【CD聴く】ブルース・スプリングスティーン / 明日なき暴走 - from The COLLECTION 1973-84 (8CD import) 他 #BruceSpringsteen #BornToRun

Bruce Springsteen The Collection 1973-84Bruce Springsteen The Collection 1973-84
(2010/08/17)
Bruce Springsteen

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The COLLECTION 1973-84 (8CD import)




明日なき暴走(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】明日なき暴走(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】
(2012/01/23)
ブルース・スプリングスティーン

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 輸入盤等はこちらから。

BORN TO RUN(明日なき暴走)(August 25, 1975)
1. Thunder Road 涙のサンダー・ロード
2. Tenth Avenue Freeze-Out 凍てついた十番街
3. Night 夜に叫ぶ
4. Backstreets 裏通り

5. Born to Run 明日なき暴走
6. She's The One 彼女でなけりゃ
7. Meeting Across The River
8. Jungleland

The E Street Band
Bruce Springsteen - lead vocals, lead and rhythm guitars, harmonica, percussion
Roy Bittan - piano, Fender Rhodes, organ, harpsichord, glockenspiel, background vocals on all tracks except "Born to Run"
Clarence Clemons - saxophones, tambourine, background vocals
Danny Federici - organ and glockenspiel on "Born to Run"
Garry W. Tallent - bass guitar
Max Weinberg - drums on all tracks except "Born to Run"
Ernest "Boom" Carter - drums on "Born to Run"
Suki Lahav - violin on "Jungleland"
David Sancious - piano, organ on "Born to Run"
Steven Van Zandt - Guiter, background vocals on "Thunder Road", horn arrangements

Additional musicians
Wayne Andre - trombone
Mike Appel - background vocals
Michael Brecker - tenor saxophone
Randy Brecker - trumpet, flugelhorn
Richard Davis - double bass on "Meeting Across The River"
David Sanborn - baritone saxophone

Producer Bruce Springsteen, Mike Appel, Jon Landau

Released August 25, 1975
Recorded Record Plant, New York
914 Sound Studios, Blauvelt, New York
May 1974 - July 1975

Full Album



 「僕はロックン・ロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーンと言う。」
"I saw rock and roll future, and its name is Bruce Springsteen."
 1974年にスプリングスティーンのライヴを観たロック評論家ジョン・ランドーは、リアルペーパー誌に絶賛のコラムを書き、その中での上述の一文を記しました。この言葉は、今ではロックを聴く者なら知らぬ者のない有名な言葉となりました。そのランドーをプロデューサーに招いて製作された、1975年8月25日発売のサード・アルバム『明日なき暴走 (Born to Run) 』は、発売1週間後にチャートトップ10に入り、10月18日付けチャートで3位となるヒットとなり、スプリングスティーンはついにブレイクします。しかし、その後、当時のマネージャー、マイク・アペルと泥沼の裁判に突入し(どういう裁判だったのかはよく知らないのですが)、1978年まで新作の発表はかないませんでした。
 さて、その3rdアルバムですが。突出感が凄い。各曲が個性的で、エッジが立っていて、グッと引きつけられるものを持っています。なおかつ、互いに打ち消し合うこと無く引き立て合い、見事な調和を示しています。
 1st、2ndと聴き進めてきて、2nd「青春の叫び」はやっぱりエエな~、などとのん気なことを思っていましたが、この「明日なき暴走」の前ではさすがに霞(かす)んでしまいます。2ndまでは鳴かず飛ばずだったスプリングスティーンですが、ここに来て、ツボを掴(つか)んだという感じでしょうか。
 彼はアルバムについてこんな風に言っています。
 「ボブ・ディランのような詩を書き、フィル・スペクターのようなサウンドを作り、デュアン・エディのようなギターを弾き、そして何よりもロイ・オービソンのように歌おうとしたんだ。」 "I wanted a record with words like Bob Dylan that sounded like Phil Spector-but, most of all, I wanted to sing like Roy Orbison. "
 僕の記憶が正しければ、これは、ロイ・オービソンのロックの殿堂入りの時にプレゼンテーターを務めたスプリングスティーンがオービソンを讃えて言った言葉だったと思います。wikiで調べたら、1987年のことですね。(wikiの英語版はデュアン・エディの項がすっぽり抜けている。けしくりからんな。)
 さて、ここまでアルバムの概略を書いてみて、改めて一曲づつにコメントをつけるなんてことは、これ以上にない野暮なことのように思えます。今回はアルバム全曲の再生リストのYoutubeも貼ったことだし…。
 あぁ、それでも、動画を再生することに躊躇している人の後押しになればと思い、蛇足とは知りつつ、各曲の感想を記すことにしましよう。
 “涙のサンダー・ロード”は静かな出だしのミディアム・ナンバーですが、途中からバンド・サウンドになり、大いに盛り上がります。
 “凍てついた十番街”は前曲の勢いを引き継いだロックン・ロール・ナンバー。
 “夜に叫ぶ”はイントロのギターのストロークも印象的な快作。この曲にかぎらず、サウンド・アレンジが実に効果的に配されています。
 “裏通り”は、「Hide on the Backstreets」という繰り返しが印象的なミディアム・テンポの楽曲。
 ここからB面に移り、目の覚めるようなドラムスのフィル・インで“明日なき暴走”が始まります。タイトル曲の風格をたたえた堂々たるR&Rナンバーです。
 “彼女でなけりゃ”は、「ハッ!、ハッ!」という掛け声が印象的。ボ・ディドリー・ビートが気持ちいいですね。
 “Meeting Across The River”個人的に、このアルバムで一番理解に苦しむ曲。あまりにも地味な曲ですが、スプリングスティーンの狙いはどこに有ったのでしょうか。
 そしてアルバムを締めくくる一大叙事詩の“Jungleland”。じっくり始まり、ビートが乗っていきます。こういう大曲でアルバムを締めるというのは、佐野元春もパクってましたね。パクるというと言葉が悪いが(笑)。
 と言うわけで、このアルバムの特徴を一言で言うなら「一筋縄では行かないR&Rアルバム」でしょうか。全体を貫くトーンは間違いなくR&Rなのですが、それだけでない工夫が凝らされています。さぁ、動画を再生してみたい気になりましたか?。では、幸運を祈ります!。







明日なき暴走 -30th Anniversary Edition明日なき暴走 -30th Anniversary Edition
(2005/11/23)
ブルース・スプリングスティーン

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明日なき暴走 30周年記念ボックス【CD+2DVD】明日なき暴走 30周年記念ボックス【CD+2DVD】
(2005/10/03)
ブルース・スプリングスティーン、Bruce Springsteen 他

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Born to Run: 30th Anniversary 3-Disc Set [CD & DVD]Born to Run: 30th Anniversary 3-Disc Set [CD & DVD]
(2005/11/15)
Bruce Springsteen

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Born to Run: 30th... + 2 Dvd'sBorn to Run: 30th... + 2 Dvd's
(2005/11/10)
Bruce Springsteen

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[DVD]
1975/11/18(Tue)Hammersmith Odeon London / Bruce Springsteen & The E Street Band
01. introduction 0:16
02. Thunder Road 5:55
03. Tenth Avenue Freez-Out 3:49
04. Spirit In The Night 7:31
05. Lost In The Flood 6:43
06. She's The One 5:26
07. Born To Run 4:16
08. The E Street Shuffle / Having A Party (Sam Cooke) 13:10
09. It's Hard To Be A Saint In The City 5:28
10. Backstreet 7:22
11. Kitty's Back 17:14
12. Jungleland 9:38
13. Rosalita (Come Out Tonight) 10:09
14. 4th Of July Asbury Park (Sandy) 6:57
15. Detroit Medley 7:12
Good Golly Miss Molly (Robert Blackwell/John Marascalco)
C.C.Rider (Ma Rainey/Lena Arant)
Jenny Jenny (Richard Penniman/Enotris Johnson)
etc....
16. For You 8:39
17. Quarter To Three (F.Guida/G.Andrson/J.Roysterg/G.Barge) 6:47
18. outro 3:00

