【CD聴く】ロッド・スチュワート / スマイラー from ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ(5CD) #RodStewart #Smiler

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●フェイセス時代最後の傑作
●次回予告
●その他資料など


 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)

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ロッド・スチュワート / スマイラー

1. スウィート・リトル・ロックン・ローラー - "Sweet Little Rock 'N' Roller" (Chuck Berry) - 3:42
2. ロッキンヴァー - "Lochinvar" (Pete Sears) - 0:24
3. 君に別離(わかれ)を - "Farewell" (Martin Quittenton, Rod Stewart) - 4:33
4. セイラー - "Sailor" (Rod Stewart, Ronnie Wood) - 3:34
5. 悲しき叫び/ユー・センド・ミー - "Bring It on Home to Me / You Send Me" (Sam Cooke) - 3:56
6. レット・ミー・ビー・ユア・カー - "Let Me Be Your Car" (Elton John, Bernie Taupin) - 4:57
7. ナチュラル・マン - "(You Make Me Feel Like) A Natural Man" (Gerry Goffin, Carole King, Jerry Wexler) - 3:53
8. ディキシー・トゥート - "Dixie Toot" (R. Stewart, R. Wood) - 3:26
9. ハード・ロード - "Hard Road" (Harry Vanda, George Young) - 4:26
10. アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス - "I've Grown Accustomed to Her Face" (Alan Jay Lerner, Frederick Loewe) - 1:31
11. 北国の少女 - "Girl from the North Country" (Bob Dylan) - 3:51
12. マイン・フォー・ミー - "Mine for Me" (Paul McCartney, Linda McCartney) - 4:00

2. 10.はインストゥルメンタル。

Personnel
Rod Stewart – vocals
Elton John – vocals, piano (on "Let Me Be Your Car")
Ronnie Wood – acoustic & electric guitar, bass
Paul McCartney – backing vocals (on "Mine for Me")
Pete Sears – piano, harpsichord, Celeste
Rick Grech – violin
Ray Jackson – mandolin
Ian McLagan – organ
The Memphis Horns
Irene Chanter – backing vocals
Ray Cooper – percussion
Spike Heatley – bass
Andy Newmark – drums
Dick Powell – violin
Martin Quittenton – acoustic guitar
Tropic Isles Steel Band – steel drums
Micky Waller – drums
Willie Weeks – bass
Kenney Jones – drums
Chris Barber's Jazz Band

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●Youtube音源引用

Smiler / Rod Stewart


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●フェイセス時代最後の傑作

 ロッドのフェイセス在籍時の最後のアルバムです。フェイセスのことやレコード契約上のゴタゴタのを物ともせず、出来は上々。

 一曲目の“スウィート・リトル・ロックン・ローラー”からノリノリで飛ばしてくれます。この曲は、フェイセスの英国でのラスト・コンサートのヴィデオでも披露していて、そこではキース・リチャード(ローリング・ストーンズのギタリスト)がゲストで参加していました。

 しっとりとした、歌なしの“ロッキンヴァー”は、ほとんど“君に別離(わかれ)を”の前奏曲のような流れで、ひとつながりに聴こえます。この曲に限ったことではないのですが、ロッドは本当に「じっくり聴かせる」のがうまいと思います。この次のアルバムでバラードの“セイリング”をヒットさせることを思うと、ここでのじっくりとした歌唱はなかなかに感慨深いものがあります。

 ロッド自身が曲作りに関わったもう二曲のオリジナル曲、“セイラー”と“ディキシー・トゥート”はいずれもノリの良いロックン・ロールとなっています。

 “Bring It on Home to Me”の邦題が“悲しき叫び”なのはアニマルズのせい(笑)。アニマルズのヒット曲“悲しき願い/Don't Let Me Be Misunderstood”が当たったので、続けてシングルで出された“Bring It on Home to Me”も「“悲しき”シリーズで行こう!」と、こういう邦題にされてしまったのであります。それがこのようにすっかり定着してしまったというわけですね。
 ロッドにしてみればそんな極東の小国のことなんぞどうでもいいわけで、ここでは、オリジナルのサム・クックへの敬意の念あふれる素晴らしい歌唱を聴かせています。繰り返しになりますが、ロッドは本当にこういうゆったり目の曲を演らせると、ジンと響いてきます。

 エルトン・ジョン(英国のシンガー・ソングライター、ピアニスト)が“レット・ミー・ビー・ユア・カー”を、ポール・マッカートニー(英国のシンガー・ソングライター、ベーシスト)が“マイン・フォー・ミー”を提供しています。前者ではエルトン自身もピアノなどで演奏に参加。ノリノリの楽曲で、エルトンのピアノも目立っています。ポールの方はしっとりしていて、アルバムの締めとしては申し分ない余韻を残しています。

 キャロル・キング作の“ナチュラル・マン”(オリジナルはアレサ・フランクリンの“(You Make Me Feel Like) A Natural Woman”)では、♪You make me feel like a ~の後、♪Natural Woman~となるべきところが、♪~Natural …man~、と歌っていて、この意味深な「…」の間が、なんとも言えず、続けて歌われる♪…man~も、なんというか、控えめというか、自信なさげと言うか、所在ない感じがします。
 これはこれで、いとおかしではありますが…。英語圏では、男が女人称で歌うとおかしい(その逆も)らしいので、こんな事になっているようですが、誰かこの悪しき風習を破ってくれんもんかね。この曲はやっぱり、♪Feel like a Natural Woman~、と歌ってくれないと締まらないですよ。このフレーズに至るまでの歌唱が堂々としているだけに残念ですね…!。

 かっこいい“ハード・ロード”が誰のオリジナルかはわかりませんでした。Harry Vanda, George Young は EASYBEATS と言う1960年代のオーストラリアのポップ(ロック?)・バンドのメンバーだった人のようです。あるいはロッドのために書き下ろした曲なのかもしれませんね。

 ディランの“北国の少女”の前で演奏される“アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス”も歌なしで、しっとりと聴かせます。本来は歌詞のある曲なのですが(ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の挿入曲)、あえてここでは歌なしにしていて、良い雰囲気を作っています。そして“北国の少女”は重ためのテンポでじっくり歌われており、これもロッドの本領発揮と言ったところ。フェイセス在籍時のソロ・アルバムでは必ずディランのレパートリーを採り上げていたロッドですが、これ以降はどうなっているのかな…。

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●次回予告

 と言う感じで、フェイセス関連のCDもいよいよ次回で最終回!。フェイセスのBOXセット『1970-1975:You Can Make Me Dance, Sing Or Anything』に付属していた、オリジナル・アルバム未収録のシングル曲などを集めたCD、『Stray Singles & B-Sides』です!。

 
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●その他資料など

■フェイセスとロッドの簡単な年表
1969/11(US) ロッド・スチュワート・アルバム / ロッド・スチュワート
1970/3 ファースト・ステップ
1970/6(US) ガソリン・アレイ / ロッド・スチュワート
1971/2 ロング・プレイヤー
1971/5(US) エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー / ロッド・スチュワート
1971/11/17 馬の耳に念仏
1972/6/21 ネヴァ・ア・ダル・モーメント / ロッド・スチュワート
1973/4 ウー・ラ・ラ
1973/8/10 シング・イット・アゲイン・ロッド / ロッド・スチュワート (編集アルバム)
1973/??/?? Pool Hall Richard (The Faces Single)
1974/1/10 ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ
1974/9/13 俺と仲間 / ロン・ウッド
1974/10/4 スマイラー / ロッド・スチュワート ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒今ココ。
1974/11/15 You Can Make Me Dance, Sing or Anything (Even Take the Dog for a Walk, Mend a Fuse, Fold Away the Ironing Board, or Any Other Domestic Shortcomings)(The Faces Single)


ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ (紙ジャケット仕様,6CD)
ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ(紙ジャケット仕様)/ロッド・スチュワート

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■フェイセス/ロッド・スチュワートの日記一覧




テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】高岡早紀 / モン・シェール #高岡早紀 #モンシェール #加藤和彦

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●無用なアルバム?
●単なる編集物ではない?
●この頃の加藤和彦
●次回予定


 
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
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高岡早紀 / モン・シェール

1. Introduction「夢の扉」 (作曲・編曲:千住明) 0:32
2. 真夜中のサブリナ (作詞:真名杏樹 作曲・編曲:加藤和彦) 4:06
3. 眠れぬ森の美女 (作詞:真名杏樹 作曲・編曲:加藤和彦) 3:56
4. Intermission「妖精の森」 (作曲・編曲:千住明) 0:24
5. 悲しみよこんにちは (作詞:真名杏樹 作曲・編曲:加藤和彦) 4:38
6. ナイフの鳥、綺麗な石 (作詞:森雪之丞 作曲・編曲:清水信之) 4:27
7. 薔薇と毒薬 (作詞:森雪之丞 作曲・編曲:加藤和彦) 4:36
8. フリフリ天国 (作詞:森雪之丞 作曲・編曲:加藤和彦) 5:06
9. Intermission「悲しみよこんにちは」 (作曲:加藤和彦 編曲:千住明) 1:42
10. 女優マリアンヌ (作詞:森雪之丞 作曲:加藤和彦) 4:26
11. セザンヌ美術館 (作詞:安井かずみ 作曲・編曲:加藤和彦) 4:22
12. コバルトブルーの翼がほしい (作詞:安井かずみ 作曲・編曲:千住明) 5:19
13. Coda「夜明けに」 (作曲・編曲:千住明) 0:52

1.4.9.13.は歌なしの演奏のみで、全て当アルバム初出。
『サブリナ』収録曲:3.5.6.
『楽園の雫』収録曲:8.(ただし当アルバム収録ヴァージョンはシングル・ヴァージョンかも)
『Romancero』収録曲:11.
オリジナルアルバム未収録シングル曲:2.7.
当アルバム初出:10.12.

 1991年3月21日発売

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●Youtube音源引用

モン・シェール / 高岡早紀


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●無用なアルバム?

 さて、今月の加藤和彦の時間です。

 前々々回、前々回、前回に引き続き高岡早紀なわけですが。

 今回のこれは『Romancero』の次に発売された編集アルバムですね。

 2013年に再発されたボーナス・トラック付きCD群を持っている人にはほぼ無用のアルバムではあります。特に、加藤和彦作曲の“女優マリアンヌ”は、以前は当アルバムでしか聴けなかったのですが、2013年盤では『Romancero+7』に収録されているので、まぁ、当アルバムの存在価値は限りなく薄くなっておりますなぁ。

 その他、オリジナル・アルバムに未収録だった“真夜中のサブリナ”も2013年盤『SABRINA+8』に収録されておりますし、“薔薇と毒薬”は『楽園の雫+7』に収録。加藤作品ではないですが“コバルトブルーの翼がほしい”(当時はこのアルバムでしか聴けなかった)も前述の『Romancero+7』に収録されております。

 とまぁ、かように、2013年盤とは曲目が重なっておるわけです。その上、2013年盤『SABRINA+8』には、加藤作品でオリジナルには未収録(当アルバムにも未収録)だった“NON!NON!NON!”もフォローされておるので、更に限りなく「用無し」なアルバム扱い。(^_^;

 かてて加えて、高岡の歌唱した曲に限れば、別の編集アルバム『ゴールデン☆ベスト~シングル・コレクション&モア~』(2009年)でオリジナル・アルバム未収録曲もばっちりフォローされていたりします。もちろん“女優マリアンヌ”も“コバルトブルーの翼がほしい”もです。今さらこのアルバムを入手する意味有るの?、って感じなんですな。

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●単なる編集物ではない?

 とは言え、千住明作編曲による3曲+1曲(加藤和彦楽曲の編曲)のインストが楽曲間の橋渡しの役割を果たし、かなり趣(おもむき)の違う印象を与えているのも事実。そう言った点に着目しながら、ちょこっと聴いてみましょう。

 “Introduction「夢の扉」”は明るめの楽曲。ここから“真夜中のサブリナ”へと落とされる落差がなんとも言えないのですな(笑)。“真夜中の~”はファースト・アルバム『サブリナ』には収録されなかった、高岡のデビュー曲。B面の“NON!NON!NON!”(この曲のアルバム初収録はおそらく前述の編集アルバム『ゴールデン☆ベスト~シングル・コレクション&モア』)と合わせて、物憂げな高岡像を印象づけた名曲。もう一曲のアルバム未収録シングル曲“薔薇と毒薬”は加藤提供曲としては明るめの曲。『サブリナ』と『楽園の雫』の間に出されました。

 逆にもともと明るめの“悲しみよこんにちは”のイントロに物憂げな“Intermission「妖精の森」”をつけているのがなかなか面白いです。

 そしてその“悲しみよこんにちは”を間奏曲としてアレンジした“Intermission「悲しみよこんにちは」”に続き、当時の未発表曲だった“女優マリアンヌ”を披露。作詞が森雪之丞と言うことはセカンドの『楽園の雫』からのアウトテイクでしょうか。ファースト『サブリナ』のアウトテイクの可能性もありますが。加藤和彦提供曲らしい憂いを帯びた名曲。既発表の“セザンヌ美術館”をはさみ、おそらくはその曲と同時期の『Romancero』からのアウトテイクと思われる“コバルトブルーの翼がほしい”が登場。加藤は関わっていない楽曲ですが、これも素敵な出来になっています。“Coda「夜明けに」”とはひとつながりになっていて、アルバムの穏やかな締めとなっています。

 と言ったように、インスト楽曲を巧みに配置した構成になっており、単なる編集アルバムとして片付けるのはちょっと惜しい仕上がりになっています。

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●この頃の加藤和彦

 この編集アルバムの制作には、おそらくは加藤は直接関わってはいないと思われます。

 時期的には『ボレロ・カリフォルニア』(1991年2月27日発表)を発表したころに当たります。このアルバムは加藤のソロ作品としては最後になってしまったもの。
 同時期には日本初のマルチメディアソフトと呼ばれる『Alice』(1991年8月発表)の音楽を手がけたりしています。
Alice
 このソフトはMacintosh用とWindows3.1用が制作されましたが、残念ながら現在では入手困難な状態。筆者も未所持です。

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●次回予定

 高岡早紀はこの後、もう一枚オリジナル・アルバム『S’Wonderful!』を発表しますが、そこでいったん歌手活動を休止します。歌手として復活したのは21世紀に入って10年以上もたってからで、その時はすでに加藤和彦は物故していました。
 なので、この日記では、次に採り上げる『S’Wonderful!』で、高岡は終わりです。その時に、オリジナル・アルバム未収録曲を再度整理する予定です。あまり期待せずにお楽しみにしていてください。(^_^;

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■加藤和彦関連日記一覧


テーマ : J−POP
ジャンル : 音楽

【CD入手】サイモン&ガーファンクル/グレーテスト・ヒット #SimonAndGarfunkel #SimonAndGarfunkelsGreatestHits

■目次
●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
●Youtube音源引用
●意外におすすめできない「初の」編集盤
●収録曲覚え書き
●次回予定



●基本情報(ジャケット画像、曲目など)
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サイモン&ガーファンクル/グレーテスト・ヒット

All songs composed by Paul Simon unless otherwise noted.

Side one(アナログ時)
1. ミセス・ロビンソン "Mrs. Robinson"(some pressings use the single mix with an early fade-out at 3:51; later pressings revert to the Bookends album version at 4:02) – 3:51
2. エミリー・エミリー "For Emily, Whenever I May Find Her" (Live with applause cross-fade into the studio version of "The Boxer") - 2:25
3. ボクサー "The Boxer" - 5:10
4. 59番街橋の歌 "The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)" (Live with applause cross-fade into the studio version of "The Sound of Silence") – 1:50
5. サウンド・オブ・サイレンス "The Sound of Silence" - 3:05
6. アイ・アム・ア・ロック "I Am a Rock" - 2:52
7. スカボロー・フェア/詠唱 "Scarborough Fair/Canticle" (Traditional; arranged by Paul Simon, Art Garfunkel) - 3:09

Side two(アナログ時)
8. 早く家へ帰りたい "Homeward Bound" (Live with applause cross-fade into the studio version of "Bridge Over Troubled Water") – 2:42
9. 明日に架ける橋 "Bridge over Troubled Water" - 4:52
10. アメリカ "America" - 3:33
11. キャシーの歌 "Kathy's Song" (live) - 3:23
12. コンドルは飛んで行く "El Condor Pasa (If I Could)" (Daniel Alomia Robles; English lyrics by Paul Simon, arranged by Jorge Milchberg) - 3:07
13. ブックエンド "Bookends"(same track as "Bookends Themes" from the Bookends LP; although cross-faded from "Old Friends" on the Bookends LP, exists on this album as a stand-alone track) – 1:20
14. いとしのセシリア "Cecilia" - 2:53

Released June 14, 1972
Producer Paul Simon, Art Garfunkel, Roy Halee


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●Youtube音源引用

Simon And Garfunkel's Greatest Hits


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●意外におすすめできない「初の」編集盤

 ポール・サイモンのソロ・アルバム『ポール・サイモン』が1972年1月24日に発売され、その後に発売されたサイモン&ガーファンクルとしての初の編集アルバム。なお、アート・ガーファンクルの初ソロ・アルバム『天使の歌声』は翌1973年9月11日の発売です。

 この編集アルバムは、4曲の未発表(当時)ライヴ音源と、2曲のレア・ヴァージョンを含んでいます。ライヴ音源は“エミリー・エミリー”、“59番街橋の歌”、“早く家へ帰りたい”、“キャシーの歌”。そのうち、“エミリー~”と“キャシー~”は、後に発売された『ライヴ1969』に同じテイクが収録されました。
 ライヴの4曲とも、伴奏がサイモンのギターだけなのは何か意図があったのでしょうか。

 2曲のレア・ヴァージョンですが、まず“ミセス・ロビンソン”は、この編集アルバムが生産された時期によって、レアなシングル・ミックス(3:51、通常のアルバム・ミックスは4:02)が収められている場合があります。僕が買ったCDはレアなシングル・ミックスでした。と言っても、短く編集されたという以外にアルバム・バージョンとの明確な違いはよくわからず、だからどうした、と言うような話ではあるのですが。

 もう一曲のレア・ヴァージョンは、“ブックエンド”。アルバム『ブックエンド』にインスト版と歌入り版の二種類が収められていましたが、こちらは歌入り版。オリジナル・アルバムでは“旧友”のおしまいとつながっていたのですが、こちらは独立したヴァージョンとなっています。

 なお、“サウンド・オブ・サイレンス”(シングル・ヒットした電気楽器ダビング・バージョン)、“明日に架ける橋”の冒頭は前曲からの拍手がかぶるという、ちょっと考え難いミックスになっています。はっきり言って気分ブチ壊しですね。これらは今回この日記ではレア・ヴァージョン扱いしてはいません。レアと言えばレアなんですけど、欲しがる人はいるのでしょうか。なお、英語ウィキペディアでは、“ボクサー”の冒頭とライヴの“エミリー・エミリー”のおしまいもかぶっていると言うような記述がありますが、僕が確認した限りでは、かぶっていません。どちらを信用するかは読者に任せますが。

 と言う感じなので、まぁ、前述のような微妙なレア・ヴァージョンが聴けるとは言え、僕はS&Gの編集物としてはこのアルバムはお薦めしたくないです。S&G解散後に初めて出た編集盤ということで、Amazonなどでは思い入れたっぷりにレビューされている方もおられますが、気持ちはわかりますけど…。今では他にもいっぱい編集盤が出ていて、CD時代のものは曲数も圧倒的に多いですから、それらから選べばいいと思います。

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●収録曲覚え書き

 とまぁ、かなり文句をつけましたけれども、選ばれた楽曲群に罪はないわけです。いずれも、S&Gを代表する優れた曲たちであることには間違いがありません。ものすごい個人的な好みで言わせてもらえば、“ブックエンド”より“旧友”のほうが良かったという気がするのですが、まぁ、あくまで僕の主観ですね。(^_^;
 ライヴで収録された4曲も、ライヴだからありがたいと言うよりは、素直に、よく出来た楽曲として楽しめます。

 と言うわけで、収録曲の素晴らしさには多言を要さないのですが、個人的な覚書を兼ねてちょっと書いておきます。

 “ボクサー”は、サビの「ライ・ラ・ライ…」のところにさしかかると、つい声を出してハモってしまいます。それほどに名旋律。
 以前の日記では、「「♪lie-la-lie」は「うそ」の意味」と書きました。ですが、サイモン自身は「良い言葉が浮かばなくて適当に当てはめた」と発言しているようです。それでも「lie」が「うそ」の意味で響くことに無関心であったとは思えませんから、まぁ、話半分で聞くべきところでしょうか。ただし、「lie」は「横たわる」と言う意味の動詞ともとれます。ここは、含みをもたせてダブル・ミーニングとした、と言うのがもっとも夢のある(?)解釈だと思います。

 “サウンド・オブ・サイレンス”はメインの旋律も美しいですが、そこに寄り添うサイモンのコーラス・パートもとても美しい。これはファースト・アルバム『水曜の朝、午前3時』のヴァージョンのほうがよくわかるのですが、こちらのシングルで出されたセカンド・アルバム・ヴァージョンでも充分に伝わってきます。

 “スカボロー・フェア/詠唱”は巧みに絡み合うふたりの声がやはり見事だと思います。もとは旧い伝承曲とのことですが、それをうまく料理する手腕はさすがの一言。

 哀愁漂う“コンドルは飛んで行く”のカヴァーも大変綺麗な曲です。やはり日本に住んでいると、こういう短調の美旋律に敏感になってしまうのでしょうか。いやまぁ、S&Gはれっきとしたアメリカのデュオではあるのですが。(^_^;日本に輸入される時点でそう言った抒情的な部分が誇大解釈されているという気もしますが、そういう僕がこの手の曲を好んでいるのだから、何をか言わんや、ですね。(^^ゞ

 そう言った感傷を吹き飛ばすかのように陽気な“いとしのセシリア”でアルバムの幕を閉じるのが実に爽快です。

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●次回予定

 と言う感じで、S&Gの音源を聴いてきました。これで一応一通り聴き終わって、後は再結成でのライヴがいくつか、と言う感じ。なのですけれども、次回のS&G日記は、S&Gが結成される前の(サイモン&ガーファンクルと名乗る前の)音源を聴いてみようと思います。これがまたあんまり面白くないんだ(笑)。何ヶ月後になるか分かりませんが、期待せずにお楽しみに待っていてください。

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■サイモン&ガーファンクル日記
 
 
 
 

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

■ザ・フー日記

■ザ・フー日記
2015/04/30 ザ・フー / Quadrophenia Live In London (2CD)
2013/01/31 ザ・フー/ Live At Hull
2013/01/04 ザ・フー/ライヴ・イン・テキサス 1975(DVD)
2012/03/19 ザ・フー/四重人格~ディレクターズ・カット<スーパー・デラックス・エディション>(4CD+1EP+1DVDA)
2009/04/22 ザ・フー / マキシマム R&Bライヴ(ライヴDVD×2)
2009/03/31 ザ・フー/アメイジング・ジャーニィ(DVD)来たっ!。





■ミュージシャン別日記一覧






テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。[画像大きめ閲覧注意]

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ザ・フー / ライヴ・アット・フィルモア・イースト1968
スタン・ゲッツ/ゲッツ/ジルベルト~50周年記念デラックス・エディション
デイヴィッド・ボウイ / Ziggy Stardust And The Spiders From Mars - The Motion Picture Soundtrack
イエロー・マジック・オーケストラ / LIVE AT GREEK THEATER 1979

ポール・サイモン / ポール・サイモン (紙ジャケット仕様)
高橋幸宏 / サラヴァ!

テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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