FC2ブログ

【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。[画像大きめ閲覧注意]


 ジャケ画をクリックするとアマゾンのページが開くよ!。

忌野清志郎&仲井戸”CHABO”麗市 / グラッド・オール・オーヴァー
西村知美 / メモリーズ~シングル・コレクション
デイヴィッド・ボウイ / ステイション・トゥ・ステイション
 このタイミングまで掲載が遅れたのは特に意味はありません。単なる怠慢です。(^_^;

■ミュージシャン別日記一覧
スポンサーサイト



テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

【追悼:CD入手】アレサ・フランクリン / 至上の愛~チャーチ・コンサート (2CD) #ArethaFranklin #AmazingGraceTheCompleteRecordings

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●アレサは僕にとって敵(かたき)なのか
●アレサの原点
●幻の映像版



 
 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

 ジャケ画をクリックするとアマゾンのページが開くよ!。
アレサ・フランクリン / 至上の愛~チャーチ・コンサート<完全版>

Amazing Grace: The Complete Recordings
Information is based on this edition's Liner Notes

Disc 1
(Thursday Night Show - 1/13/72)
1. オルガン・イントロダクション(オン・アワ・ウェイ) Organ Introduction (On Our Way (Traditional)) - Performed by Kenneth Lupper
2. オープニング・リマークス Opening Remarks - Performed by Rev. James Cleveland
3. オン・アワ・ウェイ On Our Way (Traditional) - Performed by Southern California Community Choir
4. アレサズ・イントロダクション Aretha's Introduction - Performed by Rev. James Cleveland
5. ホーリー・ホリー Wholy Holy (Marvin Gaye, Renaldo Benson, Al Cleveland)
6. 淋しくはないはず You'll Never Walk Alone (Richard Rodgers, Oscar Hammerstein.II)
7. いつくしみ深き友なるイエス What a Friend We Have in Jesus (Joseph M. Scriven, Charles Crozat Converse)
8. 尊きおもいで Precious Memories (J.B.F. Wright) - Featuring Rev. James Cleveland
9. ハウ・アイ・ガット・オーヴァー How I Got Over (Clara Ward)
10. 尊き主よ我が手を/きみの友だち You've Got a Friend (Carole King) / Precious Lord (Take My Hand) (Thomas A. Dorsey, Frank Frazier)
11. 高き山に登らん Climbing Higher Mountains (Traditional)
12. 至上の愛(アメイジング・グレイス) Amazing Grace (John Newton)
13. マイ・スウィート・ロード My Sweet Lord (Instrumental) (George Harrison)
14. イエスに我がすべてを Give Yourself to Jesus (Robert Fryson)

Disc 2
(Friday Night Show - 1/14/72)
1. オルガン・イントロダクション(オン・アワ・ウェイ)|オープニング・リマークス Organ Introduction (On Our Way)/Opening Remarks Performed by Ken Lupper and Rev. James Cleveland
2. オン・アワ・ウェイ On Our Way - Performed by Southern California Community Choir
3. アレサズ・イントロダクション Aretha's Introduction - Performed by Rev. James Cleveland.
4. いつくしみ深き友なるイエス What a Friend We Have in Jesus
5. ホーリー・ホリー Wholy Holy
6. 高き山に登らん Climbing Higher Mountains (Traditional)
7. 神は汝を導きたもう God Will Take Care of You (Traditional)
8. オールド・ランドマーク Old Landmark (W. Herbert Brewster, Adeline M. Brunner)
9. マリアよ泣くなかれ Mary Don't You Weep (Spiritual)
10. 生命は永遠に Never Grow Old (Traditional)
11. C.L.フランクリン師の言葉 Remarks by Rev. C.L. Franklin - Featuring Rev. James Cleveland.
12. 尊きおもいで Precious Memories - Featuring Rev. James Cleveland.
13. マイ・スウィート・ロード My Sweet Lord (Instrumental)

Unless otherwise indicated, All tracks (except for "Remarks by Rev. C.L. Franklin") are performed by Aretha Franklin.

