【CD入手】ボブ・ディラン / 時代は変わる (リマスター・紙ジャケット仕様) #BobDylan #TheTimesTheyAreAChangin

時代は変る(紙ジャケット仕様)時代は変る(紙ジャケット仕様)
(2014/3/26)
ボブ・ディラン

商品詳細を見る


参考音源(著作権者の監視が厳しく、オリジナルの音源を参照することが出来ませんでしたので、類似の音源を示します。)


All songs written by Bob Dylan.

1. 時代は変る The Times They Are a-Changin' 3:15
2. ホリス・ブラウンのバラッド Ballad of Hollis Brown 5:06
3. 神が味方 With God on Our Side 7:08
4. いつもの朝に One Too Many Mornings 2:41
5. ノース・カントリー・ブルース North Country Blues 4:35
6. しがない歩兵 Only a Pawn in Their Game 3:33
7. スペイン革のブーツ Boots of Spanish Leather 4:40
8. 船が入ってくるとき When the Ship Comes In 3:18
9. ハッティ・キャロルの寂しい死 The Lonesome Death of Hattie Carroll 5:48
10. 哀しい別れ Restless Farewell 5:32

Personnel
Bob Dylan - vocals, acoustic guitar, harmonica



 この時期のディランはストイックです。
 正確に言うと、フォーク・ロックを始めるまでのディランは、音がストイックなのです。そりゃそうだ、基本ギター一本の弾き語りなんだから。そのうえあのぶっきらぼうな歌い方。よほどはっきりした旋律でなければ捕まえにくくてもしょうがないでしょう。
 そんななかでも、タイトル曲と、“ハッティ・キャロルの寂しい死”は、親しみやすい曲と言えます。これは、個人的な理由で、僕が初めて買ったディランのレコード「バイオグラフ」(5枚組の編集盤、CDでは3枚組)に収録されて馴染んでいたからということもあるし、後者はよしだたくろうが日本語詞を付けて歌っているのを聴いていたからというのもあります。
 よしだたくろうヴァージョンは「オン・ステージ第二集」という二枚組のライヴ・アルバムの冒頭に収録されているのですが、このアルバム、現在では入手困難です。もともと、たくろうの許諾を得ずにエレック・レコードが勝手に出したということもあり、すぐに市場から消えてしまいました。それで、この時期の音源の権利を取得したCBSソニー(当時)が細々とミュージックカセットとして辛うじて売っていたくらいなのです。僕はそのミュージックカセットを持っているのだけれども、長いこと聴いていないので、今ではどこへ行ったかわからなくなってしまいました。たくろう版の歌詞は、原詞とは全く関係なく、自分の青春時代の思い出を綴ったものでした。“準ちゃんがよしだたくろうに与えた多大なる影響”というタイトルにしていたと思います。原曲の倍くらいの長さの曲になっていました。まぁ、ディランに入れ込んでいた(今もそうなのかな)たくろうらしい話ではあります。Youtubeで検索すれば、あちこちの会場で披露したヴァージョンが見つかるんだけれども、まぁ、ディランのファンには関係ない話かな。
 “ハッティ・キャロル~”の歌詞は、無慈悲に杖で打ちつけられて死んだ黒人使用人の歌なのだけど、ディランの詞は「ハッティ・キャロルが殺されたことはたしかに悲しいことだけれども、それ以上に殺した白人のウイリアム・ザンジンガーがわずか6ヶ月の禁錮刑にしかならなかったことのほうがはるかに悲しい」と言う、一捻りした詩作に成っています。
 タイトル曲は鳴り響く鈴の音を模したかのようなギター伴奏に乗ってリズミカルに歌われる。歌詞は「(僕達若者を)手伝ってくれとは言わないが、邪魔だけはしないでくれ。とにかく時代は変わっていっているんだから」と言った、結構辛辣な内容になっています。この曲などの印象で、「プロテスト・フォーク」の騎手として祭り上げられたようなところもあるんだけど(「プロテスト」は「抗議する」と言う意味)、そこだけにとどまっているような人ではないし、また、歌詞をきちんと聴いている人によると、この時期にして既にプロテスト一辺倒の作風ではなくなっているらしい。
 冒頭でストイックだと書いたのだけれども、それでも、曲に寄り添って耳を傾けてみれば、必ずしもぶっきらぼうなだけではないようです。

