2008年12月に入手した音楽ソフト。
お待たせしました、音楽レビュー・シリーズも、今回で一段落です。
2008年12月は、7枚も買ってしまいました。こんなに買うと、聴き込むのが大変です。月に2、3枚程度がちょうどいい枚数のような気がします。
2008/12/01(月)購入
JEFF BECK / perforing this week… LIVE AT ronnie scott's(ライヴ・ベック3~ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ)(ライヴCD)
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意外ですが、ジェフ・ベック単独名義の正規ライヴ盤としては、初めてのものです。以前出ていたライヴは、ヤン・ハマーとの共同名義だったり、日本だけでのBBAライヴだったり、通信販売オンリーだったものを日本で発売したりしたものだったりしたんですね。
内容はファンの期待を裏切らないものです。アグレッシヴなギターは相変わらず冴えまくってますね!。
このCDに大幅に曲目を追加したDVDも3月に出ると言うことなので、楽しみに待ちたいと思います。
ジェフ・ベックらしい疾走感が味わえるこの曲を。
ジェフ・ベック/スペース・ブギー
または、
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2008/12/05(金)購入
VITAMIN-Q FEATURING ANZA(CD)
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加藤和彦が、小原礼、土屋昌巳らと結成したバンド。
ノリの良い、キャッチーで、なおかつチープなロックン・ロールを繰り出すさまは、聴いていてなかなか爽快です。でも、タイトルと曲が一致しない(笑)。
くだくだしい能書きは不要、とにかく聴いてくれ!。
VITAMIN-Q/The QUEEN OF COOL
または、
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2008/12/05(金)購入
MARTY PAICH QUARTET featuring ART PEPPER(CD)
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1995年に一度国内盤CD化されていたらしいですが、当時はまだジャズを聴いていなかったので、入手し損ねていたCDです。前回も紙ジャケだったかどうかは知らないのですが、今回の再発は、収納スペースに嬉しい紙ジャケです。
一曲目のアルトの音を聴いた瞬間、「これは名盤だ」と分かります。アート・ペッパー(as)のCDは何枚か持ってますが、その中でも、これは一
番です。選曲も良く、「あなたと夜と音楽と」「虹の彼方に」「オール・ザ・シングス・ユー・アー」と言った名曲が収められています。その他の曲も、ペッ
パーが吹けば名曲になります!。タイトルを見る限り、リーダーは、マーティ・ペイチ(pf)のようですが、これはアート・ペッパー・ファンのためのアルバ
ムと言えるでしょう。
ペッパーの、憂いを帯びた、しかし情緒に流れすぎない独特のフレージングがたっぷり堪能できます。
動画が見つかりませんでしたので、mp3音源を以下のURLにあげておきます。いちいちダウンロードしなければいけないのが面倒ですが…。
マーティ・ペイチ・カルテット・フィーチャリング・アート・ペッパー/あなたと夜と音楽と
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2008/12/05(金)購入
CANNONBALL ADDERLEY / The CANNONBALL ADDERLEY QUINTET PLUS(CD)
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キャノンボール・アダレイ(as)は、好きなサックス奏者の部類に入るのですが、これは、入手タイミングが失敗でした。前述の「マーティ・ペイ
チ」と同時に購入したのですが、「マーティ・ペイチ」があまりにも名盤なので、その後に聴くと、霞んでしまうのです。ペッパーと同じアルト・サックスとい
う点も分が悪いでしょうか。
しかし、この作品を単体で聴く努力をすると、だんだん良いと思えるようになって来ました。キャノンボールのメロディアスなインプロヴィゼーションもなかなか心地良いです。
ちなみに、このアルバムは、ファンキー・キャノンボールではありません。パーカー派の面目躍如たるインプロヴァイザーとしてのキャノンボールです。
これも動画が見つからなかったので、mp3音源です。
キャノンボール・アダレイ・クインテット/リサ