Personnel
Unless otherwise indicated, Information is based on the album’s Liner Notes

Performance
Aretha Franklin – piano (D5"Wholy Holy", D7"Never Grow Old", celesta on B6"What a Friend We Have in Jesus"), lead vocals
Rev. James Cleveland – piano (A1-B5, B7, C1-C4, D6-D7), lead vocals (C1)
Cornell Dupree – guitar
Rev. C.L. Franklin - vocals (C3)
Kenneth "Ken" Lupper – organ played by, additional keyboards
Pancho Morales – congas, additional percussion
Bernard Purdie – drums
Chuck Rainey – bass played by
Southern California Community Choir – background vocals

■目次に戻る

 
●Youtube音源引用

至上の愛~チャーチ・コンサート<完全版> / アレサ・フランクリン
Amazing Grace: The Complete Recordings / Aretha Franklin



■目次に戻る

 
●アレサは僕にとって敵(かたき)なのか

 Aretha Franklin (March 25, 1942 – August 16, 2018)

 アレサは僕にとって敵(かたき)のような存在だった。
 みんなが「良い」と言っているのに、僕が聞くと、ただの金切り声にしか聞こえなくて、とても悔しい思いをした。
 乗り越えるべき敵なのだと考えていた。

 だけど勝負が付く前にアレサは逝ってしまった。
 僕は戦う相手が突然いなくなり、目標をなくしたような虚しい気分になった。
 そうなった僕にできることは、まだ耳にしたことのなかったアレサのゴスペルのCDを入手し、喪に服することだけだった。
 
 
 
 …と言うようなことを、アレサの訃報を聞いてすぐくらいに某NHK-FMの音楽番組、某ウイークエンドサンシャインに投書したところ、見事に読まれました。ですけれども、残念なことに、その投書の元原稿は僕の不注意で手元に記録されておらず、ラジオ局に問い合わせても、紛れてしまったのか、見つからないとのことでした。その時はエアチェックの環境もなかったんですよね~。

 なので、上記の文章はできるだけ当時の記憶をたどって再現しようとしたレプリカに過ぎません。でも、これを書かないと、この日記は書けないと思ったので、あえて書いてみました。
 文章の趣旨がうまく伝わっているかどうか不安なのですけれども、まぁ、受け取る人の数だけ解釈があるということで良しとしましょう。
 そして、今まで日記の中で、さんざんアレサの悪口を書いてきたのですが、さすがに今回は憎まれ口はひかえようと思います。

 というわけで、今更ですが、アレサ・フランクリンの追悼日記です。(「アレサ」の実際の発音は「アリーサ」(アクセントは「リ」)らしいのですが、ここでは一般的に日本で流通している記法に従うことにします。)

■目次に戻る

 
●アレサの原点

 このアルバム『至上の愛~チャーチ・コンサート』は、アレサがブレイクしてから初めて彼女の原点であるゴスペルを真正面から採り上げた作品になります。
 実は彼女は下積み時代にも結構な数のゴスペルを吹き込んでいました。でも売れるようになってからはこれが初です。

 ゴスペルとはなんぞや、というのも難しい話で、僕はざっくり「黒人が演奏する宗教曲」を総括したもの、と認識しています。あくまで私見ですけど。厳密なところを知りたい方はウィキペディアを当たるなり、ググるなりしてみてください。
 黒人の音楽家はたいがい、若い頃(幼い頃というべきか)から黒人集会でゴスペルに馴染み、時には演奏者としてソロを取ったりしていたものです。

 さて、当音盤は二日間に渡って行われた「集会」のライヴ演奏の模様を収めているのですが、当初はアレサのパートを中心とした抜粋版で出されました。それでもLP2枚組になりましたから、いかに密度の濃い集会だったかが、当時からも伺(うかが)いしれたことでしょう。

 そしてCDの時代になり、その集会の全貌が明らかになりました。
 ここでは、「集会」の様子が臨場感を持って再現されています。聴衆たちの反応がすごく激しい!。アレサが登場するまでの前フリも見事なものです。

 ただ残念なことに、国内盤でも歌詞カードが全く無くて、何を歌っているのか、英語に不案内な僕にはさっぱりわかりません。アレサの父親(Rev. C.L. Franklin)のありがたいお説教も何を言っているのかワケワカメです。なぜか聴衆にウケてたりするんですけど…。(^_^;

 そういった結構大きな瑕疵(かし)はあるのですけれども、内容は本当に素晴らしいものです。
 キャロル・キングのあの曲がこんなになっちゃうんだ、と言う驚きから、手垢のついた“アメイジング・グレイス”の新たな魅力を洗い出してみせるところまで、全編これ聴きどころ、と言う感じです。

 個人的には、映画「ブルース・ブラザーズ」でジェイムズ・ブラウンが演っていた“オールド・ランドマーク”が聴けるのが嬉しかったりします。
 ここで知ったげに「ブラウンが演奏するときはアレサを意識したであろう」と言ってみてもいいのですが、多分この曲、彼らの黒人の中ではスタンダードな楽曲で、誰が採り上げたとか、いちいち気にされてないんじゃないでしょうか。

■目次に戻る

 
●幻の映像版

 この作品、映像版も作成されたのですけれども、なぜか今でも一部を除いて未発表のままです。
 その映像作品のプレビューがYoutubeに上がっていますので、雰囲気だけでも味わってもらいましょう。

Amazing Grace | 10 Minute Preview | Film Clip | Own it now on DVD & Digital


 どうでしょう。音だけでもそうとうの迫力がありましたが、映像が完全ならば、その迫真性はいかほどでしょうか。

 映像の完全版をいつか目にできることを願って、この項を締めさせていただきたいと思います。

■目次に戻る


■ミュージシャン別日記一覧
 
 
 
 

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】ボブ・ディラン/セルフ・ポートレイト(2CD) (リマスター・紙ジャケット仕様) #BobDylan #SelfPortrait

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●単体でも充分に面白い問題作だが…
●その好き勝手ぶり
●「ついて来いよ」
●『トラヴェリン・スルー』をスルーする(あとがきに代えて)
 
 
 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

 ジャケ画をクリックするとアマゾンのページが開くよ!。
ボブ・ディラン/セルフ・ポートレイト


Disc 1
Side 1(アナログ時)
1. オール・ザ・タイアード・ホーシズ - All the Tired Horses 作詞・作曲: ディラン – 3:12
2. アルバータ#1 - Alberta #1 トラディショナル、編曲: ディラン – 2:57
3. 忘却の彼方に - I Forgot More Than You'll Ever Know 作詞・作曲: Cecil A. Null – 2:23
4. デイズ・オブ・フォーティ・ナイン - Days of '49 作詞・作曲: Alan Lomax / John Lomax / Frank Warner – 5:27
5. 朝の雨 - Early Mornin' Rain 作詞・作曲: Gordon Lightfoot – 3:34
6. イン・サーチ・オブ・リトル・セイディ - In Search of Little Sadie トラディショナル、編曲: ディラン – 2:27

Side 2(アナログ時)
7. レット・イット・ビー・ミー - Let It Be Me 作詞・作曲: ジルベール・ベコー / Mann Curtis / Pierre Delanoe – 3:00
8. リトル・セイディ - Little Sadie トラディショナル、編曲: ディラン – 2:00
9. ウギ・ブギ - Woogie Boogie 作詞・作曲: ディラン – 2:06
10. ベル・アイル(美しい島) - Belle Isle トラディショナル、編曲: ディラン – 2:30
11. リヴィング・ザ・ブルース - Living the Blues 作詞・作曲: ディラン – 2:42
12. ライク・ア・ローリング・ストーン - Like a Rolling Stone 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 5:18

Disc 2
Side 3(アナログ時)
1. コパー・ケトル - Copper Kettle (The Pale Moonlight) 作詞・作曲: Alfred Frank Beddoe – 3:34
2. ゴッタ・トラヴェル・オン - Gotta Travel On 作詞・作曲: Paul Clayton / Larry Ehrlich / David Lazar/Tom Six – 3:08
3. ブルームーン Blue Moon 作詞・作曲: Lorenz Hart / リチャード・ロジャース – 2:29
4. ボクサー - The Boxer 作詞・作曲: ポール・サイモン – 2:48
5. マイティ・クイン - Quinn the Eskimo (The Mighty Quinn) 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 2:48
6. テイク・ミー・アズ・アイ・アム - Take Me as I Am (Or Let Me Go) 作詞・作曲: Boudleaux Bryant – 3:03

