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【CD入手】パブリック・イメージ・リミテッド / ALBUM (スーパー・デラックス・エディション 4CD) #PublicImageLtd #PIL #Album


■目次
●基本情報
●Youtube音源引用
●『アルバム』に至るまで
●本編の力強さ(ディスク1)
●ライヴでのPiL(ディスク2)
●落ち穂拾い的なディスク3
●プレ『Album』(ディスク4)
●人を喰ったパッケージ・デザインなど
■ジョン・ライドン日記一覧

 
●基本情報

パブリック・イメージ・リミテッド / ALBUM (スーパー・デラックス・エディション 4CD)

ディスク:1 (Original album 2011 - Remaster)
1. F.F.F. (John Lydon, Bill Laswell)
2. ライズ (Lydon, Laswell)
3. フィッシング (Lydon, Jebin Bruni, Mark Schulz)
4. ラウンド (Lydon, Schulz)
5. バグズ (Lydon, Bruni, Schulz)
6. ホーム (Lydon, Laswell)
7. イーズ (Lydon, Bruni)

Personnel
John Lydon – lead vocals
Bernard Fowler – backing vocals
Nicky Skopelitis – guitar (1-4, 6)
Steve Vai – guitar
Ryuichi Sakamoto – Fairlight CMI (2, 3, 5, 7)
Bernie Worrell – organ (1, 4, 6) Yamaha DX7 (3)
Jonas Hellborg – bass (4)
Tony Williams – drums (1, 2, 6)
Ginger Baker – drums (3-5, 7)
Bill Laswell - bass (1, 2, 3, 4, 5, 6), producer
Additional personnel[edit]
Shankar – electric violin on 2,4
Malachi Favors – acoustic bass on 3,5,7
Steve Turre – didjeridu on 7
Aïyb Dieng – chatan pot drums on 4

 
ディスク:2 (ライヴ・アット・ブリクストン・アカデミー 1986年5月27日)
1. カシミール
2. F.F.F.
3. ロー・ライフ
4. フィッシング
5. ポップトーンズ
6. プリティ・ヴェイカント
7. バンギング・ザ・ドア
8. フラワーズ・オブ・ロマンス
9. バグズ
10. ラウンド
11. ホーム
12. パブリック・イメージ
13. ライズ
14. アナリサ

ジョン・ライドン:ヴォーカル
ルー・エドモンズ:ギター、鍵盤楽器
アラン・ダライアス:ベース
ブルース・スミス:ドラムス
ジョン・マクガフ:ギター

 
ディスク:3 (Mixes, Outtakes & BBC Recordings)
1. シングス・イン・E(イーズ) (オルタナティヴ・ラズウェル・ミックス)
2. ライズ (7インチ・エディット)
3. ライズ (インストゥルメンタル)
4. ホーム (7インチ・エディット)
5. ホーム (BBC TV、オールド・グレイ・ホイッスル・テスト 1986年5月20日)
6. ラウンド (BBC TV、オールド・グレイ・ホイッスル・テスト 1986年5月20日)
7. ライズ (ボブ・クリアマウンテン・リミックス)
8. ワールド・デストラクション (12インチ)
9. ワールド・デストラクション (インダストリアル・リミックス)

 1.-4.7.の参加メンバーはディスク1と同じと思われる。
 5.6.はディスク2と同じか。
 8.9.はアフリカ・バンバータとのコラボ。

 
ディスク:4 (Demos)
1. アニマル (1985 Demo)
2. ブラック・ラバー・バグズ(バグズ) (1985 Demo)
3. ヨーロピアン・カーズ(ラウンド) (1985 Demo)
4. フェアウェル・フェアウェザー・フレンド(F.F.F.) (1985 Demo)
5. パールズ・ビフォー・スワイン(フィッシング) (1985 Demo)
6. シングス・イン・E (イーズ) (Instrumental / 1985 Demo)
7. ベン・ハー (インストゥルメンタル)
8. キャッツ (インストゥルメンタル)
9. ハヴ・ア・ナイス・デイ (インストゥルメンタル)
10. アンタイトルド3 (インストゥルメンタル)
11. パールズ・ビフォー・スワイン(フィッシング) (オルタネイト・ミックス/インコンプリート)

ジョン・ライドン:ヴォーカル
マーク・シュルツ:ギター
ジェビン・ブルーニ:鍵盤楽器
ブレット・ヘルム:ベース on “キャッツ”

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●Youtube音源引用

Album (Original) / Public Image Ltd.


Brixton Academy 27.5.86 / Public Image Ltd.


Album (Mixes, Outtakes & BBC Recordings) / Public Image Ltd.


Album (Demos) / Public Image Ltd.


