【CD入手】ボブ・ディラン / アット・フィルハーモニック・ホール (ブートレッグ・シリーズ第6集)(2CD) #BobDylan #Live1964ConcertAtPhilharmonicHall


■目次
●基本情報
●厄介事はもう御免
●光るバイエズとの共演
●当時の状況
●今後のディラン日記の予定
■ボブ・ディラン日記一覧


●基本情報

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ボブ・ディラン / アット・フィルハーモニック・ホール

特記なき楽曲はボブ・ディラン作詞作曲
* は、ジョーン・バイエズとの共演

Disc 1
1. 時代は変る - The Times They Are a-Changin' – 3:29
2. スパニッシュ・ハーレム・インシデント - Spanish Harlem Incident – 3:07
3. ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース - Talkin' John Birch Paranoid Blues – 4:06
4. ラモーナに - To Ramona – 6:01
5. デイヴィー・ムーアを殺したのは誰? - Who Killed Davey Moore? – 4:46
6. エデンの門 - Gates of Eden – 8:32
7. 出いくのなら - If You Gotta Go, Go Now (Or Else You Got to Stay All Night) – 4:06
8. イッツ・オールライト・マ - It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) – 11:26
9. アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ - I Don't Believe You (She Acts Like We Never Met) – 4:01
10. ミスター・タンブリン・マン - Mr. Tambourine Man – 6:33
11. はげしい雨が降る - A Hard Rain's a-Gonna Fall – 7:44

Disc 2
1. 第3次世界大戦を語るブルース - Talkin' World War III Blues – 5:52
2. くよくよするなよ - Don't Think Twice, It's All Right – 4:34
3. ハッティ・キャロルの寂しい死 - The Lonesome Death of Hattie Carroll – 6:57
4. ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド - Mama, You Been on My Mind – 3:35 *
5. 銀の剣 - Silver Dagger (トラディショナル) – 3:47 *
6. 神が味方 - With God on Our Side – 6:17 *
7. 悲しきベイブ - It Ain't Me, Babe – 5:11 *
8. オール・アイ・リアリー・ウォント - All I Really Want to Do – 4:01

Bob Dylan — vocal, guitar, harmonica
Joan Baez — vocal on "Mama, You Been on My Mind," "Silver Dagger," "With God on Our Side," and "It Ain't Me, Babe"

Recorded October 31, 1964

 ※著作権監視が厳しいため音源の引用はありません。


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●厄介事はもう御免

 いやいや、『トラブル・ノー・モア』良いわ~。…って、『アット・フィルハーモニック・ホール』の日記じゃないんかい!、ってか?。まぁまぁ、硬いこと言いなさんなよ。ディランのゴスペル期(1979-81年)の音源(半分以上ライヴ音源)を8CD+DVDにまとめたこのセット、すごく良いのよ。一級の腕前のバンドを従えて、歌いまくるディランが良いのよ。今までの日記で、さんざん、「フォーク期のディランは苦手です」と言ってきたけど、いや、俺は間違っていなかったね!(ソウカ?)。やっぱディランは腕利きのバンドを従えたときが最高だぜ!。

 と、まぁ、さんざんフォーク期のディランをこき下ろして気が済んだので、ここからはできるだけ褒めるところを見つけていこうと思います。(^_^;

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●光るバイエズとの共演

 さすがにライヴ音源だけあって、選曲的にディランのこの時期の名曲が詰め込まれており、なかなか聴き応えが有ります。また、ゲストにジョーン・バイエズが登場するのも良いです。
 この時期のディランの特徴と言って良いのでしょうか、言葉が速射砲のように連射されていきます。僕は英語がさっぱりわかりませんが、英語圏の人にとっては、これはなかなかスリリングな体験だったのではと思うのですがどうでしょうか。
 バイエズをゲストに招くのはディスク2の4曲目“ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド”(ディランの『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』のアウトテイク曲。バイエズの『フェアウェル・アンジェリーナ』(1965年)に収録される。ディランのアルバムとしては『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)が初出の模様)からです。ここから、7曲目までバイエズの美声が楽しめます。
 ところで最近、バイエズの初期のソロ・アルバム(『イン・コンサート』)を入手したのですが、意外にも、一枚聴き通すのが結構苦しかったです。(^_^; それは、ギター一本だけの弾き語りということもあるかと思いますが、彼女の歌声が…、そうですね、デイヴ・マーシュの言葉を借りて言えば「彼女のソプラノはあまりにも完璧すぎて、感情表現には欠けるところがあった」と言う事になりましょうか。(僕の日記でしばしば登場する『ローリングストーン・レコードガイド』からの借用です。)そのクールさは彼女の強みでも有るのですが、弱点でも有るのだなぁ、と、しみじみ思ったりしている次第です。
 にも関わらず、ここでの二人の演奏は素晴らしい。ディランの「悪声」とバイエズの美声とが、見事な対照を作っています。当意即妙とまでは行っていない部分もありますが、そこが逆に生き生きとした今まさに音楽が生まれてきているのだという生々しさを与えてもいます。お互いの長所短所を伸ばし合い補い合っているかのようなデュエットは一聴の価値があると言えるでしょう。

 ところで。何度も客席から笑いが起こるのですが、何がおかしいのか、正直わかりません。曲間の喋りは一応歌詞カードに対訳も載っているのですが…。なんど読んでも何がおかしいのかさっぱりわからない。あと、曲中で起こる笑いですが、コレは本当にわからない。歌詞カードに載っている歌詞は基本的にスタジオ盤と同じものしか載っていないので、ライヴで歌詞が変わっているものは全くわけがわかりません。これはまずいだろ、ソニーさん。ちゃんと聞き取りでの歌詞を載っけて欲しいなぁ…。

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●当時の状況

 このアルバムの音源は1964年のハロウィンに収録されており、時期的には傑作『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』(1964年8月8日発売)(以前の日記でも書いたけど、本当に傑作。フォーク期プロテスト期のディランを聴いて「なんかディランってとっつき悪いなぁ」と思った方は是非聴いてみて欲しいです。)発表の少し後。アメリカの大衆音楽シーンは、「ビートルズの上陸」で大騒動になっていた時期。(ビートルズは”抱きしめたい”が1963年の12月26日に発売されて以降活発なリリースが続いており、映画「ハード・デイズ・ナイト」が1964年8月11日に米で封切られ、その大ヒットを受けて(かな?)11月には『ビートルズ物語』と言うドキュメンタリーの音盤(!)が発売されたりしています。)ディランの中にも、次の音は鳴り響いていたはずで、その最初の成果が『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』(1965年1月録音、3月27日発表)として花開きます。
 このハロウィン・コンサートでは、あくまでギター一本とハモニカでの弾き語りに終始しています。バンドを従えたコンサートでも、しばしばギターでの弾き語りのコーナーを設けるディランのことですから、このスタイルには彼なりの自信と自負が有るのでしょう。
 ディランが初めてバンドを従えた頃の演奏は、ヴィデオソフト『ニューポート・フォーク・フェスティバル1963-1965』の1965年7月25日の記録で観る/聴く事ができます。(これがディラン初の電化バンドを従えた衆前演奏かどうかは不明。)

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●今後のディラン日記の予定

 ところで、この時期の(フォーク期の)弾き語りライヴ音源が未だ有ることを『ウィットマーク・デモ』の日記のところで書きました。本当なら次はその音源を入手して、と、行きたかったのですが、冒頭に述べたように「やっぱディランはバンドを従えてこそだよ!」というモードに入ってしまったので、多分その音源は、採り上げるとしても相当あとになるかと。あしからずご了承くださいませ。m(_ _)m
 と言う感じで、『ブロンド・オン・ブロンド』までで停滞していたこのディラン日記、次回は、少し進んで、『地下室』の音源を聴いていきます。なかなか『ジョン・ウェズリー・ハーディング』に行かない。(^_^;
 今年中には行かないってわかってる。(^^ゞ

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■ボブ・ディラン日記一覧







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ボブ・ディラン / トラブル・ノー・モア (8CD+DVD)


All compositions by Bob Dylan except as indicated

Disc 1: Live
1. スロー・トレイン/ Slow Train (Nov. 16, 1979)
2. ガッタ・サーヴ・サムバディ/ Gotta Serve Somebody (Nov. 15, 1979)
3. アイ・ビリーヴ・イン・ユー/ I Believe in You (May 16, 1980)
4. ホェン・ユー・ゴナ・ウェイク・アップ/ When You Gonna Wake Up? (July 9, 1981)
5. ホェン・ヒー・リターンズ/ When He Returns (Dec. 5, 1979)
6. マン・ゲイヴ・ネームズ・トゥ・オール・ジ・アニマルズ/ Man Gave Names to All the Animals (Jan. 16, 1980)
7. プレシャス・エンジェル/ Precious Angel (Nov. 16, 1979)
8. コヴィナント・ウーマン/ Covenant Woman (Nov. 20, 1979)
9. ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング/ Gonna Change My Way of Thinking (Jan. 31, 1980)
10. ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー/ Do Right to Me Baby (Do Unto Others) (Jan. 28, 1980)
11. ソリッド・ロック/ Solid Rock (Nov. 27, 1979)
12. ホワット・キャン・アイ・ドゥ・フォー・ユー/ What Can I Do for You? (Nov. 27, 1979)
13. セイヴド/ Saved (Jan. 12, 1980) (Bob Dylan / Tim Drummond)
14. イン・ザ・ガーデン/ In the Garden (Jan. 27, 1980)

Disc 2: Live
1. スロー・トレイン/ Slow Train (June 29, 1981)
2. エイント・ゴナ・ゴー・トゥ・ヘル・フォー・エニバディ/ Ain't Gonna Go to Hell for Anybody (Unreleased song - Apr. 24, 1980)
3. ガッタ・サーヴ・サムバディ/ Gotta Serve Somebody (July 15, 1981)
4. エイント・ノー・マン・ライチャス、ノー・ナット・ワン/ Ain't No Man Righteous, No Not One (Unreleased song - Nov. 16, 1979)
5. セイヴィング・グレイス/ Saving Grace (Nov. 6, 1979)
6. ブレスト・イズ・ザ・ネイム/ Blessed Is the Name (Unreleased song - Nov. 20, 1979)
7. ソリッド・ロック/ Solid Rock (Oct. 23, 1981)
8. アー・ユー・レディ/ Are You Ready? (Apr. 30, 1980)
9. プレッシング・オン/ Pressing On (Nov. 6, 1979)
10. ショット・オブ・ラヴ/ Shot of Love (July 25, 1981)
11. デッドマン・デッドマン/ Dead Man, Dead Man (June 21, 1981)
12. ウォータード・ダウン・ラヴ/ Watered-Down Love (June 12, 1981)
13. イン・ザ・サマータイム/ In the Summertime (Oct. 21, 1981)
14. ザ・グルームズ・スティル・ウエイティング・アット・ジ・オルター/ The Groom's Still Waiting at the Altar (Nov. 13, 1980)
15. カリビアン・ウィンド/ Caribbean Wind (Nov. 12, 1980)
16. エヴリィ・グレイン・オブ・サンド/ Every Grain of Sand (Nov. 21, 1981)

Disc 3: Rare and Unreleased
1. スロー・トレイン/ Slow Train (Soundcheck – Oct. 5, 1978)
2. ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー/ Do Right to Me Baby (Do Unto Others) (Soundcheck – Dec. 7, 1978)
3. ヘルプ・ミー・アンダースタンド/ Help Me Understand (Unreleased song – Oct. 5, 1978) (Hank Williams)
4. ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング/ Gonna Change My Way of Thinking (Rehearsal – Oct. 2, 1979)
5. ガッタ・サーヴ・サムバディ/ Gotta Serve Somebody (Outtake – May 4, 1979)
6. ホェン・ヒー・リターンズ/ When He Returns (Outtake – May 4, 1979)
7. エイント・ノー・マン・ライチャス、ノー・ナット・ワン/ Ain't No Man Righteous, No Not One (Unreleased song – May 1, 1979)
8. トラブル・イン・マインド/ Trouble in Mind (Outtake – April 30, 1979)
9. イェ・シャル・ビー・チェンジド/ Ye Shall Be Changed (Outtake – May 2, 1979)
10. コヴィナント・ウーマン/ Covenant Woman (Outtake –February 11, 1980)
11. スタンド・バイ・フェイス/ Stand by Faith (Unreleased song – Sept. 26, 1979)
12. アイ・ウィル・ラヴ・ヒム/ I Will Love Him (Unreleased song – Apr. 19, 1980)
13. ジーザス・イズ・ザ・ワン/ Jesus Is the One (Unreleased song – Jul. 17, 1981)
14. シティ・オブ・ゴールド/ City of Gold (Unreleased song – Nov. 22, 1980)
15. シーフ・オン・ザ・クロス/ Thief on the Cross (Unreleased song – Nov. 10, 1981)
16. プレッシング・オン/ Pressing On (Outtake – Feb. 13, 1980)

Disc 4: Rare and Unreleased
1. スロー・トレイン/ Slow Train (Rehearsal – Oct. 2, 1979)
2. ガッタ・サーヴ・サムバディ/ Gotta Serve Somebody (Rehearsal – Oct. 9, 1979)
3. メイキング・ア・ライアー・アウト・オブ・ミー/ Making a Liar Out of Me (Unreleased song – Sept. 26, 1980)
4. ヤンダー・カムズ・シン/ Yonder Comes Sin (Unreleased song – Oct. 1, 1980)
5. 1980年1月, ポートランドでの公演告知ラジオスポット/ Radio Spot January 1980, Portland, OR show
6. カヴァー・ダウン、プレイ・スルー/ Cover Down, Pray Through (Unreleased song – May 1, 1980)
7. ライズ・アゲイン/ Rise Again (Unreleased song – Oct. 16, 1980) (Dallas Holm)
8. エイント・ゴナ・ゴー・トゥ・ヘル・フォー・エニバディ/ Ain't Gonna Go to Hell for Anybody (Unreleased song – Dec. 2, 1980)
9. ザ・グルームズ・スティル・ウエイティング・アット・ジ・オルター/ The Groom's Still Waiting at the Altar (Outtake – May 1, 1981)
10. カリビアン・ウィンド/ Caribbean Wind (Rehearsal – Sept. 23, 1980)
11. ユー・チェンジド・マイ・ライフ/ You Changed My Life (Outtake – April 23, 1981)
12. ショット・オブ・ラヴ/ Shot of Love (Outtake – March 25, 1981)
13. ウォータード・ダウン・ラヴ/ Watered-Down Love (Outtake – May 15, 1981)
14. デッドマン・デッドマン/ Dead Man, Dead Man (Outtake – April 24, 1981)
15. エヴリィ・グレイン・オブ・サンド/ Every Grain of Sand (Rehearsal – Sept. 26, 1980)

