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【CD聴く】ジョン・コルトレーン / ザ・ラスト・トレーン - from コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス #JohnColtrane #TheLastTrane

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●寄せ集めのアルバムではあるが…
●各曲の聴きどころ
●まとめきれないまとめ



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ジョン・コルトレーン / ザ・ラスト・トレーン

The Last Trane / John Coltrane
1. ラヴァー Lover (Lorenz Hart, Richard Rodgers) 7:57
2. スロートレーン Slowtrane (John Coltrane) 7:19

3. バイ・ザ・ナンバーズ By The Numbers (John Coltrane) 12:04
4. 降っても晴れても Come Rain Or Come Shine 降っても晴れても (Harold Arlen, Johnny Mercer) 8:45

John Coltrane - tenor saxophone
Donald Byrd - trumpet (tracks 1,4)
Red Garland - piano (tracks 1,3,4)
Paul Chambers - bass (tracks 1,3,4)
Earl May - bass (track 2)
Louis Hayes - drums (tracks 1,4)
Art Taylor - drums (tracks 2,3)

Recorded
August 16, 1957 (track 2)
January 10, 1958 (tracks 1,4)
March 26, 1958 (track 3)

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●Youtube音源引用

ザ・ラスト・トレーン (全曲) / ジョン・コルトレーン The Last Trane (Full Album) / John Coltrane


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●寄せ集めのアルバムではあるが…

 プレスティッジ・レコードに吹き込んでいた音源をかき集めて1966年に出されたもの。
 『ラスト・トレーン』とはすなわち、プレスティッジ・レコードの音源としては最後、と言う意味でしょう。

 ま、それはともかく。
 これはこれで聴きどころのある作品集です。

 特に、ピアノなしの“スロートレーン”は、じっくりコルトレーンの吹奏を楽しめて、聴き応えあります。

 “バイ・ザ・ナンバーズ”はピアノ入りですが、管楽器がコルトレーンしかいないので、これもじっくり楽しめます。

 あとの二曲にはピアノもトランペットもいるのですが、自己主張がそれほど激しくないので、やはりコルトレーンに集中できます。

 なんだ、コルトレーンに集中して聴ける良盤じゃん(笑)。

 と言っても、そこはさすがに残り物。強く訴えかけてくるところはないので、聴く方もそれなりの聴き方をすべきです。
 まずもって、スローな曲が多いので、そういう曲を聴きたい気分のときに聴きましょう。
 アルバム通して聴くと「飽きる」ので、「今日はこれ!」と、聴きたい曲を絞って聴きましょう。

 そういったことを踏まえつつ、各曲の聴きどころをもう少し詳しく掘り下げてみましょう。

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●各曲の聴きどころ

 スタンダードの二曲(“ラヴァー”、“降っても晴れても”)は旋律がよく立っていて聴きやすいですね。
 コルトレーンのオリジナル曲をそれらのスタンダードで挟むという構成になっています。トレーンの二曲はじっくり歌わせるスローな展開です。

 “ラヴァー”は、なんてぇの、空間をテナー・サックスの音で埋め尽くすとかっていう、シーツ・オブ・サウンド?、それが聴けます。
 トランペットのドナルド・バードが負けじと速吹きしているのが微笑ましい。てか、もともとこれはバードのリーダー・セッションからの落ち穂拾いだと、英ウィキペディアに記してあったような…?。

ラヴァー


 
 ポール・チェンバースの渋いベース・ソロから始まる“スロートレーン”は、前述の通り、ピアノなしのトリオ編成で、コルトレーンのサックスをじっくり味わうことができます。
 ゆったりしたテンポながら前述のシーツ・オブ・サウンドっぽいところも聴けます。個人的にはこのアルバムのベスト・トラック。