Side 4(アナログ時)
7. マリーへのメッセージ - Take a Message to Mary 作詞・作曲: Felice Bryant / Boudleaux Bryant – 2:46
8. イッツ・ハーツ・ミー・トゥー - It Hurts Me Too トラディショナル、編曲: ディラン – 3:15
9. ミンストレル・ボーイ - Minstrel Boy 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 3:32
10. シー・ビロングズ・トゥ・ミー - She Belongs to Me 作詞・作曲: ディラン 1969年8月31日ワイト島音楽祭、ライブ録音 – 2:43
11. ウィグワム - Wigwam 作詞・作曲: ディラン – 3:09
12. アルバータ#2 - Alberta #2 トラディショナル、編曲: ディラン – 3:12

パーソネル
Byron Bach - チェロ
Brenton Banks - ヴァイオリン
George Binkley III - ヴァイオリン
Norman Blake - ギター
David Bromberg - ギター、ドブロ、ベース
Albert Wynn Butler - クラリネット、サクソフォーン
Kenneth A. Buttrey - ドラムス、パーカッション
Fred Carter Jr. - ギター
Marvin Chantry - ヴィオラ
Ron Cornelius - ギター
Charlie Daniels - ベース、ギター
リック・ダンコ(ザ・バンド) - ベース、ヴォーカル
Pete Drake - スティール・ギター
ボブ・ディラン - ギター、ハーモニカ、キーボード、ヴォーカル
Delores Edgin - ヴォーカル
Fred Foster - ギター
Solie Fott - ヴァイオリン、ヴィオラ
Bubba Fowler - ギター
Dennis Good - トロンボーン
Emanuel Green - ヴァイオリン
Hilda Harris - ヴォーカル
リヴォン・ヘルム(ザ・バンド) - マンドリン、ドラムス、ヴォーカル
Freddie Hill - トランペット
Karl Himmel - クラリネット、サクソフォーン、トロンボーン
ガース・ハドソン(ザ・バンド) - キーボード
Lilian Hunt - ヴァイオリン
ボブ・ジョンストン - プロデューサー
Martin Katahn - ヴァイオリン
Doug Kershaw - ヴァイオリン
アル・クーパー - ギター、ホルン、キーボード
Sheldon Kurland - ヴァイオリン
リチャード・マニュエル(ザ・バンド) - ピアノ、ヴォーカル
Martha McCrory - チェロ
Charlie McCoy - ギター、ベース、ハーモニカ、ヴィブラフォン
Barry McDonald - ヴァイオリン
Ollie Mitchell - トランペット
Carol Montgomery - ヴォーカル
Bob Moore - ベース
Gene A. Mullins - バリトン・ホルン
Joe Osborn - ギター、ベース
June Page - ヴォーカル
Rex Peer - トロンボーン
Bill Pursell - ピアノ
ロビー・ロバートソン(ザ・バンド) - ギター、ボーカル
Albertine Robinson - ヴォーカル
Al Rogers - ドラムス
Frank Smith - トロンボーン
Maretha Stewart - ヴォーカル
Gary Van Osdale - ヴィオラ
Bill Walker - 編曲
Bob Wilson - オルガン、ピアノ
Stu Woods - ベース
エンジニアリング - Neil Wilburn、Don Puluse、Glynn Johns
フォトグラフィ - John Cohen、Al Clayton、Camera Press
アルバム・デザイン - Ron Coro
ジャケット・カバー絵 - ボブ・ディラン

1969年4月24日–1970年3月30日録音
1970年6月8日発売

■目次に戻る

 
●単体でも充分に面白い問題作だが…

 これは前後の流れを見るとより一層興味深くなる作品です。
 僕は通常は、作品はそれ自体で、単体で評価すべき、だと思っていますし、このアルバムもそういう聴き方でも充分面白いです。
 ですが、前作『ナッシュビル・スカイライン』でそれまででは想像もつかなかったような美声を聞かせ、サウンド的にもリラックスした状態から、その次がこれ(伝承曲やカバー曲てんこ盛り、自作の新曲を多少混ぜながらライヴ音源も織り交ぜるという支離滅裂っぷり)というのがやはり興味深いです。

 何でもかんでもビートルズと比較するというのも頭の悪いやり方だとは思いますが、この『セルフ・ポートレイト』というアルバムはディランにとっての『ホワイト・アルバム』(通称でそう呼ばれていますが正式なタイトルは『ザ・ビートルズ』)なのではないか、という気がします。
 あの2枚組アルバムでビートルズは、本当に好き勝手放題をやりました。それと同じように(かどうかは本人のみぞ知るところですが)ディランも、好き勝手にやってみたくなったのではないでしょうか。