 “ホリス・ブラウンのバラッド”はシリアスな曲調ながら、よく聴けば親しみやすい旋律で組み立てられているし、“神が味方”もとっつきやすいメロディ。しみじみとした“いつもの朝に”もいい味を出しています。(どことなく“時代は変る”に似ているように感じるのは気のせいか?。)“ノース・カントリー・ブルース”も朴訥とした中に親しみやすさが隠れています。“しがない歩兵”は朗々とした楽曲。“スペイン革のブーツ”もしみじみとした味わいです。“船が入ってくるとき”は快活なリズムと明快な旋律の佳曲でこれはかなり良いと思います。“哀しい別れ”はメジャーキーですがタイトル通りのうら悲しさが漂っています。
 と言うように、一曲づつ丁寧に見ていくと、けっこう馴染みやすい旋律が隠されていることに気づく。(全体的にゆったりした曲が多いのが僕的には物足らないところですが。)一節によると、これらは、ヨーロッパのトラディショナル(伝統的)なフォーク・ソングに取材した成果だという。なので、ヨーロッパのトラディショナルなフォーク・シンガーたちには「パクリだ!」と糾弾されているのだとか(笑)。事の真相は僕には判断しきらないが、ともあれ、この時期のディランの楽曲がストイックなだけではないことは心に留めておきたいと思う。いやまぁ、それでもフォーク期のディランはなかなか僕には手強いのではありますが。(^_^;
 このアルバムは1964年の1月に発表されたが、同年8月にはもう次のアルバム「アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン」が出ています。当時としては普通のリリース・ペースだったのかもしれませんが。1964年といえば、全米でビートルズ旋風が吹き荒れていた時期だということを思い浮かべると、なかなか興味深いですね。



 さて、ここからは、音楽とは直接関係ないよもやま話になる。興味のない人は跳ばしてもらって差し支えない。
 このアルバムの“スペイン革のブーツ”の歌詞は太田裕美の“木綿のハンカチーフ”(作詞:松本隆)の元ネタとして有名な歌詞なのだそうだ。(もちろん日本に於いてのみ、だろう。)男女の会話形式になっているところが、範とされた部分らしいのだが。さて、この歌詞、引用してみよう。(“木綿のハンカチーフ”の方の歌詞は引かない。僕が言いたいこととは直接関係ないので。)

"Boots Of Spanish Leather"

Oh I'm sailin' away my own true love
I'm sailin' away in the morning
Is there something I can send you from across the sea
From the place that I'll be landing ?

No, there's nothin' you can send me, my own true love
There's nothin' I wish to be ownin'
Just carry yourself back to me unspoiled
From across that lonesome ocean.

Oh, but I just thought you might want something fine
Made of silver or of golden
Either from the mountains of Madrid
Or from the coast of Barcelona ?

Oh, but if I had the stars from the darkest night
And the diamonds from the deepest ocean
I'd forsake them all for your sweet kiss
For that's all I'm wishin' to be ownin'.

That I might be gone a long time
And it's only that I'm askin'
Is there something I can send you to remember me by
To make your time more easy passin' ?

Oh, how can, how can you ask me again
It only brings me sorrow
The same thing I want from you today
I would want again tomorrow.

I got a letter on a lonesome day
It was from her ship a-sailin'
Saying I don't know when I'll be comin' back again
It depends on how I'm a-feelin'.

Well, if you, my love, must think that-a-way
I'm sure your mind is roamin'
I'm sure your thoughts are not with me
But with the country to where you're goin'.

So take heed, take heed of the western wind
Take heed of the stormy weather
And yes, there's something you can send back to me
Spanish boots of Spanish leather.


スペイン革のブーツ

ああ、私の愛しい人よ、私は船出する
明日の朝には船出する
海を越えてあなたに送るものが何かあるかしら
私がたどり着いたその場所から?

