人
は、顔を見合わせて、笑いあった。
 そして、バンドのエンディング演奏に合わせながら、スーパー・
スター達が退場していく。



 そして、ジョンが叫んだ!。



 ジョン「Hail, Hail, Rock'n'Roll!」



 会場がそれに応えて、叫び返す!。



 ロックン・ロール、万歳!、ロックン・ロール、万歳!。



 最後に、エルヴィスが、手を振りながら、会場を後にした。
 それを合図に、バンドが曲を終わらせた。



 ゲスト達がいなくなると、なんだか、ステージ上が閑散とするん
じゃないか、と思ったが、賑やかで絶妙な照明が、会場の熱気を
保っている。



 ジョンが、ジョーク混じりの鼻歌で、なにか歌い始めた。



 ♪女王陛下は良い娘、いつかモノにしてやるぜ…♪



 会場中から、笑いがこぼれる。ジョンらしいジョークだぜ…。
 と思ったら、バンドが突然、アップテンポのエイト・ビートをた
たき出した!。…このフレーズは!。



 ♪Oh Yeah!, Alright!, Are you gonna to be in my dreams, tonight!.



 なんと、オドロキだ!。ジョン、あんたは、アビーロード・メド
レーは気に入ってないといっていたじゃないか!。それなのに、あ
のメドレーを締めくくるこの曲を、ポールが作った“ジ・エンド”
を演るってのか!?。



 こっちのオドロキなんかお構いなしに、バンドがソロパートに突
入していく!。なるほど、このスーパーバンドを締めくくるには、
この曲がふさわしい、と言うわけだ!。



 おおっと、ジョン“ボンゾ”ボーナムが、スティックを放り出し
た!。素手で、タムとスネアの連打、連打、連打、連打、連打!。



 続いて、キース・ムーンが、けたたましくシンバル類を叩きまく
る!。勢いあまって、一番でかいシンバルが倒れてしまった!。
 もちろん、二人とも、ツイン・バスドラは全開だ!。



 続いては、ジャコ・パストリアスの、ファンキーなベース・ソ
ロ!。フレットレス・ベースから繰り出される「スライド・ベー
ス」、グッと、腰に来ちゃうぜ!。



 スポットライトが、さっ、と、イアン・スチュワートに移る。イ
アンは、それが、何かのいたずらであるかのように、決まり悪そう
な顔ををしながら、控えめな、しかし、しっかりロールしているピ
アノ・フレーズをたたき出す!。



 そして、いよいよ、ギターバトルだ!。



 うわわわわおおおおおお~~~っと!。



 なんと、ブライアン・ジョーンズが、ギターを手にしている!。
彼がギターを手にしたのは、今回のステージではこれが初めてだ!。
しかも、左手には、スライド・バーが!。
 黄金のスポットライトを浴びながら、彼は、攻撃的なスライド・
ソロを引き始めた!。エルモア・ジェイムズも、かくや、と思わせ
るほどだ!。



 ブライアンが弾ききると、真っ赤なスポットが、ジミ・ヘンドリ
クスに当る!。ジミは、意外にも、ゆったりしたフレーズでソロを
始めたが、やがて、スピードが上がっていき、後半では、最高潮に
までのぼりつめた!。



 そして、純白のスポットライトに照らされ、ジョンの登場だ!。
 ぐっ、と足を踏みしめ、クリアなトーンで、ジョン・フレーズを
繰り出していく!。わずかにかかったナチュラル・デストーション
が心地よい…。そして、なによりも、その存在感!。



 ゲスト達がフロントに出ている時も、その強烈なオーラは、振り
まかれていたが、このように、自身が前に出てくるとやはり、違
う!。これが、ジョンだ!、ジョン・レノンなのだ!。繰り出され
る一音一音が、控えめなステージアクションが、そしてそれを照ら
し出すスポットライトが、すべてが、ジョン・レノンを主張してい
る!。…いや、本人にしてみれば「主張」なんて大げさなことは考
えていないだろう。
 ただ、そこにいる。それだけで、ジョン・レノンなのだ!。



 ジョンの合図で、ジミとブライアンが加わり、三つ巴のギター・
バトルになった!。
 1960年代末には、この3人でスーパー・バンドを組むと言う噂が、
まことしやかにささやかれたりしたものだ。いざ、それを目の前に
してみると、3人とも、実に自然体だ。気負いも衒(てら)いもなく、
音楽に集中している!。
 3色のスポットライトがステージ上を駆け巡り、そして、永遠に
続いて欲しいという願いもむなしく、イアンが、あの、ピアノ・フ
レーズを弾き始めた…。



 ♪And in the end, the love that you take is equal to the
love you make.....Ah......



 ジョンが最後の歌詞を(ギターの横っ腹に貼り付けられたカンペ
をあからさまに見ながら(笑))歌いきると、バンドが、最後の、終
和音を奏でた…。



 そして、満場の拍手を背にしながら、ジョンと、バンド達は、ス
テージ袖に引っ込んでいく…。



 当然、会場は、アンコールの嵐だ!。



 何十分たったか、いや、何分だったのか…。



 ジョンが現れた!。
 バンドを伴わず、たった一人だ。
 ステージ袖から出てくる時、誰かから紙切れを受け取ったが、そ
の、渡した手が、オノ・ヨーコのような気が、ふと、した。



 ステージ上の照明は落ちたままだが、スポット・ライトは、ジョ
ンをしっかり追いつづけている。
 そして、ジョンは、ピアノのところまで歩いていくと、さっきの
紙切れをピアノの上に広げて、腰かけた。



 そして、その紙切れを見ながら、「日本語」で…いかにも外人ら
しい発音で…読み始めた。



 「平和都市、ヒロシマのみなさん、コンばんは。今日は、ココで
コンサートできて、嬉しく思うます。平和のために、みなさんと一
緒にうたって欲しイ歌がありマス。」



 とつとつと喋り終えて、ジョンは、ピアノに向かい、“イマジ
ン”を弾き始めた…。



 (.6/6(最終回)に続く)



(6/6)最終回へのリンク




 さぁ、いよいよ、次回で、大団円!…だといいなぁ…。




オールマン・ブラザーズやザ・バンドのメンバーもいるのに「イングランドの…」はちょっと的はずしてるかとも思いますが、どーしても言わせたかったんですね。映画「ブルース・ブラザーズ」は音楽映画の金字塔です。続編の「2000」は酷評した人もいたけど、僕的にはOK!。



さぁ、次の6/6で大団円です、大丈夫(笑)。投稿してた当事は不安だったんだなぁ(笑)。


 


■ジョン・レノン日記

 


テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR