【CD聴く】ジェフ・ベック / クレイジー・レッグス #JeffBeck #CrazyLegs

ジェフ・ベック / クレイジー・レッグス

Crazy Legs / Jeff Beck & The Big Town Playboys


1. レース・ウィズ・ザ・デビル - Race With the Devil (Davis, Vincent) 2:00
2. クルージン - Cruisin' (Davis, Vincent) 2:22
3. クレイジー・レッグス - Crazy Legs (Reed) 2:03
4. ダブル・トーキン・ベイビー - Double Talkin' Baby (Wolfe) 2:15
5. ウーマン・ラブ - Woman Love (Rhodes) 2:35
6. ロッタ・ラビン - Lotta Lovin' (Bedwell) 2:04
7. キャット・マン - Catman (Davis, Vincent) 2:24
8. ピンクのサンダーバード - Pink Thunderbird (Davis, Peek) 2:30
9. ベイビー・ブルー - Baby Blue (Jones, Vincent) 2:36
10. ユー・ベター・ビリーブ - You Better Believe (Gallup) 2:09
11. フー・スラップト・ジョン - Who Slapped John? (Davis, Vincent) 1:55
12. セイ・ママ - Say Mama (Earl, Meeks) 2:13
13. レッド・ブルージーンズ - Red Blue Jeans and a Pony Tail (Davis, Rhodes) 2:18
14. ファイブ・フィート・オブ・ラビン - Five Feet of Lovin' (Peddy, Tillis) 2:11
15. B-I-ビッキー - B-I-Bickey-Bi, Bo-Bo-Go (Carter, Rhodes) 2:12
16. ブルーズ・ステイ・アウェイ - Blues Stay Away from Me (Delmore, Delmore, Glover) 2:24
17. プリティ・プリティ・ベイビー - Pretty Pretty Baby (Wolfe) 2:26
18. ホールド・ミー、ハグ・ミー、ロック・ミー - Hold Me, Hug Me, Rock Me (Davis, Vincent) 2:15

ジェフ・ベック - ギター

The Big Town Playboys
マイク・サンチェス - ボーカル、ピアノ
エイドリアン・アトリー - リズムギター
イアン・ジェニングス - ベース、バッキング・ボーカル
クライヴ・ディーマー - ドラムス、バッキング・ボーカル
レオ・グリーン - テナー・サックス
ニック・ラント - バリトン・サックス
トニー・リヴァース - バッキング・ボーカル

Released 29 June 1993
Producer Stuart Colman

 ジェフ・ベックが1993年に突如としてジーン・ヴィンセントのカヴァー・アルバム『クレイジー・レッグス』を発表しました。これは、ビッグ・タウン・プレイボーイズと言うバンドと共演し、ヴィンセントの「まるごとコピー」を行うと言う、とても正気とは思えない手法で作成されたものでした。アマチュアがプロに憧れて完コピすることはありますが、自身の芸風/個性を確立した(と言う言い方も語弊がありますが。ジェフとしては常に「進化」し続けているつもりでしょうから)ジェフが、何故に今更ヴィンセントの完コピなのか!?。いやまぁ、ジーン・ヴィンセントが好きなんだという気持ちは伝わっては来ましたが…。

 ジェフ・ベックのロカビリー・カヴァーと言うと、ファンには条件反射的に、彼のセカンド・アルバム『ベック・オラ』(1969)での“監獄ロック”と“恋にしびれて”(いずれもオリジナルはエルヴィス・プレスリー)が思い浮かぶわけですが。そこでのアプローチは当時としては全く斬新なハード&ヘヴィなものでした。「ハード・ロック」と言う言葉がまだなかった時代にこういう創意あふれる音を出していたのですから、いかに当時のジェフらが才気走っていたかがよくわかろうというものです。

エルヴィス・プレスリーの“監獄ロック”と“恋にしびれて”


ジェフ・ベックの“監獄ロック”と“恋にしびれて”


 当時、エルヴィス・プレスリーのオリジナル・ヴァージョンを知っていてジェフのヴァージョンを聴いた人がどれだけいたのか知りませんが、相当な衝撃だったと思います。逆にエルヴィスを知らずにジェフの演奏でこれらの曲を知った人というのは、そこから遡ってエルヴィスを聴き、「あぁ、元はこういう演奏だったんだ!。これはこれで悪くないじゃないか」と、これまた新鮮な驚きを覚えたのではないでしょうか。

 しかるに、今回のジェフのジーン・ヴィンセントは、そう言った、カヴァーならではの面白さというものが、全く無い。
 一切無い。
 これっぽっちも無い。
 まるっきり無い。
 金輪際無い。

 ジェフが、ジーン・ヴィンセントのギタリスト、クリフ・ギャラップに傾倒していたというのはわかるのですが、彼への敬意を示すにはこのやり方は無いんではないでしょうか?。

 このアルバムを、いちロカビリー・アルバムとして評価した場合、それほど悪い作品ではなく、むしろ良作だと言えるかもしれません。しかしその誉(ほまれ)は原作のジーン・ヴィンセントにこそ与えられるべきであって、何の創意もなくまるごとコピーしたジェフに対してではないでしょう。このアルバムを聴くくらいなら、元ネタのヴィンセントを聴いたほうが良いと言えます。

 このアルバムがジェフ・ベックのリーダー作としてではなく、ビッグ・タウン・プレイボーイズのリーダー作として発表され、そこにジェフがゲストとして参加しているというのだったらまた違ったかもしれません。いやもちろん、アルバムの価値というものは、そう言った、誰名義であるかどうかと言ったことで判断されるべきものではないというのはわかるのですが。それでも、当時の僕は、ジェフの新作としての当作品は認め難いものでした。

 なにはともあれ、ジェフの気まぐれが悪い方に転がった作品ではあります。間違っても「ジェフ・ベックの一番最初に聴くアルバム」には勧められませんね…。(^_^;
 
 
 
 
 
 
■番外編
2017/02/27 ジーン・ヴィンセント / クレイジー・レッグス

■ジェフ・ベック日記
2016/11/27 フランキーズ・ハウス(サウンドトラック)
2016/10/29 ラウド・ヘイラー
2016/08/29 ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ(2CD)
2016/05/25 ライヴ・イン・トーキョー2014(ヴィデオディスク)
2015/12/24 LIVE+
2014/06/29 YOSOGAI

■ジェフ・ベック 紙ジャケット仕様リマスター日記
2016/02/28 ギター・ショップ
2015/11/29 フラッシュ
2015/08/31 ゼア・アンド・バック
2015/05/30 ライヴ・ワイアー
2015/01/28 ワイアード
2014/10/31 ブロウ・バイ・ブロウ
2013/12/08 ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン -40周年記念盤-
2013/07/07 ベック・ボガート&アピス
2013/06/22 ジェフ・ベック・グループ (通称「オレンジ」)
2013/06/01 ラフ・アンド・レディ
2013/04/28 トゥルース/ベック・オラ
2012/03/05 ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン






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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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