Bruce Springsteen - Vo, Gt
Roy Bittan - Pf
Clarence Clemons - Sax, Perc
Danny Federici - Key
Garry Tallent - Bass
Steven Van Zandt - Gt, Vo
Max Weinberg - Ds


[DVD]
1973/5/1(Tue)Ahmanson Theater Los Angels
01. Spirit In The Night 5:24
02. Wild Billys Circus Story 5:33
03. Thundercrack 9:32

Bruce Springsteen - Vo, Gt, Pf
Clarence Clemons - Sax, Perc
Danny Federici - Key
Garry Tallent - Bass, Tuba
Vinnie Lopez - Ds

Hammersmith Odeon Full Concert



 さて、「明日なき暴走」には、30周年記念盤があります。CD+2DVDと言う組み合わせで、CDは単なるリマスター物なので特筆することはないのですが、DVDはちょっとすごい。本アルバム発表3ヶ月後の英国はハマースミス・オデオンでのライヴ映像が一枚。もう一枚はなんてこと無いメイキング・オブ・「明日なき暴走」のドキュメンタリーですが、おまけ扱いで、1973年のライヴが3曲収録されている。1stの約4ヶ月後の演奏。このうち、ハマースミス・オデオンでの音源がCD化されています。
ライヴ・アット・ハマースミス・オデオン,1975ライヴ・アット・ハマースミス・オデオン,1975
(2006/04/19)
ブルース・スプリングスティーン

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Hammersmith Odeon, London '75Hammersmith Odeon, London '75
(2006/02/23)
Bruce Springsteen

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 しかしまぁ、ここは、1973年の3曲のためにBOXを買うのがファンというものでしょう(笑)。
 だが、さて、普通の音楽ファンが、これらのライヴ映像/音源に、大枚はたく価値があるかというと、甚(はなは)だ疑問ではあります。(ドキュメンタリーは凡庸な出来なので論外。「基本的にピアノで作曲した」とか面白い発言も有りますが、それも日本語解説でネタばらしされてましたしね。)
 たしかに端正な良い演奏です。ライヴならではの長尺にアレンジされた曲や、ピアノ伴奏だけで歌い切る“Thunder Road”“For You”、曲調を大幅に変えてスロウ・テンポに生まれ変わった“The E Street Shuffle”…。これらはファンにはまたとないプレゼントでしょう。が、しかし、ライヴそのものの面白さはどうか?。あまりにもきっちり演奏されすぎていて、生演奏ならではのスリルが不足しているのではないでしょうか?。
 これは、以前スプリングスティーンが発表したライヴ・アルバム、「THE“LIVE”」(CDで3枚組、アナログで5枚組だったアレです)を聴いた時も感じたことでした。
 いや、これは、ストーンズみたいなグチャグチャなライヴを展開するバンドのファンならではの擦れっ枯らしな意見かもしれません。Amazonなどのレビューを見ても、勢いのある演奏を褒め称えるものが大半です。なので、あなたがスプリングスティーンのファンで、まだこのボックス・セットを持っていないなら(そんな人いるんだろうか?)、是非、僕のブログから(ここ重要!(笑))買って欲しい。
 まぁ、蛇足で言うなら、個人的に一番の聴きモノ見モノは、オールド・ロックン・ロールのカヴァー・メドレー“Detroit Medley”と、スプリングスティーンのアイドルだったゲイリーU.S.ボンズの“Quarter To Three”のカヴァーでしょうか。ここでのスプリングスティーンは、なるほど、ノリノリです。このグルーヴが全体を貫いていれば、僕もここまで辛口なこと言わないのにな。





ブルース・スプリングスティーン 過去レビュー
【CD入手】The COLLECTION 1973-84 (8CD import)
【CD聴く】GREETINGS FROM ASBURY PARK, N.J.
【CD聴く】The Wild,The Innocent&The E Street Shuffle
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テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

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暑中お見舞い申しあげます。

暑中お見舞い申しあげます。

ハーモニカ良いですね。

暑中お見舞いありがとうです~。

 あのハーモニカはスプリングスティーン自身のものです。なかなかですよね。
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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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