【CD入手】ポール・マッカートニー / ポール・マッカートニー 【デラックス・エディション】(2CD) #PaulMcCartney #McCartney


ポール・マッカートニー / マッカートニー


McCartney / Paul McCartney



McCartney Bonus Audio / Paul McCartney



ディスク:1
1. ラヴリー・リンダ The Lovely Linda 0:43
2. きっと何かが待っている That Would Be Something 2:38
3. バレンタイン・デイ Valentine Day 1:39 *
4. エヴリナイト Every Night 2:31
5. 燃ゆる太陽の如く / グラシズ Hot As Sun / Glasses 2:05 *
6. ジャンク Junk 1:54
7. 男はとっても寂しいもの  Man We Was Lonely 2:56

8. ウー・ユー Oo You 2:48
9. ママ・ミス・アメリカ Momma Miss America 4:04 *
10. テディ・ボーイ Teddy Boy 2:22
11. シンガロング・ジャンク Singalong Junk 2:34 *
12. 恋することのもどかしさ Maybe I’m Amazed 3:53
13. クリーン・アクロア Kreen-Akrore 4:15 *

ディスク:2
1. スーサイド(アウトテイク) Suicide [Out-take] 2:48
2. 恋することのもどかしさ(フロム・ワン・ハンド・クラッピング) Maybe I’m Amazed [From One Hand Clapping(1974-75)] 4:53
3. エヴリナイト(ライヴ・アット・グラスゴー1979)  Every Night [Live At Glasgow, 1979] 4:30
4. 燃ゆる太陽の如く(ライヴ・アット・グラスゴー1979)  Hot As Sun [Live At Glasgow, 1979] 2:27 *
5. 恋することのもどかしさ(ライヴ・アット・グラスゴー1979)  Maybe I’m Amazed [Live At Glasgow, 1979] 5:11
6. ドント・クライ・ベイビー(アウトテイク) Don’t Cry Baby [Out-take] 3:07 *
7. ウーマン・カインド(デモ) Women Kind (Demo) [Mono] 2:09

All songs written by Paul McCartney.
* are instrumental.

Personnel

Paul McCartney - vocals, acoustic and electric guitars, bass, drums, piano, organ, percussion, Mellotron, toy xylophone, effects, backing vocals
Linda McCartney - harmony and backing vocals

Released 17 April 1970 (UK), 20 April 1970 (US)
Recorded December 1969-February 1970



 ポール初のソロアルバムです。
 他のビートルズ・メンバーが、ビートルズ在籍中に肩慣らし的な(?)プロジェクトをやっていた(特にジョンとジョージ)のに対し、ポールはガチでこれが初ソロなのです。
 基本的にポール一人の多重録音で、家内制手工業の味わいがあります。なぜゲストミュージシャンを迎えて本格的な音作りをしなかったのかは分かりませんが、確かにこれはこれで味があります。トッド・ラングレンもまっつぁお…とまでは言いませんが…。まぁ、順番的に言えばトッドのほうがポールのこのアルバムに影響を受けたとかのほうがありそうだけど。トッドが1stソロの『ラント』を出すのが1970年6月なので、時期的には微妙かな。
 まぁ、そういうことを踏まえて、ビートルズ後期からの、メンバーたちが本格的な1stソロを出し終えるまでの大まかなディスコグラフィを抑えておきましょう。あくまでも大まかなものなので、マニアックなツッコミをしたい人は、優しい言葉でお願いします。(^_^;

『アルバム』“シングル”
1968年11月 1日『不思議の壁』ジョージ・ハリスン
1968年11月22日『ザ・ビートルズ』(ホワイト・アルバム)ビートルズ
1968年11月29日『未完成作品第1番 トゥー・ヴァージンズ』ジョン・レノンとヨーコ・オノ
1969年 1月17日『イエロー・サブマリン』ビートルズ
1969年 5月 9日『未完成作品第2番 ライフ・ウィズ・ザ・ライオンズ』ジョン・レノンとヨーコ・オノ
1969年 5月 9日『電子音楽の世界』ジョージ・ハリスン
1969年 7月 4日“平和を我等に”ジョン・レノン
1969年 9月26日『アビイ・ロード』ビートルズ
1969年10月20日“冷たい七面鳥”ジョン・レノン
1969年11月 7日『ウェディング・アルバム』ジョン・レノンとヨーコ・オノ
1969年12月12日『ライヴ・ピース・イン・トロント』ジョン・レノン
1970年 2月 6日“インスタント・カーマ”ジョン・レノン
1970年 3月27日『センチメンタル・ジャーニー』リンゴ・スター
1970年 4月10日 ポールのビートルズ脱退宣言を含む質疑表(日本語訳)を添えて『マッカートニー』サンプル版をマスコミに配布
1970年 4月17日『マッカートニー』ポール・マッカートニー
1970年 5月08日『レット・イット・ビー』ビートルズ
1970年 9月25日『カントリー・アルバム』リンゴ・スター
1970年11月27日『オール・シングス・マスト・パス』ジョージ・ハリスン
1970年12月11日『ジョンの魂』ジョン・レノン

 ファンには先刻承知のことだと思うが、ビートルズで一番最初にソロ活動をしたのはジョージでした。それについで、ジョンとヨーコとなります。ソロ活動が活発になったのは、自分たちのレコード会社アップルを立ち上げたことも関係しているのかもしれません。ポールは一番「奥手」で、リンゴよりも後にソロ・アルバムを出した順番になります。しかし、そこはポール、どでかい爆弾「ビートルズ脱退宣言」を手土産にソロを発表します。ジョン・レノンとしてはこれは出し抜かれた気持ちになったようで、なにせ、彼は『アビイ・ロード』発売直前に、メンバーなどの身内に「俺はビートルズを辞める」と宣言。時のマネージャー、アラン・クライン(悪名高いアイツですね)によって公表を伏せられるという出来事がありました。ジョンにしてみれば、「俺が最初に辞めたのに」と言う思いがあってもおかしくはありません。「ポールはNo.1のPRマンだ」と皮肉を言ったとか言わなかったとか。また、クラインからは、『レット・イット・ビー』の発売を控えているので、ポールのソロは後回しにするように要請されたようですが、ポールは強硬に突っぱねて、ご覧のように『レット~』よりも先のリリースとなりました。

 まぁ、そんなゴタゴタの中で発売されたこのアルバム、そういったことを抜きにしても、なかなか評価が難しい物になっています。ポールらしいメロディの美しさはそこかしこに聴かれます。しかし、あくまで「そこかしこ」であって、「この一点」にうまく収斂(しゅうれん)してくれません。それはやはり、お遊び風のインストが間に挟まっているからではないでしょうか。こういうのを世間では「散漫な作品」と呼ぶのかもしれないです。
 歌入りのトラックだけでミニ・アルバム、という発想はなかったのかな。まぁ、『マジカル・ミステリー・ツアー』を二枚組EPで出すのがせいぜいだったくらいだもんな。
 それでもファンにしてみれば、歌もので聴かれるポールならではのほのぼのした味わい(と言って良いのか?)に一縷(いちる)の慰めを感じていたことでしょう。ビートルズ解散騒動のギスギスした嫌な感じはこのレコードでは感じられず、後に発表された『ジョンの魂』が高らかに「ビートルズ否定」宣言をしていたのとは対照的です。
 お遊び風のインストも、その気になって聴いてみればそれなりに味はあるのですが、やはりこのアルバムは“ジャンク”“恋することのもどかしさ”を中心に楽しむアルバムでしょう。特に“恋することのもどかしさ”。まさかアルバムのラストから二番目という位置に目玉曲が置かれているとは、当時のファンは想定していなかったでしょう。その驚きに肩透かしを食らわすように、再びインスト曲で幕を閉じるのですが。
 それにしても、このデラックス・エディション、“恋することのもどかしさ”を推しすぎではないか?(笑)。ボーナス・トラックを収録したディスク2では、同曲が二回も出てきます。“ジャンク”は全然出てこない(笑)。本編でインスト版の“シンガロング・ジャンク”を演ってるのでそれで満足したのか?。なんともバランスが悪い気がしますね。“テディ・ボーイ”はビートルズ版が『アンソロジー Vol.3』で聴けますが、そこでは“ジャンク”も演っています。僕はそっちを先に聴いていたのですが、こうしてポールのソロで聴くと、さすがに正式に発表されたものだけあって、こちらの方が良いですね。
 “スーサイド”は本編の“燃ゆる太陽の如く / グラシズ”のエンディングにちらっと出てくる曲。シナトラに書き送ったそうですが、「自殺」と言うタイトルから、シナトラはまじめに取り合わなかったそうです。内容は…ディスク2の歌詞は付属してないので、知らない(笑)。知りたい人は、ネットでちょっと引いてみれば、一応英語詞や日本語解説も出てくるので、自分で調べてみてちょ。(^^ゞ
 続いて、未発表の映像作品「ワン・ハンド・クラッピング」からの音源で“恋することのもどかしさ”。え~と、1970年の作品のボートラに1974-5年ころの音源をぶち込むのはどういう了見?。(^_^; さらに次の三曲は1979年と、更に時代が下った音源になっています。こー言う「ちょろ出し」はやめて欲しかったな~。「ワン・ハンド・クラッピング」、「グラスゴゥ・ライヴ」、それぞれでまとまった作品として出して欲しかったです。てか、アーカイヴ・プロジェクトの締めくくりに出そうとか思ってんじゃないだろうな、ポール?。そんなやり方は誰も喜ばないぞ、レコード会社以外は。
 “ドント・クライ・ベイビー”は、本編の“ウー・ユー”の元歌。つってもインストですが(笑)。“ウーマン・カインド”は純粋な未発表曲。

 と言う感じで、ポールの記念すべき第一作目のソロは、好きな人は好きだけど、そうでもない人にはそうでもないという、評価のわかれるものとなりました。なんか、ビートルズのデビュー曲がカスみたいな“ラヴ・ミー・ドゥ”だったのを思い起こさせるな(笑)。(すげぇ、俺、今、全世界のビートルズ・ファンを敵に回したぞ(笑)。)


■ポール・マッカートニー日記
15/10/26 スピード・オブ・サウンド【デラックス・エディション】(2CD)
15/08/27 ヴィーナス・アンド・マース【デラックス・エディション】(2CD)
14/11/30 ラム【デラックス・エディション】(2CD)
14/02/07 ウイングス・オーヴァー・アメリカ【通常盤】(2CD)
13/08/03 ウイングス・オーヴァー・アメリカ【スーパー・デラックス・エディション】(3CD+DVD)
10/11/03 バンド・オン・ザ・ラン【スーパー・デラックス・エディション】(3CD+DVD)

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テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】ポール・サイモン / ポール・サイモン・ソング・ブック(リマスター・紙ジャケット仕様) #PaulSimon #ThePaulSimonSongBook


ポール・サイモン/ポール・サイモン・ソング・ブック





The Paul Simon Song Book +2 / Paul Simon


All songs written by Paul Simon unless otherwise indicated.

1. アイ・アム・ア・ロック I Am a Rock 2:52
2. 木の葉は緑 Leaves That Are Green 3:38
3. 教会は燃えている A Church Is Burning 3:38
4. 四月になれば彼女は April Come She Will 1:55
5. サウンド・オブ・サイレンス The Sound of Silence 3:19
6. とても変わった人 A Most Peculiar Man 2:26

7. 私の兄弟 He Was My Brother (Paul Kane*) 2:58
8. キャシーの歌 Kathy's Song 3:42
9. ザ・サイド・オブ・ア・ヒル The Side of a Hill (Paul Kane*) 2:28
10. 簡単で散漫な演説 A Simple Desultory Philippic (or How I Was Robert McNamara'd into Submission) 2:25
11. 雨に負けぬ花 Flowers Never Bend with the Rainfall 2:27
12. パターン Patterns 3:13

13. アイ・アム・ア・ロック (未発表別ヴァージョン) (BONUS TRACKS) 2:44
14. 教会は燃えている (未発表別ヴァージョン) (BONUS TRACKS) 3:10

* Paul Kane was a pseudonym used by Simon at this time, because of his fondness for the film Citizen Kane.

Released August 1965
Recorded June - July 1965, Levy's Recording Studio, 73 New Bond Street, London

All mono mix.


 ポール・サイモン、幻の1stソロ・アルバムです。と、言っても、21世紀になってからはCDで復刻され、容易く入手できるようになっています。良い事です。ただ、それらの復刻CDのジャケットの多くは、裏焼きの写真が使用されています。今回紹介する紙ジャケットのものは本来の正しいジャケットとなっています。

 サイモン&ガーファンクルの1stアルバム『Wednesday Morning, 3 A.M.』は話題になりませんでした。これが発売された1964年の10月といえば、ビートルズの全米上陸によるブリティッシュ・インヴェイジョンの嵐が巻き起こっていた時期。ギター一本の「フォーク・アルバム」は時代とはずれてしまっていたのかもしれません。
 そんな中、サイモンは敵地ロンドンへ乗り込みます。と言っても、ビートルズに対抗してやろうとかではなく、S&Gとしてデビューする以前にロンドンで音楽をしていた過去があったので、それにちなんだということらしい。とは言え、具体的なサイモンとイギリスとの関わりを記した資料が見当たらないので(普通国内盤なら解説してあるもんだぜ、ソニーさんよ?)、真意は不明です。
 さらによくわからないのですが、アート・ガーファンクルとのコンビを一時的にしろ解消したのは何故だったのでしょうか。彼らは1960年代にもトム&ジェリー(もちろんあの大ヒットアニメにちなんでの名前でしょう)名義でヒットを出していたので、相性の問題とかではなさそうですが。(これも解説が欲しかったところですが、有りません。)
 アルバムの内容は、ブリティッシュ・インヴェイジョンへの対抗意識はかけらほども見られない、ギター一本の弾き語りによるシンプルな曲集。たまたまBBCのラジオで演奏する機会があり、それが好評だったので急遽録音されたのだと言います。
 水墨画のような素朴な味わいの本作ですが、ここでのサイモンの歌声はどこか力みが感じられます。“サウンド・オブ・サイレンス”では、「え、この曲でそこまで力入れて歌いますか?」と言う箇所があるほど。もちろん、落ち着いた歌唱のものも多く、一概に「力んでいる」とは言えませんが。
 “簡単で散漫な演説”ではストーンズやビートルズ、ディランなどの名前が引用されているのが面白いです。
 最後に、このアルバムの「流用」具合について触れておきます。
 “サウンド・オブ・サイレンス”と“私の兄弟”はサイモン&ガーファンクルの1st『Wednesday Morning, 3 A.M.』でも採り上げられていた曲。収録曲が足りなかったと言うよりは、これらの曲に愛着があったということではないでしょうか。
このあと、電気楽器やドラムスをオーヴァー・ダブした“サウンド・オブ・サイレンス”のヒットにより急遽アルバムとしての『The Sound Of Silence』が作られることになります。そこでこのアルバムから5曲流用されています。“木の葉は緑”“キャシーの歌”“とても変わった人”“四月になれば彼女は”“アイ・アム・ア・ロック”。ちなみにその次の『Parsley, Sage, Rosemary and Thyme』では“パターン”“雨に負けぬ花”“簡単で散漫な演説”の3曲が採り上げられています。“ザ・サイド・オブ・ア・ヒル”はS&Gとしての録音が無い模様。“教会は燃えている”はS&Gのスタジオ盤には収録されていませんが、ライヴではよく採り上げていたらしく、発掘ライヴ『ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ1967』でも聴くことが出来ます。

■サイモン&ガーファンクル日記
Wednesday Morning, 3 A.M.
The Collection (5CD+DVD)

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】クリフォード・ブラウン/コンプリート・パリ・セッションVol.1-3 #CliffordBrown #TheCompleteParisSessions

 クリフォード・ブラウン/コンプリート・パリ・セッションVol.1 クリフォード・ブラウン/コンプリート・パリ・セッションVol.2 クリフォード・ブラウン/コンプリート・パリ・セッションVol.3




The Complete Paris Sessions Vol.1 / Clifford Brown


The Complete Paris Sessions Vol.2 / Clifford Brown


The Complete Paris Sessions Vol.3 / Clifford Brown





1. ブラウン・スキンズ (別テイク) Brown Skins (Alternate Take) (Gigi Gryce) 6:07
2. ブラウン・スキンズ Brown Skins (Master Take) (Gigi Gryce) 6:09
3. デルティトニュ Deltitnu (Gigi Gryce) 3:35
4. キーピング・アップ・ウィズ・ジョーンジー Keeping Up With Jonesy (Master Take) (Gigi Gryce) 7:07
5. キーピング・アップ・ウィズ・ジョーンジー (別テイク) Keeping Up With Jonesy (Alternare Take) (Gigi Gryce) 6:28
6. コンセプション Conception (Master Take) (Gigi Gryce) 3:18
7. コンセプション (別テイク) Conception (Alternate Take) (Gigi Gryce) 3:22
8. オール・ザ・シングス・ユー・アー All The Things You Are (Master Take) (Jerome Kern, Oscar Hammerstein II) 3:52
9. オール・ザ・シングス・ユー・アー (別テイク) All The Things You Are (Alternate Take) (Jerome Kern, Oscar Hammerstein II) 4:22
10. 波止場にたたずみ I Cover The Waterfront (Johnny Green, Edward Heyman) 4:00
11. グーフィン・ウィズ・ミー Goofin' With Me (Clifford Brown) 4:49

1-5 Gigi Gryce Et Son Orchestre
Clifford Brown, Art Farmer, Fernand Verstraete, Walter Williams (trumpet) Fred Gerard (trumpet -1,2) Quincy Jones (trumpet, arranger) Jimmy Cleveland, Al Hayse, Bill Tamper (trombone) Gigi Gryce, Anthony Ortega (alto saxophone) Henri Bernard, Clifford Solomon (tenor saxophone) Henri Jouot (baritone saxophone) Henri Renaud (piano) Pierre Michelot (bass) Alan Dawson (drums)
Paris, France, September 28, 1953

6-11 Gigi Gryce - Clifford Brown Sextet
Clifford Brown (trumpet) Gigi Gryce (alto saxophone) Henri Renaud (piano) Jimmy Gourley (guitar -6/9) Pierre Michelot (bass) Jean-Louis Viale (drums)
Paris, France, September 29, 1953


1. マイノリティ Minority [Master Take] (Gigi Gryce) 5:26
2. マイノリティ (別テイク1) Minority [Alternate Take 2] (Gigi Gryce) 5:29
3. マイノリティ (別テイク2) Minority [Alternate Take 3] (Gigi Gryce) 5:33d
4. サリュート・トゥ・ザ・バンド・ボックス Salute to the Band Box [Master Take] (Gigi Gryce) 5:42
5. サリュート・トゥ・ザ・バンド・ボックス (別テイク) Salute to the Band Box [Alternate Take] (Gigi Gryce) 5:44
6. ストリクトリー・ロマンティック Strictly Romantic (Gigi Gryce) 4:16
7. ベイビー Baby [Master Take] (Gigi Gryce) 5:46
8. ベイビー (別テイク) Baby [Alternate Take] (Gigi Gryce) 4:40
9. クイック・ステップ Quick Step [Master Take] (Gigi Gryce) 2:41
10. クイック・ステップ (別テイク1) Quick Step [Alternate Take 2] (Gigi Gryce) 2:42
11. クイック・ステップ (別テイク2) Quick Step [Alternate Take 3] (Gigi Gryce) 2:43
12. バムズ・ラッシュ Bum's Rush [Master Take] (Quincy Jones) 3:11
13. バムズ・ラッシュ (別テイク1) Bum's Rush [Alternate Take 2] (Quincy Jones) 3:07
14. バムズ・ラッシュ (別テイク2) Bum's Rush [Alternate Take 3] (Quincy Jones) 3:11
15. ノー・スタート、ノー・エンド No Start, No End (Clifford Brown) 11:47

1-8 Gigi Gryce - Clifford Brown Sextet
Clifford Brown (trumpet) Gigi Gryce (alto saxophone) Henri Renaud (piano) Jimmy Gourley (guitar -1/5) Pierre Michelot (bass) Jean-Louis Viale (drums)
Paris, France, October 8, 1953

9-14 Gigi Gryce Et Son Orchestre
Clifford Brown, Art Farmer, Quincy Jones, Walter Williams (trumpet) Jimmy Cleveland, Al Hayse, Benny Vasseur (trombone) Gigi Gryce, Anthony Ortega (alto saxophone) Andre Dabonneville, Clifford Solomon (tenor saxophone) William Boucaya (baritone saxophone) Henri Renaud (piano) Pierre Michelot (bass) Jean-Louis Viale (drums)
Paris, France, October 9, 1953

15 Gigi Gryce - Clifford Brown Octet
Clifford Brown (trumpet) Jimmy Cleveland (trombone) Gigi Gryce (alto saxophone) Clifford Solomon (tenor saxophone) Henri Renaud (piano) Jimmy Gourley (guitar) Pierre Michelot (bass) Jean-Louis Viale (drums)
Paris, France, October 10, 1953


1. シェ・モア (Venez donc) Chez moi (Paul Misraki) 7:49
2. オール・ウェアード All weird(Master take1) (Clifford Brown) 5:15
3. オール・ウェアード (別テイク1) All weird(Alternate take2) (Clifford Brown) 1:52
4. オール・ウェアード (別テイク2) All weird(Alternate take3) (Clifford Brown) 4:57
5. ブルー・アンド・ブラウン Blue and brown (Clifford Brown) 3:07
6. せめて夢で I can dream, can't I? (Clarke) 2:57
7. せめて夢で (別テイク1) I can dream, can't I?(Alternate take2) (Clarke) 3:00
8. せめて夢で (別テイク2) I can dream, can't I?(Alternate take3) (Clarke) 3:02
9. ザ・ソング・イズ・ユー The song is you(Master take1) (Jerome Kern, Oscar Hammerstein II) 2:50
10. ザ・ソング・イズ・ユー (別テイク) The song is you(Alternate take2) (Jerome Kern, Oscar Hammerstein II) 2:51
11. 降っても晴れても Come rain or come shine(Master take1) (Harold Arlen, Johnny Mercer) 4:08
12. 降っても晴れても (別テイク)Come rain or come shine(Alternate take2) (Harold Arlen, Johnny Mercer) 3:02
13. 春の如く It might as well be spring(Master take1) (Richard Rodgers, Oscar Hammerstein II) 4:55
14. 春の如く (別テイク) It might as well be spring(Alternate take2) (Richard Rodgers, Oscar Hammerstein II) 5:07
15. ユーアー・ア・ラッキー・ガイ You're a lucky guy(Master take1) (Sammy Cahn, Saul Chaplin) 2:42
16. ユーアー・ア・ラッキー・ガイ (別テイク1) You're a lucky guy(Alternate take2) (Paul Chaplin, Sammy Cahn) 3:04
17. ユーアー・ア・ラッキー・ガイ (別テイク2) You're a lucky guy(Alternate take3) (Paul Chaplin, Sammy Cahn) 3:09

1 Gigi Gryce - Clifford Brown Octet
Clifford Brown (trumpet) Jimmy Cleveland (trombone) Gigi Gryce (alto saxophone) Clifford Solomon (tenor saxophone) Henri Renaud (piano) Jimmy Gourley (guitar) Pierre Michelot (bass) Jean-Louis Viale (drums)
Paris, France, October 10, 1953

2-4 Gigi Gryce - Clifford Brown Nonet
Clifford Brown (trumpet) Jimmy Cleveland (trombone) Gigi Gryce, Anthony Ortega (alto saxophone) Clifford Solomon (tenor saxophone) William Boucaya (baritone saxophone) Quincy Jones (piano) Marcel Dutrieux (bass) Jean-Louis Viale (drums)
Paris, France, October 11, 1953

5-17 Clifford Brown Quartette
Clifford Brown (trumpet) Henri Renaud (piano) Pierre Michelot (bass) Benny Bennett (drums)
Paris, France, October 15, 1953


 1953年、ライオネル・ハンプトン楽団の一員としてヨーロッパを巡業していた若手たちが、ボスのハンプトン(ヴィブラフォン)の目を盗み、現地のアンリ・ルノー(ピアノ)の手引でパリのヴォーグ・レコードに吹き込んだ音源集。ブラウンがソロをとっていない一曲(“ハロー”という曲。10月10日のセッションで収録)が未収録とのことですが、そこまでこだわることもないでしょう。とは言え、同じくブラウンがソロをとっていない“デルティトニュ”は収められているのに何故?。という気はしますけど。(ちなみに“Deltitnu”は“Untitled”を逆に綴ったもの。)
 と言ったゴタクはともかくとして。22才のクリフォード・ブラウンのトランペットをフィーチュアした録音集として、ジャズ・ファンからは珍重されていたセッションがまとめて聴ける3枚のCD。三分の二は中/大編成のバンドで演奏されますが(ブラウンがリーダーになったセッションはなく、せいぜい副リーダー)、ラストのセッションとなった『Vol.3』の5曲めからは、ブラウンのワン・ホーン・セッションとなります。もちろんブラウンがリーダー。
 ブラウンのワン・ホーンは意外に珍しく、僕の手持ちのCDでも、当盤しかないです。(いやまぁ、当盤以外では9枚しか持ってないんですけどね。(^_^;)そして、このセッションが一番の聴き物と言えるでしょう。なにせ他の演奏者のソロに邪魔されること無くブラウンのソロに集中できるんですから。
 と言うわけで、「3枚もまとめて聴くのはなぁ」と思っている方は、『Vol.3』から攻めてください。ブラウンのソロが充分に堪能できますよ。
 ちなみに、サックス大好きな僕は、ジジ・グライス(アルト・サックス)のソロも結構楽しんでいますし、ギターも好きですから、ジミー・ゴアリー(ギター)のソロも楽しんでいます。(^^ゞ
 楽曲として好きなのは『Vol.1』収録の“オール・ザ・シングス・ユー・アー”。有名なスタンダードで、これを演奏しないジャズ・ミュージシャンはいないとまで言われています。ジジ・グライスのアルトとジミー・ゴアリーのギターを交えた六重奏編成で、前述の二人のソロのあとにブラウンの朗々としたソロが鳴り響きます。まぁ、僕の好みとしてはアルトとギターの方が好きなんですけどね。(^_^;

 最後に、ブラウンについて基本的な説明を。
 クリフォード・ブラウン(Clifford Brown、1930年10月30日 - 1956年6月26日、米国人)はジャズの黒人トランペッターで、1950年台前半~半ばに活躍。明るく張りのある音色と流礼なフレージングに定評があり、史上最高のジャズ・トランペッターと賞賛され、今もその評価に変わりはない。しかし、その生涯は短く、25才の時自動車事故で死亡した。代表作はドラマーのマックス・ローチとの双頭コンボで吹き込んだ『スタディ・イン・ブラウン』『クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ』等。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

【CD入手】ザ・フォーク・クルセダーズ/フォークル「DAIKU」を歌う (CDシングル) #フォーククルセダーズ #フォークルDAIKUを歌う #加藤和彦


ザ・フォーク・クルセダーズ/フォークル「DAIKU」を歌う


1. DAIKU~ベートーヴェン交響曲第9番より(作詞・きたやま おさむ/作曲・Ludwig van Beethoven/編曲・加藤和彦・坂崎幸之助)
2. タテツキー行進曲(ラデツキー行進曲より)(作詞・松山 猛/作曲・Johann Strauss I/編曲・加藤和彦・坂崎幸之助)
3. DAIKU (カラオケ)
4. タテツキー行進曲 (カラオケ)



フォークル「DAIKU」を歌う / ザ・フォーク・クルセダーズ




 今月の加藤和彦Part.2です。毎回言っていますが、毎月やっているわけではありません。「やっぱり、続きがあったのか!?」とか言われそうですが、まぁまぁ、そこはよしなにしてくだされ。(^_^;
 それでは行きますぞ。

 フォーク・クルセダーズ、“青年は荒野をめざす”(1968)以来のオリジナル・シングル。(2002年11月発売。)フォークルのお抱え作詞家二人の詞によるクラシック・パロディ。(文末に2曲の詞を掲載。)
 「フロイデ」(ドイツ語で「喜び」の意)ならぬ、「風呂行け!」と来たもんだ。おまけに脈絡なく挟まる「ニッポン、チャチャチャ!」。どこまでベートーヴェンをしゃれのめせば気が済むのでしょ。加藤和彦?。いや、このアイディアは北山修なのか!?。詞は きたやまおさむ だもんなぁ。「第九」と「大工」と「大苦」を3重に掛けたジョークもジワジワ来る。
 風呂に入った後のリセット感と言うのはわかるような気がしますよね。湯船に浸かった時は特にそうでしょう。(いやまぁ、そんな真面目な(?)趣旨で書かれた詞ではないとは思うが。(^_^;)今の僕はうたた寝しちゃうので湯船はドクター・ストップ(笑)がかかっちゃってるんだけどね。orz
 松山猛は、サディスティック・ミカ・バンドの作詞家、と言う印象が強かったのですが、“帰って来たヨッパライ”はこの人の作詞だったのですね。クレジットでは「ザ・フォーク・パロディ・ギャング」となっていたので、フォークル皆んなで詞を作ったのかな、と、思ってました。そういえば“イムジン河”の日本語詞もこの人だったなぁ。フォークルの歌詞=北山修と言うイメージだったんだけど、改めねば、ですね。
 その松山の詞による“タテツキー行進曲”で歌われているのはおそらくUSAのことなのでしょうね。あの国は秘密兵器多そうだもんな(苦笑)。関西弁丸出しでユーモラスに歌われるものの、内容は中々毒があります。ちなみに、加藤と松山は京都、北山は兵庫の出身です。(坂崎は東京出身。)

 1994年にパートナーの詞人安井かずみを失ってから、加藤は一作もソロ作品を出していません。(厳密にはサントラとかあるけど。)安井を失った喪失感が余りにも大きかったのでしょう。過去のグループの再結成や、新しい人脈でのコラボを行うようになります。

 加藤和彦晩年(安井かずみ死別後)の主なディスコグラフィー
 2002/10/30『戦争と平和』ザ・フォーク・クルセダーズ
 2002/11/27「フォークル「DAIKU」を歌う」(シングル)ザ・フォーク・クルセダーズ
 2002/12/28『新結成記念 解散音楽會』(2002/11/17ライヴ収録)ザ・フォーク・クルセダーズ
 2005/04/13『天外魔境III NAMIDA』(サウンドトラック)
 2006/10/25『NARKISSOS』サディスティック・ミカ・バンド
 2007/05/23『LIVE in Tokyo』サディスティック・ミカ・バンド
 2007/09/12『ゴールデン・ヒッツ』和幸
 2008/12/03『VITAMIN-Q』VITAMIN-Q featuring ANZA
 2009/02/18『ひっぴいえんど』和幸

 坂崎幸之助とのデュオ・プロジェクト和幸による『ひっぴいえんど』を遺作として、その生涯を自ら終わらせてしまいました。遺書ともとれる手記には「世の中が音楽を必要としなくなり、もう創作の意欲もなくなった。死にたいというより、消えてしまいたい」と綴られていたといいます。死の直前にはうつ病を患っていたといいますが…。
 天国では安井と再び創作活動をしているのでしょうか。

 と言うわけで、今月の加藤和彦は、初期と晩年のシングル作品を採り上げました。次回はいつもの様に、他者への提供作品を見ていこうと思います。


・“DAIKU”歌詞
(Sop.)
おー 風呂行け! また1年の
罪人たちにも一度だけ チャンスを

(Bariton, Chor.)
風呂行け! DAIKU! 日本! チャチャチャ!

(Bariton)
親父は棟梁で 叔父貴も大工
子供の時から カナズチ持って
お家を作って お国を造る
今年も終りだ 一汗流そ

(Chor.)
お風呂に入れば やり直せるぞ
第九は DAIKU(大苦)を 風呂場で歌う

(Bariton)
地獄を彷徨う か弱き君を
釜風呂炎で 浄めてたもれ
湯けむり女神よ 一目会いたい
ケガれた 気持ちを 洗濯したい

(Contralto)
人生彷徨う か弱き女
たわしでゴシゴシ 浄めてたもれ
生まれた時から 混浴好きで
美白の素肌に 漂白したい

(Tenor)
海岸彷徨う 金貸し男
この世のアカをば 浄めてたもれ
生きよか 死のうか 決着つかず
年さえ 越えれば 心入れ替え

(Chor.)
お風呂に入れば やり直せるぞ
第九は DAIKU(大苦)を 風呂場で歌う

戦争も平和も だらだら続く
この頃ミソギも ハライもならぬ
我らは大工だ 明日があるぞ
もう一度 お家を造ってみよう

お風呂に入れば やり直せるぞ
第九は DAIKU(大苦)を 風呂場で歌う

Soprano:Keiko Nakajima(中島啓江)
Bariton:Osamu Kitayama(きたやまおさむ)
Contralto:Kazuhiko kato(加藤和彦)
Tenor:Kounosuke Sakazaki(坂崎幸之助)

※声部の聞き分けは間違いがあるかもしれません。悪しからず。




・“タテツキー行進曲”歌詞
ほら正義の味方もけっこうや
ほらあんたら世界のチャンピオン
強すぎて すごすぎて そや誰もがギブアップ
けど暴力なんぞはもう嫌や
力の時代は堪忍や(ったら)
好かん 好かんタコ 知恵を上手に使いまひょ

株式市場は乱高下 これでは世界はもたん
それでもミサイル どこどんどんと打ち込んで
あちこち壊して この地球をつぶすんか
ヤメテ ヤメテ ヤメテ ヤメテンカー

そらあんたの気持ちもわかるんじゃ
けどあんたの話は不透明
ほんで誰も そやかれも そや安心したいんや
けどあんさんいつでもごまかすねん
ほら何もないと言いながら
秘密兵器 ぎょうさん 作ってもってんねん

そらあんたの言うこともっともや
けど相手の話も聞きなはれ
そら誰も そや僕も そや一緒に考えよ
けどあんたの話しはこわすぎる
そう自分の都合が多すぎる(ったら)
ぜんぶ ぜんぶ 自由にならんと気がすまぬ


ギター:加藤和彦、坂崎幸之助
打楽器:港 大尋





■加藤和彦日記
加藤和彦/memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~(CDシングル)
加藤和彦/ベル・エキセントリック
加藤和彦/うたかたのオペラ
加藤和彦/パパ・ヘミングウェイ
バハマ・ベルリン・パリ~加藤和彦ヨーロッパ三部作(CDブック)
アグネス・ラム / I Am Agnes Lum アグネス・ラムです / with Love さよならは言わない
モップス / モップスと16人の仲間+2
梓みちよ / 夜会服で… + 耳飾り
加藤和彦/ぼくのそばにおいでよ(紙ジャケット仕様)
中山ラビ/MUZAN
アグネス・チャン / ヒット・コレクション
愛・おぼえていますか / 飯島真理 / 中島愛
伊藤つかさ/さよなら こんにちは/不思議の国のつかさ
伊藤つかさ/つかさ
加藤和彦/薬師丸ひろ子/探偵物語/野蛮人のように オリジナル・サウンドトラック
沢田聖子/卒業 +5
加藤和彦/エゴ 加藤和彦、加藤和彦を語る(CD付き音楽本)
高岡早紀 / ル・フェティッシュ
大空はるみ / はるみのムーンライトセレナーデ / VIVA
永田真代 / セクシズム

【CD入手】加藤和彦/memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~(CDシングル) #加藤和彦と北山修 #あの素晴しい愛をもう一度 #加藤和彦


加藤和彦と北山修/あの素晴しい愛をもう一度 (CDシングル)


 特記無き場合、作詞:北山修、作曲:加藤和彦、編曲:葵まさひこ

1. あの素晴しい愛をもう一度 / 加藤和彦 北山修
2. 僕を呼ぶ故郷 / 加藤和彦 北山修
3. 青年は荒野をめざす (詞:五木寛之/編曲:川口真) / ザ・フォーク・クルセダーズ
4. 悲しくてやりきれない (詞:サトウ ハチロー/編曲者不明) / ザ・フォーク・クルセダーズ

 オリジナル・リリース 1971年4月5日

memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~ / 加藤和彦


 今月の加藤和彦Part.1です。毎回言っていますが、毎月やっているわけではありません。「"Part.1"っつーことは、続きがあるのか?」とか言われそうですが、まぁまぁ、そこはよしなにしてくだされ。(^_^;
 それでは行きますぞ。

 おそらくは加藤和彦作品で最も人口に膾炙(かいしゃ)している曲の一つでしょう。他に匹敵するのはフォーク・クルセダーズ時代の“帰って来たヨッパライ”くらいかな。なので楽曲についてのくだくだしい感想は省かせてもらいます。m(_ _)m
 このCDは 2009年10月16日に亡くなった加藤を偲(しの)んで2009年12月16日に発売されました。前半2曲がオリジナル・シングルに収録されていたもので、後の2曲はフォーク・クルセダーズ時代のヒット曲です。フォークルの2曲は余計っち言やぁ余計なんだけど、このシングルから加藤に触れる人がいることを考えると親切なのかも。ただし、楽曲解説のたぐいは一切入っていないですけどね。:-p)
 “青年は荒野をめざす”はオリジナル・アルバムには未収録のフォークルとしての最後のシングルで1968年12月5日発売。CDでは『シングル・コレクション』などに収録されています。“悲しくてやりきれない”は“帰って来たヨッパライ”に続くセカンド・シングルとして1968年3月21日発売。メジャー・デビュー・アルバム『紀元貮阡年』(きげんにせんねん)(1968年7月10日発売)にも収録されています。当初2ndシングルとして準備していた“イムジン河”が突然発売中止になったため、その曲に想を借りながら急遽ひねり出したと言うのは有名な話。尾ひれがついた話では“イムジン河”を逆回転させて作ったというものまでありますが(笑)。ま、それは言いすぎだろ。詞は初対面のサトウ・ハチロー宅に押しかけて依頼したとか。加藤本人が言っているので本当なのでしょう。

 “あの素晴しい愛をもう一度”のオリジナル・シングルは、1stソロの『ぼくのそばにおいでよ』(1969年12月1日)と2ndソロの『スーパー・ガス』(1971年10月5日)の狭間の1971年4月5日に発売されています。B面の“僕を呼ぶ故郷”は2002年12月11日に発売された編集物『Memories 加藤和彦作品集』で初CD化されたと思います。僕は今回初めて聴きました。A面ほどではないにせよこれも大変な名曲で、CDで聴けて幸せというべきでしょう。
 通常は「加藤和彦と北山修」と言う演奏者名で呼ばれるのですが、ジャケットを見てみると、両者の名前が併記されているだけで「と」はありません。まぁ、でも、「加藤和彦と北山修」で良いんじゃない?。(^_^;
 “あの素晴しい愛をもう一度”の成り立ちに関しては、福井光子(後の加藤ミカ)との結婚記念に北山修が詩を書き送り、それに加藤が曲をつけた、と言うのが長い間の通説だったようです。実際にはシモンズ(と言う女性フォークデュオ)のデビュー曲として作っていたものが、何故だか知らないけど、加藤と北山が歌うことになっちゃったようです。もったいなくなっちゃったんだろうな(笑)。まぁ、シモンズはシモンズで、西岡たかしに送られた“恋人もいないのに”(作詞:落合武司)がヒットした(オリコン21位)ので、まぁまぁ良しですか。ちなみに“あの素晴~”はオリコン10位。やっぱりずるいな(笑)。そのお詫びにというわけでもないでしょうが、1972年にミカの作詞で“思い出の指輪”(作曲はもちろん加藤)を提供しています。シングルとして発売されましたが、あんまり売れなかったみたい。(^_^;
 しばしば純然たるフォークの代表曲として引用される“あの素晴~”ですが、この翌年には(正確には同年中には)サディスティック・ミカ・バンドを始動させているのですから、加藤の創作意欲の旺盛さには舌を巻く思いです。ミカ・バンドとしての初めてのレコードは、シングル“サイクリングブギ”で、1972年9月頃(?)に発表されています。まぁ、そこに行く前に『スーパー・ガス』が来るんだけどね。これ、CD化はされてるんだけど、中古市場で価格が高騰していて手がでないのよ。。゚(゚´Д`゚)゚。なので僕は未聴なのです、残念ながら。

■加藤和彦日記
加藤和彦/ベル・エキセントリック
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加藤和彦/ぼくのそばにおいでよ(紙ジャケット仕様)
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アグネス・チャン / ヒット・コレクション
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伊藤つかさ/つかさ
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高岡早紀 / ル・フェティッシュ
大空はるみ / はるみのムーンライトセレナーデ / VIVA
永田真代 / セクシズム

【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。

ブルース・スプリングスティーン / ザ・リバー・ボックス(4CD+3DVD)
マイルス・デイヴィス / Workin'
マイルス・デイヴィス /Cookin'
キング・クリムゾン / 太陽と戦慄 ~40周年記念エディション
レッド・ツェッペリン/聖なる館 <リマスター/デラックス・エディション2CD>
フェイセズ / Long Player
フェイセズ / ロング・プレイヤー (リマスター・紙ジャケット仕様)
 フェイセスはオリジナル仕様の紙ジャケも併せて上げました。「リバーBOX」だけで7CDになるから、それだけで一ヶ月分超なんだよな(笑)。まぁ他のも聴くけど。

テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

2016年の年賀状。

2016年の年賀状
 この写真は、昨年未公開だった2015年6月7日(日)防府北基地航空祭でのブルーインパルス。
 今年もどうぞよろしく!。

テーマ : 謹賀新年
ジャンル : 日記

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Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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