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●『アルバム』に至るまで

 通算7枚目(スタジオ作としては5枚目)のアルバム『アルバム』(1986年1月27日発表)のデラックス・エディションです。
 この4枚組デラックス・エディションは、ラズウェル人脈で作られた本編アルバムを中心に置きつつ、その直前までジョンが抱えていたバンドとのデモ音源(ディスク4)や、逆に本盤発表後に新たに集めたメンバーでのライヴ音源(ディスク2)をも配し、当アルバム前後のライドンの動きが立体的に見える仕上がりになっています。
 この時期のPiLは、バンドが分裂していて、事実上ジョン・ライドンのソロ・プロジェクトとして本編制作がされたようです。
 初期のPiLは、前衛的なロックを演っていたんですけど、その路線の『フラワーズ・オブ・ロマンス』(1981年発表)を出した後、一転してポップ路線宣言(売れ線宣言)を行います。その後、ギターのキース・レヴィンが仲違いで脱退して、ゴタゴタ続きだったのですけれども、ビル・ラズウェルと言う敏腕プロデューサーとの邂逅でこの傑作『アルバム』をモノにします。

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●本編の力強さ(ディスク1)

 なにはともあれ、本編アルバムですが。これはやはり傑作です。ポップ路線宣言を行って以来の試行錯誤が初めて実ったと言える起死回生の快作となりました。
 わかりやすい旋律やリフレイン、明快な音、しかし安っぽくない、しっかりとした骨太なロック・サウンドになっています。ついでで言うと、ギター好きの僕好みにエレキ・ギターが適切に配置されているのも好印象。人によってはスティーヴ・ヴァイ(ギター)の参加のせいか、「ハード・ロック」的サウンド、と評する人もいますが、それはなんか、僕的には違う。中心になっているのはあくまでもライドンの声で(よく考えたら当たり前なんですが)、その他の豪華なミュージシャン陣はどこまでも脇役に過ぎません。
 それは、このアルバムで多分最も出来の良い“ライズ”を聴けば一聴瞭然です。なるほどイントロのギター・リフは印象的ですが、それ自体で完結しているわけではなく、リズム隊と一緒に楽曲の推進剤としての役目を果たしているからこそ光るリフであることが分かります。そこに乗っかるライドンのヴォーカルを聴けば、主役が誰かは疑うべくもないでしょう。歌詞はシンプルな言葉で組み立てられていますが、その意味するところはライドンの声の力で何倍にも増幅されています。綺羅星の如くのミュージシャンは、そのライドンの声を邪魔せずに後押しするように配されています。
 まぁ、“ライズ”はある意味突出して出来が良すぎるので、却(かえ)ってわかりにくいかもしれません。その他の曲ではなるほどヴァイくんも頑張ってはいるね、とだけは言っておきましょう(笑)。でも主役の座は揺らいでいないと思います。
 いやもちろん、名うてのミュージシャンに囲まれたからこそ、主役の実力がよりいっそう引き出されたという側面はあると思いますよ?。そこまで僕はライドンを神格化してはいません(笑)。

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●ライヴでのPiL(ディスク2)

 ディスク2は、『ALBUM』完成後に、新たに集めたバンド・メンバーによるライヴです。この時のメンバーのうち、エドモンズとスミスは、2009年以降の再始動PiLにも名を連ねています。
 このライヴではツェッペリンのカシミールを(歌なしだけど)採り上げたりしています。ツェッペリンのことを「図体がでかいだけの恐竜」なんて言ってたライドン(ロットン)だけれども、実は好きだったりしたのね、と、微笑ましくも思えますが、多分これは「ツェッペリンなんて俺様の前座にしか過ぎないぜ」と言うパフォーマンスなのではないかと(笑)。
 『メタル・ボックス』デラックス・エディションでのライヴと違い、すんなり始まる“パブリック・イメージ”が妙にカッコイイですね(笑)。ピストルズの“プリティ・ヴェイカント”なんかも、しっかり自分たちの音として演奏しています。
 ここでは試行錯誤の末に得たバンド・メンバーとの音出しを楽しんでいる様子が垣間見えるような気がします。『アルバム』本編ではソロっぽく振る舞ったライドンですが、やはりバンド・サウンドを欲していたのでしょう。

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●落ち穂拾い的なディスク3

 ディスク3は、これはまぁ、落穂ひろいみたいなもんですね。本編に絡めて制作したシングル・ヴァージョンや別ミックスなどです。BBCライヴは、僕はもうあちこちで言っていますが、たかだかこんなモン、と言う出来ではあります。さしものジョン・ライドンを持ってしてもこうなのね。これはもう、BBCの体質に何か問題が在るんですかね?。それとも僕のBBCに対する偏見が強すぎるのかしら?。
 まぁ、BBCはともかくとして(笑)、その他の別ミックス、ヴァージョン違いはなかなか興味深く聴けました。個人的にはディスク1のボートラでよかったんじゃね?、とは思いますが、まぁ、本編は本編で不可侵なものとしたかったんでしょうね。僕は“ライズ”は好きな曲なので、三つのヴァージョン違いがあっても楽しく聴けました。でも人によっては「“ライズ”ばっか繰り返し聞かされるのはウンザリ」と思うかもしれませんね。ライヴ・ヴァージョンも含めたら5つも入ってますからね(笑)。ちなみに、“ライズ (インストゥルメンタル)”は、リフの所はコーラス(ヴォーカル(?))が入っているので、純然たるインストではないです。
 ある意味目玉なのがタイム・ゾーン名義で演った“ワールド・デストラクション”でしょうか。アフリカ・バンバータと言うグループとのコラボで、ビル・ラズウェルとの邂逅となったプロジェクトだそうです。僕はヒップ・ホップについて詳しくないので、この楽曲がランDMCがブレイクする前に出されたとかどうとかの意味は全く理解できないのですが、ヒップ・ホップ/ラップ・ミュージックが苦手な僕でもすんなり聴けるのは、やはりライドンの言霊有りてのものか、という気がします。…とまで言うと、ちょっと贔屓の引き倒しすぎるかな。

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●プレ『Album』(ディスク4)

 ディスク4は、当アルバムの前にライドンが抱えていたバンド・メンバーによるデモが聴けます。この時点ではマーティン・アトキンス(ドラムス)はもう抜けていたのかな。
 もろレゲエな楽曲も演っていたりして、興味津々。ライドンは「レゲエは好きなんだけど俺のカルチャーじゃないから自分では演らないんだ」と言うようなことを言っておりましたが、デモでは演り放題ですな!。いや、一曲だけ(“パールズ・ビフォー・スワイン(フィッシング)”)だけど(笑)。
 これらのデモは、この時期の「バンドとしての」PiLだったメンバーが作曲していて、そのクレジットは当デラックス・エディションの本編アルバムにも残っています。(PiLは基本的には作者クレジットはグループ全員という事で統一しているんですけど、このデラックス・エディションでは実際の作者をばらして(?)います。)“F.F.F.”なんかはかなり書き直してるせいか、ラズウェルのクレジットになっちゃってますけど。あと、“ライズ”と“ホーム”はラズウェルがライドンと作った新曲だったようですね。

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●人を喰ったパッケージ・デザインなど

 このアルバムでのパッケージングでは人を喰ったようなユーモアを見せており、ライドンらしい皮肉がよく効いていますね。
 なにしろ、アルバム・タイトルを『Album』とし、シングル・カットされた“ライズ”のジャケットにデカデカと『Single』と印字。更には12インチシングルには『12inch Single』、CDでは『Compact Disc』、ミュージック・カセットには『Cassette』と刻印する念の入りようです。(ちなみに「コンパクト・ディスク」や「カセット」はメディア名なので、その伝で行くならLPレコードは「アルバム」でなく「ロング・プレイヤー」とすべきだったっんではないかと思うんだが、どうかね、ジョン?。)
 なお、CDラベル面には「label」と印字されています。そこまでやるか(笑)。もしかしてアナログ盤のレーベルもそんな感じだったのかしら?、と思ってググってみたら、やはりアナログ盤でも「label」と刻印されていました(笑)。ちなみに日本国内盤のアナログ・レーベルはわりとフツーのデザインだったようです。

 ところで、この後ラズウェルとはケンカ別れ(?)するらしいのですが、そのラズウェルは「ジョンは音楽的なアイデアは豊富なんだけど具体的な作曲能力はサッパリ」と言う言葉を残していたと思います。この言葉の出典が思い出せなくて、ググってみたのですが、自分の過去の日記がヒットして思わず腰が砕けました。うん、いやまぁ、確かに昔の日記でそういうことを書いたよ。でも、今ここで知りたいのはそう言う事ではなくてだねぇ…。(^_^; Amazonのレビューで見かけたんだったかなぁ、と、思って、当たってみたんですけど、やはリ見つからず。
 と言う事で、このラズウェルの発言は、僕の脳内派生かもしれず、信憑性は薄い、と、思っておいてください。

 さて、このスーパー・デラックス・エディションが発売されてから一年近く経つが、次のスパデラ発売の噂は聴こえてこない。個人的には『コマーシャル・ゾーン』をなんとかして欲しいと思っているのだが、あれはでも、マスター・テープをキース・レヴィンが持ってっちゃっているしなぁ…。

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■ジョン・ライドン日記一覧




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テーマ : 洋楽ロック
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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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