【CD聴く】アート・ブレイキーズ・ジャズ・メッセンジャーズ・ウィズ・セロニアス・モンク (デラックス・エディション) #ArtBlakey #ThelouniousMonk #ArtBlakeysJazzMessengersWithThelouniousMonk

●目次
●基本情報
●Youtube音源引用
●絶頂期に向かうモンクとブレイキーの競演
●圧倒的なモンクの個性
●グリフィンを始めとするメンバーの好演
●アトランティック・レコード創立50周年記念盤

 
●基本情報
アート・ブレイキーズ・ジャズ・メッセンジャーズ・ウィズ・セロニアス・モンク



All compositions by Thelonious Monk except as indicated.

1. エヴィデンス Evidence 6:46
2. イン・ウォークト・バド In Walked Bud 6:39
3. ブルー・モンク Blue Monk 7:54

4. アイ・ミーン・ユー I Mean You 8:02
5. リズマニング Rhythm-A-Ning 7:20
6. パープル・シェイズ Purple Shades (Johnny Griffin) 7:48

7. エヴィデンス(オルタネイト・テイク) 5:30
8. ブルー・モンク(オルタネイト・テイク) 6:59
9. アイ・ミーン・ユー(オルタネイト・テイク) 7:34

Personnel
Art Blakey – drums
Bill Hardman – trumpet
Johnny Griffin – tenor saxophone
Thelonious Monk – piano
Spanky DeBrest – bass

Released Late April/early May 1958
Recorded May 14–15, 1957

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●Youtube音源引用
Art Blakey's Jazz Messengers with Thelonious Monk +3


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●絶頂期に向かうモンクとブレイキーの競演

 さて、モンク日記。
 前作『ヒムセルフ』が吹き込まれたのが1957年の4月5日~16日。その一ヶ月ほど後、この、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズとのコラボが実現しました。かの有名な『モーニン』が吹き込まれるのが1958年10月30日。気力、人気ともに上り調子であったであろう、ジャズ・メッセンジャーズであります。
 対するモンクが当時どのくらい人気があったのかは知らないのですが、前作『ヒムセルフ』は、ほとんどソロ・ピアノながら、名盤の誉(ほまれ)高し。このあと必殺の『モンクス・ミュージック』を発表することを思えば、こちらも気力は充実。
 そう言った上り調子の両者ががっぷり四つに組んだのがこのアルバムです。

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●圧倒的なモンクの個性

 モンクの曲って、一聴して彼らしさが漂っている曲が多いのですけど、それは「この曲はモンクが書いた曲」であることをアイデンティファイ(特定、とでも訳しますかね)するのには充分なのですが、一方でそれらモンクの曲の中での、楽曲ごとのアイデンティファイはとても難しい(少なくとも僕にとっては)。どの曲もおんなじに聴こえてしまうのです。それはおそらく、モンク自身の個性が(良い意味で)強すぎるからだと、僕には思えます。
 そう言えば、オーネット・コールマンが現れて話題になった時に、モンクが「あんなの俺は昔から演ってたぞ」と言ってへそを曲げた、という都市伝説(*)があるのですが、いみじくも、オーネットもまた、モンク同様、「どの曲もおんなじ」に聴こえてしまう作曲家ではあります。
 では「モンクの曲」の特徴とは何でしょうか。まず感じるのが、予定調和とのズレ、言ってみれば、違和感でしょう。そして、にも関わらず、どこかしら人懐っこく、親しみやすく、愛らしく、時にはユーモラスでもあるのです。表面的な違和感からモンクを嫌っている人がいるとしたらそれはとてももったいない…!。とは言え、その「違和」もまたモンクの本質的なところでもあるので、避けて通るわけには行かないのですよね…。

 (*)モンクのオーネットに対する評価:この都市伝説のもととなる出来事があった時、モンクは控えめながらも「オーネットにはたしかに才能がある」と付け加えています。もっとも、彼にとっては些細な「才能」にしか映らなかったかも知れないのですが。…そして僕は、そんなモンクの音楽も、オーネットの音楽も、「とても好き」です。