Disc 5: Live in Toronto 1980
1. ガッタ・サーヴ・サムバディ/ Gotta Serve Somebody (April 18, 1980)
2. アイ・ビリーヴ・イン・ユー/ I Believe In You (April 18, 1980)
3. コヴィナント・ウーマン/ Covenant Woman (April 19, 1980)
4. ホェン・ユー・ゴナ・ウェイク・アップ/ When You Gonna Wake Up? (April 18, 1980)
5. ホェン・ヒー・リターンズ/ When He Returns (April 20, 1980)
6. エイント・ゴナ・ゴー・トゥ・ヘル・フォー・エニバディ/ Ain't Gonna Go To Hell For Anybody (Unreleased song - April 18, 1980)
7. カヴァー・ダウン、プレイ・スルー/ Cover Down, Pray Through (Unreleased song - April 19, 1980)
8. マン・ゲイヴ・ネームズ・トゥ・オール・ジ・アニマルズ/ Man Gave Names To All The Animals (April 19, 1980)
9. プレシャス・エンジェル/ Precious Angel (April 19, 1980)

Disc 6: Live in Toronto 1980
1. スロー・トレイン/ Slow Train (April 18, 1980)
2. ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー/ Do Right To Me Baby (Do Unto Others) (April 20, 1980)
3. ソリッド・ロック/ Solid Rock (April 20, 1980)
4. セイヴィング・グレイス/ Saving Grace (April 18, 1980)
5. ホワット・キャン・アイ・ドゥ・フォー・ユー/ What Can I Do For You? (April 19, 1980)
6. イン・ザ・ガーデン/ In The Garden (April 20, 1980)
7. バンド紹介/ Band Introductions (April 19, 1980)
8. アー・ユー・レディ/ Are You Ready? (April 19, 1980)
9. プレッシング・オン/ Pressing On (April 18, 1980)

Disc 7: Live in Earl's Court, London – June 27, 1981
1. ガッタ・サーヴ・サムバディ/ Gotta Serve Somebody
2. アイ・ビリーヴ・イン・ユー/ I Believe In You
3. ライク・ア・ローリング・ストーン/ Like A Rolling Stone
4. マン・ゲイヴ・ネームズ・トゥ・オール・ジ・アニマルズ/ Man Gave Names To All The Animals
5. マギーズ・ファーム/ Maggie's Farm
6. アイ・ドント・ビリーヴ・ユー/ I Don't Believe You
7. デッドマン・デッドマン/ Dead Man, Dead Man
8. 北国の少女/ Girl From The North Country
9. やせっぽちのバラッド/ Ballad Of A Thin Man

Disc 8: Live in Earl's Court - London - June 27, 1981
1. スロー・トレイン/ Slow Train
2. レッツ・ビギン/ Let's Begin (Jim Webb)
3. レニー・ブルース/ Lenny Bruce
4. ミスター・タンブリン・マン/ Mr. Tambourine Man
5. ソリッド・ロック/ Solid Rock
6. 女の如く/ Just Like A Woman
7. ウォータード・ダウン・ラヴ/ Watered-Down Love
8. いつまでも若く/ Forever Young
9. ホェン・ユー・ゴナ・ウェイク・アップ/ When You Gonna Wake Up
10. イン・ザ・ガーデン/ In The Garden
11. バンド紹介/ Band Introductions
12. 風に吹かれて/ Blowin' In The Wind
13. イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー/ It's All Over Now, Baby Blue
14. 天国への扉/ Knockin' On Heaven's Door

ディスク:9 (DVD)
1. 井戸端の女 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付)) (Trad.)
2. イントロ (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
3. アー・ユー・レディ (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
4. 説教:偽善 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
5. ソリッド・ロック (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
6. 説教:美徳、その一 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
7. スロー・トレイン (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
8. 説教:美徳、その二 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
9. ホェン・ヒー・リターンズ (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
10. プレシャス・エンジェル (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
11. 説教:節制 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
12. セイヴド (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
13. 説教:飽食 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
14. ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
15. 説教:正義、その一 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
16. エイント・ゴナ・ゴー・トゥ・ヘル・フォー・エニバディ (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
17. 説教:正義、その二 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
18. ホワット・キャン・アイ・ドゥ・フォー・ユー (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
19. 説教:賢者 (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
20. プレッシング・オン (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
21. エイブラハム、マーティン・アンド・ジョン (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付)) (Dick Holler)
22. クレジット (音楽映画『トラブル・ノー・モア』(日本語字幕付))
23. ショット・オブ・ラヴ (DVD EXTRAS)
24. カヴァー・ダウン、プレイ・スルー (DVD EXTRAS)
25. 井戸端の女 (別ヴァージョン) (DVD EXTRAS)
26. エイント・ゴナ・ゴー・トゥ・ヘル・フォー・エニバディ (完全版) (DVD EXTRAS)
27. プレシャス・エンジェル (完全版) (DVD EXTRAS)
28. スロー・トレイン (完全版) (DVD EXTRAS)




Slow Train (San Francisco, CA - Nov. 16, 1979) [Audio]


Slow Train (London, England - June 29, 1981) [Audio]


When You Gonna Wake Up (Oslo, Norway - July 9, 1981) [Audio]


The Groom's Still Waiting At The Altar (Live in San Francisco, Nov 13, 1980) [Audio]


Making A Liar Out Of Me (rehearsal, unreleased song - Sept. 26, 1980) [Audio]


Every Grain of Sand (Rehersal) [Audio]→Sept 26, 1980


Slow Train (Rehearsal with horns - Oct. 2, 1979) [Audio]


Solid Rock (Live in London) [Audio]→ June 27, 1981









 ディランのいわゆる「ゴスペル期」の未発表音源集。8CD+DVDのヴォリュームで、金銭的にも大きいのでどうしようかギリギリまで迷ったけど、文字通り借金してフル・ヴァージョンを買いました!。

 一通り聴き終わったので、速報的に日記をあげます(いずれまた、ちゃんとした日記を上げたいですね)けど、いやこれは傑物ですよ。買ってよかった!。借金どうして返すかで頭痛いけど(笑)。

 一聴して、リズムセクションが強力だな、と、思いました。ファンクと言うべきなのか、米南部的と言うべきなのか、音楽的教養の足りない僕にはうまく言葉に出来ないのですけれども。やはりディランはバンドを従えているときがカッコイイな、と、改めて思った次第です。

 DVDは、ありがたい(?)お説教付き(*)なのですが、これ、なんと、英語字幕がついていない!。仏語や、西語などはあるのになぜ!。まぁ、パックス・アメリカーナな発想で「英語で喋ってんのに英語字幕いるのかよ」みたいに考えられてオミットしたんだろうけど、ここはソニーに頑張ってもらって英語字幕付けてもらいたかった!。あ、日本版なので当然日本語字幕はついていますけどね。
 (*)お説教付き:神父さん役の俳優が出てきて、マジでお説教してます。(^_^;

 関連したことだけど、ブックレットに添えられた歌詞が、オリジナル・スタジオ・アルバムと同じものしかないのは、やはり手抜きな気がする。同じ曲でもテイクが違えば詞も違うのがディラン。ここは日本のレコード会社の猛省を期待したいところ。無理だろうけど。(苦笑)

 この時期に突入した頃のディランは、ライヴでは過去の曲を封印していたとのこと。そう言えば、同じ頃に吉田拓郎がやはり過去の歌封印宣言してたな。初めて見に行った拓郎のコンサートがその時期のものだったので、物足りなく感じたのを覚えています。まぁ、あの人もミーハーなところがあるので、ディランからもろ影響受けてたんでしょうね。

 てな感じで、まずはサラッと聴いた感想でした。

 本編のディラン日記は、まだフォーク・ロック時代から進んでいないので、この時期まで来るのが一体いつになるのか、予測もつかないんですけどね(笑)。でも先日、ついにディランのオリジナル・アルバム、コンプリートしましたよ。今年(来年のというべきかな)の年賀状のネタはこれで決まりだな(笑)。


■ボブ・ディラン日記一覧


テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

■ボブ・ディラン日記一覧

■ボブ・ディラン日記
2017/12/01 アット・フィルハーモニック・ホール (ブートレッグ・シリーズ第6集)
2017/11/11 トラブル・ノー・モア (8CD+DVD)【速報日記】
2017/06/23 ザ・ウィットマーク・デモ (ブートレッグ・シリーズ第9集)
2017/02/23 ニューポート・フォーク・フェスティバル1963-1965(DVD)
2016/11/30 ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンド・トラック (ブートレッグ・シリーズ第7集)
2016/09/01 ロイヤル・アルバート・ホール (ブートレッグ・シリーズ第4集)
2016/09/01 ザ・カッティング・エッジ1965-1966 デラックス・エディション(ブートレッグ・シリーズ第12集)
2016/08/27 フォールン・エンジェルズ
2016/07/28 シャドウズ・イン・ザ・ナイト
2016/05/31 ブロンド・オン・ブロンド
2016/05/27 メランコリー・ムード
2016/02/29 追憶のハイウェイ61
2015/11/30 ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
2015/08/29 アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン
2015/05/31 時代は変わる
2015/02/28 フリー・ホイーリン
2014/11/27 ボブ・ディラン(1st)
2014/08/27 サイド・トラックス
2013/10/30 アナザー・セルフ・ポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[スタンダード・エディション]






テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【CD入手】ボブ・ディラン / ザ・ウィットマーク・デモ (ザ・ブートレッグ・シリーズ第9集) (2CD) #BobDylan #TheWitmarkDemos1962_1964

ボブ・ディラン / ザ・ウィットマーク・デモ (ザ・ブートレッグ・シリーズ第9集) (2CD)

All songs were written by Bob Dylan, except where noted.