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2008/12/12(金)購入
NOKKO&GO / 宇宙ノコモリウタ(CD)
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NHK「みんなのうた」で聴いた「フルサト」に心惹かれ、アマゾンで注文して取り寄せたアルバムです。しかし、アルバム全体としての出来は低調…。楽曲一つ一つはキャッチーに出来ていると思うのですが、全体的に暗い雰囲気なのが、気に入らないところです。(以前の日記(http://
「ワスレナグサ’03」も、ここで改めて再演する必然性が感じられません。(出来は悪くありませんが。)(「わすれな草」の原曲は「ベランダの岸辺」(http://
この動画は以前にも紹介しました。NHK「みんなのうた」の映像です。当アルバム収録のヴァージョンとは、ちょっと編集が違いますが。
NOKKO&GO/フルサト
または、
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2008/12/19(金)購入
大塚愛 / LOVE LETTER(CD+DVD)
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大塚愛の5thアルバム。僕個人としては、2枚目に入手した彼女のアルバムになります。全編、彼女らしいポップ・センスに満ち溢れていて、なか
なか良いのですが…。しかし、5曲目から8曲目までの流れは地味です。(「人形」「君フェチ」「Creamy&Spicy」。)これらは何の気なしに聞き
流してしまい、気がついたら、9曲目の「ド☆ポジティヴ」が始まってます(笑)。だいぶ聴き込んできて、5~8曲目の輪郭もつかめるようになって来ました
が…。
10曲目の「シャチハタ」は、アルバムに一曲は入っている、ユーモアあふれる楽曲。彼女の良いところは、こういうユーモアも持ち合わせているところだと思います。
13曲目「愛」のエンディングで可愛い娘ぶりっ子で「あ~いっ。」とつぶやくところは、「狙いすぎだろう~」と思いつつも、術中にハマってしまう自分がいます(笑)。
ちなみに、購入当時の日記です。http://
大塚愛 「LOVE LETTER」 スペシャルメッセージ
または、
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おまけでmp3音源も。
大塚愛/愛
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2008/12/19(金)購入
OTIS REDDING / LIVE! IN LONDON AND PARIS(ライヴCD)
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1967年3月17日のロンドンと同年の3月21日のパリでのライヴを収録したものです。既存の「ヨーロッパのオーティス・レディング(Live in Europe)」の拡大版、ですね。
では、このCDを持っていれば、「ヨーロッパ~」は要らないかと言うと、事はそれほど単純じゃぁ無い。(^_^;
このCDの「トライ・ア・リトル・テンダネス」(パリ版)は、「ヨーロッパ~」の同曲と同じテイクですが、ミックスが違うのです。どういうこと
かというと、こちらのCDでは、同曲のエンディングで、一緒にツアーを廻っていた、他のミュージシャンの乱入(?)が聞けるのです。既存の「ヨーロッ
パ~」ではこれをミックス・ダウンの時にカットして、オーティスだけのトラックにしていた模様。
と言うわけなので、オーティスだけの「トライ~」を聴きたい人は「ヨーロッパ~」も持っている必要があると言うわけ。
しかしまぁ、そんな小ざかしい話はどうでも良くなるくらい、ここでのオーティスはブッ飛んでます。純粋ソウル・ファンの中には、そのブッ飛び様
が気に入らない人もいるみたいだけど、やかましいことを言わなければ、ロック・ファンのソウル入門には最適のアルバムなのではないでしょうか。(と言える
ほどソウル・ミュージックに詳しいわけでは無いですけどね。)
というわけで、オーティスのブッ飛んだところを聴いてみてください。この動画は、コメントを信じると、前年のパフォーマンスなので、このCDとは違う音源なのですけども、オーティスのブッ飛び具合は変わりません。ストーンズの名曲が、オーティスにかかるとこうなる。
オーティス・レディング/サティスファクション
または、
http://
と言うわけで、波乱の2008年12月も、無事終了しました。
音楽ソフト・レビューは、これで一段落しましたが、気が向いたら、アット・ランダムに書いていくかもしれません。その時はどうぞ、よろしくお付き合いのほどを。m(_ _)m
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