 このアルバムでも、ほとんどがモンクの曲で締められており、言いようのしれぬ「モンク風味」を撒き散らしています。と言って、このアルバム用に用意されたモンクの新曲はないようです。全て過去作の再演。…かな?。(^_^; と思って念の為に調べてみたところ、“リズマニング”は当アルバムが初出のようですね。英ウィキペディアでは、この曲はは『マリガン・ミーツ・モンク』が初出、とありますが、これは議論の余地ありな気が。『マリガン~』が1957年8月に録音されその年のうちに発表されているのに対し、当盤は同年5月の録音なので、少なくとも収録はこちらのほうが早いです。ただ、こちらは翌1958年の春になってやっと発売されているので、その意味では確かに『マリガン~』より後と言う事になりますね。ややこしいな。(^_^;「初出(First apearance)」をどう捉(とら)えるかで解釈が変わってきますね。僕は録音した日付を重視したいのですが…。

 “楽曲名”初録音アルバム名(録音年)
 “エヴィデンス Evidence”Wizard Of The Vibes / Milt Jackson 収録 (1948年録音)
 “イン・ウォークト・バド In Walked Bud”Genius of Modern Music: Volume 1 収録 (1947年録音)
 “ブルー・モンク Blue Monk”Thelonious Monk Trio 収録 (1954年録音)
 “アイ・ミーン・ユー I Mean You”Wizard Of The Vibes / Milt Jackson 収録 (1948年録音)
 “リズマニング Rhythm-A-Ning”Art Blakeys Jazz Messengers With Thelounious Monk 収録 (1957年録音)

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●グリフィンを始めとするメンバーの好演

 このアルバムでは燃える男のブローイング・テナーことジョニー・グリフィンがテナー・サックスを吹いています。後にモンクのコンボに彼が参加し二枚の傑作ライヴを残すことを思うと、ニヤリとさせられてしまいます。もちろん、この時点で既にモンクとの相性はバッチリなのでありまして、自由闊達に暴れまわるグリフィンが堪能できるのであります。♪
 グリフィンは、楽曲としても“パープル・シェイズ”を提供しているのですが、モンクの手にかかると、他の楽曲と違和感なく混ざりあうところが面白いですね。
 その他トランペットのビル・ハードマンも目立つのですが、決して金属的になりすぎない、朗々とした吹きざまはなかなかのものです。
 もちろん、所々でナイアガラ幕府、あいやナイアガラ瀑布のようなドラムロールで煽りまくるブレイキーのドラムスもグルーヴィーで最高です!。
 そして、そう言った華やかなフロント陣にまじり、一人穏やかに定速ビートでベースをスイングさせるデブレストが妙に愛おしかったりもします。

 
●アトランティック・レコード創立50周年記念盤

 僕が持っているCDはアトランティック・レコード創立50周年を記念してライノ・レコードから発売された「デラックス・エディション」の国内発売盤です。ボーナストラックが三曲ついています。だからどう、というわけでもないけど、単純に収録時間が長いのは嬉しいな、と(笑)。
 楽曲ごとの編曲の違いなどが分かるほど注意して聴いてはいないのですが、それでも、“エヴィデンス”の別テイク、モンクのピアノから始まるアレンジははっとさせられます。最終的にブレイキーのドラム連打から始まるテイクがマスターとされたのですが、これが入れ替わっていたら、アルバムの印象はまた変わっていたかもしれません。
 それにしても、この顔合わせの録音がアトランティック・レコードに吹き込まれたと言うのは、なぜなのでしょうか。この時期のモンクがリヴァーサイド・レコードにいたのに対し、ブレイキーは色んなレコード会社を渡り歩いていました。名盤『モーニン』をブルーノート・レコードから出した時も、そこに安住せずにすぐに別のレコード会社に吹き込みを行っていたようです。
 一応このCDには解説がついているんですけど、「なぜアトランティックなのか?」と言う回答は全く一切書かれていません。ウィキペディア見ても、英語版しかなくて、よくわかんないんですよね~。

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 さて、拙文を閉じる時が来たようです。(ほっとするでしょ?(笑)。)最後にCDの解説書から、一文…ワン・エピソードと言うべきかな…を引いて締めとしましょう。

 モンクは、ミュージシャンたちにいつもひとつだけ基本的な指示を出していた。「美しく演奏してくれ。だが、その美しさには味わいがなければだめだ。」
 Monk did have one basic instruction to his musicians:"Play it with beauty,but it has to have beauty with smack."




■セロニアス・モンク日記
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■セロニアス・モンク日記一覧

■セロニアス・モンク日記
2017/11/12 アート・ブレイキーズ・ジャズ・メッセンジャーズ・ウィズ・セロニアス・モンク (デラックス・エディション)
2016/09/28 Thelonious Himself
2014/06/28 Brilliant Corners
2014/06/22 Plays Duke Ellington/The Unique
2014/04/19 Piano Solo(Solo On Vogue)
2014/01/30 ソニー・ロリンズ/コールマン・ホーキンス
2014/01/05 トリオ/クインテット
2014/01/01 The Complete Riverside Recordings(15CD Import)
2013/04/25 コンプリート・ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック Vol.1~3






●その他のジャズ日記
■マイルス・デイヴィス日記
■ジョン・コルトレーン日記





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【CD聴く】セロニアス・モンク / Thelonious Himself - from The Complete Riverside Recordings(15CD Import) #TheloniousMonk #TheloniousHimself

セロニアス・モンク / The Complete Riverside Recordings(15CD Import)
 国内盤等はこちらから。
The Complete Riverside Recordings(15CD Import)


セロニアス・モンク / Thelonious Himself


Thelonious Himself / Thelonious Monk


1. April in Paris (E. Y. Harburg - Vernon Duke) 3:53
2. I Don't Stand a Ghost of a Chance With You (take 7) (Bing Crosby - Ned Washington - Victor Young) 4:24
3. Functional (take 2) (Monk) 9:21
4. I'm Getting Sentimental over You (Ned Washington - George Bassman) 4:07
5. I Should Care (take 3) (Paul Weston - Sammy Cahn) 3:16
6. 'Round Midnight (take 7) (Monk - Cootie Williams - Bernie Hanighen) 6:44
7. All Alone (Irving Berlin) 4:54
8. Monk's Mood (Monk) 7:55

April 5,1957 #6
April 12,1957 #1-5, #7
April 16,1957 #8
#8 John Coltrane - ts, Wilbur Ware - bass


Thelonious Himself Alternate / Thelonious Monk


1. I Don't Stand a Ghost of a Chance With You (take 5) 4:13
2. Functional (take 1 - alternate) 9:45
3. I Should Care (take 1) 3:31
4. Monk's Mood (false start) 0:59
5. I Should Care (take 2) 3:22
6. 'Round Midnight (in progress) 21:58

April 12,1957 #1-3, #5-6
April 16,1957 #4
#4 John Coltrane - ts, Wilbur Ware - bass


 ピアノ・ソロ作。“Monk's Mood”だけ、テナー・サックスとベースが入ります。世評では「名曲“ラウンド・ミッドナイト”の決定版が収録された名盤」との誉れが高いのですが、その世評に引きずられて、モンク初心者、ましてやジャズ初心者がいきなり聴いてはいけません。これは、モンクの作品としては、例外的な「難解作」なのです。
 モンクの演奏上の特徴としては、突っかかるような感じとか、不協和な音使いとかがあるんだけど、大抵の場合は、そこに類まれなユーモアが介在しています。しかしこの『ヒムセルフ』には、ユーモアがありません。シリアスなムードが全体を支配していて、正直とっつきにくいです。もちろん、初心者にも色んなパターンの人がいるから、一聴して「これは面白い!」と言える人もいるかもしれないけど、そういう人は稀ではないか、と思います。

 ここでの“ラウンド・ミッドナイト”は、なるほど悪くはないですが、ベストと言えるほどではないのでは?。少なくとも、僕は同じソロ作なら『ソロ・オン・ヴォーグ』での明朗なヴァージョンのほうが好きです。そして何よりも、モンクはホーン入りのコンボで真価を発揮します。ジョニー・グリフィンのテナーや、ジェリー・マリガンのバリトンとの共演など、名演はいくらでもあります。この盤にこだわる必要は一切ありません。

 そう言った虚飾を剥ぎ取って聴けば、このアルバムもそれなりに聴きどころはあります。特に、訥々(とつとつ)としたモンクの独特の奏法がよくわかるのは面白いと言えるでしょう。初心者には勧めないけど、ある程度ジャズを聴き込んで、モンクもそれなりに知った後だったら聴いてみてもいいと思います。(是非聴け、とは言わんが。(^_^;)

 “ラウンド・ミッドナイト(イン・プログレス)”は、同曲の制作過程を録音したもの。全行程なのかどうかは分からないけど、なかなか興味深い音源ではあります。現行盤のCDにはほぼ入っているので、聴くのは難しくないでしょう。ただ、音楽として面白いかどうかは…。(^_^;
 『コンプリート・リヴァーサイド・レコーディングス』のボックスには、他に5曲のアウト・テイクが含まれています。僕みたいなへなちょこにはちょっと真価がわかりかねますが(^_^;これらもそれなりに面白い聴き物となっています。

 僕はこのアルバムのベスト・テイクは、間違いなく“モンクス・ムード”だと思っています。ジョン・コルトレーンのテナー・サックスがいい味を出しています。このアルバムでのモンクはシリアスな海に沈んでいるわけですが、真面目人間のコルトレーンの糞真面目なサックスが実によくフィットしているのです。ドラムスなしの、ベースを従えた変速トリオ編成。このコンセプトで一枚通して作っていれば、ものすごい傑作ができたのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 さて、モンク/コルトレーン/マイルスを、「だいたい」年代順に聴き進んでいくというこのプロジェクト、次回は、コルトレーンがサイドマンとして参加したアルバムになります。これもへなちょこな感想しか書けない予感が見え見えですが(^_^;なにとぞよろしくお願いしますです。


■セロニアス・モンク日記
14/06/28Brilliant Corners
14/06/22Plays Duke Ellington/The Unique
14/04/19Piano Solo(Solo On Vogue)
14/01/30ソニー・ロリンズ/コールマン・ホーキンス
14/01/05トリオ/クインテット
14/01/01The Complete Riverside Recordings(15CD Import)
13/04/25コンプリート・ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック Vol.1~3




■マイルス・デイヴィス最新日記
16/06/28 'Round About Midnight

■コルトレーン最新日記
2014/06/21 ザ・キャット/ダカール

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

【CD聴く】セロニアス・モンク / Brilliant Corners #TheloniousMonk #BrilliantCorners

Complete Riverside RecordingsComplete Riverside Recordings
(1991/11/22)
Thelonious Monk

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 国内盤等はこちらから。
The Complete Riverside Recordings(15CD Import)



ブリリアント・コーナーズ (紙ジャケット仕様)ブリリアント・コーナーズ (紙ジャケット仕様)
(1999/03/31)
セロニアス・モンク

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輸入盤等はこちらから。
Brilliant Corners / Thelonious Monk Quintet
1. Brilliant Corners 7:47
2. Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are 13:25
3. Pannonica (Opening) 2:42 *
4. Pannonica 8:51
5. I Surrender, Dear (Gordon Clifford - Harry Barris) 5:32
6. Bemsha Swing (Monk - Denzil Best) 7:51

* Only The Complete Riverside Recordings
All compositions by Thelonious Monk except as indicated

Oct 15, 1956 #1-4
Ernie Henry - as
Sonny Rollins - ts
Oscar Pettiford - bass
Max Roach - ds

Oct 15, 1956 #5
Monk - pf

Dec 7, 1956 #6
Clark Terry - tp
Sonny Rollins - ts
Paul Chambers - bass
Max Roach - ds

Full Album


 リヴァーサイド時代の始まりは、ピアノ・トリオによるへなちょこなスタンダード集二作だったわけですが、三作目にして、自作自演の大傑作をモノにします。
 “I Surrender, Dear”は、収録曲が足りないという理由で追加録音されたという曲ですが(真偽の程は定(さだ)かで無い)、よいチェンジ・ペースになっていると思います。そして、それ以外の4曲がもぉ、モンク色丸出しの大傑作集!。プレスティッジ時代に初録音した“Bemsha Swing”を除いて、3曲とも新曲!。いやまぁ、モンクの場合は曲を作りためていたりするので、純粋な「新」曲かどうかはわからないのですけれども。
 それにしても俺、この音源入手するの三度目だな。最初は、ソニー・ロリンズのボックスもの「コンプリート・リバーサイド&コンテンポラリー・レコーディングス」で、当アルバムのロリンズ参加曲の4曲(“Brilliant Corners”“Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are”“Pannonica”“Bemsha Swing”)を聴きました。ロリンズ目当てで買ったはずのボックスだったけど、「モンクすげぇ!」ってなったのを今でもよく覚えてる。考えてみればジャズ初心者がこんなボックスに手を出したのが、まぁ、なんというか、僭越というか、おこがましいというか、無謀(笑)だったよね。
コンプリート・リバーサイド&コンテンポラリー・レコーディングス・ソニー・ロリンズコンプリート・リバーサイド&コンテンポラリー・レコーディングス・ソニー・ロリンズ
(2000/05/24)
ソニー・ロリンズ、アビー・リンカーン 他

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 二度目は、オリジナル形態でのCD購入。これはまぁ、“I Surrender, Dear”ってどんな曲やねん?、と思って買ったんだけどね。まぁ、大した曲じゃなかったけど、紙ジャケだったし、買ったのは後悔していない。(>_<)
 そして三度目が、この、「The Complete Riverside Recordings(15CD Import)」での音源だ。オリジナル・アルバム未収録曲も一曲有って、嬉しいなったら嬉しいな。…どこがやねん!(笑)。なんか、“Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are”では盤起こしみたいなスクラッチノイズが聞こえるし…。(;_;)まぁ、それ以外は文句があるというわけではないけど。
 でも、アルバムとしては大名盤。一曲目のタイトル曲のストレンジな音型を聴いただけでぶっ飛ぶ。これがモンクだ!。さぁ、ひれ伏せ!。…あ、いや、ひれ伏さなくてもいいです。(^_^; そのぐらい良いよ、と言いたかったわけで。まー、売れない時代が長く続いたモンクでしたけど、ここからはもう、フルスロットルですよ。リヴァーサイド時代の単品アルバムも何枚か紙ジャケで持ってますが、どれもまぁ、傑作ですね。その嚆矢(こうし)となったこの傑作アルバム、聴かない手はないですよ~。て、あんまり傑作、傑作言うとかえって引かれるか。まぁ、Youtube音源も付していますので。どの曲もストレンジでありながら、実にキャッチー。モンクの間を活かしたピアノ奏法もやはり自作でこそ生きる。得意の不協和音も異形の美しさを放つ。共演のホーン陣も縦横に吹きまくる!。これがモンクだ!。さぁ、ひれ伏せ!。…あ、いや、ひれ伏さなくてもいいです。(^_^; すんません天丼で。(天丼:同じネタを敢えて二回繰り返すこと。)
 なお、“Bemsha Swing”だけ録音日とメンバーが違うのは、ベースのオスカー・ペティフォードと喧嘩して後日録り直し、となったからだそうです。何が気に入らなかったんだろう、ペティフォード。前二作ではまぁまぁのサポートぶりを見せていたが。これ以降はモンクとの共演はなさそうだが…。

 さて、以前コルトレーンの項でもお伝えしましたが。コルトレーン、モンク、マイルス、の三者を、毎月一人一枚づつ聴きこんでいこうとしたのですが、ちょっと、無理があるという事がわかりました。JAZZのレコードは月に三枚も四枚も聴き込めないです。時間がかかるんですよ、自分のものにするのに。なので、ペースを落とします。まずは、コルトレーンとモンクはしばらくお休みして、復帰後のマイルスから片付けていこうと思います。半年くらいかかるかな。その後、マイルスの初期のアルバムに戻って、そこからは年代順に三人のうち一人を月一枚くらいのペースでのんびりと聴いていこうと思っています。まぁ、この3人以外にもJAZZのレコードを聴いていくかもしれませんが、あくまで、のんびりと、が趣旨です。なので、大幅にペースダウンになりますが、どうか、お付き合いの程をよろしくです。m(_ _)m

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【CD聴く】セロニアス・モンク/Plays Duke Ellington/The Unique #TheloniousMonk #MonkPlaysDukeEllington #TheUnique

Complete Riverside RecordingsComplete Riverside Recordings
(1991/11/22)
Thelonious Monk

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The Complete Riverside Recordings(15CD Import)


セロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エリントンセロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エリントン
(2000/03/23)
セロニアス・モンク

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Monk Plays Duke Ellington / Thelonious Monk
1 It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing) (スイングしなけりゃ意味ないね) (Ellington-Mills) 4:39
2 Sophisticated Lady (Ellington-Mills-Parish) 4:29
3 I Got It Bad (And That Ain't Good) (Ellington-Webster) 5:54
4 Black and Tan Fantasy (黒と茶の幻想)(Miley-Ellington) 3:26
5 Mood Indigo (Ellington-Mills-Bigard) 3:14
6 I Let a Song Go Out of My Heart (Ellington-Mills-Nemo-Redmond) 5:41
7 Solitude (Ellington-DeLange-Mills) 3:43
8 Caravan (Ellington-Tizol-Mills) 5:56

July 21 and 27, 1955
Thelonious Monk - piano
Oscar Pettiford - bass
Kenny Clarke - drums

Full Album



ザ・ユニーク (紙ジャケット仕様)ザ・ユニーク (紙ジャケット仕様)
(1999/09/22)
セロニアス・モンク

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The Unique / Thelonious Monk
1 Liza (All The Clouds'll Roll Away) (Gershwin-Kahn-Gershwin) 3:24
2 Memories of You (Razaf-Blake) 4:17
3 Honeysuckle Rose (Razaf-Waller) 5:32
4 Darn That Dream (DeLange-Van Heusen) 6:30
5 Tea for Two (二人でお茶を) (Youmans-Caesar) 5:55
6 You Are Too Beautiful (Rodgers-Hart) 4:56
7 Just You, Just Me (Klages-Greer) 7:59

March 17, 1956:#1 #2
April 3, 1956:#3-#7
Thelonious Monk - piano
Art Blakey - drums
Oscar Pettiford - bass

Full Album




 セロニアス・モンク(ピアノ)を録音年代順に追っていくこのシリーズ、リヴァーサイド時代に突入です。(あんまりマニアックな追い方してないので、漏れてる音源は多々あるかとは思いますが、入手しやすいものを採り上げるということでご容赦を。)「The Complete Riverside Recordings(15CD Import)」から、アルバム単位で抜き出して聴いていこうと思っています。今回は「Monk Plays Duke Ellington」と「The Unique」の2枚。
 モンクがプレスティッジからリヴァーサイドに移籍するにあたっては、いろいろあったと思うのですが、まぁ、リスナーにとってはあんまり関係ないことなので割愛します。
 さて、プロデューサーのオリン・キープニュースは、モンクの「難解」と言うイメージを払拭しようと、スタンダード・ナンバーによるピアノ・トリオ作品を企画します。まぁ、古今東西、とりあえず売ろうと思ったら、ピアノ・トリオでスタンダード、と言う発想は変わらないようで…。しかし、残念ながらと言うか、当然ながらと言うか、キープニュースが思ったほどにはこれらのアルバムは売れなかったらしいです。

 一曲目の、名曲“スウィングしなけりゃ意味ないね”(この曲スキ)が、ちょっと変わったリズムで展開されるので、おっ、となるのですが、後の曲はよく分かんないです。知らない曲ばっかだし。聴いていて楽しい瞬間もあるのですが、それが持続しない。“キャラバン”は元が名曲だけあって、ちょっと面白いかな。「ユニーク」に至ってはワケワカメ(笑)。スタンダードに馴染んでいる人には楽しめるのかなぁ、と思ったりしますが、ジャズ初心者で、楽曲を知らない僕には敷居が高いようです。まぁ、それでも、なんとなく、やはり、リズミックな曲がいいな、と思いますね。エリントン盤の“I Let a Song Go Out of My Heart”とか。「ユニーク」なら冒頭の“Liza”とか、“Honeysuckle Rose”とか。
 あるいは、ソニー・ロリンズ(テナー・サックス)を迎えるなどして、ホーン入りの編成にしていれば大傑作になっていたかもしれない。(それは単に僕がピアノ・トリオが嫌いでサックス好きなだけか。(^_^;)
 いや、でも、モンクはやはり自作をやったほうが良いと思う。僕は必ずしも自作自演至上主義ではないけれども、モンクの場合は、自作曲のレヴェルが高すぎるので、ぜひ自作で演って欲しい。…いやまぁ、この後のリヴァーサイド盤ではイヤと言うほど自作曲を演っているのですが(笑)。

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☆彡ふらんぼう

Author:☆彡ふらんぼう
 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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