【CD聴く】ジョン・コルトレーン / ザ・ディーラーズ / オール・モーニン・ロング - from コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス #JohnColtrane #TheDealers #AllMorninLong #MalWaldron #RedGarland

ザ・ディーラーズ / マル・ウォルドロン
オール・モーニン・ロング / レッド・ガーランド


The Dealers / Mal Waldron


1. Blue Calypso (Mal Waldron) 8:56
2. Falling In Love With Love (Lorenz Hart-Richard Rodgers) 11:39

3. Dealin' (take 1) (Mal Waldron) 10:01
4. Wheelin' (take 1) (Mal Waldron) 10:26

Personnel
Mal Waldron — piano
Bill Hardman — trumpet on 1.2.
Jackie McLean — alto saxophone on 1.2.
John Coltrane — tenor saxophone
Paul Quinichette — tenor saxophone on 3.4.
Frank Wess — tenor saxophone and flute on 3.4.
Julian Euell — bass on 1.2.
Doug Watkins — bass on 3.4.
Art Taylor — drums

Recorded #1-2:April 19, 1957 #3-4:September 20, 1957


All Mornin' Long / Red Garland


1. All Morning Long (Red Garland) 20:21

2. They Can't Take That Away From Me (George Gershwin, Ira Gershwin) 10:30
3. Our Delight (Tadd Dameron) 6:20

Personnel
Red Garland - piano
John Coltrane - tenor sax
Donald Byrd - trumpet
George Joyner - double bass
Art Taylor - drums

Recorded November 15, 1957



 コルトレーンを聴き続けて幾星霜。いや、そんなには聴き込んではいないのだが(汗)。例のごとく2in1でCD-Rに焼いているので、無理くりなカップリングになっています。2in1やめりゃぁ良いようなもんなんですが、個人的にはプレスティッジ時代のコルトレーンは早く済ませたい。(^_^; 特にサイドマンとして参加のものは…。
 まぁ、大人しくリーダー作だけ買ってりゃぁ良かったんですけど、うっかり『コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)』なんか買っちまったのが間違いのものとだった…。orz 素人がむやみに手を出すもんじゃないよ、こう言うコンプリート物は。

 と、一くさり反省と愚痴をこぼしたので本論に。と言っても、今回もコルトレーンはあくまでサイドマンなので、彼に関しての特筆するべき所は、まぁ、僕にはうまく見い出せない。
 なのでまぁ、軽い気持ちで「ジャズやるべ」みたいな感じで行きたいと思います。

 今回の時期のトレーンは、マイルスの元を離れ(解雇されたという噂も聞くがはてさて。後に復帰している)、セロニアス・モンクの元に転がりこんで、弟子入りをしていた時期に当たります。

 まず、マル・ウォルドロンの『ザ・ディーラーズ』。あくまで主役はピアニストのウォルドロン。なはずですが、なぜか彼はホーン入りの作品も多い模様。作曲志向の強いピアニストはそうなりがちだと聴きますが、なるほど、モンクなんかもホーン入りに傑作が多い。
 A面の二曲では、コルトレーンの他にタイプの似たアルト奏者のジャッキー・マクリーンが入っています。マクリーンもコルトレーンも、しゃくりあげるような吹き方がよく似ていて、僕には見分けがつかない。ので、どっちがどっちとか言うのは言わないことにしますが、ビル・ハードマンのトランペットも含めて、聴きやすい演奏だと思います。これはやはり、リーダーのウォルドロンの設定したフォーマットが優れているんでしょう。自作の“ブルー・カリプソ”、ミュージカル・ナンバーの“フォーリン・イン・ラヴ・ウィズ・ラヴ”、どちらも軽めの曲想が気持ち良い。コルトレーンもあまり悩まず吹いています。いやまぁ、マクリーンと区別が付いていないわけですが、どっちみちあんまり悩んでないみたいだから良いじゃぁないですか。
 B面も二曲ですが、こちらはいずれもウォルドロンの自作。テナー・サックスが三人もいて、聴き分けろというのは僕には無理な話(笑)。こちらはやや重めなリズムですが、打ち沈んだりはしていません。低音によりがちな楽器編成にも関わらず、です。ウォルドロンと言うと、瞬間的に『レフト・アローン』の悲壮味のある世界が思い浮かんできますが、暗いばかりの人ではなかったというのがよく分かります。
 このB面の録音日付は1957年9月。したがって、コルトレーン運命の1957年7月ファイヴ・スポットの啓示を授かった後の演奏です。なので、キレッキレの演奏になっているはずなんですが、さぁ、どうだろう。(^_^; 僕にそれを聴き分けろと言うんじゃないでしょうね(笑)。

 ついでレッド・ガーランド『オール・モーニン・ロング』。1957年の11月だからだいぶ下っています。
 ガーランドのセッションは、軽やかさというよりは、リラックスした雰囲気が漂います。ホーンはコルトレーンの他にトランペットのドナルド・バードがいるだけなので、コルトレーンを楽しむにはウォルドロンとのセッションより向いています。バードは共演者に対して押しの強いタイプではないので、聴きやすいと言えそう。
 タイトル曲では、トレーンは先頭に立ってソロを吹いています。ガーランドはマイルスのもとで苦楽を共にした仲間という事もあってか、伸びやかな吹奏が聴けますね。バードも良いし、ガーランドもタルくて(笑)良いのですが、何と言ってもジョイナーのベースにソロを与えたガーランドがエライ(笑)。ベース好きの僕はそれだけでうれしい。
 “誰にも奪えぬこの想い”でも、掛け合いの後、トレーンが飛び出していく。彼の代名詞とも言える、空間を埋め尽くすシーツ・オブ・サウンド的な吹奏が聴けて思わずにやり。タイトル曲よりは短めなせいかベースソロはありませんが、まぁ、そんなもんでしょう。
 “アワ・デライト”は勢いが大事なので、タルさが売りのガーランドには任せておれんとばかりに(そりゃ言い過ぎか(^_^;)、ここでもトレーンが先頭で、飛ばす飛ばす。曲が短いぶん凝縮された旨味はこれが一番かも。

 マル・ウォルドロンの作品は参加人数の多さと、ウォルドロンの作編曲の腕前も含めて、あくまでウォルドロンの作品。コルトレーンはパーツの一部として健闘していると言う感じです。一方のレッド・ガーランドは、参加人数が少なめなことも有って、コルトレーンの味わいがもう少し楽しめるものと言えましょう。しかし、間違ってもコレを「コルトレーン・クインテット」とは言えませんなぁ(笑)。
 いずれにせよ、コルトレーンのリーダー作ではないですし、彼を中心にして聴く作品ではないでしょう。と言ったところで、次回のトレーン日記では、彼のリーダー作が登場します。




コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス/ジョン・コルトレーン
コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス(18CD)/ジョン・コルトレーン




■ジョン・コルトレーン日記
2014/06/26マル2/マル・ウォルドロン、デイグ・イット!/レッド・ガーランド
2014/06/21ザ・キャット/トミー・フラナガン、ダカール
2014/04/17インタープレイ・フォー・2トランペッツ&2テナーズ、テイラーズ・ウェイラーズ/アート・テイラー
2014/01/28テナー・コンクレイヴ、キャッティン/ポール・クニシェット
2014/01/03インフォーマル・ジャズ/エルモ・ホープ、メイティング・コール/タッド・ダメロン



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