いや、送って欲しいものなど何もない
僕の愛しい人
欲しいものは何もない
だから傷つく前に、僕のところへ戻っておいで
寂しい海を越えて

おお、でもあなたは何か素敵なものが欲しいに決まっている
銀か、金で作られたもの
マドリッドの山か、
バルセロナの海岸で

ああ、もし暗黒の夜に星を手に入れても
深い海からダイヤを手に入れても
君の優しいキスのためなら、すべて見放す
それが僕の望みのすべて

長く行っていなければならないから
私は聞きたいだけ
私を思い出していてくれる何かをあなたに送りたいの
あなたが寂しく時を過ごさないために

おおどうして、どうして君は何度も聞いてくる
それはただ、僕を悲しませるだけ
僕が今日欲しがっているものを
明日も欲しがっているだけだ

寂しい日に手紙が届いた
彼女の航海の船からだった
いつ帰れるかわからないと書いてあり
気の向くままとあった

ええ、愛しい人よ、今の考えしかないのなら
君の心はもうここにはない
君の心の中にもう自分はいない
君が行った先にしか、君の心はない

そう、気をつけるんだ、西風に気をつけるんだ
嵐の天候にも気をつけなさい
ああ、それから、僕に何か送ってくれるのならば
スペイン革のスペインブーツを


 訳詞を信じるならば、出だしが女性の言葉で、次の連が男性。以降だいたいかわりばんこで呼応していくことになっている。上記の訳はネットで拾ってきたものだけど、僕が持っているCDの訳でも、男女の別はそうなっている。
 これは、アレか?。英語が出来る人には、どちらが女性で、どちらが男性なのか、一目瞭然なのだろうか?。僕のような英語の出来ない人間からすると、原詞を見ても男女の呼応になっているとはとても理解できない。そもそも呼応の形式になっていることに気づくかどうかも怪しい。よしんば呼応していると分かったとしても、どっちが男で女だ、と言うのは、どこで判断するんだろうか?。
 七連目で「It was from HER ship a-sailin'」と言う句が出てきて、ははぁ、旅しているのは、女性なんだな、と、僕には初めてわかったんだが。(と言うか七連目以降は呼応形式になっていないようだが。)
 もし、ディランが、意図的に性差を隠すように詩作したのだとしたら、冒頭から男女の別を明らかにするのは、誤訳、と言う事になるのではないか。
 試しに、その点を留意して、僕が訳してみた。…あぁ、もちろん、僕に詩心なんて無いから、酷い訳詞になったのは勘弁してほしい。あえて手本の訳を見ずに、自力で訳してみた。


 スペイン製の革のブーツ

 あぁ、私は船出する、愛しい人よ
 私は船出する、この朝に
 私が辿り着く土地からあなたに 海を越えて送ることが出来るものがあるでしょうか

 いいえ、なにも送ってほしいものはありません、愛しい人よ
 あなたが寂しい海を越えて、阻害されること無く帰ってきてくれさえしたら、何も欲しいものはありません

 あぁ、でも、私は思う、あなたは金か銀の宝を欲しがるだろうと
 マドリッドの山から、それとも、バルセロナの海岸からでしょうか

 あぁ、でももし私が暗闇に輝く星を持っていたとしても
 あるいは深い海のダイヤを持っていたとしても
 あなたのキスと引き換えにそれらを捨てるでしょう、
 それこそ私が本当に望むこと

 私は長いこと旅せねばなりません
 尋ねることはただひとつ
 たやすく過ぎる時間に耐えて
 私を忘れないでくれるためにあなたに送れるものがあるでしょうか

 おお、どうしてあなたは、どうしてあなたは何度も私に尋ねるのでしょう
 私を悲しませるだけなのに
 私があなたに今日望むことは、明日にもまた望むことなのです

 私は寂しい日に手紙を受け取った
 航海中の彼女の船からだった
 「いつ帰ることになるかわからない」と書いてあった
 僕の気持ちはその手紙に揺さぶられた

 そう、愛しい人、もし君が、そんなふうに思うなら
 僕は確信する、君の心はさまよっていると
 僕は確信する、君の心は僕のもとにはないのだと
 そうではなく、君が去った土地にあるのだと

 気をつけて、気をつけておくれ、西風に
 気をつけておくれ、嵐に
 あぁ、そうだ、君が僕に送ってくれる事が出来る物が有ったよ
 スペイン製の革で出来たスペイン製のブーツ


 拙い訳詞であることは前述したとおりだが、七連目までは極力、性差が現れないように訳してみた。ぎこちないところもあるけれども、日本語は性差が割とはっきり出る言語なのでしょうがない。訳者にはこのくらいの努力はして欲しいところなんだが。(作品名は忘れてしまったけど、エラリー・クイーンの推理小説で、性差がわかる訳をしてしまうと犯人がバレるというというので、訳者が苦労した作品が有った。そこでは訳者あとがきで「ぎこちない訳になってしまい申し訳ない」みたいなことが書かれていた。)
 一応、事情通のファンには前提知識として、当時ディランが付き合っていたスーズ・ロトロとの間に秋風が吹き始めており、また、実際、彼女が単独でヨーロッパに旅行したりしたという事実があるらしい。訳詞者は、そういう事を自分だけ理解して繰り込んで訳すよりは、補足事項としてこれらのことを注記してくれたほうがリスナーには優しいと言うか、役に立つと思うのだが、どうだろうか。(特に、「スペイン革のブーツ」って、結局何の比喩なのかさっぱりわからない。)
 以前、ブルース・スプリングスティーンの「ハイ・ホープス」の日記を書いた時、遠慮深く「翻訳者による詞の解説が載っているのが良い」と書いたのだけど、ほんと、そういう事はぜひやってほしいものだ。ただでさえ難解だと言われるディランの詞など、むりやりな日本語訳詞を載せるよりも、英語詞にまつわる背景や、言葉遣いの注釈などを載せてもらったほうが、リスナーとしてはよっぽどありがたいと思う。いやまぁ、そういうこと言っといて、僕はほとんど歌詞読まない人間なんだけどね。(^_^;


