【DVD入手】ボブ・ディラン / ニューポート・フォーク・フェスティバル1963-1965 #BobDylan #TheOtherSideOfTheMirror #LiveAtTheNewportFolkFestival1963_1965

ボブ・ディラン / ニューポート・フォーク・フェスティバル1963-1965

The Other Side Of The Mirror - Live At The Newport Folk Festival 1963-1965 / Bob Dylan
(以下の曲目一覧は筆者がCD-Rにリッピングした曲目なのでオリジナルのDVDとは若干異なり、ディラン以外の出演者パートなどが省かれています。Youtube音源は著作権者の監視が厳しいため引用出来ませんでした。)

01. Opening~All I Really Want to Do(1965/7/24 afternoon workshop) 2:49

 ●1963
02. North Country Blues (7/26 afternoon workshop) 4:18
03. With God On Our Side 神が味方 6:08
(with Joan Baez — 7/26 afternoon workshop and 7/28 night performance)
04. Talkin' World War III Blues 第3次世界大戦を語るブルース 4:29
(7/26 night performance)
05. Who Killed Davey Moore? デイビー・ムーアを殺したのは誰? 3:27
(7/26 night performance)
06. Only A Pawn In Their Game しがない歩兵 3:56
(7/26 night performance)
07. Blowin' In The Wind 風に吹かれて 4:05
(with The Freedom Singers, Joan Baez, and Peter, Paul and Mary
— 7/26 night performance)

 ●1964
08. Mr. Tambourine Man (7/24 afternoon workshop) 5:56
09. It Ain't Me, Baby (with Joan Baez — 7/24 night performance) 2:18
10. With God On Our Side 神が味方 1:25
(with Joan Baez — 7/26 night performance)
11. Chimes Of Freedom 自由の鐘 (7/26 night performance) 9:58

 ●1965
12. If You Gotta Go, Go Now 出ていくのなら 2:12
(7/24 afternoon workshop)
13. Love Minus Zero/No Limit (7/24 afternoon workshop) 3:21
14. Daytime rehearsal with electric band 1:10
15. Maggie's Farm (7/25 night performance) 4:59
16. Like A Rolling Stone (7/25 night performance) 6:33
17. Mr. Tambourine Man (7/25 night performance) 5:23
18. It's All Over Now Baby Blue (7/25 night performance) 5:21
19. End Credits - Restless Farewell 哀しい別れ (Maybe Studio take from album 『The Times They Are a-Changin'』)1:32


 前回のディラン日記では『ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンド・トラック (ブートレッグ・シリーズ第7集)』を聴き、そこでのライヴ・テイク“マギーズ・ファーム”の、バンドを従えたカッコ良い音に感動しました。その音源が、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルのものだったので、同フェスの音源を探して聴いてみることにしました。ですが、ディランだけでまとまったものはなかなか見つからず、僕が探した限りでは、今回紹介するビデオ・ディスク(DVD)が、分量的にも最も豊富なものとなります。しかし、ライナーノートによると、これも完全盤ではなく、未収録となった音源/映像が多数あります。

 さて、その1965年のニューポートですが、ディランがそれまでの生ギター(とハモニカ)のみでの演奏でなく、バンドを従えての演奏が行われた、画期的なステージとして伝説化されています。
 その伝説では、「保守派のフォーク・ファンが、電化したディランにブーイングをして、ディランは涙ながらに生ギター一本で“イッツ・オール・オーヴァ・ナウ・ベイビー・ブルー”を歌った」と言う事になっています。
 その伝説の真偽はさておき。僕は、前述のように、“マギーズ・ファーム”でのバンド・サウンドにしびれていたので、1965年のパートでは存分にバンドでの音が聞けるだろうと期待していました。ですが残念なことに、バンド演奏が収録されているのは僅かに2曲。先の“マギーズ~”ともう一曲“ライク・ア・ローリング・ストーン”だけなのでした。解説によると、もう一曲“悲しみは果てしなく - It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train To Cry”がバンドで演奏されたそうなのですが、それでも三曲だけなわけです。1965年は2ステージに参加し全9曲演奏しているのですが、バンドで演奏したのはたったこれだけ。どうせなら三曲とも聴きたかったという気がしますし、その他の収録漏れの演奏も何らかの形で、それこそブートレッグ・シリーズとかで、全曲網羅して発表してもらいたいものです。

 さて、前述の「伝説」の真偽ですが。ブーイングがあった、ということなのですが、僕が見た限りでは、そんなものは確認できませんでした。解説には「ブーイングがなぜ起こったか」と言う考察が書かれているので、このヴィデオでは確認できない部分でブーイングがあったのかもしれません。(あるいは僕がにぶちんなので気付いてないだけかも。(^_^;)また、涙ながらに“イッツ・オール・オーヴァ・ナウ・ベイビー・ブルー”を歌った、と言うことですが、僕が見た限り、ディランは涙なんか流していませんでした。それどころか、聴衆からもっと演奏するようにせがまれて、“ミスター・タンブリン・マン”と“イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー”を急遽披露することになったような流れに見えました。“ミスター・タンブリン・マン”では曲に合うハモニカを用意しておらず、客に「誰かE(のキー)のハモニカ持ってないか」と呼びかけ、投げ込まれたハモニカで演奏を演りなおしています。続く“イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー”の演奏も拍手喝采に迎えられて、上機嫌、かどうかまではわかりませんが、調子よく演奏を終えています。
 誰が一体、あんなでたらめな「伝説」を流布させたんでしょうね!?。

 その他、印象に残ったのは、ディランと聴衆との気易い様子です。客席から投げ込まれたテンガロンハットを拾って「なんだこれ」と言ってみせたり、演奏を終えて退場した後も止まらないアンコールに、呼び戻され「ごめんよ、後ろが詰まっているから、これ以上は演奏できないんだ!。ありがとう、愛してる(I Love You)」と快活に応えたり、終演後に乗り込んだ車でファンに囲まれながら、満足気な表情を見せ「みんなともだちだ」などと言ったり…。後年の「仏頂面」がトレードマークのようになったディランからは想像もつかない姿ですね。

 あと、ジョーン・バイエズと仲睦まじくジョイントする様子が何曲かで観られるのも微笑ましいです。バイエズがあんまりきれいな声で歌っているので、彼女のCD欲しくなっちゃいました。(^_^; バイエズは、別の場面では、おどけてディランの物まねで“Mary Hamilton”という伝承曲を歌ったりしています。客にそこそこウケているのが笑えます。インタビューに答えている場面も少しだけど収録されています。バイエズは先日75歳を記念したコンサートを行い、そのCD&ヴィデオを発売していましたが、なぜか国内盤の発売は無いようです。またディランと一緒に演ったりしないのかな。なお、日本語表記では「ジョーン・バエズ」とされることが多いですが、ディランが彼女を呼ぶ様子からは、むしろ「バイエズ」に聞こえたので、ここではそう表記してみました。まぁ、「バエズ」が間違いというわけでもないとは思いますけどね。英語のあいまい母音は日本語表記が難しいです。(^_^;

 例のごとく、音源だけCD-Rに焼いて聴き込んでいたのですが、日記を書くにあたって流石にヴィデオを見直してみたら、上述のような色々なことに気づきました。これはまさに「百聞は一見に如かず」という感じですね。日常的に音楽ヴィデオを頻繁に観ることはないのですが、たまにはじっくり観るのも良いかな。

 さて、これからのディラン日記ですが。現在『ブロンド・オン・ブロンド』まで聴き進めており、そこから、いっかな先に進んでいません。もうしばらく停滞します(笑)。次回および次々回はギター弾き語り時代のブートレッグ・シリーズを聴いてみたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。m(_ _)m



■ボブ・ディラン過去日記
2016/11/30 ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンド・トラック (ブートレッグ・シリーズ第7集)
2016/09/01 ロイヤル・アルバート・ホール (ブートレッグ・シリーズ第4集)
2016/09/01 ザ・カッティング・エッジ1965-1966 デラックス・エディション(ブートレッグ・シリーズ第12集)
2016/08/27 フォールン・エンジェルズ
2016/07/28 シャドウズ・イン・ザ・ナイト
2016/05/31 ブロンド・オン・ブロンド
2016/05/27 メランコリー・ムード
2016/02/29 追憶のハイウェイ61
2015/11/30 ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
2015/08/29 アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン
2015/05/31 時代は変わる
2015/02/28 フリー・ホイーリン
2014/11/27 ボブ・ディラン(1st)
2014/08/27 サイド・トラックス
2013/10/30 アナザー・セルフ・ポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[スタンダード・エディション]



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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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