【CD聴く】サイモン&ガーファンクル/Bookends - from The Collection (5CD+DVD) #SimonAndGarfunkel #Bookends

サイモン&ガーファンクル/ブックエンド

Bookends +2 / Simon & Garfunkel


All tracks written by Paul Simon, except "Voices of Old People" by Simon and Art Garfunkel.

1. ブックエンドのテーマ "Bookends Theme" 0:32
2. わが子の命を救いたまえ "Save the Life of My Child" 2:49
3. アメリカ "America" 3:34
4. オーバース "Overs" 2:14
5. 老人の会話 "Voices of Old People" 2:07
6. 旧友 "Old Friends" 2:46
7. ブックエンドのテーマ "Bookends Theme" 1:16

8. フェイキン・イット "Fakin' It" (Single A-side, US Billboard Hot 100 23位) 3:14
9. パンキーのジレンマ "Punky's Dilemma" 2:10
10. ミセス・ロビンソン (映画『卒業』より) "Mrs. Robinson" (Single A-side, US Billboard Hot 100 1位) 4:02
11. 冬の散歩道 "A Hazy Shade of Winter" (Single A-side, US Billboard Hot 100 13位) 2:17
12. 動物園にて "At the Zoo" (Single A-side, US Billboard Hot 100 16位) 2:21

13. 君の可愛い嘘 (ボーナス・トラック) "You Don't Know Where Your Interest Lies (B-side to "Fakin' It")" 2:18
14. 旧友 (デモ) (Previously Unreleased) (ボーナス・トラック) 2:10

Simon & Garfunkel
Paul Simon – vocals, guitar
Art Garfunkel – vocals, tapes

Additional musicians
Hal Blaine – drums, percussion
Joe Osborn – bass guitar
Larry Knechtel – piano, keyboards

Simon & Garfunkel – producers (tracks: 1, 3, 5-7, 10, 12)
Roy Halee – producer (tracks: 1, 3, 5-7 & 10), recording engineer
John Simon – production assistant on "Save The Life Of My Child", "Overs", "Fakin' It" & "Punky's Dilemma
Bob Johnston – production assistant on "A Hazy Shade Of Winter & "At The Zoo", production
Jimmie Haskell – arranger, arrangement preparation

Released April 3, 1968
Recorded September 1966, January 1967, June 1967, October 1967−February 1968

 『SGT.』の「なんちゃってコンセプト・アルバム仕立て」には多くの人が騙(だま)されましたが、ポール・サイモンもその一人でした。
 彼は、アルバムまるごと使って、「アメリカの現実」をコンセプトとしたアルバムを作ろうとします。しかし、レコード会社から待ったがかかり、コンセプチュアルな内容はA面だけになり、B面はシングル・ヒットを中心とした内容となりました。『SGT.』を狙って作成を始めたのだけれども、『マジカル・ミステリー・ツアー』になっちゃった、みたいな感じでしょうか。(『マジカル~』のUS盤LPは1967年11月発表なので、既に世に出ていました。)結果論ではありますが、それが功を奏したと思います。はっきり言って、コンセプト仕立てのA面は面白くない。一曲目の、しんねりむっつりとした“ブックエンドのテーマ”で、「もう駄目だ!」、ガックリ、ときてしまいます。これはやはりコンセプトを優先するあまり、楽曲一つ一つの出来が据え置かれたためではないでしょうか?。つまり『SGT.』と同じ罠に陥(おちい)ったのです。“アメリカ”と“旧友”はいい曲だと思いますが、それ以外の曲は正直印象に残りません。老人のつぶやきをコラージュした“老人の会話”に至っては音楽の体裁を成しておらず、サイモンは一体何を考えていたのか、と思ってしまいます。
 ジャケット裏には、アルバム全曲の歌詞が印刷されており、サイモンの、コンセプトにかける意気込みみたいなのは伝わってきます。と言っても、これも『SGT.』の真似なんでしょうけどね。
 という感じで、コンセプト仕立てのA面をめちゃくちゃにけなしましたが、良いところもあります。それは、音造りの修行を、このアルバムでした、ということです。ただ、あいにく、当アルバムではうまく消化できていません。二曲目の“わが子の命を救いたまえ”の出だしのちょっと凝った音に「おぉっ!」となりますが、ただそれだけですね(笑)。他にも細々(こまごま)と色々演っているようですが、いまいちピンと来ません。
 しかし、ここで修行を積んだことで、次作の『明日にかける橋』では、驚くほど達者な音造りの成果を見せつけることになります。
 と、ここまで書いたところで、「音作りの修行はこのアルバムに始まったことではないかもなぁ」という気がしてきました(笑)。イレギュラーなセカンド・アルバムはともかく、サードの『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』の頃から演ってたかもなぁ…と。そう言えば、B面のシングル集も、旧い物はそのくらいの頃の楽曲になるんですよね~。違和感無く収まってますよね~。まぁ、でもここまで書いちゃったら後に引けないから(引けよ(^_^;)、良いことにしちゃおう。あ、でも、『明日に~』で音作りが花開くの本当のことですよ。

 なお、“アメリカ”に登場する「キャシー」とは、『ポール・サイモン・ソング・ブック』のジャケットに写っていた美人さん。同アルバムおよび『Sounds of Silence』に収録された“キャシーの歌”のキャシーです。なかなか隅に置けないねぇ、サイモン君。

 さて、対するB面ですが、秀作揃いです。“パンキーのジレンマ”はA面の“オーバース”と一緒に映画「卒業」に提供しようとした曲。あいにく監督のマイク・ニコルズの判断でどちらも映画には使われなかったのですが。B面のその他4曲はどれもシングルのA面を飾った曲で、いずれ劣らぬ名曲ばかり。ことに“ミセス・ロビンソン”は大ヒットし、彼らとしては2枚めの全米ナンバー・ワン・シングル・ヒットとなりました。イントロの軽やかな生ギターのリフも軽快な名曲です。ちなみに1枚目のナンバー・ワンは“サウンド・オブ・サイレンス”(のオーヴァーダブ・ヴァージョン)ですね。セカンド・アルバムの冒頭に収められていたアレです。
 “冬の散歩道”は、近年(と言っても、もう30年前かぁ)バングルズ(トレヴァー・ホーンのアレではない方ね)がカヴァーして、オリジナル・ヴァージョン(全米13位・全英30位)以上のヒット(全米2位・全英11位)となりました。

