漫画:夕凪の街 桜の国/こうの史代 著

 こうの史代/夕凪の街 桜の国[単行本](\840)




 
 





 こうの史代/夕凪の街 桜の国[文庫](\500)
 




 
 



 今年も8月6日と9日がやって来ますなぁ。



 原爆テーマの漫画というと、「はだしのゲン(中沢
啓治著)」がつとに有名ですが、ちょっと表現が激しすぎるところがあるかもしれません。(まぁ、それほど読み込んだ記憶は無いのですが、そんな僕にもそう
いう印象を残している漫画だと言うことです。ただ、僕ら広島の人間は、原爆のグロさは、平和教育とかで見せられすぎて、不感症気味なところがあります。)

 その点、こうの史代さんの「夕凪の街
桜の国」は、やさしい絵柄とあいまって、比較的平和な気持ちで読める漫画です。原爆漫画で連想されるようなどぎつい表現は一切ありません。識者によっては
それが物足りないと偉そうなことを言うかもしれませんが、そういう意見は一切無視してかまいません。



 前半部の「夕凪の街」は、舞台は1955年の広島。終戦から十年後、被爆した女性、皆実(みなみ)の、何気ない日常を優しく追いながらも、被爆
体験の回想などをはさみ、最後には夭折してしまうまでが描かれます。

 このお話の唯一の瑕疵と言えるのが、皆実の死因がはっきり書かれていないことです。広島と長崎で平和教育を受けた人以外は、皆実が亡くなった原
因が原爆症だとは、ちょっと解らないでしょう。その事は作者も気にしていたらしく、巻末の解説で補足しています。



 「夕凪の街」の終わりで、皆実が亡くなる直前に、声にならない声で言います。

 「嬉しい? 十年経ったけど、原爆を落とした人はわたしを見て「やった!またひとり殺せた」とちゃんと思うてくれとる?」

 原爆を呪詛する言葉で、これほど痛烈な言葉に、僕は初めて出会いました。



 「夕凪の街」で、本来、作者が言いたかったことは言い切っていると思うのですが、このお話には、後半に「桜の国」が付いています。



 「桜の国」は、言ってみれば後日談です。時代はぐっと下ります。はっきりと年代は書かれてませんけれども。(巻末の解説で正確な年代と場所が説
明されています。今より少し昔、まだ昭和だった頃です。)皆実の弟、旭(あさひ)の娘、七波(ななみ)が主人公です。旭は被爆した女性、京花(きょうか)
と結婚し、子供を二人もうけました。言ってみれば、「被爆二世」が生きる現代のお話です。京花はすでに亡くなっていますが、七波は元気に生活しています。
その明るさが、僕に「あぁ、被爆者の子供でも元気に生きていけるんだよなぁ」と思わせ、ほっとした気持ちで読み終えました。ですが、作者はもう少し重たい
テーマ~被爆者差別~を「桜の国」に持たせていたようで(文庫版のあとがきにこのことが書かれています)、そこまで読み解けなかった僕の読解力の無さを恥
じるばかりです。


 結局のところ、広島の原爆で24万人死んだとか、長崎では12万2千人だったとか、いや東京大空襲では33万人だったとか、そういうことが問題
なのではなくて、人一人の命の愛おしさと、それが奪われるときの悔しさ、怒り。それが、この作品の言いたいことなんじゃないかな、と、思いました。






 この作品は、単行本版と、それより判の小さい文庫版の2種類が出ています。文庫版には、新しくあとがきが追加されているんですけれども(「書標
ほんのしるべ」2005年4月号から再録)、それは、本屋でちょこっと立ち読みすればよいような気がします。(^_^;

 この作者の暖かい絵柄を堪能するには、判の小さい文庫版ではちょっと物足りないと思います。といって、僕は値段の安さにひかれて文庫を買ってし
まったのですけれども。(^^ゞ(単行本版は、まんが図書館で借りて読みました。)お金に余裕の無い人以外は、単行本版がお勧めです。






 http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2010/07/post_1c6f.html

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こうの史代/夕凪の街 桜の国

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 こうの史代/夕凪の街 桜の国[文庫](\500)