■ボブ・ディラン過去日記
15/02/28 フリー・ホイーリン
14/11/27 ボブ・ディラン(1st)
14/08/27 サイド・トラックス
13/10/30 アナザー・セルフ・ポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[スタンダード・エディション]
スポンサーサイト

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】ジェフ・ベック / ライヴ・ワイアー (リマスター・紙ジャケット仕様)

ライヴ・ワイアー(紙ジャケット仕様)ライヴ・ワイアー(紙ジャケット仕様)
(2005/02/23)
ジェフ・ベック

商品詳細を見る

輸入盤等はこちらから。


Full Album


JeffBeck with The Jan Hammer Group Live

1. フリーウェイ・ジャム Freeway Jam (Max Middleton) - 7:21
2. アース Earth (Still Our Only Home) (Jan Hammer) - 4:34
3. シーズ・ア・ウーマン She's A Woman (John Lennon, Paul McCartney) - 4:25
4. フル・ムーン・ブギー Full Moon Boogie (Hammer, Jerry Goodman) - 6:07
5. 闇 Darkness/Earth In Search Of A Sun 闇 (Hammer) - 7:52
6. スキャッターブレイン Scatterbrain (Jeff Beck, Max Middleton) - 7:26
7. 蒼き風 Blue Wind 蒼き風 (Hammer) - 6:20

Jeff Beck - guitar, special effects.

Jan Hammer - Moog and Oberheim synthesizer.
Freeman - Moog String synthesizer, electric piano, timbales, and lead vocal on "Earth (Still Our Only Home)".
Tony "Thunder" Smith - drums, lead vocal on "Full Moon Boogie".
Fernando Saunders - bass, rhythm guitar on "She's A Woman" and vocal harmony.
Steve Kindler - violin, string synthesizer on "Darkness" and rhythm guitar on "Blue Wind".

Producer Jan Hammer
Released March 1977
Recorded US tour, Summer and/or Fall 1976 (31 August 1976 ?)

 ロック通(?)には有名な珍書「ローリングストーン・レコードガイド」(1979,US)で、栄えある「5つ星中星無し=無価値」に選ばれた珍盤(笑)です。ジェフ・ベックの項の選評者はビリー・アルトマンと言う奴。

ローリングストーン・レコードガイド

 まぁ、この本、無茶苦茶偏りまくった選評で、けなすところはけちょんけちょんにけなしているところにある種の爽快さがあるのですが、まぁ、一言で言えば公平ではない。のですが、妙に納得させられたりするのは文章に力があるからだろうな、やっぱり。

 その選評に乗っかるというわけでもないのですが、僕もこのアルバムは面白くない失敗作だと思います。その最大の要因は、ジェフ・ベック以外のソロイストがでしゃばっていることでしょう。
 ジェフのアルバムではジェフ以外のソロイストは本来要らない。
 それがこのアルバムでは、なにしろヤン・ハマーのキーボードがピロピロとやかましい。その上、変にジェフの音色を意識しているようなところが有って、余計に聞き苦しい。のみならず、ヴァイオリニストまでソロを展開していて、いいかげんにしろ、と、言いたくなる。
 選曲も、ジェフの曲は7曲中4曲のみ。残り3曲はヤン・ハマーのレパートリー。「半分以上ジェフの曲じゃん。OK、OK」と僕も最初は思っていました。「ヤン・ハマーの曲でもジェフはギター弾いてるじゃん、OK、OK」と僕も最初は思っていました。のんきにも。
 しかし、聴きこんでいくに連れ、要所要所で挟まるヤン・ハマーの曲(特にヴォーカル曲!)が異様に耳について不快になってきました。また、ジェフの曲も、前述のとおり、別のソロイストがでしゃばって弾きまくっていて、こっちとしてはもっとジェフのギターを聴きたいのに、と言う、恒常的な欲求不満にさらされることになりました。

 全てはヤン・ハマーが悪い。

 とまで言うと、ヤン・ハマーが可哀そうではあります。そのヤン・ハマーに身を委ねたのはジェフの責任なのですから。そう、ジェフ・メインではない、ヤン・ハマー・グループ・メインのライヴに客演して、その公演のライヴを出すことにしたのは、結局はジェフの責任。多分ジェフとしては、ジャズ・ミュージシャンに認められるのが嬉しかったのでしょう。ロックの人がジャズにコンプレックスを持つというのはありがちなこと。ついでに言うとジャズの人はクラシックにコンプレックスを持っている人がいたりする。クラシックの人はだれにコンプレックスを持っているのか知りませんが。
 だからと言ってヤン・ハマーの罪が軽くなるというもんでも無いです。