スロートレーン


 
 “バイ・ザ・ナンバーズ”はちょっとかったるい楽曲。レッド・ガーランドのピアノが率先して楽曲の骨格を作っています。コルトレーンが出てくるまで6分近く待たされます。
 が、まぁ、出てくればいつものコルトレーン節ですよ。かったるい曲も時には良いもんです。(そうか?(^_^;)

バイ・ザ・ナンバーズ


 
 “降っても晴れても”は冒頭からコルトレーンがよく歌っています。ドナルド・バードのトランペットも気持ち良い鳴りかたです。この二人は相性が良いのでしょうね。

降っても晴れても


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●まとめきれないまとめ

 
 まぁ、こんな感じの寄せ集めアルバムなので、肩肘張って聴くものでもないでしょう。
 前述のとおり、聴きたくなったときに気分に合わせて1、2曲流して聴くのが吉かと。

 そんなこんなでコルトレーン日記、ぼちぼちと進めております。並行してセロニアス・モンク日記とマイルス・デイヴィス日記もやっているんですが、マイルスがなかなか出てこない(笑)。しばらくはコルトレーンの日記を書くことになりそうです。

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コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)


コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)※輸入盤はマイルスとのセッションを省いた16枚組







■ジョン・コルトレーン日記


 
 
 
 
 



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【CD聴く】ジョニー・グリフィン / ア・ブローイング・セッション (リマスター、紙ジャケット仕様) #JohnnyGriffin #ABrowinSession

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●グリフィンは吹きまくりテナー?
●ソロ・オーダー
●三者三様のテナー・バトル



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ジョニー・グリフィン / ア・ブローイング・セッション (リマスター、紙ジャケット仕様)

1. 今宵の君は (MONO) The Way You Look Tonight (Kern, Fields) - 9:41
2. ボール・ベアリング (MONO) Ball Bearing (Griffin) - 8:11
3. オール・ザ・シングス・ユー・アー (MONO) All the Things You Are (Kern, Hammerstein) - 10:14
4. スモーク・スタック (MONO) Smoke Stack (Griffin) - 10:13


Personnel
Johnny Griffin — tenor saxophone
John Coltrane — tenor saxophone
Hank Mobley — tenor saxophone
Lee Morgan — trumpet
Wynton Kelly — piano
Paul Chambers — bass
Art Blakey — drums

Recorded April 8, 1957
Released October 1957

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●Youtube音源引用

A Blowin' Session / Johnny Griffin


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●グリフィンは吹きまくりテナー?

 まだジャズに詳しくない頃(今も詳しいわけではないですが、もっと詳しくなかった頃)、「グリフィンは吹きまくりのテナーである」と言うような言評を聴き、喜び勇んでジョニー・グリフィンのCDを購入したことがありました。その時は、「あれ、どこが吹きまくりなの?。おとなしいなぁ」と、もの足らなく感じたものでした。
 アレですね、「吹きまくり」と言うと、後期のコルトレーンみたいな、ヒステリックな轟音(ごうおん)を撒き散らすタイプだと思いこんでいたんですね。まぁ、ある意味、そういうのは解りやすいというか、情に訴えやすいのですよね。グリフィンにもそれを期待したわけですけど、ちょっと違っていたぞ、と。
 今ではそれはそれとして、グリフィンの演奏を楽しめるようになっていますけどね。そして、ジャズに詳しい人に言わせると、やはりグリフィンは「吹きまくり」なんだそうです。「どこらへんが?」と聞かれても、説明できるほど僕はジャズに詳しくないので困るんですけど。(^^ゞ