 ボートラには“フェイキン・イット”のB面だった“君の可愛い嘘”(と訳すのか、この題名を。おそらく「Lies」が、「嘘」と「横たわる」の、両方にかかっているんだと思うんですが…。じゃないと「Where」に「嘘」はかからないですよね?。さて真相は如何に)と、“旧友”のデモを収録。“君の~”を収録したことにより、彼らの既発表曲のうち、アルバム未収録曲はこれで全てコンプリートできることになります。
 これらのボートラを収録しても、まだCDの収録時間は半分以上残っているので、ケチケチせずにもっとドバっ!、とおまけ入れてくれても良かったんですが。このアルバムに限らず、S&Gのアルバムはどれも収録時間が短くて、あっという間に終わってしまうのが物足りないですね。

 当アルバムは、前作『卒業-オリジナル・サウンドトラック』に次いで2作目の全米2位になりました。S&G単独としては初の1位ですね。英国でも初の1位になっています。英国では『卒業~』は3位だったんですね。

 さて、と言う訳で、(どんな訳なんだか(^_^;)次回は、彼らの最高傑作『明日にかける橋』がいよいよ登場です。そしてその後は…。どうしようかな。ポールのソロを追っかけるか、それともさっさとセントラルパーク・コンサートの日記を書くか…。只今思案中~。まぁ、『明日に~』の後も、もう1~2枚、S&Gの作品を紹介する予定ではあるんですけれどもね。

 では、また!。

サイモン&ガーファンクル/The Collection
サイモン&ガーファンクル/The Collection (5CD+DVD)


 
 
 
 
■サイモン&ガーファンクル日記一覧





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テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

サイモン&ガーファンクル日記一覧

■サイモン&ガーファンクル日記
2017/07/26 Bookends
2017/01/28 卒業
2016/10/30 ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ1967
2016/07/31 Parsley, Sage, Rosemary and Thyme
2016/04/30 Sounds of Silence
2016/01/29 ポール・サイモン・ソング・ブック
2015/10/28 Wednesday Morning, 3 A.M.
2015/10/28 The Collection (5CD+DVD)

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/Live At The End Of Cole Avenue:1st Night/2nd Night #VelvetUnderground #LiveAtTheEndOfColeAvenue1stNight #LiveAtTheEndOfColeAvenue2ndNight


●1st Night

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/Live At The End Of Cole Avenue:1st Night

Live At The End Of Cole Avenue:1st Night / Velvet Underground


Disc 1
1. IT'S JUST TOO MUCH (未発表)(3.02)
2. WAITING FOR THE MAN (1st)(5.16)
3. I CAN'T STAND IT (VU)(7.18)
4. I'M SET FREE (Ⅲ)(4.54)
5. BEGINNING TO SEE THE LIGHT (Ⅲ)(5.40)
6. THE OCEAN (VU)(6.10)
7. VENUS IN FURS (1st)(5.02)
8. WHAT GOES ON (Ⅲ)(5.39)
9. HEROIN (1st)(7.43)
10. I’LL BE YOUR MIRROR (1st)(2.40)
11. FEMME FATALE (1st)(2.58)

Disc 2
1. PALE BLUE EYES (Ⅲ)(6.11)
2. CANDY SAYS (Ⅲ)(5.30)
3. JESUS (Ⅲ)(3.32)
4. THAT'S THE STORY OF MY LIFE (Ⅲ)(2.03)
5. I FOUND A REASON (ローデッド)(2.42)
6. SUNDAY MORNING (1st)(2.53)
7. AFTER HOURS (Ⅲ)(2.35)
8. JAM (未発表)(16.27)

 END OF COLE AVENUE と言うライヴハウス(だと思うのですが)での二日間の演奏のうち、一日目の演奏を収めたものです。

http://diskunion.net/portal/ct/detail/RS130122-13 より以下を引用。

> ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの69年10月18日ダラスは"END
> OF COLE AVENUE"でのライヴを収録した2枚組! オリジナル・リリー
> スのライヴ盤「LIVE 1969」に収録されたのがこのライヴの翌日に
> あたる10月19日というわけで、「LIVE 1969」の前日の音源、とい
> うことになります。アルバムにするために録られた「LIVE 1969」
> に比べ音質はかなり悪くマニア向けの音源ですが、ケイルが抜けダ
> グが参加したヴェルヴェッツのサウンドが完成形をみた時期を捉え
> た貴重なライヴ 音源として昔から多くの海賊盤が作られてきた人
> 気の音源です。
※----------------------------------※
 以上は、僕がこれを購入するときに参考にしたレビューの引用ですが、実際に自分で聴いてみた感想を以下に書きます。主に音質について。
 全体的に音圧は低めで、なおかつ曲によって変動します。したがって、非常に聴きにくい。(^_^; 音質的にも、もこもこしていて各楽器の音やヴォーカルが聴き取りにくいです。『La Cave 1968』を、「『ブートレグ・シリーズ vol.1 ライヴ1969:ザ・クワイン・テープス』よりひどい」と言っているレビューが有りましたが、こちらはそれを圧倒的に上回り(下回り(?))ます。“JESUS”では結構耳障りなノイズが入ったりしますし、“THAT'S THE STORY OF MY LIFE”にもノイズが入ります。
 と言う感じで、ヴェルヴェッツの音源ならなんでも、と言う人以外にはお勧めしかねますな。

 ちなみに“IT'S JUST TOO MUCH”は、『ピール・スローリー・アンド・シー~ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ボックス(5CD)』にも収録されていて、そちらはだいぶ聴きやすい音質でした。ので、その気になればもっといい音に出来ると思うんだけどな~。

 “JAM”は、フェイド・アウト気味に終わります。本当はまだまだ延々と演奏していたのでしょうか。
 
 
●2nd Night

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/Live At The End Of Cole Avenue:2nd Night


Live At The End Of Cole Avenue:2nd Night / Velvet Underground



Disc 1
1. I'm Waiting For The Man (1st) 7.26
2. It's Just Too Much (未発表) 2.54
3. I'Il Be Your Mirror (1st) 2.55
4. Some Kinda Love (Ⅲ) 4.24
5. Femme Fatale (1st) 3.27
6. Beginning To See the Light (Ⅲ) 5.57
7. I'm Set Free (Ⅲ) 4.40
8. After Hours (Ⅲ) 2.49
9. I'm Sticking With You (VU) 2.40」
10. One Of These Days (VU) 3.29
11. Pale Blue Eyes (Ⅲ) 6.23
12. Ocean (VU) 6.02
13. What Goes On (Ⅲ) 6.22

Disc 2
1. Heroin (1st) 7.17
2. Sister Ray (ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート) 17.47
3. Lisa Says (VU) 3.39 (Bonus Track After Hours Jam)
4. Rock N' RoII (ローデッド) 5.07 (Bonus Track After Hours Jam)
5. Blue Velvet Jazz Jam (未発表) 30.14 (Bonus Track After Hours Jam)

 こちらは二日目の演奏です。

http://diskunion.net/portal/ct/detail/RS130507-02 より以下を引用。

> ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの69年10月19日ダラスは"END
> OF COLE AVENUE"でのライヴを収録した2枚組! こちらは18日の
> VOL.1に引き続きということで、「LIVE 1969」に使用されたライ
> ヴ・トラック同日の完全収録盤。ケイルが抜けダグが参加したヴェ
> ルヴェッツのサウンドが完成形をみた時期を捉えた貴重なライヴ
> 音源として昔から多くの海賊盤が作られてきた人気の音源です。
> DISC 2にはアコギでの"ROCK 'N' ROLL"や30分に及ぶジャム"BLUE
> VELVET JAZZ JAM"など、ウソかまことか「AFTER HOURS=数時間後」
> なセッション音源をボーナス収録。
※--------------------------------------※
 以上は、僕がこれを購入するときに参考にしたレビューの引用ですが、実際に自分で聴いてみた感想を以下に書きます。主に音質について。
 『At the End of Cole Ave.-the First Night』はかなりひどい音質だったわけですが、こちらは多少マシです。『1969~ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ライヴ』にも収録された音源(“I'm Waiting For The Man”、“Femme Fatale”、“Pale Blue Eyes”、“Some Kinda Love”(イントロのみ)、“I'Il Be Your Mirror”)と同じ時の音源という事もあってか、大分聴きやすくなってます。とは言え、それでも、音圧が低く、全体的にクリアさに欠けます。『1969~ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ライヴ』も音質が悪いので有名ですが(僕はそれほど聴きにくいとは思わないのですが)、こちらは更に悪いですね。(このレヴェルだとさすがに聴きにくいです。)
 ウリの“Blue Velvet Jazz Jam”ですが、18分くらいのところで耳障りなノイズが入ります。また、23:18~24:46は、なんと無音!。マスタリングのミスでしょうか?。テープが切れたとかならミックスの時それとなく繋いでくれれば良いようなもんですが、全くの無音ですから、あきれてしまいます。なお、このジャムはフェイド・アウトになっています。これもまだ延々と演奏していたのかもしれません。
 と言う感じで、音質に神経質な人にはお勧めできかねますねぇ。

 なお、“Rock N' Roll”は、生ギターの伴奏でルー・リードとモーリン・タッカーがデュエットします。これは貴重かも。

 そして両盤で演奏されている“I'Il Be Your Mirror”と“Femme Fatale”は、彼らの1stアルバムでニコが歌っていた曲なわけですが、ここではモチのロン、ルー・リードのヴォーカルで聴けます。これでもうちょい音が良ければなぁ。(^_^;

 これらはAmazonなどでは正規盤扱いであるかのように売られていますが、多分、実態はブートレグなのではないでしょうか。

 と言う訳で、次回は、正規盤の『1969ライヴ』を扱います。
 
 
 
■ルー・リード/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド日記一覧
 
 
 
 

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

ルー・リード/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド日記一覧

■ルー・リード/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド日記一覧(下に行くほど旧い)
2016/07/26 Live At The End Of Cole Avenue:1st Night/2nd Night
2016/12/29 March 13th 1969 The Boston Tea Party
2016/09/17 Live At Boston Tea Party, December 12th 1968
2016/08/21 Live at La Cave 1968, Problems In Urban Living
2016/03/30 ローデッド~スペシャル・ヴァージョン
2015/06/04 Ⅲ 45周年記念 スーパー・デラックス・エディション
2014/11/17 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドⅢ デラックス・エディション等
2014/07/27 VU / アナザー・ヴュー
2014/07/26 Ⅲ from ピール・スローリー・アンド・シー~ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ボックス(5CD)
2014/04/27 ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート
2014/02/23 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ~45週年記念スーパー・デラックス・エディション(6CD) 他
2013/10/28 ルー・リード Original Album Classics

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

フェイセス-ロッド・スチュワートの日記一覧

■フェイセス/ロッド・スチュワートの日記一覧(下に行くほど旧い)
2017/07/25 フェイセズ / ロッド・スチュワート&フェイセズ=ライヴ
2017/03/31 フェイセズ / Ooh La La
2016/12/31 ロッド・スチュワート / ネヴァー・ア・ダル・モーメント
2016/09/30 フェイセズ / A Nod Is As Good As A Wink To A Blind Horse(馬の耳に念仏)
2016/06/30 ロッド・スチュワート / エブリー・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー
2016/03/30 フェイセズ / Long Player
2015/12/29 フェイセズ / The First Step
2015/12/29 フェイセズ / 1970-1975:You Can Make Me Dance, Sing Or Anything (5CD, Import)
2015/09/28 ロッド・スチュワート / ガソリン・アレイ
2015/06/29 ロッド・スチュワート / ロッド・スチュワート・アルバム
2015/06/29 ロッド・スチュワート / ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ (紙ジャケット仕様,5CD)
2015/03/31 フェイセズ / ファースト・ステップ(リマスター・紙ジャケット仕様)
2012/12/27 フェイセズ / ウー・ラ・ラ(リマスター紙ジャケ)



テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD聴く】フェイセズ / ロッド・スチュワート&フェイセズ=ライヴ #Faces #CoastToCoast #OvertureAndBeginners

フェイセズ / ロッド・スチュワート&フェイセズ=ライヴ

Coast To Coast / Overture And Beginners / Faces


1. イッツ・オール・オーヴァー・ナウ "It's All Over Now" (Bobby Womack, Shirley Womack) - 4:38
2. カット・アクロス・ショーティー "Cut Across Shorty" (Wayne Walker, Marijohn Wilkin) - 3:45
3. トゥー・バッド(ひどいもんだよ)/エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー
"Too Bad" (R. Stewart-R. Wood) / "Every Picture Tells A Story" (Rod Stewart, Ronnie Wood) - 7:34
4. エンジェル "Angel" (Jimi Hendrix) - 4:28
5. ステイ・ウィズ・ミー "Stay With Me" (Stewart, Wood) - 4:50

6. 雨に願いを "I Wish It Would Rain" (Roger Penzabene, Barrett Strong, Norman Whitfield) - 4:20
7. アイド・ラザー・ゴー・ブラインド "I'd Rather Go Blind" (Billy Foster, Ellington Jordan) - 5:55
8. ポースタル・ボーイ/アメイジング・グレイス "Borstal Boys" (Ian McLagan, Stewart, Wood) / "Amazing Grace" (Traditional, arr. D. Throat) - 9:52
9. ジェラス・ガイ "Jealous Guy" (John Lennon) - 4:25

Kenney Jones - drums
Ian McLagan - piano, organ and vocals
Rod Stewart - lead vocals
Ronnie Wood - guitars and vocals
Tetsu Yamauchi - bass

Released 10 January 1974
Recorded October 1973 at U.S.

Label Mercury (U.S. LP version, SRM 1-697), Warner Bros. (U.S. cassettes/cartridges, M8/M5-2752)
Producer Faces
 
 
 「ロッドのバック・バンドなんてゴメンだね。」
 そう言って、ベースのロニー・レーンが脱退したフェイセス。ロニーの危惧は見事に当たります。フェイセス唯一のライヴ盤である当盤は「ロッド・スチュワート/フェイセス」の名義となり、明にフェイセスのレパートリーなのは全11曲(メドレーをばらして)中3曲のみ。orz (内訳は、ロッド・スチュワート:『ガソリン・アレイ』1, 2、『エブリー・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』3後半, 8後半、『ネヴァー・ア・ダル・モーメント』4, 7、フェイセス:『馬の耳に念仏』3前半, 5、『ウー・ラ・ラ』8前半、『ウー・ラ・ラ』ボーナストラック:9、シングル“プール・ホール・リチャード”B面:6) まぁ、6 と 9 を認めれば、半分近くがフェイセス・ナンバーとなるのですが…。6 はかろうじてフェイセス名義のシングルのB面だけど、9 はこの時点で未発表曲だからなぁ…。
 カヴァー曲が多いので、それぞれのオリジナルの比率はどうなのか、ちょっと数えてみました。ロッドのソロ・ナンバーでオリジナルなのは 3後半の一曲みですが、フェイセス・オリジナルは 3前半、5、8前半と、なんだ、3曲もあるじゃないですか。後はもともとカヴァー(*)なんだから、どっちの名義で出たかなんて些細な事…とは、言い切れない自分がいます。やっぱり、どっちの名義で出たかは重要だよ~!。(この逆転現象は、カヴァー曲が、ロッドのソロのほうが格段に多いということにつきます。ロッドの中で、どういう切り分けをしていたのかわかりませんが、フェイセスでカヴァーをする時は、メンバー全員の合意が必要…みたいな不文律が、あるいはあったのかもしれませんね。それに比したら、自分がリーダーシップを取れるソロ・アルバムでは気楽にカヴァーを採り上げていた、のかも、ね。)

 などと、ネガティヴなことを書きましたが、そういった面を折り込み済みで聴くと、これは素晴らしいライヴ・アルバムです。基本的にフェイセス時代のロッドというのは、ソロ・コンサートでもフェイセスのメンツと回っていたらしく(逆にフェイセス単独の公演というのがあったのかどうか、そこら辺はよく知らないのですが)、両者のコンビネイションはバッチリです。まぁ、そりゃぁ、本来、ロッドはフェイセスのメンバーなんだしね…。
 酔いどれバンドと時に呼ばれる彼らですが、その名にふさわしく、ルーズで躍動的なノリが全編を覆っています。そのせいか、マスタリングもルーズで、僕が持っている旧盤では“ステイ・ウィズ・ミー”の頭がワンフレーズ進んだ位置でチャプターが切られていたりするのですが(^_^;、まぁ、細かい瑕(きず)かな。1994年盤では直っているのかしら。
 基本的に、スタジオでの修正(オーバーダブや差し替えなど)は、やっていないんじゃないでしょうか?。ライヴで出していたと思われる音がそのままパッケージされています。これは興奮するだろう!。特にスローな楽曲が胸にしみます。ジミ・ヘンドリクスの名曲“天使”(没後の『クライ・オブ・ラヴ』に初収録。CDでは『ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン』が適当か)、テンプテーションズの“雨に願いを”(1967年のシングル及びLP『雨に願いを』に収録)、ジョン・レノンの名曲“ジェラス・ガイ”(LP『イマジン』収録)がお気に入り。
 速度の速い曲では“ステイ・ウィズ・ミー”が絶品です。スタジオ・テイクではギターをオーヴァー・ダビングしてのツインギターで聴かせていましたが、ここではギター一本で料理!。出来は最高!。イアン・マクレガンのノリノリのピアノとも相まって、とにかくバンド全体がノリにノッています。ロニー・レーン後任の山内テツもヒケを取っていません。

 前述の通りレーンが脱退し、ここでは後任の山内テツがベーシストを弾いているわけです。彼はフェイセスの前にはザ・フリーにいたのですが(山内の事を「元フリーの…」と言う記述で表す人がいるのですが、感心しません。それではまるで、元自由契約であったような表現ではないですか。紛らわしいことこの上ありません。ここではバンドであることを明示するために定冠詞をつけて「元ザ・フリーの…」とすべきでしょう)、そのザ・フリーでも、アンディ・フレイザーの後任としての参加でした。正直、フレイザーほどの個性的な辣腕ベーシストの後任というのはかなりプレッシャーだったと思うのですが、そのフリーも山内参加後、アルバム一枚のみで活動をやめてしまいます。そして、こうしてフェイセスのメンバーとして迎えられます。でもここでもすぐにフェイセスが活動停止しちゃうんだよな。あんた敗戦処理ベーシストか?、と、不名誉な二つ名をつけてしまいそうになりますが、それは流石に失礼だな。
 山内在籍時のフェイセスは来日もしています。多分ロッドとしても初来日だったかと。前述の通りすぐ活動停止しちゃうので、当時見れた人は幸運でしたね。羨ましいです。