Disc 1 (75:37)
1. 路上の男 - Man on the Street (Fragment) – 1:07
2. 辛いニューヨーク - Hard Times in New York Town – 1:57
3. プアー・ボーイ・ブルース - Poor Boy Blues – 3:01
4. バラッド・フォー・ア・フレンド - Ballad for a Friend – 2:23
5. ランブリング・ギャンブリング・ウィリー - Rambling, Gambling Willie – 3:38
6. ベア・マウンテン・ピクニック大虐殺ブルース - Talking Bear Mountain Picnic Massacre Blues – 3:42
7. スタンディング・オン・ザ・ハイウェイ - Standing on the Highway – 2:32
8. 路上の男 - Man on the Street – 1:30
9. 風に吹かれて - Blowin' in the Wind – 2:38
10. ロング・アゴー、ファー・アウェイ - Long Ago, Far Away – 2:29
11. はげしい雨が降る - A Hard Rain's a-Gonna Fall – 6:49
12. 明日は遠く - Tomorrow Is a Long Time – 3:46
13. ザ・デス・オブ・エメット・ティル - The Death of Emmett Till – 4:32
14. レット・ミー・ダイ・イン・マイ・フットステップス - Let Me Die in My Footsteps – 1:37
15. ホリス・ブラウンのバラッド - Ballad of Hollis Brown – 4:08
16. なさけないことはやめてくれ - Quit Your Low Down Ways – 2:50
17. ベイビー、アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ユー - Baby, I'm in the Mood for You – 1:36
18. バウンド・トゥ・ルーズ・バウンド・トゥ・ウィン - Bound to Lose, Bound to Win – 1:19
19. オール・オーヴァー・ユー - All Over You – 3:52
20. アイド・ヘイト・トゥ・ビー・ユー・オン・ザット・デッドフル・デイ - I'd Hate to Be You on That Dreadful Day – 2:00
21. ロング・タイム・ゴーン - Long Time Gone – 3:46
22. ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース - Talkin' John Birch Paranoid Blues – 3:17
23. 戦争の親玉 - Masters of War – 4:23
24. オックスフォード・タウン - Oxford Town – 2:33
25. フェアウェル - Farewell – 3:58

Disc 2 (74:48)
1. くよくよするなよ - Don't Think Twice, It's All Right – 3:38
『ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック(ブートレッグ・シリーズ第7集)』(2005年)収録

2. その道をくだって - Walkin' Down the Line – 3:23
『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)収録

3. アイ・シャル・ビー・フリー - I Shall Be Free – 4:30
4. ボブ・ディランのブルース - Bob Dylan's Blues – 1:58
5. ボブ・ディランの夢 - Bob Dylan's Dream – 3:53
6. スペイン革のブーツ - Boots of Spanish Leather – 5:49
7. 北国の少女 - Girl from the North Country – 3:09
8. 七つののろい - Seven Curses – 3:13
9. ヒーロー・ブルース - Hero Blues – 1:36
10. ワッチャ・ゴナ・ドゥ? - Whatcha Gonna Do? – 3:36
11. ジプシー・ルー - Gypsy Lou – 3:45
12. エイント・ゴナ・グリーヴ - Ain't Gonna Grieve – 1:28
13. ジョン・ブラウン - John Brown – 4:19
14. オンリー・ア・ホーボー - Only a Hobo – 2:25
15. 船が入ってくるとき - When the Ship Comes In – 2:56
同『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)収録

16. 時代は変る - The Times They Are a-Changin' – 3:03
『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)収録

17. パス・オブ・ビクトリー - Paths of Victory – 4:11
18. ゲス・アイム・ドゥーイング・ファイン - Guess I'm Doing Fine – 4:08
19. 連れてってよ - Baby, Let Me Follow You Down – 1:56
作詞・作曲: Eric Von Schmidt、Reverend Gary Davis、Dave Van Ronk

20. ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド - Mama, You Been on My Mind – 2:14
21. ミスター・タンブリン・マン - Mr. Tambourine Man – 5:55
22. アイル・キープ・イット・ウィズ・マイン - I'll Keep It with Mine – 3:34

 ※著作権が厳しいため音源引用は無し。

 なんともぶっきらぼうなデモ音源集です。
 もともとブートレッグ・シリーズは、公表を前提としない音源を扱っているものなので、まぁ、こんなものかな、という気がします。他のブートレッグ・シリーズが興味深く音楽的に価値あるものばかりだったので、余計にこのデモ集の所在なさが目立ちますね。マニアな方なら、「こんなに未発表曲が!?」と言う感興はあるんでしょうけど、所詮はボツ曲集。個人的にはこんなにつまらないディランは初めて聴きました(笑)。サウンド的にも取り立てて言うことはなく、基本的にギターとハモニカだけの伴奏で、何曲かはピアノによる弾き語り。だからどうした、ってところ。こんなのを延々二枚組で垂れ流されてもなぁ(笑)。まぁ、時代的にフォーク期の音源だからしょうがないのかもしれないけど。以前も書きましたけど、僕は、ディランがバンドを従えて颯爽と演奏するのが好きなので、こういうのはなぁ。
 あえて聴きどころを探すとしたら、“風に吹かれて”などのオリジナル・アルバムに収録されている既発表曲でしょうか。と言っても、これとても、特に「演奏」が良いと言うわけでなく、「曲」が良いに過ぎない話ではあります。
 というわけで、貴重音源の多いブートレッグ・シリーズではありますが、この盤は買い逃しても惜しくないかな。
 まぁ、あなたが「フォーク期のディランが好きでたまらんから問題ない!」とおっしゃるなら、お好きにどうぞ。

 なお、輸入盤の限定盤では、この時期のライヴ音源がおまけで付いていたようです。これは後に、独立した音源として、国内盤でも入手可能になっています。一応この日記でも採り上げる予定ですが、いつになるやら。

 まぁ、そんな感じで、相変わらず『ブロンド・オン・ブロンド』以前までの音源を聴き直しているところであります。なかなか『ジョン・ウェズリー・ハーディング』に行かない(笑)。次回も、おんなじような感じで、ブートレッグ・シリーズのこの時期のライヴ音源を探っていきます。



■ボブ・ディラン日記一覧





テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

【DVD入手】ボブ・ディラン / ニューポート・フォーク・フェスティバル1963-1965 #BobDylan #TheOtherSideOfTheMirror #LiveAtTheNewportFolkFestival1963_1965

ボブ・ディラン / ニューポート・フォーク・フェスティバル1963-1965

The Other Side Of The Mirror - Live At The Newport Folk Festival 1963-1965 / Bob Dylan
(以下の曲目一覧は筆者がCD-Rにリッピングした曲目なのでオリジナルのDVDとは若干異なり、ディラン以外の出演者パートなどが省かれています。Youtube音源は著作権者の監視が厳しいため引用出来ませんでした。)

01. Opening~All I Really Want to Do(1965/7/24 afternoon workshop) 2:49

 ●1963
02. North Country Blues (7/26 afternoon workshop) 4:18
03. With God On Our Side 神が味方 6:08
(with Joan Baez — 7/26 afternoon workshop and 7/28 night performance)
04. Talkin' World War III Blues 第3次世界大戦を語るブルース 4:29
(7/26 night performance)
05. Who Killed Davey Moore? デイビー・ムーアを殺したのは誰? 3:27
(7/26 night performance)
06. Only A Pawn In Their Game しがない歩兵 3:56
(7/26 night performance)
07. Blowin' In The Wind 風に吹かれて 4:05
(with The Freedom Singers, Joan Baez, and Peter, Paul and Mary
— 7/26 night performance)

 ●1964
08. Mr. Tambourine Man (7/24 afternoon workshop) 5:56
09. It Ain't Me, Baby (with Joan Baez — 7/24 night performance) 2:18
10. With God On Our Side 神が味方 1:25
(with Joan Baez — 7/26 night performance)
11. Chimes Of Freedom 自由の鐘 (7/26 night performance) 9:58

 ●1965
12. If You Gotta Go, Go Now 出ていくのなら 2:12
(7/24 afternoon workshop)
13. Love Minus Zero/No Limit (7/24 afternoon workshop) 3:21
14. Daytime rehearsal with electric band 1:10
15. Maggie's Farm (7/25 night performance) 4:59
16. Like A Rolling Stone (7/25 night performance) 6:33
17. Mr. Tambourine Man (7/25 night performance) 5:23
18. It's All Over Now Baby Blue (7/25 night performance) 5:21
19. End Credits - Restless Farewell 哀しい別れ (Maybe Studio take from album 『The Times They Are a-Changin'』)1:32


 前回のディラン日記では『ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンド・トラック (ブートレッグ・シリーズ第7集)』を聴き、そこでのライヴ・テイク“マギーズ・ファーム”の、バンドを従えたカッコ良い音に感動しました。その音源が、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルのものだったので、同フェスの音源を探して聴いてみることにしました。ですが、ディランだけでまとまったものはなかなか見つからず、僕が探した限りでは、今回紹介するビデオ・ディスク(DVD)が、分量的にも最も豊富なものとなります。しかし、ライナーノートによると、これも完全盤ではなく、未収録となった音源/映像が多数あります。

 さて、その1965年のニューポートですが、ディランがそれまでの生ギター(とハモニカ)のみでの演奏でなく、バンドを従えての演奏が行われた、画期的なステージとして伝説化されています。
 その伝説では、「保守派のフォーク・ファンが、電化したディランにブーイングをして、ディランは涙ながらに生ギター一本で“イッツ・オール・オーヴァ・ナウ・ベイビー・ブルー”を歌った」と言う事になっています。
 その伝説の真偽はさておき。僕は、前述のように、“マギーズ・ファーム”でのバンド・サウンドにしびれていたので、1965年のパートでは存分にバンドでの音が聞けるだろうと期待していました。ですが残念なことに、バンド演奏が収録されているのは僅かに2曲。先の“マギーズ~”ともう一曲“ライク・ア・ローリング・ストーン”だけなのでした。解説によると、もう一曲“悲しみは果てしなく - It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train To Cry”がバンドで演奏されたそうなのですが、それでも三曲だけなわけです。1965年は2ステージに参加し全9曲演奏しているのですが、バンドで演奏したのはたったこれだけ。どうせなら三曲とも聴きたかったという気がしますし、その他の収録漏れの演奏も何らかの形で、それこそブートレッグ・シリーズとかで、全曲網羅して発表してもらいたいものです。

 さて、前述の「伝説」の真偽ですが。ブーイングがあった、ということなのですが、僕が見た限りでは、そんなものは確認できませんでした。解説には「ブーイングがなぜ起こったか」と言う考察が書かれているので、このヴィデオでは確認できない部分でブーイングがあったのかもしれません。(あるいは僕がにぶちんなので気付いてないだけかも。(^_^;)また、涙ながらに“イッツ・オール・オーヴァ・ナウ・ベイビー・ブルー”を歌った、と言うことですが、僕が見た限り、ディランは涙なんか流していませんでした。それどころか、聴衆からもっと演奏するようにせがまれて、“ミスター・タンブリン・マン”と“イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー”を急遽披露することになったような流れに見えました。“ミスター・タンブリン・マン”では曲に合うハモニカを用意しておらず、客に「誰かE(のキー)のハモニカ持ってないか」と呼びかけ、投げ込まれたハモニカで演奏を演りなおしています。続く“イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー”の演奏も拍手喝采に迎えられて、上機嫌、かどうかまではわかりませんが、調子よく演奏を終えています。
 誰が一体、あんなでたらめな「伝説」を流布させたんでしょうね!?。

 その他、印象に残ったのは、ディランと聴衆との気易い様子です。客席から投げ込まれたテンガロンハットを拾って「なんだこれ」と言ってみせたり、演奏を終えて退場した後も止まらないアンコールに、呼び戻され「ごめんよ、後ろが詰まっているから、これ以上は演奏できないんだ!。ありがとう、愛してる(I Love You)」と快活に応えたり、終演後に乗り込んだ車でファンに囲まれながら、満足気な表情を見せ「みんなともだちだ」などと言ったり…。後年の「仏頂面」がトレードマークのようになったディランからは想像もつかない姿ですね。

 あと、ジョーン・バイエズと仲睦まじくジョイントする様子が何曲かで観られるのも微笑ましいです。バイエズがあんまりきれいな声で歌っているので、彼女のCD欲しくなっちゃいました。(^_^; バイエズは、別の場面では、おどけてディランの物まねで“Mary Hamilton”という伝承曲を歌ったりしています。客にそこそこウケているのが笑えます。インタビューに答えている場面も少しだけど収録されています。バイエズは先日75歳を記念したコンサートを行い、そのCD&ヴィデオを発売していましたが、なぜか国内盤の発売は無いようです。またディランと一緒に演ったりしないのかな。なお、日本語表記では「ジョーン・バエズ」とされることが多いですが、ディランが彼女を呼ぶ様子からは、むしろ「バイエズ」に聞こえたので、ここではそう表記してみました。まぁ、「バエズ」が間違いというわけでもないとは思いますけどね。英語のあいまい母音は日本語表記が難しいです。(^_^;

 例のごとく、音源だけCD-Rに焼いて聴き込んでいたのですが、日記を書くにあたって流石にヴィデオを見直してみたら、上述のような色々なことに気づきました。これはまさに「百聞は一見に如かず」という感じですね。日常的に音楽ヴィデオを頻繁に観ることはないのですが、たまにはじっくり観るのも良いかな。

 さて、これからのディラン日記ですが。現在『ブロンド・オン・ブロンド』まで聴き進めており、そこから、いっかな先に進んでいません。もうしばらく停滞します(笑)。次回および次々回はギター弾き語り時代のブートレッグ・シリーズを聴いてみたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。m(_ _)m



■ボブ・ディラン過去日記
2016/11/30 ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンド・トラック (ブートレッグ・シリーズ第7集)
2016/09/01 ロイヤル・アルバート・ホール (ブートレッグ・シリーズ第4集)
2016/09/01 ザ・カッティング・エッジ1965-1966 デラックス・エディション(ブートレッグ・シリーズ第12集)
2016/08/27 フォールン・エンジェルズ
2016/07/28 シャドウズ・イン・ザ・ナイト
2016/05/31 ブロンド・オン・ブロンド
2016/05/27 メランコリー・ムード
2016/02/29 追憶のハイウェイ61
2015/11/30 ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
2015/08/29 アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン
2015/05/31 時代は変わる
2015/02/28 フリー・ホイーリン
2014/11/27 ボブ・ディラン(1st)
2014/08/27 サイド・トラックス
2013/10/30 アナザー・セルフ・ポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[スタンダード・エディション]



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ジャンル : 音楽

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Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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