 歌いたい歌を歌い、作りたい曲を作った、と。そういうことなのでしょう。

■目次に戻る

 
●その好き勝手ぶり

 一曲目(“オール・ザ・タイアード・ホーシズ”)は自作曲ですが、自分では歌っておらず、あくまでソングライターとしての力量をまずは誇示しています。それ以降に、伝承曲や、スタンダード曲、カバー曲を自身で縦横無尽に歌って見せていますから、あえて自身で歌わなかったこれは意味のあるオープニングなのです。

 僕がこの作品集で最も気に入っているのは、ディラン自作で歌詞なしの“ウィグワム”。なんとシングル・カットされています。
 大ヒット、にはなりませんでしたが、ビルボード・ホット100で41位に食い込んでいます。さすがというべきでしょうか。

Bob Dylan - Wigwam (Audio)


 アルバムの最初の方で出てくる“デイズ・オブ・フォーティ・ナイン”も興味深いです。朴訥(ぼくとつ)とした“アルバータ#1”と気取った美声の“忘却の彼方に”のあとに、いかにもディラン、という歌い方のこの曲が出てきます。楽曲自体は他者の手になるものですが、これでもかというくらいのディラン節を聴かせています。どんな曲でも俺のものにしてみせるぜ、という自信のなせる技でしょうか。

 一人二重唱の“ボクサー”なんて、本当、好き勝手の極地、という感じです。
 この曲のカバーはディランが初じゃないかという噂もあります。サイモン&ガーファンクルのオリジナルは1969年3月21日発表。当アルバム発表まで一年以上あるので、初ということはないような気もするのですが…。どうなんでしょうね。

■目次に戻る

 
●「ついて来いよ」

 このあとアルバム『新しい夜明け』で本来の姿を取り戻したかのように見せかけ、間にベスト盤を挟んでサントラの『ビリー・ザ・キッド』でまたもはぐらかし、挙げ句にディランはレコード会社を移籍してしまいます。(コロムビアからアサイラムへ。)
 古巣のコロムビアから投げやりなタイトルの未発表曲集『ディラン』が出されましたが、タイトルに反してというべきか、すべてカバー・ナンバーの作品集なのでした。(録音時期はほぼ『セルフ・ポートレイト』とかぶっていますが、一部は『新しい夜明け』のセッションで録音されたもの。)

 その後、ディランが平常運転に戻るのは1976年のアルバム『欲望』まで待たねばなりません。
 つっても、その裏でローリング・サンダー・レビューみたいな、とんでもないライヴ・ツアー(いずれ機会があればこのツアーについても書きたいです)の計画を立てていたりしますし、どういう状態を「平常」と呼んでいいのかわからないんですけれども。

 とにかくそういった一連の流れの中において、このアルバム『セルフ・ポートレイト』は「俺は好きなようにやる。ついてこれるやつだけついてこい」と高らかに宣言した作品ではないでしょうか。

 そう思って聴けば、単純に単体のアルバムとして聴いたときとは別の感慨が湧いてくると思います。

■目次に戻る

 
●『トラヴェリン・スルー』をスルーする(あとがきに代えて)

 ところで、前回のディラン日記で『ナッシュビル・スカイライン』を採り上げたところ、あてつけのようにレコード会社が、その頃の音源を蔵出ししたブートレッグ・シリーズの新作『トラヴェリン・スルー』を出しやがりました。が、例のごとく先立つ物がない僕はフォローできてないのであります。(T_T)

トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)

 正確には『ジョン・ウェズリー・ハーディング』、『ナッシュビル・スカイライン』、『セルフ・ポートレイト』の3枚のアルバムの時期の音源がまとめられていますが、ジョニー・キャッシュとのセッションを多く納めているのが目玉であることには変わりはないでしょう。つって、聴いてもいないのに断定しちゃだめだけど(笑)。

 時系列的には崩れるけれども、このアルバムもいつか手に入れて日記に書いちゃる~。

 と、恨み節を唸ったところで、今回はばいちゃ。次回は発売順なら『新しい夜明け』なんだけど、録音順を勘案して『ディラン』で行きますよ~。『新しい夜明け』はその後かな。