 実は、この日記ではスルーしましたが、このライヴ・アルバム発売の前に、ロッドの編集アルバム『シング・イット・アゲイン・ロッド』というのが出ています。内容は既発の音源ばかりで、唯一ロッドのソロ・アルバムに収められていなかった“ピンボールの魔術師”(『トミー/オールスターキャスト』/various から)が珍しいと言えば珍しい音源です。でも僕は『トミー/オールスターキャスト』を持っているからどうでもいいなぁ(笑)。(CDの『シング・イット~』にはオリジナル・アルバム未収録のボーナス・トラックが5曲入ったヴァージョンもあるので要注意ですが。)
 で、この編集アルバム『シング・イット~』はどうも、当時、ロッドの去就についてレコード会社間でゴタゴタがあったらしくて、その解決のために出されたアルバムのようなのです。そのゴタゴタがあったというのが、ロッドをつかまえておきたいマーキュリー/ヴァーティゴと、フェイセスに見切りをつけて(なのかな?)ソロとしてのロッドを獲得したいワーナー・ブラザーズとの間の係争であったらしいです。いやまぁ、僕個人的にはそう言った音楽外のゴタゴタは正直あまり興味もないのですが、レコード会社の移籍によって大きく音楽性が変わる音楽家もいるわけで。あまり無関心なままでもいられないところではあります。

 そして、実は、当ライヴ・アルバムも、そのいざこざとは無縁ではないのでした。いやむしろ、このアルバムこそ、2社間の係争の妥協の産物といえるのです。と言うのも、このレコードは、当時、マーキュリーとワーナー・ブラザーズの両者から、同じ内容で同時に発売されたらしいのです(レコードコレクターズの記事より)。英語wikiの記述には、米国での発売状況しか記されていないのですが(それによるとアメリカでは、マーキュリーからLPが、ワーナー・ブラザーズからはカセットとカートリッジ(多分いわゆる8トラックのことで、昔のカーステレオなどに採用されていました)が発売されたことになっています)、英国でもアルバム自体の発売はされていたらしく、チャートでも全英3位にまで上がっています。(米ではビルボード63位止まり。)英国でどちらの会社から発売されていたのかはネットでははっきり調べられませんでしたが、レココレの記述を信じれば、ヴァーティゴからもワーナーからも同じ内容のアルバムが発売されたことになります。(当時の日本ではワーナー系列からLPが出ていたのかしら。英米でもすぐに廃盤になって、日本から輸入していた、みたいなことが英wikiに記述されていましたが、英語はよう解らんのでイマイチ自信がない。(^_^;)
 これらは、おそらく、ロッドの契約関係のこじれから起こったことと思われるのです。(結局ロッドはフェイセスのいたワーナーに移籍しますが、ほぼ同時にフェイセスとしての活動は停止になったので、ワーナーとしては複雑なところだったでしょうね。)

 このへんの混乱は、当アルバムのCD化にも影を落としています。とは言っても、フェイセス関連で最も早くCD化されたのが実は当アルバムだったりするのですが。しかしそれはフェイセスのレーベルであるワーナー系列からではなく、ヴァーティゴの親会社であるマーキュリー傘下からのCD化なのでした。(当時は国内では日本フォノグラム。)つまり、ぶっちゃけ、ロッドのソロの再発に合わせて出された…、もう少し言うと、あくまでロッドのアルバムとしてCD化されたのでありましょう。まだCDが\3,200円だった頃(1988年)のCD化でした。
 これが逆にフェイセスの再評価が始まると、なぜかこのアルバムは割りを食うようになります。内容的にロッドとフェイセスのどっち付かずなのが災いしたのか、あるいはもっと直裁的に、前述のような変則的な販売契約が、こじれてしまったのか。当アルバムのCDは再発がされないままで(1994年に1度だけ再発された)、フェイセスのボックス(『1970-1975 You Can Make Me Dance, Sing Or Anything』(5CD, 2015))にも含まれず、と言ってロッドの再発からも漏れる、という、不幸な扱いを受けることになるのです。

 現在Amazonでは、1990年の輸入盤と、1994年に再発された国内盤(マーキュリー・ミュージックエンタテインメント)とが販売されているようです。輸入盤の方は4千4百円とか、馬鹿らしい値段がついていますが、国内盤はまだマシのようですね。僕が買った日本フォノグラム盤が定価で\3,200円(確か未だ消費税導入前だったなぁ)だったことを思えば\3,500円は許容範囲なのかな…?。いやでもこれに送料\350円が追加になるんだよな…。アホらしいよな…。レンタル落ちで\3,500円もするのはちょっと馬鹿にしすぎだろう…。

 まぁ、多分、ユニバーサルさんがそのうち適価で再発してくれるでしょう。(てか、ユニバーサルとワーナーはまだ別会社なんだったな…。)

 閑話休題。

 このアルバムには思い出があります。(「お前の思い出話はもう飽きた」ってか?。まぁ、まぁ、そうおっしゃらずに~。(^_^;)
 浪人中のことだった(ので1983年位のことかな)と思うのですが、NHK-FMで、フェイセスのライヴがかかりました。確かキング・ビスケット・フラワー・ライヴの特集だったと思います。「キング・ビスケット~」のライヴは、そこでしか聴けない音源をラインナップしているのが常なので、その時も喜び勇んでエアチェックしたものです。一時間近い番組の、ラスト・ナンバーはテンプテーションズの“アイム・ルージング・ユー”でした。
 素晴らしいライヴで、興奮して何度も聴きふけったものです。なので、後にこの『ロッド・スチュワート&フェイセズ=ライヴ』がCD化され、この時の放送の殆どがこのライヴ・アルバムからの音源であったと分かった時の落胆といったら…。orz (ラストの“ジェラス・ガイ”以外は全部放送されていました。(^_^;)
 ところで、その時ラストに放送された“アイム・ルージング・ユー”はこのアルバムには入っておらず、アナログ盤のオムニバス『Redding Festival 1973』に収録されていたようです。1973年8月25日のレディング・フェスティバルでのライヴなわけですが、未だにCD化されておらず、レア音源で有り続けています。(BOXセット『1970-1975 You Can Make Me Dance, Sing Or Anything』(5CD, 2015)にも、『Five Guys Walk into a Bar...』(4CD, 2004、筆者未所有)にも未収録。やはり権利関係の難しい問題でもあるのでしょうか。)

 当ライヴ・アルバム発表後、フェイセスとしては、かろうじてシングル一枚を出すのですが、実質的な活動はそこで終わり。ロン・ウッドがストーンズに加入したことが直接的な原因だったとも言われますが、いずれにせよ、フェイセスは活動停止となってしまいます。
 当ライヴ・アルバムは正にフェイセスの白鳥の歌とも言える名盤となってしまいました。

 この日記では、もちろん、ラスト・シングルの“You Can Make Me Dance~”が発表されるまでを追っていきますよ~!。ご期待せずに楽しみにしてください!(どっちやねん(^_^;)。次回は、フェイセス活動中に発表されたロン・ウッド唯一のソロ・アルバム『俺と仲間』を見ていきます!。

■フェイセスとロッドの簡単なディスコグラフィ
1969/11(US) ロッド・スチュワート・アルバム / ロッド・スチュワート
1970/3 ファースト・ステップ / フェイセス
1970/6(US) ガソリン・アレイ / ロッド・スチュワート
1971/2 ロング・プレイヤー / フェイセス
1971/5(US) エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー / ロッド・スチュワート
1971/11/17 馬の耳に念仏 / フェイセス
1972/6/21 ネヴァ・ア・ダル・モーメント / ロッド・スチュワート
1973/4 ウー・ラ・ラ / フェイセス
1973/8/10 シング・イット・アゲイン・ロッド / ロッド・スチュワート (編集アルバム)
1973/??/?? Pool Hall Richard (The Faces Single) / フェイセス
1974/1/10 ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ (1973年10月収録) ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ 今ココ。
1974/9/13 俺と仲間 / ロン・ウッド
1974/10/4 スマイラー / ロッド・スチュワート
1974/11/15 You Can Make Me Dance, Sing or Anything (Even Take the Dog for a Walk, Mend a Fuse, Fold Away the Ironing Board, or Any Other Domestic Shortcomings)(The Faces Single) / フェイセス
 
 
 (*)本文中で触れ残(そこな)った、カヴァー・ヴァージョンの出自を示しておきます。
 1. イッツ・オール・オーヴァー・ナウ:1964年のヴァレンティノズのシングルが初出ヴァージョン。同グループは作者のボビー・ウーマックが在籍していました。同曲のプロデュースはなんと、サム・クック!。彼が企画したレコード会社、SAR から発売されています。この曲を収録したオリジナル・アルバムってあるのかしら…。英wiki見てもようわからんから、まぁええわ(笑)。曲自体はPヴァインから出ている国内盤の『ルッキン・フォー・ア・ラヴ~ザ・コンプリート・サー・レコーディングズ』に収録されています。「コンプリート・サー・レコーディングズ」と言うタイトルのCDは他にもあるので、ちゃんと「ヴァレンティノズ」の、と付けて探しましょう。ただ、どうだろう、ロッド的にはそのオリジナル・ヴァージョンよりも、同年に出たローリング・ストーンズによるカヴァー・ヴァージョンのほうを意識したかもしれません。あいや、いずれにしても全く、ロッド節になっているところが見事なのですが。
 2. カット・アクロス・ショーティー:エディ・コクランの1960年3月発表のヒット・シングル曲“スリー・ステップス・トゥ・ヘヴン”のB面だった曲。没後に出たセカンド・アルバム『メモリアル・アルバム』に収録。諸々の編集アルバムにも収録されているので、そちらのほうがお買い得かも。
 7. アイド・ラザー・ゴー・ブラインド:ご存知、エタ・ジェイムスの名曲。1967年のシングル“テル・ママ”のB面です。1968年のLP『テル・ママ』に収録。同盤は10曲のボートラ入りCDが国内盤でユニバーサルから出ているので(\1,028円!、超お買い得!。いや僕は持ってないが。(^_^;)入手は容易。2008年の映画「キャデラック・レコード」でのビヨンセの名唱は語り草でしょう。アレでビヨンセを見直した!、と言うソウルおじさんもたくさんいたはず。いやまぁ、結局彼女のCDは買ってないんだが、僕は。(^_^;
 8. ポースタル・ボーイ/アメイジング・グレイス:メドレーの後半で歌われる“アメイジング・グレイス”の方がカヴァー。まぁ、これは伝承曲なので、誰がオリジナルということもないんだけどね。wikiで調べると、1947年のマヘリア・ジャクソンのヴァージョンが有名みたいよ。これは編集アルバム『Apollo Sessions 1946-1951』で聴けるやつかな。いや、今ちゃちゃっとAmazonで調べただけなんだけどさ(笑)。

 などと、調べていたら、あれこれ欲しくなってしまった(笑)。ロッドも罪作りなやつよのう…。

■フェイセス/ロッド・スチュワートの日記一覧(下に行くほど旧い)
2017/03/31 フェイセズ / Ooh La La
2016/12/31 ロッド・スチュワート / ネヴァー・ア・ダル・モーメント
2016/09/30 フェイセズ / A Nod Is As Good As A Wink To A Blind Horse(馬の耳に念仏)
2016/06/30 ロッド・スチュワート / エブリー・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー
2016/03/30 フェイセズ / Long Player
2015/12/29 フェイセズ / The First Step
2015/12/29 フェイセズ / 1970-1975:You Can Make Me Dance, Sing Or Anything (5CD, Import)
2015/09/28 ロッド・スチュワート / ガソリン・アレイ
2015/06/29 ロッド・スチュワート / ロッド・スチュワート・アルバム
2015/06/29 ロッド・スチュワート / ヴァーティゴ/マーキュリー・イヤーズ (紙ジャケット仕様,5CD)
2015/03/31 フェイセズ / ファースト・ステップ(リマスター・紙ジャケット仕様)
2012/12/27 フェイセズ / ウー・ラ・ラ(リマスター紙ジャケ)

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。[画像大きめ閲覧注意]

var. / ROOTS OF ROCK & ROLL - ROUGH AND ROWDY
ジョン・コルトレーン / コルトレーン(1957)
ジョン・コルトレーン / トレーニング・イン
レッド・ツェッペリン / 永遠の詩(狂熱のライヴ)~最強盤
フリップ&イーノ / ライヴ・イン・パリ 1975年5月28日
ロン・ウッド / 俺と仲間
ローリング・ストーンズ / レディース&ジェントルメン
チャック・ベリー / チャック~ロックンロールよ永遠に。
 一部、先月半ば頃にセットした物ありです。

テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

【CD聴く】高岡早紀 / サブリナ #高岡早紀 #加藤和彦 #サブリナ #Sabrina

高岡早紀 / サブリナ

サブリナ (抜粋) / 高岡早紀

 著作権者の監視が厳しいため、次の音源の引用はありません。“野蛮な憂鬱”“真夜中のバレリーナ”“悲しみよこんにちは”

1. 野蛮な憂鬱 (作詞:森雪之丞、作編曲:清水信之)
2. ×××のデザート (作詞:森雪之丞、作編曲:加藤和彦)
3. ナイフの鳥、綺麗な石 (作詞:森雪之丞、作編曲:清水信之)
4. 太陽はひとりぼっち (作詞:森雪之丞、作編曲:加藤和彦)
5. SLEEP WALKER (作詞:森雪之丞、作編曲:加藤和彦)
6. 真夜中のバレリーナ (作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:千住明)
7. 悲しみよこんにちは (作詞:真名杏樹、作編曲:加藤和彦)
8. ROSÉ (作詞:真名杏樹、作編曲:加藤和彦)
9. 眠れぬ森の美女 (作詞:真名杏樹、作編曲:加藤和彦)
10. ガラスの夜想曲 (作詞:サエキけんぞう、作編曲:千住明)

 1989年6月21日発売

 今月の加藤和彦は、高岡早紀の1stアルバム『サブリナ』です。
 このアルバムが発表された時点で高岡早紀は若干16才。最初の収録曲を吹き込んだ時点では15才という若さ(幼さ?)でした。それでこんなに大人っぽい歌い方ができるのですね。女優って怖い(笑)。
 アルバム・タイトルは公募によって決められたものです。ファンもまさかデビュー・シングル“真夜中のサブリナ”(1988年4月30日発売。もちろん加藤の作曲)がデビュー・アルバムで未収録になるとは思ってもいなかったでしょう。(この曲については後日、収録されている編集アルバムを紹介する時に言及したいと思います。…覚えていればね。(^_^;)

 この頃の加藤は、ソロ・アルバム『マルタの鷹』(1987年12月5日)発表後、サディスティック・ミカ・バンドの最初の再結成に尽力していました。再結成アルバム『天晴』は1989年4月8日発表。

 当アルバム『サブリナ』では全10曲中7曲もが加藤のペンになっており、ファンには聴き逃せない内容になっています。ただ、なんだか暗い曲が多いですねぇ。(^_^;
 高岡は15~6才とは思えないほどの、しっとりと落ち着いた歌唱を聴かせ、どこかけだるげで物憂げな世界感がなんとも言えません。…とか書いたけど、実はこういう世界観は僕は苦手だったりします(笑)。若いんだからもっと明るく行こうよ(笑)。CDチェンジャーがここに来ると、「あぁ来ちゃったか」とか思っちゃう(笑)。
 それでも一旦聴き始めたらつい耳を傾けてしまうのは、やはり楽曲の良さによるものでしょうし、高岡の歌唱がその良さをしっかり支えているという事だと思います。それにしても、こんな暗い曲ばかり書かなくてもいいだろう、加藤君。(^_^;

 とは言え、女性アイドルと言えば、能天気であ~ぱ~なものというパブリックイメージ(そうか?(^_^;)を覆(くつがえ)し、独自の世界観を設定したスタッフの手腕は、評価されてしかるべきだとは思います。おそらく加藤もその世界観を気に入り、ノリノリで作曲したのでしょう。僕的には暗すぎるとは思うものの、どの曲も良くできていて、聴かせると思います。個人的なベスト・チューンは優雅なワルツの“真夜中のバレリーナ”かな。

 今回紹介したのは、オリジナル通りの旧盤なのですが、2013年に、アルバム未収録曲を追加した再発CDが出ています。そちらにはデビュー・シングル“真夜中のサブリナ”もバッチリ収められていますので、これから入手したいという人はそちらのほうが良いかもしれませんね。

高岡早紀 / サブリナ+8

 という訳で、これからしばらくは、高岡早紀のCDを聴いていこうと思っているのですが、途中で、今年(2017年)の3月に亡くなったあの人のCDを採り上げます。その後は再び高岡早紀に戻りますので、どうぞよろしく。
 
 
 
 
■加藤和彦日記
2017/01/29 ウインク / ダイアリー
2016/10/31 竹内まりや / Love Songs
2016/07/26 竹内まりや / UNIVERSITY STREET
2016/04/29 竹内まりや / BEGINNING
2016/01/27 ザ・フォーク・クルセダーズ/フォークル「DAIKU」を歌う (CDシングル)
2016/01/27 加藤和彦/memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~(CDシングル)
2015/10/31 加藤和彦/ベル・エキセントリック
2015/10/30 加藤和彦/うたかたのオペラ
2015/10/29 加藤和彦/パパ・ヘミングウェイ
2015/10/29 バハマ・ベルリン・パリ~加藤和彦ヨーロッパ三部作(CDブック)
2015/07/31 アグネス・ラム / I Am Agnes Lum アグネス・ラムです / with Love さよならは言わない
2015/04/29 モップス / モップスと16人の仲間+2
2015/01/26 梓みちよ / 夜会服で… + 耳飾り
2014/10/31 加藤和彦/ぼくのそばにおいでよ(紙ジャケット仕様)
2014/08/30 加藤和彦作品との出会い Wink/五島良子♪いつまでも好きでいたくて♪白い色は恋人の色
2014/05/31 中山ラビ/MUZAN
2014/04/26 アグネス・チャン / ヒット・コレクション
2014/02/02 愛・おぼえていますか / 飯島真理 / 中島愛
2014/01/22 伊藤つかさ/さよなら こんにちは/不思議の国のつかさ
2014/01/02 伊藤つかさ/つかさ
2013/10/29 加藤和彦/薬師丸ひろ子/探偵物語/野蛮人のように オリジナル・サウンドトラック
2013/10/20 沢田聖子/卒業 +5
2013/10/07 加藤和彦/エゴ 加藤和彦、加藤和彦を語る(CD付き音楽本)
2013/10/05 高岡早紀 / ル・フェティッシュ
2013/09/21 大空はるみ / はるみのムーンライトセレナーデ / VIVA
2013/07/22 永田真代 / セクシズム


テーマ : J−POP
ジャンル : 音楽

【CD入手】ジェフ・ベック / ラウド・ヘイラー(スペシャル・エディション) #JeffBeck #LoudHailer

ジェフ・ベック / ラウド・ヘイラー(スペシャル・エディション)

All tracks written by Jeff Beck, Carmen Vandenberg & Rosie Bones, except where noted.

1. レヴォリューション・ウィル・ビー・テレヴァイズド "The Revolution Will Be Televised" – 3:53
2. リヴ・イン・ザ・ダーク "Live in the Dark" – 3:47
3. プル・イット "Pull It" (Jeff Beck, Filippo Cimatti) – 2:09
4. サグ・クラブ "Thugs Club" – 5:15
5. スケアード・フォー・ザ・チルドレン "Scared for the Children" – 6:07
6. ライト・ナウ "Right Now" – 3:57
7. シェイム "Shame" – 4:40
8. エドナ "Edna" (Jeff Beck) – 1:03
9. ジャージーの妻たちのバラード "The Ballad of the Jersey Wives" – 3:50
10. O.I.L. "O.I.L. (Can't Get Enough of That Sticky)" – 4:41
11. シュライン "Shrine" – 5:47

▼-BONUS TRACKS- -Live at Baloise Session,Basel,Switzerland 2016/10/22-
12. スケアード・フォー・ザ・チルドレン 6:14
13. ライト・ナウ 4:01
14. レヴォリューション・ウィル・ビー・テレヴァイズド 3:46

Musicians
Jeff Beck – electric guitar
Carmen Vandenberg – electric guitar
Rosie Bones – vocals
Davide Sollazzi – drums (Track 1-11)
Giovanni Pallotti – bass (Track 1-11)
Jonathan Joseph – drums (Track 12-14)
Rhonda Smith - bass (Track 12-14)

Producer Jeff Beck, Filippo Cimatti
Released 15 July 2016

Loud Hailer (Special Edition) -BONUS TRACKS- -Live at Baloise Session,Basel,Switzerland 2016/10/22- / Jeff Beck


 今年(2017年)の2月4日(土)、ジェフ・ベックの広島公演を観に/聴きに行きました。おりしも、体調が崩れ始めその結果失業するハメになる、その兆しが現れた頃でした。なぜ、良いことや楽しみというのは、いつも悪いことと対になって訪れるのでしょう?。

 まぁ、愚痴ってもしょうがないので、楽しいことを考えることにします。

 思ったより良いライヴでした。というのも、新曲が多分つまらないだろうと思っていたのですが、意外と良かったからです。僕の日記を読んでいる人なら、ジェフの新譜(当アルバムです)をこき下ろしていたのを覚えているかもしれません。今改めて読み直すと、何がそんなに気に入らないのかな、と言う感じですが。

 その日記では、「来日公演ではロジーとカーメンが帯同しなくて、代わりにジミー・ホールが来るらしい」と言う不安な噂に言及しました。この不安は半分外れて半分当たり。ちゃんとロジー&カーメンは来ていたのですが、彼女らが参加するのは新譜からの楽曲のみ。旧譜からの楽曲でヴォーカル付きのものはホールが歌っていました。個人的にはそれらの旧譜楽曲でもロジー等の解釈で歌ってみてほしかったんですけど、それは高望みだったのかな。ホールの歌は…。まぁ、『Live+』の日記で書いたとおり、しっかりイモ臭かったんだけど(笑)。でも、場の雰囲気をぶち壊しにするほど酷(ひど)くはなかったので、良しとしますかね。
 この時、携帯でライヴを丸録り(音声のみ)したのですけれども、流石にそれは音が悪すぎるので、公開はしないでおきます。

 そんな具合に、ライヴが結構楽しめたので、新譜も改めて向き合ってみました。
 してみると。まぁ、歌がラップみたいでイケ好かんという部分は変わり様もないのですが(笑)。それでも少しは好意的に聴くことができるようになりました。やはりライヴ体験というのは大きいですね。まぁ、こういうのも良し悪しで…。考えようによっては、CDを純粋に聴けなくなったとも言えるので…。でもまぁ、物事を前向きに捉(とら)えられるようになるというのは悪いことではないですよね。

 さて、今回の来日に合わせて新譜の特別盤が出ました。内容としてはヨーロッパでの最新ライヴが3曲追加になっています。正直「たった3曲かよ!」という感じなのですが(笑)。それでも買ってしまうのはファンの弱みでしょうか。収録時間的には余りまくっているので、新譜からの楽曲は全部収録しても良いくらいだったと思うのですが、ワーナーさん?。
 でまぁ、それらは良い演奏ではあるのですが、楽曲の評価を刷新するような内容ではなく、その意味では面白みに欠けます。まぁ、「こんな感じのライヴになるんだな」と言うのがわかったのは良かったんですけど。
 後、音楽的なことではないけど、どうせなら通常初回盤に付属していたポストカードを今盤にも付けてくれればよかったんですが。そこまではできないのか。まぁ、両方持ってろと、そういうことかな。
 
 
 
 
 p.s.僕の携帯は、相変わらずラウド・へいラーメン、と変換します。(^_^;
 
 
 
 
■ジェフ・ベック日記 番外編
2017/02/27 ジーン・ヴィンセント / クレイジー・レッグス

■ジェフ・ベック日記
2017/02/27 クレイジー・レッグス
2016/11/27 フランキーズ・ハウス(サウンドトラック)
2016/10/29 ラウド・ヘイラー
2016/08/29 ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ(2CD)
2016/05/25 ライヴ・イン・トーキョー2014(ヴィデオディスク)
2015/12/24 LIVE+
2014/06/29 YOSOGAI

■ジェフ・ベック 紙ジャケット仕様リマスター日記
2016/02/28 ギター・ショップ
2015/11/29 フラッシュ
2015/08/31 ゼア・アンド・バック
2015/05/30 ライヴ・ワイアー
2015/01/28 ワイアード
2014/10/31 ブロウ・バイ・ブロウ
2013/12/08 ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン -40周年記念盤-
2013/07/07 ベック・ボガート&アピス
2013/06/22 ジェフ・ベック・グループ (通称「オレンジ」)
2013/06/01 ラフ・アンド・レディ
2013/04/28 トゥルース/ベック・オラ
2012/03/05 ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン


テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

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Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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