【CD入手】V.A./ブルース・アンド・ロンサム・ロード~ザ・ルーツ・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ #BluesAndLonesomeRoad #TheRootsOfTheRollingStones

ブルース・アンド・ロンサム・ロード~ザ・ルーツ・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ

Blues & Lonesome Road - The Roots Of The Rolling Stones (CD1)


Blues & Lonesome Road - The Roots Of The Rolling Stones (CD2)

I Can't Uploaded "Can I Get A Witness - Marvin Gaye", "Down The Road Apiece - Amos Milburn" 'Couse Copyright.

DISC 1
01. JUST YOUR FOOL - LITTLE WALTER
02. COMMIT A CRIME - HOWLIN' WOLF
03. BLUE AND LONESOME - LITTLE WALTER
04. ALL OF YOUR LOVE - MAGIC SAM
05. I GOT TO GO - LITTLE WALTER
06. RIDE 'EM ON DOWN - EDDIE TAYLOR
07. HATE TO SEE YOU GO - LITTLE WALTER
08. HOO DOO BLUES - LIGHTNIN’ SLIM
09. LITTLE RAIN - JIMMY REED
10. JUST LIKE I TREAT YOU - HOWLIN' WOLF
11. I CAN'T QUIT YOU BABY - OTIS RUSH
12. I'M JUST YOUR FOOL - ELLA JOHNSON WITH BUDDY JOHNSON
13. BLUE AND LONESOME - MEMPHIS SLIM
14. PART TIME LOVE - LITTLE JOHNNY TAYLOR
15. SHAKE 'EM ON DOWN - BUKKA WHITE
16. HODO MAN - JUNIOR WELLS & HIS EAGLE ROCKERS

DISC 2
01. ROUTE 66 - NAT KING COLE TRIO
02. I JUST WANT TO MAKE LOVE TO YOU - MUDDY WATERS
03. HONEST I DO - JIMMY REED
04. MONA (I NEED YOU BABY) - BO DIDDLEY
05. I'M A KING BEE - SLIM HARPO
06. CAROL - CHUCK BERRY
07. CAN I GET A WITNESS - MARVIN GAYE
08. YOU CAN MAKE IT IF YOU TRY - GENE ALLISON
09. WALKING THE DOG - RUFUS THOMAS
10. NOT FADE AWAY - BUDDY HOLLY
11. AROUND AND AROUND - CHUCK BERRY
12. CONFESSIN' THE BLUES - LITTLE WALTER
13. TIME IS ON MY SIDE - IRMA THOMAS
14. IT'S ALL OVER NOW - THE VALENTINOS(BOBBY WOMACK)
15. UNDER THE BOARDWALK - THE DRIFTERS
16. IF YOU NEED ME - SOLOMON BURKE
17. SUSIE Q - DALE HAWKINS
18. EVERYBODY NEEDS SOMEBODY TO LOVE - SOLOMON BURKE
19. DOWN HOME GIRL - ALVIN ROBINSON
20. YOU CAN'T CATCH ME - CHUCK BERRY
21. DOWN THE ROAD APIECE - AMOS MILBURN
22. I CAN'T BE SATISFIED - MUDDY WATERS
23. PAIN IN MY HEART - OTIS REDDINGS
24. OH BABY(WE GOT A GOOD THING GOIN') - BARBARA LYNN
25. LITTLE RED ROOSTER(THE RED ROOSTER) - HOWLIN' WOLF

 ストーンズの新譜に便乗して、ということなんでしょうけど、彼らが採り上げた楽曲の元ネタを集めたCDが、悪名高いオールデイズ・レコード/クリンク・レコードから発売されました。便乗商品とわかっていてそれを買う僕も僕ですが、このレコード会社のどこらへんが悪名高いのかを本論に入る前にまずはぶち上げておきましょう。(ナンシー・シナトラの日記でもちょっと触れたんですけど、再度言っておきたい。)
 まず、歌詞カードがありません。これはまぁ、輸入盤でもついてないからまだ許容範囲ですが、作者クレジットが一切ないのはどういうことか。流石に演奏者のクレジットはありますが、これは資料的にも問題です。マァ、そりゃぁ、実際には、ストーンズのレコードを持っている人がターゲットなわけですから、そっちでクレジット確認してね、ということなのかもしれませんが…、と言いたいところですが、このレコード会社に関しては言えません。僕は何枚かこの会社のレコードを買っているのですが、どれも歌詞カードはおろか、クレジット無し、です。例外は前述のナンシー・シナトラ『レモンのキッス』に作者クレジットが有ったくらいで、そのCDを買って、「お、この会社も改心したか?」と、思ったのですが、その後に発売されたこの商品を見る限りでは全くこりていないようです。
 基本的にこの会社は、著作隣接権の切れた音源(「作品が公開されてから」50年間で切れる)をどこからか仕入れて(オリジナル・マスターからでないことはほぼ間違いないでしょう)、紙ジャケ体裁と比較的安価な価格で売りさばく、と言う商法の会社です。
 このCDもそういったものであることはまず間違いがなく、その証拠に、著作隣接権がまだ残っている1971年発表の“エヴリバディ・ノウズ・アバウト・マイ・グッド・シング”は収録されておらず、その元歌との触れ込みで“PART TIME LOVE”を収録(1963年作なので権利は切れている)と言う、いささか苦しい真似をしています。別に、まっとうに著作権料を払えばこんな苦しいことしなくても良いわけですが、おそらく全く払うつもりがないのでしょう。このCDを買っても儲かるのはレコード会社だけで、収録された演奏者や作者には一銭もギャラが行かないことは賭けても良い。それをわかって買っている俺も俺だが…。
 もう一つ言っておきましょう。
 マジック・サムの“オール・オブ・ユア・ラヴ”は、コブラ・レコード原盤のものと、名盤と誉れ高い『ウェスト・サイド・ソウル』に収録のものとがありますが、このCDに収められているのはおそらくコブラ原盤の方です。理由は、そちらのほうが発表時期が古く、著作隣接権が切れているのですが、『ウェスト~』は1967年発表なので、ギリギリ権利が切れていないからです。(このCDは2016年12月1日発売。)コブラ原盤のものは本来タイトルは「オブ」が抜けて“オール・ユア・ラヴ”なのですが、レコード会社が恣意に変えたのでしょう。好き放題してくれるものです。(と、偉そうに書いていますが、筆者はコブラ原盤の方も『ウェスト・サイド・ソウル』も持っていないので本当には確認できていません(笑)。へなちょこだなぁ。(^_^;)
 あと、二枚組なんだけど、ジャケットはシングルです。そこに無理やり二枚のCDを入れています。そこまで行くともうあきれて物が言えない。

 とまぁ、充分に悪行は暴いたので、そろそろ本論に入って、このCDの解説をしましょう。(今回はいつもの「感想」ではなく、「解説」よりの日記になります。)

 DISC 1 は、ご存知ストーンズのブルース・カヴァー・アルバム『ブルー&ロンサム』の元ネタを収録しています。前述の通り二曲ほど収録漏れがあるんですけど、まぁ、こんなもんでしょう。今回はストーンズ側から、元ネタ・ミュージシャンの公開をしていたので、前半部分はそれに合わせています。しかし、このストーンズ側の情報がくせ者なんですよ。まぁ、確かにストーンズが演った“ジャスト・ユア・フール”はリトル・ウォルターのヴァージョンを参考にしているというのがこのCDを聴くとわかるんですけど、例えば英語wikipediaに当たって見ると、モノホンのオリジナルはリトル・ウォルターでないことがわかります。12曲目にあるように、バディ・ジョンスンの“アイム・ジャスト・ユア・フール”が本当のオリジナルなのです。と言った感じで、(前述の“パート・タイム・ラヴ”は別として)、ブッカ・ホワイトの“シェイク・エム・オン・ダウン”まで、元ネタの元ネタが3曲入っている所がミソなのですね。ラストのジュニア・ウェルズの“フードゥー・マン”は、ちょっと違っていて、ライトニン・スリムがオリジナルで良いんだけど、これは多分選曲者の趣味で入れたんでしょうね。ストーンズの『ブルー&ロンサム』がハーピスト(ブルース・ハーモニカを吹く人のことだと思ってちょ)であるリトル・ウォルターの曲を多めにカヴァーしているので、そのつながりで、同じハーピストのウェルズの曲を入れたのでしょう。解説にはもっともらしく「この曲を入れたアルバム『フードゥー・マン・ブルース』が人気作で…」みたいなことを書いてますが、どこまで本当なのか、知んない。
 ともあれ、これらの元ネタ集を聴くと、ストーンズがどんなふうにカヴァーしているかがわかって面白い。前述の“ジャスト・ユア・フール”なんかはもろウォルターのコピーで、なかなか微笑ましかったりします。

 DISC 2 に移ると、これは、初期ストーンズがカヴァーしていた楽曲の元ネタ集となっています。彼らがカヴァーしていた全ての楽曲というわけではないですけど(それやろうとしたらCD三枚くらい必要)、まぁ、妥当なところでしょう。なかには「ちょっと違うんじゃない?」と思うものもあるんですが、細かいことは言わないほうが良いかなぁ。
 “ルート66”はここではナット・キング・コールのヴァージョンが収録されているけど、ストーンズが参考にしたのは、チャック・ベリーのヴァージョンでしょ。ヒットして有名なのはコールのヴァージョンかも知らんけど。あと、チャック・ベリー関連では、“ダウン・ザ・ロード・ア・ピース”もチャックのヴァージョンを参考にしたんじゃないかと思います。元ネタの元ネタなら、1940年代の Will Bradley Trio の演奏がオリジナルだと、英wikiさんは言っているのですが。音源が古すぎて入手できなかったのかな?。
 と言うように、深読みするとどこまでも深読みできてなかなか楽しいです。楽しいですけど、正直、僕的にはこの2枚めは要らんだったですわ。コールの“ルート66”は初めて聴きましたけど、他は全部持っている曲ばかり。と言うのも、この手の編集物は、国内ではブルース・インター・アクション/P-Vineレコードが20世紀後半に先駆的な仕事をしていて、僕はそのCDを持っているから、ほとんど丸かぶりなのです。そのCDも曲目を紹介しておきましょう。

 ローリング・ストーン・クラシックス
ローリング・ストーン・クラシックス
01 Chuck Berry - Come On
02 Muddy Waters - I Want to Be Loved
03 Benny Spellman - Fortune Teller
04 Arthur Alexander - You Better Move On
05 Muddy Waters - I Just Want to Make Love to You
06 Alvin Robinson - Down Home Girl
07 Bo Diddley - Mona
08 Slim Harpo - I'm a King Bee
09 Gene Allison - You Can Make it If You Try
10 Chuck Berry - Around and Around
11 Little Walter - Confessin' the Blues
12 The Valentinos - It's All over Now
13 Howlin' Wolf - The Red Rooster
14 Bo Diddley - I'm Alright
15 Irma Thomas - Time Is on My Side
16 Amos Milburn - Down the Road a Piece
17 Dale Hawkins - Susie Q
18 Robert Wilkins - Prodigal Son
19 Robert Johnson - Love in Vain
20 Chuck Berry - Little Queenie
21 Baby Boy Warren - Stop Breaking Down
22 Chuck Berry - Bye Bye Johnny
23 Muddy Waters - Mannish Boy
24 Bo Diddley - Crackin' up
25 Bob and Earl - Harlem Shuffle
26 Muddy Waters - Rollin' Stone

 ローリング・ストーン・クラシックス2
ローリング・ストーン・クラシックス2
01 Poison Ivy - The Coasters
02 Not Fade Away - Buddy Holly
03 Route 66 - Bobby Troup
04 Honest I Do - Jimmy Reed
05 Carol - Chuck Berry
06 If You Need Me - Wilson Pickett
07 Everybody Needs Somebody to Love - Solomon Burke
08 I Can't be Satisfied (I be's Troubled) - Muddy Waters
09 Oh Baby (We Got a Good Thing Goin') - Barbara Lynn
10 Mercy Mercy - Don Covay
11 Good Times - Sam Cooke
12 Cry to Me - Betty Harris
13 She Said Yeah - Larry Williams
14 Shake Your Hips - Slim Harpo
15 Don't You Lie to Me - Tampa Red
16 Twenty Flight Rock - Eddie Cochran
17 Ruler of My Heart - Irma Thomas
18 Fannie Mae - Buster Brown
19 Worried Life Blues - Big Maceo
20 Key to the Highway - Jazz Gillum

 これらは便利なCDではありますけど、コレだけ聴いて満足してはならないと思います。やはり、一人ひとりのミュージシャンとがっぷり四つに組んでアルバム単位で聴き込んでいくべきでしょう。
 と言うわけで、今回はそれぞれの曲の感想を書かずに来たのですが、それは、これらの楽曲を収録したアルバム(できればオリジナル・アルバムに相当するもの)を入手して、聴き込んでみようと思い立ったからです。
 と言う事で、ストーンズがカヴァーした楽曲を収録したアルバムの日記を始めたいと思います。さすがに定期的にはきついので、不定期になると思いますが、ぼつぼつと集めながら、日記をつけていってみようと思います。まぁ、そんなことをちんたらしてる間に、またストーンズが新たなカヴァー・アルバム出したりして、アワ食うかもしれないのですが(笑)。第一回目がいつになるか、誰になるかは全く未定なんですけど、モノの順番として、『ブルー&ロンサム』収録曲から始めようと思っています。旬ですしね。リトル・ジョニー・テイラーの『エヴリバディ・ノウズ・アバウト・マイ・グッド・シング』とか、マジック・サムの『ウェスト・サイド・ソウル』なんか良いんじゃないかな。あ、でもマジック・サムはコブラ音源の『アウト・オブ・バッド・ラック・ザ・コブラ、チーフ&クラッシュ・セッションズ 1957-1966』なんかも欲しいな~。難しいのは、ハウリン・ウルフの“コミット・ア・クライム”で、これは、オリジナル・アルバムに未収録なので、編集物に頼ることになりそうなんですが、そうすると手持ちの音源とだいぶかぶっちゃうんですよね~。『ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ』収録の“ホワット・ア・ウーマン”が異名同曲なので、それでごまかすという手もあるんですが、これは企画物ですしね…。

 とまぁ、色々と悩みながらやっていこうと思っているので、気長にお付き合いいただければ幸いです。




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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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