■目次に戻る




■ボブ・ディラン日記一覧
 
 
 
 

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】ロッド・スチュワート / アトランティック・クロッシング (デラックス・エディション 2CD) #RodStewart #AtlanticCrossing

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●蛇足的な前書き
●ノリノリ・サイドとゆったりサイド
●ジス・オールド・ハート・オブ・マイン
●おまけディスク他をちょっとだけ
 
 
 
 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

 ジャケ画をクリックするとアマゾンのページが開くよ!。

ロッド・スチュワート / アトランティック・クロッシング

Side 1(アナログ時)
1. スリー・タイム・ルーザー - "Three Time Loser" (Rod Stewart) - 4:03
2. オールライト・フォー・アン・アワー - "Alright for an Hour" (R. Stewart, Jesse Ed Davis) - 4:17
3. オール・イン・ザ・ネーム・オブ・ロックン・ロール - "All in the Name of Rock & Roll" (R. Stewart) - 5:02
4. 明日なきさすらい - "Drift Away" (Mentor Williams) - 3:43
5. ストーン・コールド・ソウバー - "Stone Cold Sober" (R. Stewart, Steve Cropper) - 4:00

Side 2(アナログ時)
6. もう話したくない - "I Don't Want to Talk About It" (Danny Whitten) - 4:47
7. イッツ・ノット・ザ・スポットライト - "It's Not the Spotlight" (Barry Goldberg, Gerry Goffin) - 4:21
8. ジス・オールド・ハート・オブ・マイン - "This Old Heart of Mine" (Sylvia Moy, Holland-Dozier-Holland, ) - 4:04
9. スティル・ラヴ・ユー - "Still Love You" (R. Stewart) - 5:08
10. セイリング - "Sailing" (Gavin Sutherland) - 4:37

ボーナストラック
11. スカイ・ボート・ソング - "Skye Boat Song (The Atlantic Crossing Drum & Pipe Band)" (Harold Boulton, Annie MacLeod) 4:13

Disc two
1. "To Love Somebody" (with Booker T. & The MG's) (Barry Gibb, Robin Gibb) – 4:12
2. "Holy Cow" (with Booker T. & The MG's) (Allen Toussaint) – 3:16
3. "Return to Sender" (with Booker T. & The MG's) (Otis Blackwell, Scott Winfield) – 3:42
4. "Three Time Loser" [Alternate Version] (Stewart) – 4:40
5. "Alright for an Hour" [Alternate Version] (Stewart, Davis) – 4:36
6. "All in the Name of Rock 'n' Roll" [Alternate Version] (Stewart) – 5:00
7. "Drift Away" [Alternate Version] (Williams) – 3:58
8. "Too Much Noise" [Early Version of "Stone Cold Sober"] (Stewart, Cropper) – 3:24
9. "I Don't Want to Talk About It" [Alternate Version] (Whitten) – 4:56
10. "It's Not the Spotlight" [Alternate Version] (Goldberg, Goffin) – 4:27
11. "This Old Heart of Mine" [Alternate Version] (with Booker T. & The MG's) (Holland-Dozier-Holland, Moy) – 3:54
12. "Still Love You" [Alternate Version] (Stewart) 4:57
13. "Sailing" [Alternate Version] (Sutherland) 4:39
14. "Skye Boat Song (The Atlantic Crossing Drum & Pipe Band)" [Alternate Version] (Boulton, MacLeod) 4:20

■目次に戻る

 
●Youtube音源引用

アトランティック・クロッシング / ロッド・スチュワート Atantic Crossing / Rod Stewart


アトランティック・クロッシング (デラックス・エディション ディスク2) / ロッド・スチュワート Atantic Crossing Deluxe Edition Disc 2 / Rod Stewart


■目次に戻る

 
●蛇足的な前書き

 ロッド・スチュワートがフェイセズから完全に離れて作成したアルバムです。厳密には当アルバム作成中はまだフェイセズは完全に解散していなかったようですが、そこらへんの時系列を整理するのはめんどいので(笑)、フェイセズ辞めた後の最初のアルバムという認識にさせていただきます。

 この二枚組のデラックス・エディションは値段が高騰して難儀してました。やっと入手出来た!。…と言うのが2016年のこどもの日のこと。思えば遠くへ来たもんだ…。(いや、どこにも行っていないが。(^_^;)

■目次に戻る

 
●ノリノリ・サイドとゆったりサイド

 アナログ時はA面がノリノリのもので、B面がゆったりしたもの、と言う区分けでした。CDだと続けて聴けちゃうので、あんまり意識しないんだけど。それが良いか悪いかは聴く人の好みによるでしょうね。
 僕はたとえアナログで買っていたとしても、90分のカセットテープ片面に一気に入れて聴くと思うので、まぁ、あんま関係ないっちゃ関係ない(笑)。

 でも、こだわる人はいるもので、「A面は全然好きになれなくてB面ばかり聴いていた」と言うツワモノ(?)の方もいらっしゃったりします。

 解説ではA面は「速い面」だそうですが、A面一曲目“スリー・タイム・ルーザー”は、「速い」というよりは、ミディアム・テンポですね。なので、僕の日記では「ノリノリ・サイド」と表記させていただきます。

スリー・タイム・ルーザー

 

 “明日なきさすらい”なんかもこの口ですね。レゲエ風のアレンジだと「遅い曲」とは言いにくいのでしょうけど…。

明日なきさすらい


 アップテンポが好きな僕としてはノリノリ・サイドを強力に推したいところなんですが、ゆったりサイドに比べて、「これッ!」「キメっ!」と言う曲がないのが痛いところです。ゆったりサイドは“もう話したくない”で始まり“セイリング”で締めるんだもんね。こりゃかなわんわ。

もう話したくない


セイリング


 ロッドのシャウトって、ノリノリでもゆったりでも、同じ「強さ」があると思います。そこが、スローな曲でも全くダレさせずに聴かせる要因なのかなと。思いつきでそんなことを思いました~。

■目次に戻る

 
●ジス・オールド・ハート・オブ・マイン

 このアルバムを聴いてびっくりしたのがアイズレー・ブラザーズ“ジス・オールド・ハート・オブ・マイン”で、このノリノリの楽曲を、ロッドは見事にゆったりとした抒情歌に変えてしまっています。

 ロッドがゆったりサイドで歌っているのはこんな感じ。
This Old Heart of Mine / Rod Stewart


 
 原曲はこんな感じ。
The Isley Brothers / This Old Heart Of Mine


 これは見事だわ。
 
 この他の曲も出自を調べて音源引用したかったんだけど、気力が尽きた(笑)。誰か代わりにやって(笑)。

■目次に戻る

 
●おまけディスク他をちょっとだけ

 おまけディスクの別バージョンは、にぶちんの僕には違いがピンとこないものが多いんだけど、“もう話したくない”はさすがに僕にもわかった。ギターのエフェクトが深い!。ちょっとやりすぎじゃないかってくらいギターの音色が揺らいでいます。

もう話したくない(オルタネイト・ヴァージョン)


 謎なのが、「ボーナス・トラック扱い」の“スカイ・ボート・ソング”と言う曲。当CDのブックレットなどにも出自が全く記されておらず、どこから持ってきたのか全くわかりません。いろいろ調べて原曲がスコットランド民謡らしいと言うのにたどり着いたんですけど、ではロッドのこのヴァージョンはどこで発表されたもの?、かは結局わかりませんでした。

スカイ・ボート・ソング


 おまけディスクの最後にシークレット・トラックとしてラジオ用のCMと思しき音源が入っているんだけど、これが、“Sailing”と Salling (販売すること)を引っ掛けて、「Salling now!(発売中!)」ときたもんだ。オヤジギャグの歴史は多分日本より西欧のほうが長く太く深い。

Radio Spot (Atantic Crossing)


■目次に戻る






■ミュージシャン別日記一覧




■フェイセズ/ロッド・スチュワートの日記一覧



テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

あと5年


「あと5年」Twitterのトレンドに上がっていたのでつぶやいてみた。
Five Years / David Bowie

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。
 なお、文中のCDやDVDなどのリンクはアフィリエイトになっていますので、「お前を儲けさせてやるなんてやなこった!」という方はリンクをクリックしないようにお願いします。m(_ _)m
 まぁ、大体半年で500円くらいの儲けですかねぇ…。

最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR