【CD入手】レニー・トリスターノ / 鬼才トリスターノ #LennieTristano #LeeKonitz

レニー・トリスターノ / 鬼才トリスターノ

Lennie Tristano (Atlantic) / Lennie Tristano
https://www.youtube.com/watch?v=tg18y7WreGs&list=PLDNXxjlb6YGpt4lF1UyImZFA4EsALBHJu


All songs composed by Lennie Tristano, unless otherwise noted.

1. ライン・アップ (MONO) "Line Up" – 3:34
2. レクイエム (MONO) "Requiem" – 4:53
3. ターキッシュ・マンボ (MONO) "Turkish Mambo" – 3:41
4. 東32丁目 (MONO) "East Thirty-Second" – 4:33

5. ジーズ・フーリッシュ・シングス "These Foolish Things" (Harry Link, Holt Marvell, Jack Strachey) – 5:46
6. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド "You Go to My Head" (J. Fred Coots, Haven Gillespie) – 5:20
7. 君がいたなら "If I Had You" (Jimmy Campbell, Reginald Connelly, Ted Shapiro) – 6:29
8. ゴースト・オブ・ア・チャンス "I Don't Stand a Ghost of a Chance With You" (Bing Crosby, Ned Washington, Victor Young) – 6:07
9. 君はわがすべて "All the Things You Are" (Oscar Hammerstein II, Jerome Kern) – 6:11

Lennie Tristano's home studio, New York, 1954-1955

Tracks 1-4
Lennie Tristano – piano
Peter Ind – bass (tracks: 1, 4)
Jeff Morton – drums (tracks: 1, 4)

The Sing-Song Room, Confucius Restaurant, New York, June 11, 1955

Tracks 5-9
Lennie Tristano – piano
Lee Konitz – alto saxophone
Gene Ramey – bass
Art Taylor – drums

 ↓Amazonのインフォメーションより。
> ビ・バップと対をなす白人中心のムーヴメント、クール・ジャズの創始者として知られるトリスターノの代表作。
> 前半はテープの回転速度を変えた多重録音など実験的なアプローチを披露。後半は高弟コニッツを含むカルテットでのライヴ。
> 1,2,3,4:レニー・トリスターノ(p) ピーター・インド (b 2,3抜ける) ジェフ・モートン (ds 2抜ける)
> 5,6,7,8,9:レニー・トリスターノ (p) リー・コニッツ (as)ジーン・ラミー (b) アート・テイラー (ds)
> 録音:
> 1,2,3,4:1955年ニューヨーク
> 5,6,7,8,9:1955年6月11日ニューヨーク『ザ・シング・ソング・ルーム、コンフュシャス・レストラン』でのライヴ

 まず、一曲目での硬質なピアノの音色に驚かされることになります。どうやらテープの回転数を変えて、響きを変えているらしいです。非常に緊張感があって、素晴らしい演奏だと思いました。僕は管楽器を含まないピアノ・トリオのジャズは、そのモノクロームな音色の印象から、好んで聴くということはないのですが、トリスターノは例外としてもいいのではないか、などと思ったほどです。
 これは、理知的、と言っていいのでしょうか。クール・ジャズと言う言い方をすることもあるようですが、同時代のチェット・ベイカーなどのウェスト・コースト・サウンドとは一線を画す(それはそれで好きなんですけど)、挑戦的な音になっています。と言っても、理に走りすぎて面白くないということはなく、ちゃんと「情」に訴えかける演奏になっているところが流石ですね。
 B面に当たる5曲目以降は、おそらくA面の四曲だけではアルバムの体をなさないので、埋め草として追加されたものでしょう。アルト・サックスのリー・コニッツを迎えての、リラックスしたライヴ録音となっています。A面での緊張感は望むべくもありませんが、これはこれで傾聴するに値する内容です。A面よりこちらのほうが好きだ、という人がいてもおかしくありません。コニッツのサックスも冴え渡っていますよ。

 レニー・トリスターノは白人のピアニストで、所謂(いわゆる)「トリスターノ派」の開祖とされます。トリスターノの門下にリー・コニッツやビル・エヴァンス(ピアノ)がいる、と、言えば、概ね音が予想できるのではないでしょうか。ビル・エヴァンスという人は、妙に情緒的な捉え方が人口に膾炙している人ですが、実態としてはかなり硬質な音楽を展開していました。その情緒性の偏見を取り除いて、代わりに理性的なサウンドに置き換えてみれば、トリスターノの音が鳴っているのがわかるでしょう。
 トリスターノという人は極端にレコード吹き込みが少なく、活動の実態を紐解くのはなかなか難しいです。このアルバムは1955年の録音ですが、彼の活動そのものはもう少し前から始まっていて、少なくとも1949年に吹き込まれた、コニッツ、ウォーン・マーシュ(テナー・サックス)等との六重奏による録音は重要視されているようです。(その録音は多分、リー・コニッツのリーダー・アルバムの『サブコンシャス・リー』に収録されているものでしょう。僕がトリスターノの演奏を初めて知ったのはそのアルバムででした。)

 このアルバムはトリスターノの代表作として名高いもの。正直、今回実際に聴いてみるまでは、ここまで面白い内容だとは思っていませんでした。今なら廉価盤がまだ店頭に残っていると思います。見つけたら即買いですね。

 追伸。
 アトランティックに吹き込んだものでは他に、ピアノ独奏による『ニュー・トリスターノ』も出来が良いらしいよ。いつか聴いてみたいな。


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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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