【CD聴く】マイルス・デイヴィス / Miles Ahead - from The Complete Columbia Album Collection [70CD+DVD, Import] #MilesDavis #MilesAhead

マイルス・デイヴィス / Miles Ahead

Miles Ahead +4 / Miles Davis


01 Springsville (John Carisi) – 3:27
02 The Maids Of Cadiz (Léo Delibes) – 3:53
03 The Duke (Dave Brubeck) – 3:35
04 My Ship (Kurt Weill) – 4:28
05 Miles Ahead (Miles Davis, Gil Evans) – 3:29

06 Blues For Pablo (Gil Evans) – 5:18
07 New Rhumba (Ahmad Jamal) – 4:37
08 The Meaning Of The Blues (Bobby Troup, Leah Worth) – 2:48
09 Lament (J. J. Johnson) – 2:14
10 I Don't Wanna Be Kissed (By Anyone But You) (Jack Elliot/Harold Spina) – 3:05

11 Springsville (Alternate Take) 3:14
12 Blues For Pablo (Alternate Take) 3:28
13 The Meaning Of The Blues/Lament (Alternate Take) 5:08
14 I Don't Wanna Be Kissed (By Anyone But You) (Alternate Take) 3:12

Personnel
Alto Saxophone – Lee Konitz
Arranged By [Orchestra], Conductor – Gil Evans
Bass – Paul Chambers (3)
Bass Clarinet – Danny Bank
Drums – Arthur Taylor
Engineer [Recording Engineer] – Harold Chapman
Flugelhorn – Miles Davis
Flute, Clarinet – Eddie Caine (tracks: 1, 2, 4, 8, 9, 11, 13, 14), Sid Cooper
Flute, Clarinet, Bass Clarinet, Oboe – Romeo Penque
French Horn – Jimmy Buffington* (tracks: 1, 6, 7, 12), Tony Miranda, Willie Ruff
Liner Notes – Andre Hodeir*, George Avakian, Phil Schaap
Piano – Wynton Kelly (tracks: 1, 2, 4, 8, 9, 11, 13, 14)
Producer – George Avakian
Producer [Assisted By] – Cal Lampley
Reissue Producer, Remastered By – Phil Schaap
Translated By [Andre Hodeir's Liner Notes] – David Noakes
Trombone – Frank Rehak, Jimmy Cleveland, Joe Bennett*
Trombone [Bass] – Tom Mitchell*
Trumpet – Bernie Glow, Ernie Royal, Johnny Carisi*, Louis Mucci*, Taft Jordan
Tuba – Bill Barber

Released October 21, 1957
Recorded May 6, 10, 23, 27 & August 22, 1957

 え~っ!?。これ、どこが良いの?。さっぱりわかんない。フツーのビッグ・バンド・ジャズじゃん。それも俺の耳には、凡庸な…という風に聴こえるのですが…。

 ギル・エヴァンスとの、本格的なコラボレイションの第一作。遡(さかのぼ)って『クールの誕生』(1949-50)のセッションで、エヴァンスと数曲のコラボをしたのが二人の邂逅。その時よほど気に入ったのでしょうか、7年もの歳月を経て、再度、手を組むことになりました。この後、エレクトリックに遷移するまでに繰り返しコラボを行ったのは皆さんご存知の通り。(エレクトリックに移行してからも交流は有ったのかな?。そこらへんよく知らないんです。(^_^;)
 今作のメンバー的には、マイルス・コンボからはベースのポール・チェンバーズだけが参加しています。ドラムスはフィリー・ジョーではなく、アート・テイラー。この時期はマイルスコンボは一時解散していたのでしょうか?。ピアノのウイントン・ケリーは後にマイルス・コンボに入る人ですけど…。そう言えばコルトレーンはこの時期は、セロニアス・モンクのところに弟子入りして入り浸っていたみたいですね。
 マイルス自身はトランペットでなく、まろやかな音色のフリューゲル・ホルンを全編で吹いています。

 エヴァンスは「音の魔術師」と呼ばれるほどの辣腕(らつわん)アレンジャー。なので、悪かろうはずがない、のですが。のですが、僕には良さがいまいちわかりません。ピンと来ないんです。いや、悪くはないです。悪くはないんですけど…。どこが悪い、というわけではないのですが、こう、グッと来るものがありません。ごく当たり前のジャズが流れていっているという感じなのです。

 マイルスの今までのアルバムではこんな「惹きつけられない」ことはありませんでした。なにがしか耳を奪われるものがあったのですが…。

 う~ん、どうも、あれです、ギル・エヴァンスと僕とは相性が悪いのではないでしょうか?。

 と言うわけで、短文になってしまいましたが、このアルバムについてはこの程度で終えておくことにします。
 いつの日かこのアルバムの良さがわかる日が来るのでしょうか…。


ジャケット別パターン
マイルス・デイヴィス / Miles Ahead







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The Complete Columbia Album Collection [70CD+DVD, Import]





■マイルス・デイヴィス日記一覧(下に行くほど昔に聴いたもの)
2016/06/28 'Round About Midnight
2016/03/26 Workin' / Cookin'
2015/12/28 Steamin' / Relaxin'
2015/09/27 Blue Moods
2015/06/26 マイルス・イン・セントルイス
2015/03/26 In Paris Festival International De Jazz May, 1949
2015/02/26 ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド
2015/01/25 ライヴ・アット・モントルー
2014/12/26 DOO-BOP
2014/11/29 Dingo:Selection From The Motion Picture Soundtrack
2014/10/24 Amandla
2014/09/26 MUSIC FROM "SIESTA"
2014/08/23 TUTU
2014/08/22 ORIGINAL ALBUM SERIES(5CD Import)
2014/07/19 Aura
2014/06/30 You're Under Arrest
2014/06/24 Decoy
2014/04/21 Star People
2014/01/26 We Want Miles
2014/01/04 The Man with The Horn
2013/11/09 Miles Davis And The Modern Jazz Giants / Miles:The New Miles Davis Quintet
2013/10/25 Bags' groove / Miles Davis And Milt Jackson Quintet/Sextet
2013/10/19 The Complete Columbia Album Collection [70CD+DVD, Import]
2013/10/13 リー・コニッツ&マイルス・デイヴィス / エズセティック
2013/10/08 Blue Haze / Walkin'
2013/09/16 The Complete Birth Of The Cool(Import)
2013/06/30 Dig / Miles Davis and Horns / Collectors' Items / The Musings Of Miles
2013/06/26 All Miles The Prestige Albums(14CD, Import)
2012/08/31 オン・ザ・コーナー
2012/05/03 コンプリート・マイルス・デイビス Vol.1,2
2011/12/11 カインド・オブ・ブルー
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【CD聴く】マイルス・デイヴィス / 'Round About Midnight - from The Complete Columbia Album Collection #MilesDavis #RoundAboutMidnight

マイルス・デイヴィス / The Complete Columbia Album Collection [70CD+DVD, Import]マイルス・デイヴィス / The Complete Columbia Album Collection [70CD+DVD, Import]
The Complete Columbia Album Collection [70CD+DVD, Import]


マイルス・デイヴィス / 'Round About Midnight

'Round About Midnight +4 / Miles Davis


1. ラウンド・ミッドナイト 'Round Midnight (Thelonious Monk, Bernie Hanighen, Cootie Williams) 5:58
2. アー・リュー・チャ Ah-Leu-Cha (Charlie Parker) 5:53
3. オール・オブ・ユー All of You (Cole Porter) 7:03

4. バイ・バイ・ブラックバード Bye Bye Blackbird (Mort Dixon, Ray Henderson) 7:57
5. タッズ・デライト Tadd's Delight (Tadd Dameron) 4:29
6. ディア・オールド・ストックホルム Dear Old Stockholm (traditional; arranged by Stan Getz) 7:52

7. トゥー・ベース・ヒット Two Bass Hit (John Lewis, Dizzy Gillespie) 3:45
8. リトル・メロネー Little Melonae (Jackie McLean) 7:22
9. バッドオー Budo (Bud Powell, Davis) 4:17
10. スウィート・スー,ジャスト・ユー Sweet Sue, Just You (Will J. Harris, Victor Young) 3:40

Personnel

Miles Davis – trumpet
John Coltrane – tenor saxophone
Red Garland – piano
Paul Chambers – bass
Philly Joe Jones – drums

Producer George Avakian
Released March 6, 1957
Recorded October 26, 1955; June 5 and September 10, 1956


 メジャーのコロンビア・レコードに移籍しての第一弾。レコーディングは『Ing四部作』と相前後して行われましたが、発売されたのは少し後になってからでした。プレスティッジ・レコードとの契約の関係だったという噂ですが真相やいかに。
 まぁ、レコード会社同士の関係はともかく、録音時期が『Ing四部作』と同じなので、基本的な内容は同じようなもの、と、僕は思っていました。ところがある日、某Amazonのレビューで、「レコード会社が変わり『Ing四部作』とは異なる緊張感がある」と言う記述を見つけてしまいました。僕は「また賢しげにさぁ。同じメンバーで同じ時期に録音してるんだから、レコード会社変わったっておんなじような演奏でしょう?」とその時は思ったのですが、改めてこの名盤を聴き直してみると。

 確かに緊張感が違う、ような気がする。自信ないけど。(^_^;

 一曲目の“'Round Midnight”が強い緊張感に貫かれているのは、へなちょこな僕にも分かります。マイルスにとっても大事な曲なので、特に念を入れて演奏したのでしょう。この曲は、作者のセロニアス・モンクに何度もダメ出しをされて苦心の末ものにしたという逸話がまことしやかに伝えられています。事の真相はともかくとして、マイルスはこの曲をプレスティッジ時代にすでに二度吹き込んでいます。(『Collectors' Items』1953年録音、『Miles Davis and the Modern Jazz Giants』1956年録音。)彼にとってはそれほど大事な曲だったということです。なお、ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルでの快演などのエピソードについては、レコードを聞いただけで分かる話ではないのでここでは省略します。興味のある方はご自身でネットなどで調べてみてください。(まぁ、2005年に『スペシャル・エディション』として出た2枚組に、ニューポートでの同曲が収録されたようですが。でもまぁ、僕はそこまで手を伸ばす気はありませんので…。)

 この一曲目と、本編ラストの“Dear Old Stockholm”は緊張感を強く感じましたが、その他の曲は、こちらの体調次第で、明るめにも、緊張感あるようにも、どちらにも感じました。確かにマイルスのミュート・トランペットは緊張感という言葉が似合うのですが、それだけで押しているわけでもないと思います。と言う感じで、「メジャー・レーベルならではの緊張感」はよくわかりませんでした。一つ言えるのは、ボーナス・トラックに選ばれた演奏(7-10曲目)は、あまり緊張感を感じさせないということです。と言うか、緊張感のある演奏を意図的に本編に選んだということなのかな。

 ちなみに、“Dear Old Stockholm”はクレジットではスタン・ゲッツの編曲ということになっていますが、ゲッツのヴァージョンはワン・ホーン(テナー・サックス)だったような気がするんですが…。(^_^; 僕が知らないだけで、ツー・ホーンのゲッツ・ヴァージョンがあるのかな?。

 しかしまぁ、緊張感あるなしにかかわらず、このアルバムは聴きやすい名盤であることには変わりないと思います。

 それにしても、きっちりコルトレーンにもソロを割り振っているマイルスの律儀さよ(笑)。『Ing四部作』では自分のワン・ホーンの曲もあったがなぁ。サックス好きの僕としてはこれはとても嬉しい采配です。

 さてさて、マイルス/コルトレーン/モンクを時系列に聽いていくというプロジェクト。僕のアバウトな性格が災いして、すでにきっちりとした時系列は破綻していますが(笑)、そこでヤケにならずに、可能な限り時系列に追って行こうと思っています。
 と言う感じで、次はモンクのあの名盤を聴く予定なんだが…大丈夫か?(色々と(^_^;)。


■マイルス・デイヴィス日記一覧(下に行くほど昔に聴いたもの)
16/03/26 Workin' / Cookin'
15/12/28 Steamin' / Relaxin'
15/09/27 Blue Moods
15/06/26 マイルス・イン・セントルイス
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13/09/16 The Complete Birth Of The Cool(Import)
13/06/30 Dig / Miles Davis and Horns / Collectors' Items / The Musings Of Miles
13/06/26 All Miles The Prestige Albums(14CD, Import)
12/08/31 オン・ザ・コーナー
12/05/03 コンプリート・マイルス・デイビス Vol.1,2
11/12/11 カインド・オブ・ブルー

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【CD聴く】マイルス・デイヴィス / Workin' / Cookin' - from All Miles The Prestige Albums(14CD, Import) #MilesDavis #Workin #Cookin


マイルス・デイヴィス / All Miles: the Prestige Albums

All Miles The Prestige Albums(14CD, Import)


マイルス・デイヴィス / Workin'

Workin' with the Miles Davis Quintet



1. It Never Entered My Mind (Rodgers-Hart)(5:23)
2. Four (Miles Davis)(7:12)
3. In Your Own Sweet Way (Dave Brubeck)(5:42)
4. The Theme [take 1] (Miles Davis)(1:58)

5. Trane's Blues (a.k.a. "Vierd Blues") (John Coltrane)(8:33)
6. Ahmad's Blues (Ahmad Jamal)(7:23)
7. Half Nelson (Miles Davis)(4:46)
8. The Theme [take 2] (Miles Davis)(1:05)

#01~06, 08 :May 11,1956
#07 :Oct. 26, 1956



マイルス・デイヴィス /Cookin'

Cookin' with the Miles Davis Quintet


1. My Funny Valentine (Rodgers-Hart)(5:59)
2. Blues by Five (Red Garland)(6:59)

3. Airegin (Sonny Rollins)(4:24)
4. Tune-Up/When Lights Are Low (Miles Davis)/(Carter-Williams)(13:08)

#1~4 :Oct. 26, 1956


Miles Davis(tp)
John Coltrane(ts) (except "It Never Entered My Mind", "My Funny Valentine")
Red Garland(pf)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)

 「Ing四部作」、前回の『Steamin' 』『Relaxin' 』に続き、残りの二枚です。
 しかしまぁ、前回の日記で書いたとおり、新たに付け加えることは無いです。基本、同じセッションですし。
 あえて言うなら、『Steamin' 』『Relaxin' 』に比べて、メンバーによるオリジナル楽曲が多めなことでしょうか。特に『Workin'』は、マイルス自身の3曲4テイクと、コルトレーンの“Trane's Blues”(『Collectors' Items』では“Vierd Blues”と言うタイトルでした)と、半数以上がオリジナルで占められています。『Cookin'』も“Blues by Five”がガーランド、“Tune-Up”がマイルスとなっています。なお、“Airegin”は録音順では当盤が初出ではなく、『Bags' Groove』のB面のセッションに収録されたものが初録音となります。その時点ではソニー・ロリンズも演奏に参加していました。
 あと、この組み合わせは偶然なのですが、『Workin'』『Cookin'』とも、A面一曲目がコルトレーン抜きの、マイルスのワン・ホーンになっています。CD-Rに2in1で焼くために収録時間を勘案して組み合わせただけなんですけどね。

 さて、二、三行よりは多くなったものの、これで終わっちゃうのも芸がないので(いやまぁ、誰も僕に高度な芸なんか求めちゃないでしょうが(^_^;)、これらのアルバムを、録音順でなく、発表順に並べ替えた一覧を添付しておきます。ついでに、同時期に発表されたコロンビアでのアルバムも発表順に併記してみました。

『Cookin' with the Miles Davis Quintet』1957(*)
『'Round About Midnight』March 4, 1957
『Miles Ahead』October 21, 1957
『Bags' Groove』Early December 1957
『Ascenseur pour l'echafaud (soundtrack)』1958(*)
『Relaxin' with the Miles Davis Quintet』End of March 1958
『Milestones』September 2, 1958
『Porgy and Bess』March 9, 1959
『Miles Davis and the Modern Jazz Giants』May 1959
『Kind of Blue』August 17, 1959
『Workin' with the Miles Davis Quintet』December 1959
『Sketches of Spain』July 18, 1960
『Steamin' with the Miles Davis Quintet』May 1961

(*)『Cookin'』の発売日は1957年という以外わかりませんでした。また、『死刑台のエレベーター Ascenseur pour l'echafaud / Elevator to the Gallows (サウンドトラック)』(コロンビアでなくFontanaより発売)も同様に発表年しかわかりませんでした。

 これを見ると、プレスティッジ・レコードは、かなりマイルスで引っ張ったことが分かります。モード・ジャズの傑作『Kind of Blue』が発表された以降も、「ハード・バップ」の「Ing四部作」を新規発売しているのみならず、セロニアス・モンクと共演した『Bags' Groove』『Miles Davis and the Modern Jazz Giants』など、コロンビアに移籍したマイルスの名声が一段と高まるのに合わせて、「旧録音」の「新譜」を出し続けているのですから良い度胸しています。これで、ジャケ裏のライナーにはちゃんと録音年月日を正しく記していたのですから、なおのこと強心臓と言えるでしょう。大したもんだよ、ボブ・ワインストック(プレスティッジの創設者)さん。

 と言う感じで、名盤揃いの「Ing四部作」を聴きまくりましたので、次回からはいよいよ本格的にコロンビア時代のアルバムを聴き込んでいこうと思っています。まずは、同時期に録音されたものの、プレスティッジとの契約の関係で1957年まで発表を待たされた名盤『'Round About Midnight』から行きます。でもまぁ、あれだ、やはり、同時期に録音されたものだから、同じく、新たなことは書き加えられそうに無いんだな(笑)。



■マイルス・デイヴィス日記一覧(下に行くほど昔に聴いたもの)
15/12/28 Steamin' / Relaxin'
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13/10/25 Bags' groove / Miles Davis And Milt Jackson Quintet/Sextet
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13/10/08 Blue Haze / Walkin'
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【CD聴く】マイルス・デイヴィス / Steamin' / Relaxin' - from All Miles The Prestige Albums(14CD, Import) #MilesDavis #Steamin #Relaxin


マイルス・デイヴィス / All Miles: the Prestige Albums

All Miles The Prestige Albums(14CD, Import)


Steamin' / Miles Davis


Relaxin' / Miles Davis



マイルス・デイヴィス / Steamin'

Steamin'
1. Surrey With The Fringe On Top (Richard Rodgers) 9:02
2. Salt Peanuts Dizzy Gillespie, Kenny Clarke) 6:05
3. Something I Dreamed Last Night (Sammy Fain) 6:12
4. Diane (Lew Pollack, Erno Rapee) 7:47
5. Well You Needn't (Thelonious Monk) 6:17
6. When I Fall In Love (Victor Young) 4:23
Recorded on May 11 (#1-4, 6) and October 26 (#5), 1956.



マイルス・デイヴィス / Relaxin'

Relaxin'
1. If I Were A Bell (Frank Loesser) 8:15
2. You're My Everything (Harry Warren) 5:17
3. I Could Write A Book (Richard Rodgers) 5:08
4. Oleo (Sonny Rollins) 6:18
5. It Could Happen To You (Jimmy Van Heusen) 6:37
6. Woody'n You (Dizzy Gillespie) 5:03
Tracks 1-4 recorded on the October 26, 1956 session.
Tracks 5 and 6 recorded on the May 11, 1956 session.

Personnel
Miles Davis - trumpet
John Coltrane - tenor saxophone (except "Something I Dreamed Last Night" and "When I Fall In Love")
Red Garland - piano
Paul Chambers - bass
Philly Joe Jones - drums


 名高い「ing四部作」です。
 マイルスがマイナー・レーベルのプレスティッジから超メジャーのコロンビアに移籍する際に、契約消化の置き土産として行った二回のセッションから組まれた4枚のアルバム、「Steamin'」「Relaxin'」「Workin'」「Coockin'」の4枚を称して「ing四部作」と呼びます。なお、これら1956年のセッションとは別に1954年4月のセッションから成る「Walkin'」と言うアルバムもありますが、これは「ing四部作」とは別物であるので注意されたい。
 これら1956年のセッションは3月11日と、10月26日と言う具合に半年以上間が空いています。その間マイルスは何をやっていたのかというと、少なくとも6月5日と9月10日には、コロンビアでの第一作「'Round About Midnight」の一部を録音していました。同作のためのセッションは他に1955年の10月25日にもやっています。つまり、「ing四部作」と「'Round About Midnight」は平行して吹きこまれた事になります。マイルスとしても、二回のセッションの間に遊んでいたわけではないということです。まぁ、当たり前ですけど。
 僕がこれらの中で最初に全曲通して聴いたのは「リラクシン」で、2002年8月4日(日)にCDを入手しています。デオデオ(現エディオン、家電量販店)の紙ジャケ980円セールで45枚ばかし一気に買った(昔は馬鹿な事をやっていたものです)中の一枚でした。その時はあまり感心して聴かなかった記憶があります。
 僕は元々トランペットの金属的な響きが嫌いなのですが、特に、ここでのマイルスは、ミュートを効かせ、小手先の技工に走っているかのように当時の僕には思えたのです。
 あれから13年。改めてこの時期のマイルスに対峙したわけですが。前述のような印象を持っていたので、いささか不安な気持ちで聴きはじめまし。すると、これが実に素晴らしい!。マイルスのトランペットは、小手先の技工なんかでなく、音楽的な必然性から鳴らされている物だと言う事が、今の僕ならわかります。年をとって感性が変わったことが原因なら、年齢を重ねると言うことにも何らか良いことがあるわけです。もしかしたらそのうちアレサ・フランクリンに夢中になる、なんて日が来るかもしれません!。
 自虐的なジョークはともかくとして、これらのアルバムの素晴らしさは、サイドのミュージシャンの力量によるところも大きいでしょう。フィリー・ジョー・ジョーンズの躍動的なドラムス、レッド・ガーランドの小洒落たピアノ、ポール・チェンバースのドライヴ感あふれたベース、どれも素晴らしいですが、個人的にはジョン・コルトレーンのテナー・サックスが特に好ましいと思います。耳の良い人に言わせると、3月のセッションと10月のセッションとの間でコルトレーンは長足の進歩を遂げており、故に、10月のセッションだけで構成された「Coockin'」が最も素晴らしい、と言うことなのですが、僕には、違いはわかりません。どちらのプレイも同じように素晴らしいと思います。ちょっと神経質そうなマイルスと、大胆に吹き鳴らすコルトレーンとの対比が実に見事。まぁ、実際にはコルトレーンもマイルスに負けないくらい神経質な人だったらしいですが、それはそれ。ここでは二人の陰と陽のコンビネーションがよく出ていると思います。
 「'Round About Midnight」も含めて、これらの5作は、見事なハードバップの傑作群と成りました。

 来月からは「ing四部作」の残りの二作を聴いていくわけですが、ここに書いた以上のことは書けないと思います。まぁ、基本おんなじセッションだもんな。なので、多分、そちらの日記は2、3行で終わってしまうかと思われますが、ご容赦願います。

■マイルス・デイヴィス日記一覧(下に行くほど昔に聴いたもの)
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【CD入手】マイルス・デイヴィス / Blue Moods (輸入盤) #MilesDavis #BlueMoods


マイルス・デイヴィス / Blue Moods


Blue Moods / Miles Davis (Full Album)



1. Nature Boy (Aden Ahbez) 6:14
2. Alone Together (Arthur Schwartz, Howard Dietz) 7:17
3. There's No You (Hal Hopper, Tom Adair) 8:06
4. Easy Living (Ralph Rainger, Leo Robin) 5:03

Miles Davis - trumpet
Britt Woodman - trombone
Charles Mingus - double bass
Teddy Charles - vibes
Elvin Jones - drums

Released 1955
Recorded July 9, 1955

 プレスティッジに旺盛に佳作を吹き込んでいた時期の録音で、チャールズ・ミンガス(ベース)が立ち上げたデビュー・レコード(と言うレコード会社)のための吹き込みです。
 Amazonなどのレビューを見ると、あんまり褒めたことは書いてなくて、この後のレギュラー・コンボでの躍進を前にした箸休めみたいな扱い。まぁ、27分弱の収録時間しかないので、コストパフォーマンス的には確かに最低(笑)。
 しかし、腰を据えて聴いてみると、なかなか良いのですよこれが。
 全体的なサウンドは落ち着いたものです。マイルスの他のアルバムで言えば「クールの誕生」のスモールコンボ版て感じかな?。テディ・チャールズのヴァイブラフォンが涼しげでいいです。ブリット・ウッドマンのトロンボーンもじゃまにならず控えめ。ミンガスのベースの録音はちょっとぼやけ気味なので、低音をブーストして聴いてやると天国。(^^)v マイルスは終始抑えたトーンで通しています。大上段に構えたところは一切なし。穏やかな中にも微妙な緊張感が漂っているのはマイルスならではか。
 プレテスティッジの諸作やブルーノートに吹き込んだアルバムに比べると語られることは少ないようですが、見くびるなかれ、と言ったところでしょうか。

・マイルス・デイヴィス日記一覧(下に行くほど旧い)
15/06/26 マイルス・イン・セントルイス
15/03/26 In Paris Festival International De Jazz May, 1949
15/02/26 ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド
15/01/25 ライヴ・アット・モントルー
14/12/26 DOO-BOP
14/11/29 Dingo:Selection From The Motion Picture Soundtrack
14/10/24 Amandla
14/09/26 MUSIC FROM "SIESTA"
14/08/23 TUTU
14/08/22 ORIGINAL ALBUM SERIES(5CD Import)
14/07/19 Aura
14/06/30 You're Under Arrest
14/06/24 Decoy
14/04/21 Star People
14/01/26 We Want Miles
14/01/04 The Man with The Horn
13/11/09 Miles Davis And The Modern Jazz Giants / Miles:The New Miles Davis Quintet
13/10/25 Bags' groove / Miles Davis And Milt Jackson Quintet/Sextet
13/10/19 The Complete Columbia Album Collection [70CD+DVD, Import]
13/10/13 リー・コニッツ&マイルス・デイヴィス / エズセティック
13/10/08 Blue Haze / Walkin'
13/09/16 The Complete Birth Of The Cool(Import)
13/06/30 Dig / Miles Davis and Horns / Collectors' Items / The Musings Of Miles
13/06/26 All Miles The Prestige Albums(14CD, Import)
12/08/31 オン・ザ・コーナー
12/05/03 コンプリート・マイルス・デイビス Vol.1,2
11/12/11 カインド・オブ・ブルー
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Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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