 

 
 

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携帯電話、2度目の修理から戻ってきました。でも直ってないかもしれない。

 修理票には「現象再現せず。原因不明。念のためメイン基盤交換」という旨の事が。現象再現せずで原因特定できず。とりあえず、メイン基盤交換してみた、と。つまり、直ってないかもしれない、と言うことですね…。
 しっかりしろよ、パナソニック!。おれもう二度とパナ端末使わねぇ!。来年の9月に今の端末の契約が切れたら、iPhoneにしてやる~!。



 まぁ、店員の無作法ぶりはもう慣れたと言うか、言うてもしょうがないと言うか。
 僕「修理に出したときに申し込みさせられた(正体不明の)このオプション外して欲しいんですけど。」
 店員「これは来月にならないと外せないかも…。」(そー言えばこのオプション押し付けた店員が、「修理が上がるのが8月になってからでしょうから」とか言うとったな。)
 四の五の言わずに、まず確認せい!。その上で、だめだったら、申し訳ありませんが言うて(必ず謝るのがポイント)、状況を説明せい!。
 まぁ、言うてもしょうがないので、「とにかく外してください。」
 店員「やってみます…。あ、外せるようですね。」
 そうじゃろう、そうじゃろう、やりもせん前から、できんと言うことを前提で話するんじゃないよ。努力をしろ、努力を。誠意を見せろ、誠意を。
 まぁ、言うてもしょうがないんじゃが。

音楽DVD:ローリング・ストーンズ/ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実

 ローリング・ストーンズ/ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実[DVD] 




 
 



 傑作アルバム「メイン・ストリートのならず者」について、後付のインタヴューによって(まぁ、製作当時のマテリアルも有る事は有りますが)、製作時のエピソードなどをドキュメントしたものです。
 BBCが作成した60分ちょっとのメイン・ドキュメントに、メンバーや部外者のインタヴュー等を1時間半ほど追加してあります。
 正直、音楽的な興味をかき立てるような話はほとんど無いです。ボーナス・フィーチャーでのドン・ウォズ(だったと思うんだけど)が、若干つっこんだ話をしているくらいでしょうか。
 インタビューに答えている面々では、リズ・フェアがいい女だな、と、思いました(笑)。



 でもまぁ、「ならず者」製作時の混乱状況は伝わってきます。それを聞くと、良くそんな状況で2枚組みアルバムなんて作れたな、と、思ってしまいます。そこらへんが、ストーンズのしたたかさ、と言う事でしょうか。



 まぁ、\2,720円(Amazon、2010/7/27(火)現在)なら買っても良いかな、どうかな、ってとこですね。



 http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2010/07/dvd_2018.html
 ↑例のごとく、上記の僕のブログ経由でAmazonから購入していただくと、僕にアフィリエイトが僅かながら入りますので、よろしくお願いします。って、このレビューで買う気になる人いるんだろうか(笑)。

ローリング・ストーンズ/ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実[DVD]

 

 
 

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通院日記:うつ症状編、サインバルタ4週目、トレドミン無しに。

 今日は、毎週行っている、うつ症状の受診に行って来ました。



 ここ一週間は調子良く、毎日早起きできていたことを話しました。早いときは、夜の7時ごろに寝て、深夜の1時頃に起きていました。先生からは「極端ですね」と言われましたが。(^_^; ここ数日は、夜9時頃にTVを見ながらうつらうつらし、夜12時前に寝なおして、朝5時前に起きる、と言うパターンでした。また、早起き出来ているときは、まんが図書館に出かけていることもお話しました。(以前にもお話したことはあるはずなのですが、僕の主治医さんたちは、どうも、まんが図書館のことは軽く見てらっしゃるようです。(^_^;)
 調子が良くなってきているのは、サインバルタが効いてきているのかもしれませんね、と言う話になり、今回は、今まで服用していたトレドミン(ここ数週で段階的に服用を減らしてきましたが)を、全くなくする事になりました。



 家に帰ると、「メインストリートのならず者の真実」が届いていましたが、それはまた、別の日記で。

音楽CD入手:PAUL McCARTNEY / GOOD EVENING NEW YORK CITY

 PAUL McCARTNEY / Good Evening New York City (Bonus Dvd) [Import, from
US]
 




 
 



 PAUL McCARTNEY / JET





http://www.youtube.com/watch?v=zlELackcEu0


 ポールの最新ライヴ・アルバム。エド・サリヴァン・シアターでの、ルーフトップを模したライヴのボーナスDVDのついたバージョンです。

 本編CDはMC無し、本編CDと同じ曲目を収録したDVDはMCも収録。でも、字幕が無いから、なに言っているか解りません。(^_^;

 ボーナスDVDのついたバージョンは、国内盤はもう売切れみたいですので、この輸入盤がお得です。2CD+2DVDで、なんと、\2,549円
です!。(2010/7/26(月)現在、Amazonにて。)これは買わねば(笑)。



 などと書いた後にこういうことを言うのは興ざめなのですが…。このアルバム、ローリング・ストーンズの「メイン・ストリートのならず者」を聴い
た二日後にAmazonから届いたのですが…。「ならず者」の後に聴くと、いかにもサウンドが軽い!。特にギターが軽すぎて(これはミキシング・エンジニ
アの好みなのかもしれませんが)、どうも違和感を感じてしまいました。

 まぁ、かたや、ストーンズの全盛期の傑作ですから、比較して聴くのがそもそもの間違いかもしれません。それにしても、ツアーの後半では演奏する
ようになった「All My Loving」を、ここでは演奏していないのには、納得できない~。



 などと、ぼやいてしまいましたが、そういった、言いがかり的な事を除けば、楽しめるアルバムです。

 ウィングス時代をほとんど知らない僕にとっては、ビートルズ・ナンバーを多数演ってくれているのが、なんとも嬉しいです。でもウィングスも大好
きだ、という人には不満かもしれませんね。僕も、このCDの「Jet」や「Band On The Run」はかなり好きです。



 バンド・オン・ザ・ランのリマスターCDが発売中止になってしまったので、しばらくはこのCD&DVDで渇きを癒すしかないですかね。


 http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2010/07/paul-mccartney.html

 上記の僕のブログ経由で購入していただきますと、例のごとく、僕にアフィリエイトが僅かながら入りますので、よろしくお願いします。(^^ゞ

PAUL McCARTNEY / Good Evening New York City (Bonus Dvd) [Import, from US]

 PAUL McCARTNEY / Good Evening New York City (Bonus Dvd) [Import, from US]


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音楽CD入手:ローリング・ストーンズ/メイン・ストリートのならず者(リマスター盤)

 ローリング・ストーンズ/メイン・ストリートのならず者

 




 
 



 今頃その日記を書くか!、シリーズ、小ネタ編です。

 5/18(火)にはCDを買っていたのですが、今頃になって日記に書きます。(^_^;



 「ならず者」のリマスター盤は、何種類かありますが、僕が購入したのは、ボーナスCDの付いたデラックス・エディション。他に、DVDとアナロ
グLPが付いたスーパー・デラックス・エディションというのもあるんですが、それは、値段があほらしいのと、いまさらアナログLPでもないだろう、と言う
ことで外しました。

 DVDは、「コックサッカー・ブルーズ」「レディース・アンド・ジェントルマン」「ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのなら
ず者」の真実」からの抜粋です。「コックサッカー~」は、公式に完全版が出されることはまず無い作品なので、この抜粋版もそれなりに貴重と言えるのでしょ
う。「レディース~」は、この秋に完全版が発売される予定です。「~イン・エグザイル~」も7月末に完全版がDVDで発売されますし、映画でも公開されて
いますので、すでに観たと言う人もいるでしょう。まぁ、いずれにしても僕的には今回のスーパー・デラックス・エディションはパスですね。