 繰り返しになりますが、ジェフ・ベックのアルバムでは、ジェフ以外のソロイストはいなくて良いのです。そりゃ、マックス・ミドルトンやニッキー・ホプキンズなんて人もいたけど(ふたりともキーボード奏者です)、彼らは、引くときはちゃんと引いていました。(「弾く」ではなくて「引く」ですよ。)ちゃんと、「あんたが大将!」てのをわかっていました。しかるにヤン・ハマー・グループの連中ときたら!。

 これ以上はもう同じ文句しか出てこないので、このへんでやめにします。
 まぁ、あれですよ、ジェフ・ベックの一番最初に聴くアルバムには選べない、て事だね。

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】ジョニー・サンダース / Down To Kill (2CD+DVD) #JohnnyThunders #Heartbreakers #DownToKill

Down to KillDown to Kill
(2010/07/15)
Johnny Thunders & The Heartbreakers

商品詳細を見る

国内盤はこちらから



[CD1]Raw & Rare Full Album


[CD2]Complete Speakeasy 1977 Full Album


[DVD]Arrested Alive



[CD1]Raw & Rare with Johnny Thunders & The Heartbreakers
Earley Heartbreakers demos:
Recorded sometime in 1976 at Nap Studios in Staten Island, New York.
1. Born To Lose (Thunders)
2. Can't Keep My Eyes On You (Lure/Nolan)
3. Do You Love Me (Gordy Jnr)
4. It's Not Enough (Thunders)
5. Take A Chance (Lure/Nolan)
6. I Love You (Thunders)
7. Get Off The Phone (Instrumental) (Lure/Nolan)
8. I Wanna Be Loved (Instrumental) (Thunders)

Recorded sometime in 1975 by Lure, Thunders, Nolan with Richard Hell on Bass.
9. Flight (Lure)

Walter Lure & The Ramones:Recorded approx 1985.
10. Street Fighting Man (Jagger/Richard)

Heroes:Recorded at Island Studios 1978.
Walter Lure, Billy Rath, Henri-Paul & Steve Nicol.
11. Too Much Junkie Business (Lure/Thunders)
12. Seven Day Weekend (Pomus/Shuman)

Riverside Demos'77:Original mix produced by Mike Thorne at Riverside Studios, engineered by Nick on December 13 1977;
Thunders, Lure, Rath with Terry Chimes on drums
13. London Boys (Lure/Rath/Thunders)
14. Too Much Junkie Business (Lure/Thunders)

[CD2]Complete Speakeasy 1977 Johnny Thunders & The Heartbreakers
Recorded 15th March 1977.
Speakeasy Set 1:
1. Chinese Rocks (Ramone/Ramone/Ramone)
2. Get Off The Phone (Lure/Nolan)
3. All By Myself (Lure/Nolan)
4. Let Go (Thunders/Nolan)
5. Can't Keep My Eyes On You (Lure/Nolan)
6. I Love You (Thunders)
7. Born To Lose (Thunders)
8. I Wanna Be Loved (Thunders)

Speakeasy Set 2:
9. Do You Love Me? (Gordy Jnr)
10. Chinese Rocks (Ramone/Ramone/Ramone)
11. Get Off The Phone (Lure/Nolan)
12. All By Myself (Lure/Nolan)
13. Going Steady (Thunders)
14. I Love You (Thunders)
15. I Wanna Be Loved (Thunders)

[DVD]Arrested Alive
Lyceum 25th March 1984:
01. Intro 1:55
02. All By Myself (Lure/Nolan) 2:55
03. Let Go (Thunders/Nolan) 3:03
04. I Wanna Be Loved (Thunders) 4:08
05. Copy Cat (Guida/Barge/Royster?) 2:37
06. Can't Keep My Eyes On You (Lure/Nolan) 3:57

Greenhouse Studio 1st April 1984:
07. Intro for Hurt Me 0:20
08. Hurt Me (Thunders) 2:45
09. Sad Vacation (Thunders) 3:13
10. Diary Of A Lover (Thunders) 1:17
11. Like A Rolling Stone (Dylan) 2:35

Marquee 22nd August 1984:
12. Can't Keep My Eyes On You (Lure/Nolan) 0:59
13. Sad Vacation (Thunders) 2:34
14. Who Do Voodoo (Thunders) 2:28
15. I Love You (Thunders) 1:08
16. Little Bit Of Whole (Thunders) 2:08
17. Pipeline (Carmen/Pickard) 2:30