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●ソロ・オーダー

 ジャズの解説って、無駄にソロ・オーダー(ソロを取っている順番のことですね)を書きまくって字数を稼いでいるのが多くて、腹立たしいことが多いんですけど、この盤に関してはソロ・オーダー歓迎です。(^_^;
 と言うのも、なにしろ、テナー・サックスが三人もいるので、どれが誰だかわかりにくいこと(おびただ)しい。もちろん、「誰が吹いていたって、聴いて面白ければ良いんだろ」と言うものではあるのですが、そこはそれ。自分が気に入った奏者が何者なのかは、やっぱりわかったほうが良いじゃないですか。
 単にこの盤を聴く楽しみだけでなく、他の盤でも、メンバーを見た時に「あっ、僕、ハンク・モブレー好きなんだよな。温かみのある音色と、それにあったフレージングが良いよね」と言う、期待する楽しみというものが有るじゃないですか。それで、実際に聴いてみて、自分が思った通りの吹奏を聴かせてくれると、思わず(ほほ)(ゆる)むというものじゃないですか。
 なので、この盤は解説にソロ・オーダーがあってヨシ(笑)。

 と言う感じなので、ホーン奏者たちを中心としたソロの順番を記しておきます。括弧に記した開始タイムは僕の聴き取りによるものなので間違っているかもしれません。

1. 今宵の君は ジョニー・グリフィン-(3:29)リー・モーガン(トランペット)-(5:02)モブレー-(5:51)コルトレーン-(7:24)グリフィン&ブレイキー(ドラムス)(*)
2. ボール・ベアリング (0:45)コルトレーン-(2:01)モーガン-(3:16)グリフィン-(5:07)モブレー-(ウィントン・ケリー(ピアノ))
3. オール・ザ・シングス・ユー・アー グリフィン-(3:17)コルトレーン-(4:49)モーガン-(6:19)モブレー-(ケリー-ポール・チェンバース(ベース))-(9:16)グリフィン&ブレイキー(*)
4. スモーク・スタック グリフィン-(2:36)モーガン-(4:41)モブレー-(6:16)コルトレーン-(ケリー)

 (*)グリフィン&ブレイキー:ここは、ホーンとしてはグリフィンだけなのですけれども、ドラムスのアート・ブレイキーとのソロのやり取り(小節交換とか言うらしいです)がカッコイイので、ブレイキーの名前も載せておきました。

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●三者三様のテナー・バトル

 あと、僕の好きな曲“オール・ザ・シングス・ユー・アー”をかっこよく吹いてくれているので、コレもヨシ。メインの旋律(テーマ)をグリフィンが吹いた後、その流れで彼自身のソロに突入するのですが、とても勢いがあってカッコイイです。

 我が愛しのモブレーも快調そのもの。グリフィンとコルトレーンが吹きまくりのテナーなので、ゆったり吹くのが持ち味のモブレーは、ちょっと(おもむ)きが違うのですが、彼の持ち味をわかった上で聴けば、これはこれでいい感じなのです。逆に、速く吹きまくっている二人に対して、「もそっとのんびり行こうぜ」と語りかけているみたいで面白い。

 とまぁ、コルトレーンのことも「吹きまくりのテナー」と言うふうに書いたんですけど、ここでのトレーンは、まだおとなしい方ですね。僕の日記では再三「コルトレーンは1957年7月にモンクと一緒に共演している時に神の啓示を受けて奏法が大幅に変わった」と言う逸話を引用していますが、ここでの吹奏はそれより前ですね。だから良くないとか言うわけでは、もちろん、ないんですけれども。

 さて、正直、ボーッと聴いていると、どのサックスが誰の演奏かわからなくなってくるわけですが、逆に言えば、それだけ彼らの演奏が拮抗して、良いテンションになっているということだと思います。

 あと、あまり触れませんでしたが、サポート(なのかな?)のリー・モーガンのトランペットもテナーとテナーをつなぐ緩衝材にうまくなっています。ウィントン・ケリーのピアノも、テナー・バトルの勢いを殺すことなくノリまくっていますし。アート・ブレイキーのドラムスも、必殺ナイアガラ瀑布を織り交ぜながら、演奏の芯をうまく盛り立てていますね。

 …とまぁ、主役たちを聴いても良し、脇役たちを聴いても良し、の快調盤なのでありました。
 一応コルトレーンが参加しているんで、コルトレーン日記の一環としても良いところなんですけど、時系列的には時期を逃しちゃってますね。(^_^;
 そのつもりで書くんなら、セロニアス・モンクの『ヒムセルフ』とマル・ウォルドロンの『マル2』の間に挟まるべきだったんですけれどもね…。(^_^;
 まぁ、ゲスト参加の作品には目配りが行かないときもあるということで、許してちょんまげ。(^^ゞ

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■ジョン・コルトレーン日記
 
 
 
 

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【CD聴く】ジョン・コルトレーン / ラッシュ・ライフ - from コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス #JohnColtrane #LushLife #Soultrane

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●美しいバラード集
●「運命の1957年7月の神の啓示」
●次回の日記の予告など

 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
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ジョン・コルトレーン / ラッシュ・ライフ

Lush Life / John Coltrane
1. Like Someone In Love (Jimmy Van Heusen) 5:00
2. I Love You (Cole Porter) 5:33
3. Trane's Slow Blues (Coltrane) 6:05

4. Lush Life (Billy Strayhorn) 14:00
5. I Hear A Rhapsody (Jack Baker, George Fragos, Dick Gasparre) 6:01

Tracks 1-3
John Coltrane – tenor saxophone
Earl May – bass
Art Taylor – drums

Tracks 4-5
John Coltrane – tenor saxophone
Red Garland – piano
Paul Chambers – bass
Donald Byrd – trumpet (track 4)
Louis Hayes – drums (track 4)
Albert Heath – drums (track 5)

Released Mid January 1961
Recorded May 31, 1957 (#5)
August 16, 1957 (#1-3)
January 10, 1958 (#4)

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●Youtube音源引用

Lush Life / John Coltrane


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●美しいバラード集

 ジョン・コルトレーン初のバラード集。と言っても全編スローなわけではないですが。
 タイトル曲以外は、まだ初ソロ・リーダー・アルバム『コルトレーン』(1957年後半発表)が発表される前の吹き込みです。
 全体的にゆったりした曲が多いので、途中で聴き飽きるかと思えば、あに図らんや。最後までウットリと聴き惚れてしまいます。
 ことに冒頭の“ライク・サムワン・イン・ラヴ”がとても美しい。出だしはコルトレーンのテナー・サックスのみなのですが、これが実にじっくりと聴かせます。すぐにベースが入ってきますが、メインはあくまで、テナー・サックスのコルトレーン。後半に密やかにドラムスが入ってくるものの、ベース同様、コルトレーンの邪魔をすることはなく主役を引き立てます。結果、これでもかというくらいコルトレーンのサックスが堪能できる一曲となっています。
 アナログでのA面にあたる3曲はピアノ抜きのトリオ編成。この編成が功を奏したのか、コルトレーンは実にのびのびとした吹奏を聴かせています。一曲目から三曲目に向かってゆったりとテンポが上がっていくのもうまい構成。
 ではピアノ入りのB面は劣るのかと言うと、そんなことはないです。
 14分に及ぶタイトル曲もまったくゆるむ所なしに聴けますし、このアルバムで最もテンポの速い“I Hear A Rhapsody”も心地よい締めくくりになっています。
 なお、タイトル曲だけ、コルトレーン以外のホーン奏者(トランペットのドナルド・バード)が入っているのですが、あまりにもひっそりとした演奏なので、最初は気づきませんでした。(^_^; レッド・ガーランドのピアノソロの後、9:46からソロをとっていますね。コルトレーンの形作った世界観をくずすことのない、わきまえたソロだと思います。

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●「運命の1957年7月の神の啓示」

 さて、僕のコルトレーン日記では、もうやかましいくらいに「運命の1957年7月のファイヴ・スポットの啓示」の話を引用しています。実は、このアルバムの大半の吹込みは、その日を過ぎてから初めてのレコーディングです。なので、その日のことについて少し説明しておきましょう。
 コルトレーンは1957年までマイルス・デイヴィス(トランペット)の楽団に所属していましたが、諸々あって、いったん退団します。そして、バップの高僧ことセロニアス・モンク(ピアノ)のもとに転がり込み、教えを受けるようになります。もちろん、モンクとの共演も数多く(おそらくは)行ったのですが、今日音源として残されているものはさほど多くはありません。
 モンクとは連日、ファイヴ・スポットと言うライヴ・ハウスで共演を続けていました。そして7月のある日、コルトレーンは「神から啓示を受け」、その奏法はより進化したと言います。いわく、それまではどことなくぎこちなかった演奏が、この時からは自信に満ちたものに変わったと。そして、更に1958年には、コルトレーンの代名詞となる、空間に音を敷き詰める、いわゆる「シーツ・オブ・サウンド」が1958年に音楽評論家のアイラ・ギトラーによって命名されます。…とまぁ、賢しげに書きましたが、ほとんど日本語ウィキペディアからの引き写しですからね、念のため(笑)。
 このアルバムでは、ラストの“I Hear A Rhapsody”(アルバム『コルトレーン』と同じ日の録音)以外がすべて「啓示後」の録音となっています。残念ながら僕には両者の違いは聴き分けられないのですが、耳のいい人にはわかるようです。
 この「運命の啓示の日」そのものの録音は残されていない(多分)のですが、その約4ヶ月後の11月にカーネギー・ホールで行ったモンクとのライヴ音源が存在します。この日記でもいずれ取り上げるつもり(まだ未所持ですが)でいます。

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●次回の日記の予告など

 アルバム『ラッシュ・ライフ』、「運命の啓示の日」以降に初めて吹き込まれたこれらの音源が、ゆったりした曲が多いのはなにか意味があるのかどうか?。なんとも言えないですが、聴いていて心地よいのは確かです。「ジャズの巨人」としてのコルトレーンの新しい第一歩を記した貴重な音源ではあるのですが、肩肘張らずに親しめる作品と言えるでしょう。
 さて、次回のコルトレーン日記は、というか、モンクと共演したスタジオ音源を採り上げるのでモンク日記でもあるのですが、時期的には「運命の啓示の日」より少しさかのぼります。色々な録音日時を勘案してこうなっちゃったので、どうか皆様、ご容赦を。(^_^; その代り音源の内容は保証したしますよ。それに付随する僕の与太話は相変わらずですが(笑)。
 それではいつものように、あまり期待せず楽しみにしてお待ち下さい。(^^ゞ

コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス/ジョン・コルトレーン
コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)/ジョン・コルトレーン

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■ジョン・コルトレーン日記




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【CD聴く】ジョン・コルトレーン / コルトレーン(1957) - from コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス #JohnColtrane #Coltrane #Coltrane1957

■目次
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)
●Youtube音源
●2in1はもうやめた
●初リーダー作
●コルトレーンの聴き分けがしやすい好盤
●各曲の印象
●コートにすみれを
●次回予告
■ジョン・コルトレーン日記

 
●基本情報(ジャケット写真、曲目など)

 ジャケ写をクリックすると該当のAmazonのページが開きます。
ジョン・コルトレーン / コルトレーン(1957)

Coltrane(1957) / John Coltrane
1. Bakai (Calvin Massey) 8:44
2. Violets For your Furs コートにすみれを (Tom Adair, Matt Dennis) 6:18
3. Time Was (Gabriel Luna de la Fuente, Paz Miguel Prado, Bob Russell) 7:31

4. Straight Street (John Coltrane) 6:21
5. While My Lady Sleeps (Gus Kahn, Bronislau Kaper) 4:44
6. Chronic Blues (John Coltrane) 8:12

John Coltrane – tenor saxophone
Johnnie Splawn – trumpet on "Bakai", "Straight Street", "While My Lady Sleeps", "Chronic Blues"
Sahib Shihab – baritone saxophone on "Bakai", "Straight Street", "Chronic Blues"
Red Garland – piano on side one (1.-3.)
Mal Waldron – piano on side two (4.-6.)
Paul Chambers – bass
Albert "Tootie" Heath – drums

Released Late 1957
Recorded May 31, 1957, Van Gelder Studio, Hackensack

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●Youtube音源

Coltrane (1957) -3 / John Coltrane

 ※著作権監視が厳しいため次の楽曲は音源引用出来ませんでした:“Violets For your Furs”“While My Lady Sleeps”“Chronic Blues”

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●2in1はもうやめた

 さてさて、コルトレーン日記です。
 いつものごとく時期の違う録音を2in1にしてCD-Rに焼いて聴いていたのですが、やはりそれはちょっと齟齬(そご)が有る、という気になってきたので、ここからは、オリジナル・アルバム一枚づつで聴き込んでいくことにします。と言うのもですねぇ、前半の部分の方は割りと真面目に論評を書いていたのですが、どうも後半の部分(2in1にした時の後半の部分ですね)がおざなりな論評になってしまうようなのです。なので、心を入れ替えて、一枚づつ聴いていこう、と。
 なので、今まで聴いてきた内の、『オール・モーニン・ロング/レッド・ガーランド』、『デイグ・イット!/レッド・ガーランド』の二枚はもう一度、改めて紹介し直そうと思います。いやまぁ、そこまでせんでも、と言う声が聞こえてきそうですが、「どうせそこまで真面目に読んどるもんはおらんよ」、と言う声も聞こえてきそうですが…、「所詮お前の書いた日記だろ?」だぁ~っ!、やかましい!。俺の日記だから、俺の書きたいように書くんだぁ~っ!。
 という訳で、ひとつ、よろしく!。ハァハァ。…なんか無駄に呼吸が乱れた気がするのはなんでだろう…?。

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●初リーダー作

 コルトレーンの初リーダー作です。と言っても、初リーダー・セッションは、1957年4月20日の『ダカール』セッションで経験済み。ただそのセッションが日の目を見たのは、コルトレーンがプレスティッジ・レコードから移籍してだいぶたった1963年のことになります。なので、発表順から行くと、こちらが最初のリーダー作ということになります。
 30歳になってからの初リーダー作というのが、早いのか遅いのかよく知らないんですけど、ジャズの世界では、そんなに遅咲きと言うほどでもないような気もするんですが、どうなんだろう。
 『コルトレーン』と言うタイトルのアルバムは1962年のインパルス・レコード時代にも出されますが、こちらは1957年のプレスティッジ・レコード時代の作品となります。
 シーツ・オブ・サウンドが完成の域に達するのはアトランティック時代の『ジャイアント・ステップス』(1960年吹き込み)の頃からと言われていて、この時期は未だ、そんなに音を撒き散らすような吹き方ではないですね。まぁ、この時期のコルトレーンは、本当、「フツーのジャズ」を演っているので、革新者としての姿を求めるほうが間違いとは思いますが。

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●コルトレーンの聴き分けがしやすい好盤

 コルトレーン独自の少ししゃくりあげるような吹き方はしっかり確認できます。自身のリーダー作ということもあってか、堂々と演奏しているようにも聴こえるんだけど、どうかな?。
 ホーンが独りの曲(“コートにすみれを”、“Time Was”)や、他にサックスがいない曲(“While My Lady Sleeps”)が多めで、演奏者としてのコルトレーンを堪能するにはまずまずの内容と言えましょう。
 バリトン・サックスが入る曲も、コルトレーンのテナーとの聴き分けは容易です。“Bakai”ではコルトレーンが先にソロを取っているのですぐ分かるし、“Straight Street”はそもそもバリトンのソロがないですし。“Chronic Blues”は、この盤で唯一バリトンがソロを先行する曲で、1'54"からコルトレーンに切り替わります。ここも、僕に分かるくらいなので、普通のリスナーなら迷うことはないでしょう。
 “While My Lady Sleeps”も、ほぼワン・ホーンで、最後のテーマ部分でトランペットが絡んでくるだけです。

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●各曲の印象

 “Bakai”は冒頭と終結部のテーマ部分の編曲(バリトンとその他ホーンの絡み)がなかなか面白く、聴き応えのある演奏になっています。
 スローな“コートにすみれを”は、素直に旋律を歌わすコルトレーンが清々(すがすが)しいですね。人によっては「棒吹き」なんて言う人もいますけどね。(^_^;
 リズミカルな“Time Was”は後半でポール・チェンバースのベース・ソロが出てきて、ベース好きな僕としては嬉しいところ。
 “Straight Street”も躍動的で、コルトレーンはノリノリの演奏を聴かせます。
 物憂げな始まり方をする“While My Lady Sleeps”も、じっくり聴かせる、なかなかの好演です。
 “Chronic Blues”は、「~ブルース」と言う曲名だけど、随分(ずいぶん)威勢(いせい)のいい演奏になっています。

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●コートにすみれを

 ところで、“コートにすみれを”と言うスタンダード曲は、ほぼ同時期に(どちらが先に発表されたかはWikipediaで調べてもよく分かりませんでした)、ズート・シムズと言うテナー・サックス吹きがドイツ人女性ピアニストのユタ・ヒップと組んで吹き込んだアルバム『ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ』での演奏が名演として、つとに有名です。コルトレーンの方の音源が引用できなかったので、今回はこちらのズートの演奏を引用してみました。
Violets for Your Furs / Jutta Hipp with Zoot Sims (Recorded July 28, 1956)

 なかなか表情豊かな演奏ですね。コルトレーンの方は、もう少し、原曲を大事にした吹き方になっています。

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●次回予告

 と言う感じで、この時期のコルトレーンは、ピアノ奏者のセロニアス・モンクのもとで研鑽(けんさん)をしていた時期。「神の啓示」を受けたという噂の1957年7月まではまだ一ヶ月以上あって、え~と、アルバム数的にはもう1、2枚、ってところかな。コルトレーンのリーダー作としては次は『ラッシュ・ライフ』になるんだけど、その後、モンクとの共演が二枚くらいあります。
 と言う感じで、コルトレーン、聴き続けていきます。また、忘れた頃に(笑)トレーン日記を上げることになると思うので、気長にお待ちくださいませ。ではっ!。

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コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス/ジョン・コルトレーン
コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)/ジョン・コルトレーン



■ジョン・コルトレーン日記





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■ジョン・コルトレーン日記一覧

■ジョン・コルトレーン日記
2019/06/29 ザ・ラスト・トレーン
2018/12/31 Monk's Music / セロニアス・モンク
2018/07/26 ア・ブローイング・セッション / ジョニー・グリフィン
2018/04/25 ラッシュ・ライフ
2018/01/30 コルトレーン(1957)
2016/12/29 ザ・ディーラーズ/マル・ウォルドロン、オール・モーニン・ロング/レッド・ガーランド
2014/06/26 マル2/マル・ウォルドロン、デイグ・イット!/レッド・ガーランド
2014/06/21 ザ・キャット/トミー・フラナガン、ダカール
2014/04/17 インタープレイ・フォー・2トランペッツ&2テナーズ、テイラーズ・ウェイラーズ/アート・テイラー
2014/01/28 テナー・コンクレイヴ、キャッティン/ポール・クニシェット
2014/01/03 インフォーマル・ジャズ/エルモ・ホープ、メイティング・コール/タッド・ダメロン

●その他のジャズ日記
■セロニアス・モンク日記
■マイルス・デイヴィス日記






■ミュージシャン別日記一覧





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プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
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 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

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