 ローリング・ストーンズ/ダイスをころがせ





http://www.youtube.com/watch?v=6U8JlcB_BzA



 「ならず者」を初めて通して聴いたのは1989年の秋のことでした。(CDでした。)その時は、あまり芳しい印象を持ちませんでした。

 それは、アナログ盤でB面に当たる楽曲群に代表される、ダルでルーズなサウンドが散りばめられているのが、生理的に受け付けなかったからです。
「ストーンズはもっとアップテンポでなきゃ」と、思っていたかどうかは記憶に定かではありませんけどね。

 それが、今回のリマスターを聴きなおしてみると、件のB面曲も含め、実にしっくり来ること!。これは、僕が、年齢を重ねて、このアルバムの魅力
に気づくようになったと言うことなのでしょうか!?。「とすれば、年を重ねることにも、なにかしら素晴らしい側面はあるわけだ。」(by 村上春樹
from ポートレイト・イン・ジャズ)

 まず、A面の流れは完璧です。「ロックス・オフ」「リップ・ディス・ジョイント」で始まるアップテンポなロックンロールは最高の一言!。ギアを
入れ替えての「シェイク・ユア・ヒップス」(スリム・ハーポ!)も見事なチェンジ・オブ・ペイス。そして「カジノ・ブギ」でもう一段“溜めて”おいて、炸
裂する「ダイスをころがせ」!。うん、確かに、ストーンズの最高傑作かもしれません。(個人的には「イッツ・オンリィ・ロックンロール」のスマートさも捨
てがたいと思いますが。)

 そして、B面に入り、コクと粘りのある演奏をたっぷりと聴かせ、アナログで2枚目のC面トップ「ハッピー」(キースのヴォーカルの傑作!)で再
びアップテンポで飛翔します。以降は、B面で聴かせたスローなナンバーも織り交ぜながら、緩急巧みにD面のラストの「ソウル・サヴァイヴァー」まで聴かせ
ます。


 しかしまぁ、本編ディスクの素晴らしさは、僕がこんなにくだくだと話すまでも無いことではあるのですよね。やはり衆目の集まるのは、ボーナス
ディスクの未発表マテリアル集でしょう。



 ローリング・ストーンズ/パス・ザ・ワイン(ソフィア・ローレン)





http://www.youtube.com/watch?v=q3tng7H3qi0



 未発表マテリアルは、いかにも「ならず者」らしく、ミドルテンポ~スローテンポの曲ばかり!。(例外的にアップテンポなのは、インストの「タイ
トル5」と、日本盤にだけ入っている「オール・ダウン・ザ・ライン」の別テイクのみ。)

 一曲めの「パス・ザ・ワイン」が特に気に入りましたが、それ以外の曲も名演というに足るものばかりで、聴き応え充分!。

 ただし、これらの未発表曲が、未発表のままに終わっていた理由もわかります。名演ではあるけど、名曲度で言うと、やはり、本編に収められた楽曲
には及ばないのです。それが、発表当時、CDにしたときディスク一枚で収まってしまう曲数しか収録しなかった理由なのでしょう。

 それでも、僕は、ストーンズのファンなので、充分楽しんで聴いていますけどね!。CDチェンジャーにはディスク2のほうを先にセットしているく
らいです!。

 これらの未発表曲集は、近年手を加えられた形跡があります。「パス・ザ・ワイン」はヴォーカルやコーラスを差し替えたようですし、曲によって
は、ミック・テイラーがオーヴァーダブしたものもあると言う噂です!。

 おそらくはミック・ジャガーの完全主義がこれらのオーヴァーダブを敢行させたのでしょうが、できれば、オリジナル音源のままで聴いてみたかった
と思います。いや、もちろん、オヴァーダブ・ヴァージョンでも違和感があると言うような事ではないのですが。

 ブートレグ聴き倒してる人とかは、オリジナル音源を耳にしてるんだろうなぁ~。


 メイン・ストリートのならず者(スーパー・デラックス・エディション)(初回限定盤)(2SHM-CD+2LP+DVD付)



 メイン・ストリートのならず者<デラックス・エディション> [SHM-CD2]



 メイン・ストリートのならず者(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]



 メイン・ストリートのならず者(通常盤)

 

http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2010/07/post_118b.html

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ローリング・ストーンズ/メイン・ストリートのならず者 各種

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 ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実(DVD)


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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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