Lyceum Soundcheck
18. Alone In A Crowd (Thunders) - One Track Mind (Lure/Nolan) - Don't Mess With Cupid (Cropper/Floyd/Parker) 3:09

In Trouble In Sweden 1982
19. In Cold Blood (Thunders) - Who Needs Girls? (Thunders) 1:26

20. French Film clip (Courtesy Director Patrick Grandperret) 2:20

Video clip
21. Get Off The Phone (Lure/Nolan) 2:37




 とびきりのロックンロール、本物のロックンロールを聴きたいんだろう?。ならジョニーを聴きな。掛け値なしだぜ。

 夭折のロックン・ローラー、ジョニー・サンダースの初期音源集。と言いつつ、DVDは1984年の映像なのが笑えるが。
 ジョニーの代表作といえば、ハートブレイカーズ名義の「L.A.M.F.」(1977)にとどめを刺す。(このアルバムについては、以前の日記で同アルバムの拡張盤を入手した時のことを書いた。)同時期に録音されながら1982年になってやっと発売されたライヴ「D.T.K.」も同水準といえる。人によっては、ソロ名義の「ソー・アローン」(1978)が一番だろ、と言う人もいるが、あのアルバムは、ゲスト(クリッシー・ハインド、ステーヴ・ジョーンズ、フィル・リノット、ステーヴ・マリオット等)で持ってるアルバムなので、ジョニーの本領を発揮したものではないと僕は思っている。
 なにはともあれ、前述の名作ライヴ「D.T.K.」の音源を軸に、関係有ったりなかったりする音源/映像を雑多にまとめたのが当アルバムだ。
 アバウトな録音日時を見て分かるように、中心となるのは1970年台後半の音源ながら、唐突に1980年台の音源が混じっていたりする。にも関わらず聴いていて違和感はない。全く、ストーンズだって1975年と1982年では全然スタイルが変わっていたんだぜ?。
 CD1は、スタジオ・デモを中心としている。「D.T.K.」と言うよりは「L.A.M.F.」のアウトテイク(1.~8.)中心だが、まぁ、聴けるのは嬉しいことではある。どの演奏もノリきったハートブレイカーズの力量を見せたカッコイイものになっている。9.はベースがまだリチャード・ヘルだった頃の貴重音源。10.で突然10年時代が跳び、ウォルター・ルー(ギター、ヴォーカル)がラモーンズと吹き込んだ“ストリート・ファイティング・マン”。もちろんストーンズのあの曲。前述のとおり、これだけ時代が飛んでも違和感はない(笑)。11.12.はジョニー抜きのセッションだ。13.14.は「L.A.M.F.」以降のセッションで、ドラムスがニュー・ヨーク・ドールズ時代からの盟友、ジェリー・ノーランから元クラッシュのテリー・チャイムズに変わっている。ジョニーとしてはハートブレイカーズを続けようと思っていたのかもしれないが、結局一旦解散となるわけだ。
 CD2は、「D.T.K.」の時に録音した音源のフルセットだ。と言っても、編集アルバムなどで「D.T.K.」未収録の音源は発表済みらしく、ここでは未発表音源はないらしい。2セット合わせても46分ちょいと、短めのステージだったことが分かる。内容はもちろん最高なのだが、6.の頭が切れてたりと、編集が乱暴なのか、マスターがもうそうなっていたのかは不明なれど、ちょっと雑な音源ではある。
 DVDは、前述のとおり、何故か1984年の映像だ。(1982年のものも混じっているが。)にも関わらず本編との違和感の無さがジョニーである(笑)。例のごとく音声だけリッピングしてCD-Rに焼いて聴いている。
 ライセウムの音源は、「LIVE AT The LYCEUM」でもCD化されているのだが、曲目を見ると、こちらのDVD、2.5.以外は初出のようだ。前述のライヴCDではジョニーの演奏はまるごと差し替えられていたが、ここではオリジナルのままのようだ。この演奏を聴くと、それほど調子が悪いというわけでもなく、いつものジョニーで、なぜアルバムでは音が差し替えられたのかちょっと不思議ではある。演奏メンバーは、「D.T.K.」同様、ジョニー、ウォルター、ビリー・ラス(ベース)、ジェリー・ノーラン。
 同年のグリーンハウスでのものはスタジオ収録で、生ギター一本で弾き語っている。「近所に住んでいるあんまり歌の上手くないあんちゃんが興に乗って歌っている」感じで、なんとも微笑ましい(笑)。弾き語りアルバム「Hurt Me」からの選曲が中心。
 やはり同年のマーキーでのライヴは、僕は初耳だ。特に16.は初めて聴く曲。ライセウムの5ヶ月後の演奏だが、ジョニーのコンディションは良いようだ。12.はいつもウォルターが歌っている曲なのだが、ここではジョニーが歌っているのが珍しい。メンバーはよくわからないが、ハートブレイカーズではないようだ。ギターがジョニー一人というのも珍しい。
 18.19.は、断片的な音源。20.は会話だけのトラック。何を話しているのか、対話相手はどういう由来の人なのか、ちょっとわからない。21.はヴィデオ・クリップだが、映像は後付のようだ。音源自体は「L.A.M.F.」収録のものと同じもの。

