【CD聴く】サイモン&ガーファンクル/Wednesday Morning, 3 A.M. - from The Collection (5CD+DVD) #SimonAndGarfunkel #WednesdayMorning3Am


サイモン&ガーファンクル/The Collection

サイモン&ガーファンクル/The Collection (5CD+DVD)




サイモン&ガーファンクル/水曜の朝、午前3時



Wednesday Morning, 3 A.M.(+3) / Simon & Garfunkel, Full Album


All compositions by Paul Simon except as indicated


1. You Can Tell the World (Bob Gibson/Bob Camp) 2:47
2. Last Night I Had the Strangest Dream きのう見た夢 (平和の誓い) (Ed McCurdy) 2:11
3. Bleecker Street 霧のブリーカー街 2:44
4. Sparrow すずめ 2:49
5. Benedictus (Traditional) 2:38
6. Sound of Silence 3:08

7. He Was My Brother 私の兄弟 (Paul Kane) 2:48
8. Peggy-O (Traditional) 2:26
9. Go Tell It on the Mountain 山の上で告げよ (Traditional) 2:06
10. Sun Is Burning 太陽は燃えている (Ian Campbell) 2:49
11. Times They Are A-Changin' 時代は変わる (Bob Dylan) 2:52
12. Wednesday Morning, 3 A.M. 水曜の朝、午前3時 2:13

13. Bleecker Street [Demo Version] 霧のブリーカー街 (デモ・バージョン) 2:46
14. He Was My Brother [Alternate Take 1] 私の兄弟 (別テイク1) 2:52
15. Sun Is Burning [Alt. Take 12] 太陽は燃えている (別テイク12) 2:47

Personnel

Paul Simon - acoustic guitar, vocals
Art Garfunkel - vocals
Barry Kornfeld - acoustic guitar
Bill Lee - acoustic bass
Uncredited musician - banjo on "Last Night I Had the Strangest Dream" (Chris Charlesworth says that this is "probably Simon")

Released October 19, 1964
Recorded March 10-31, 1964


 勢いのある一曲目で、もうこのアルバムは買い!決定!、と言う感じ。と言っても、ここまで勢いのある曲は他に“Go Tell It on the Mountain 山の上で告げよ”くらいで、後は比較的緩やかなテンポの曲が並ぶ。
 ポール・サイモン(ギターと歌)の自作曲は半分くらいで、後は伝承曲やカヴァーです。基本はギター伴奏のみ。全体にアート・ガーファンクル(歌)の声は控えめで、ポール・サイモンがリード・ヴォーカルをとっている曲が多めな印象。初めて聴いた時はどちらが主旋律を歌っているのか区別がつかなかったのですが、どうも、サイモン主旋律の曲が多いように聴こえます。
 このアルバムは何と言っても“Sound of Silence”のオリジナル・ヴァージョンにとどめを刺すでしょう。サイモンのギター一本をバックに、ここではガーファンクルが左チャンネルで主旋律を歌い、サイモンが右チャンネルで3度下のハモりを付けています。シンプルだが美しさが際立ち、聴いていてうっとりしてしまう。さすが彼らの代表曲となるだけはあります。後にこのテイクにバック・ミュージシャンの演奏をダビングしてヒット・シングルとなるのは御存知の通り。サイモンはその蛮行に遺憾の意を示したそうですが、それはまた別の話。
 この曲にはちょっとした個人的な思い出話があります。大学時代、合唱団をバックにこの曲のギターを弾いたことがあるのです。提案したのは僕で、先輩たちは総反対。「こんな暗い曲できるか」とまでは言われませんでしたが、新入生歓迎演奏会で演るという選曲だったので、もっと希望に満ちた曲のほうが良いだろうと言う、妥当な反対意見だったのですが、パート・リーダー権限で強引に押し切ったのでした。声部は、オリジナルに則った男声二部で、無謀にも僕が耳コピして譜面を作りました。僕が耳コピできるくらいだから、それほど難しいハーモニーというわけではありません。合唱団のメンバーにしてみれば楽勝の内容。で、迎えた本番の演奏。この曲はお聴き頂けば分かる通り、何度か曲がブレイクして、ギターソロになる箇所があります。これを、僕は、ことごとく間違えたのです。合唱は完璧でしたが、ギターは最低の出来。この曲を強引に推した僕の面目は丸つぶれ、というオチでした。今だから笑い話にしていますが、当時は深く傷ついたものでした(笑)。
 まぁ、そんな私的な話はともかくとして。このS&Gの1stには他にも素敵な演奏がたくさん詰まっています。中でも“Benedictus”は大変美しい出来で、異なるシンプルな追旋律をハモり合う二人の歌声が大変美しい。曲は宗教曲から引っ張ってきたのでしょう。元は賛美歌なのではないでしょうか。
 当時はフォーク・ソングが流行っていた時期らしく、その手の軽くて爽やかな印象の演奏も多いです。“Last Night I Had the Strangest Dream きのう見た夢 (平和の誓い)”“Bleecker Street 霧のブリーカー街”“Wednesday Morning, 3 A.M. 水曜の朝、午前3時”等など。なお、“He Was My Brother 私の兄弟”の Paul Kane と言うのはサイモンの変名。何故昔の変名をそのまま使ったのかは解りませんが、出版権とかの関係だったのかも。
 “Sparrow すずめ”は、「誰がちっぽけな雀のことなんか気にかけるもんか」と言う内容の曲で、サイモンのシリアスな面が出た楽曲。
 “Go Tell It on the Mountain 山の上で告げよ”は一曲目に匹敵するアップテンポの曲。ギター伴奏のみで見事なグルーヴを聴かせています。元はゴスペル・ソングらしい。マヘリア・ジャクソンの演奏が有名らしいので、いつかは聴いてみたい。
 “Sun Is Burning 太陽は燃えている”はメジャー・キーの穏やかな曲ですが、歌詞の内容は反原爆のプロテスト・ソングです。原爆を太陽に例えるというのは広島民としては(少なくとも僕にとっては)耳タコな比喩なのですが、(正直勘弁して欲しい。そもそも太陽は核融合だが原爆は核分裂で、原理が相当異なる。核反応という大掴みな括りでは本質を見誤ってしまう)1960年代当時の西欧では目新しいプロテストだったのでしょう。
 “Times They Are A-Changin' 時代は変わる”はお馴染みディランの代表曲の一つですが、ここではサイモンのリード・ヴォーカルにガーファンクルのつけるハーモニーが素晴らしい出来となっています。
 正直、かなりイケてるアルバムだとぼくは思うのですが、なぜだか、発表当初は全く受けなかったらしい。失意のサイモンは、かつてクラブ廻りをしていたイギリスに移り、ソロ・アルバムを作るのですが、それはまた別の機会に譲るとしましょう。

■サイモン&ガーファンクル日記
15/10/28 The Collection (5CD+DVD)
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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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