 内容はざっとこんな感じ。オリジナルの「L.A.M.F.」や「D.T.K.」のCDが安ければそちらのほうがいいのだが、今はこちらの「Down To Kill」のほうが安いようだし、物は試しに買ってみるのも悪くはないかもしれない。

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD聴く】ウェザー・リポート/I Sing The Body Electric - from The COLUMBIA ALBUMS 1971-1975 #WeatherReport #ISingTheBodyElectric

アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリックアイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック
(2014/09/24)
ウェザー・リポート

商品詳細を見る



Full Album


1. Unknown Soldier (Zawinul) 8:00
2. The Moors (Shorter) 4:45
3. Crystal (Vitous) 7:25
4. Second Day In August (Zawinul) 4:13
5. Vertical Invader (Zawinul) / T. H. (Vitous) / Dr. Honoris Causa(Zawinul) 10:40
6. Surucucu (Shorter) 7:42
7. Directions (Zawinul) 4:36
8. Directions, TAKE 1 [studio ver.] 5:29

Personnel
Weather Report

Josef Zawinul - Electric and acoustic piano, ARP 2600 synthesizer
Wayne Shorter - Saxophones
Miroslav Vitous - Bass
Eric Gravatt - Drums

Special Guests

Andrew White - English horn ("Unknown Soldier" only)
Hubert Laws, Jr. - Flute ("Unknown Soldier" only)
Wilmer Wise - D and piccolo trumpets ("Unknown Soldier" only)
Yolande Bavan - Voice ("Unknown Soldier" only)
Joshie Armstrong - Voice ("Unknown Soldier" only)
Chapman Roberts - Voice ("Unknown Soldier" only)
Roger Powell - Consultant (synthesizer programming) ("Unknown Soldier" only)
Dom Um Romao - Percussion ("The Moors" and TOKYO LIVE only)
Ralph Towner - 12-string guitar ("The Moors" only)

Released May 26, 1972
Recorded November 1971 (1-2,8), January 1972 (3-4), January 13, 1972 (5-7)


 前作は「環境音楽」的な作りで、「BGMで流すとちょうど良いのかな」と言う感じでしたが、今回はやや趣が違います。一因は、ウェイン・ショーター(テナー・サックス、ソプラノ・サックス)が頑張って吹きまくっている事です。サックス好きの僕としては、それだけでずいぶん聴いた感じが違いますし、聴き応えがあると感じます。
 ミロスラフ・ヴィトウスのベースも存在感があり、僕はベース好きでもあるので、これも嬉しいですね。

 トラック5以降は東京でのライヴ。日本人の司会者が冒頭と締めで出てきますが、脈絡があっているのかどうかよくわからないことを喋っています。あるいは、オーヴァー・ダブでそれらしいこと言ってるのを後で入れたのかもしれません。それはまぁ良いとして。
 演奏曲目は1stには収録されていないものばかりで、この時期のライヴに当人たちがいかに力を入れていたかが忍ばれます。
 これらの演奏は勢いが有って、とても環境音楽なんて言ってられない。ショーターのサックスも白熱しています。本人たちも気を良くしたのか、このライヴ、後日改めて二枚組のライヴ・アルバムとして出し直しました。
 “Directions”はライヴとスタジオ・テイク(ボーナス・トラック)の両方が収録されています。僕はあまり同じ曲だと意識して聴いてませんが、聴き比べたい人は聴き比べてみるのも一興かもしれないですね。
 と言う感じで、次回のウェザーは、その、二枚組の「ライヴ・イン・トーキョー」を聴こうと思っています。



ウェザー・リポート日記
2015/01/27 Weather Report (1971)
2015/01/27 The COLUMBIA ALBUMS 1971-1975 (7CD 紙ジャケット 輸入盤)

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

【航空祭】2015年美保基地航空祭(5/24(日)開催) 駄目駄目カメラマンの一日。

 2015年5/24(日)。今年も鳥取県は境港市にある美保基地の航空祭にやってまいりました。ここ数年悪天候に見舞われて、ブルーインパルスが飛ばない年が続きましたが、今年は快晴に!。一週間位前の予報では雨だったんだけどね。近づいてみたら、曇り時々晴れになり、当日はまさかの晴れ!ですよ。雲が多めでスッキリした青空ではなかったけど、そこは贅沢言っちゃいかんでしょう。
 ここ数年は6月に入ってからの実施だったので、どうしても梅雨と重なってしまったのだけれども、今年は久々の5月実施。これが吉と出ましたね。

ゲート

 さて、僕は、昨年買ったコンデジ、オリンパス STYLUS SP-820UZ をようやく本来の目的に使うことが出来ました。

オリンパス STYLUS SP-820UZ

広角22.4mmから望遠896mmと言う超スペック。40倍ズームです!。
ですが、今回使ってみて、望遠モードはでかすぎて被写体を捉えられず、しかもピントが合わないので、ほとんど広角側での撮影となりました。今まで持っていたカメラでは、必ず「焦点距離 無限遠」モードが有ったのですが、当カメラにはこのモードがなく、ピントが合わないため撮影を断念する場面が多くありました。
また、液晶画面に自分の顔が映り込んでしまうのも、被写体捕捉の邪魔になりました。液晶で被写体を確認できないことが多々あり、これは望遠でピントが合わないよりも深刻でした。終盤になって何となくコツを掴んできましたが、時すでに遅し。また、望遠では最後までピント合わせも被写体捕捉もうまく行きませんでした。
 と言う感じで、カメラのスペックを全く活かせずに撮影は終わったのですが、それでも何枚かは「見れる」物が有ったので、ここに公開します。

C-1
C-1輸送機。これは被写体が大きいのでわりとマシな方です。

F-15
F-15イーグル戦闘機。望遠で写せなかったので細部は潰れています。orz

F-2
F-2支援戦闘機。これも細部は見にくい。

午前中はスタンプラリーしながらだったので撮影に注力できず、この程度。
お昼休みに用途廃用機(引退して地上展示されている機体)の写真を何枚か撮りましたが、その中から。
F-104
F-104スターファイター戦闘機。スリムな肢体がカッコイイです。

午後からはいよいよブルーインパルスです。航空自衛隊のアクロバット飛行部隊。ゴタクは不要でしょう。

ブルーインパルス
ブルーインパルス
ブルーインパルス
ブルーインパルス
スモークを引く姿が美しいです。

キューピッド 駄目駄目動画

 ハートマークを描き、天使の矢で射抜くというパフォーマンスなのですが、何せ液晶モニタでうまく飛行機を捕捉出来ず、下半分が見切れた動画になってしまいました。

キューピッド
キューピッドの完成形を静止画でも撮りましたが、雲が多いせいもあり、今ひとつはっきり撮れませんでした。
しかし、広角側が22.4mmまで伸びているだけ有って、大空いっぱいに広がったハートマークが画面内に収まっています。あるいはこの日は高度高めで演技したのかもしれませんが…。

ブルーインパルス
これもスモークが綺麗。

スタークロス 駄目駄目動画

 これも、下半分が見切れてしまい、星が半分しか写っていません。(^_^; 僕の一番好きな演目なのですが、残念です。0:40秒当たりから星を描き始めます。

スタークロス
大空いっぱい広がった星を画面内に収めることが出来たのは、やはり広角22.4mmの価値でしょう。こちらはキューピッドより少しはっきり星が見えます。

コークスクリュー動画

 これは比較的うまく撮れました。途中からですけど。

 と言う感じで、なんとかお見せ出来るのはこの程度でした。

ゲート
また来年も来たいな。

テーマ : 航空祭
ジャンル : 趣味・実用

【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。

ボーン・イン・ザ・U.S.A.(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】ボーン・イン・ザ・U.S.A.(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】
(2012/01/23)
ブルース・スプリングスティーン

商品詳細を見る

メキシコの想い出(完全版) Limited Editionメキシコの想い出(完全版) Limited Edition
(2014/2/26)
チャールズ・ミンガス

商品詳細を見る

I AM Agnes Lum アグネス・ラムですI AM Agnes Lum アグネス・ラムです
(2014/7/9)
アグネス・ラム

商品詳細を見る

with Love さよならは言わないwith Love さよならは言わない
(2014/7/9)
アグネス・ラム

商品詳細を見る

アレサ・アライヴスアレサ・アライヴス
(1990/4/25)
アレサ・フランクリン

商品詳細を見る

テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

プロフィール

☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR