【音楽ソフト入手】ローリング・ストーンズ/女たち[デラックス・エディション]、サム・ガールズ・ライヴDVD

 あちゃ。「女たち」のレビュー、mixiにだけあげて、ブログにはあげてませんでした。ちょっと時期をはずしましたが、あげておきます。



 

 


ディスク:1
1. ミス・ユー (アルバム本編の2009年リマスター音源)
2. ホエン・ザ・ウィップ・カムズ・ダウン (アルバム本編の2009年リマスター音源)
3. ジャスト・マイ・イマジネーション (アルバム本編の2009年リマスター音源)
4. サム・ガールズ (アルバム本編の2009年リマスター音源)
5. ライズ (アルバム本編の2009年リマスター音源)
6. ファーラウェイ・アイズ (アルバム本編の2009年リマスター音源)
7. リスペクタブル (アルバム本編の2009年リマスター音源)
8. ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン (アルバム本編の2009年リマスター音源)
9. ビースト・オブ・バーデン (アルバム本編の2009年リマスター音源)
10. シャッタード (アルバム本編の2009年リマスター音源)

ディスク:2
1. クロディーヌ (未発表のボーナス・マテリアル)
2. ソー・ヤング (未発表のボーナス・マテリアル)
3. ドゥー・ユー・シンク・アイ・リアリー・ケア (未発表のボーナス・マテリアル)
4. ホエン・ユーアー・ゴーン (未発表のボーナス・マテリアル)
5. ノー・スペア・パーツ (未発表のボーナス・マテリアル)
6. ドント・ビー・ア・ストレンジャー (未発表のボーナス・マテリアル)
7. ウィ・ハド・イット・オール (未発表のボーナス・マテリアル)
8. タラハシー・ラッシー (未発表のボーナス・マテリアル)
9. アイ・ラヴ・ユー・トゥー・マッチ (未発表のボーナス・マテリアル)
10. キープ・アップ・ブルース (未発表のボーナス・マテリアル)
11. ユー・ウィン・アゲイン (未発表のボーナス・マテリアル)
12. ペトロール・ブルース (未発表のボーナス・マテリアル)
13. ソー・ヤング (ピアノ・ヴァージョン) (日本盤のみのボーナス・トラック) (未発表のボーナス・マテリアル)


 本来なら、前回の「ブラック・アンド・ブルー」の次は、ライヴの「ラヴ・ユー・ライヴ」が来るべきなんですが、残念ながら、紙ジャケ化されていません。音はリマスターされているのですが。まぁ、ライヴ・アルバム自体が、今回のリマスター版ではまだ紙ジャケ化されていないのですよね。と、いうわけで、一つ飛ばして、「女たち」です。
 で、昨年末は、「女たち」関連の重要アイテムが2点(まぁ、大雑把に分けて2点)出ましたね。もちろん、僕は購入しました。
 先行して出たのは、ライヴ・ヴィデオの「サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス '78」ですが、まぁ、ここは、音盤の「女たち」デラックス・エディションについて先に述べるのが筋というものでしょう。それにしても、なんでこんな順番で発売されたんだろう?。

 「女たち」デラックス・エディションは2種類出ました。
 音源のみにボーナスを絞った「デラックス・エディション」と、DVDのほかアナログ・シングルや豪華ブックレットが付いた「スーパー・デラックス・エディション」です。
 僕は、値段が馬鹿みたいに違うので、音源のみの「デラックス・エディション」にしました。「スーパー~」のDVDには当時のヴィデオ・クリップが3曲付いていたらしいですが、そのためだけに倍以上のお金を払う気にはなれませんでしたなぁ。

 「デラックス・エディション」ボーナスCD付き、となると、ボーナスの内容を語りたくなりますが、まぁ、まずは本編からというのが、順番でしょう。
 パンク・ロックの勢いに対抗したかのようなアッパーなナンバーが並んでいます。このアルバムが発売された1978年6月は、まだパンクは元気よかったんでしょうかね。アメリカでは流行らなかったはずですけど。
 “ファーラ・ウェイズ・アイ”みたいな、もろカントリーはちょっと、何曲も聴きたくはないですな。
 キースのドラッグ禍で、あわや終身刑になろうかという時期に作られただけに、そのテンションの高さは並大抵ではないです。まぁ、キースは、温情判決を受けることになるのですが。
 と、ここまでは何とか書いたのですが、そこから先の筆が重い重い。何でこんなに重いかと考えてみるに、「パンク・ロックの勢いに対抗したかのようなアッパーなナンバーが並んでいます。」という以上にいうべき言葉が思いつかないからのようです。よって、本編の感想はこれでおしまい。(^_^;

 ボーナスCDの音源では、カントリーよりの傾向が見て取れ、これはこれで興味深いです。しかし、日本の標準的なリスナーは、こういうカントリーっぽいのは評価しないだろうなぁ。かく言う私も、あんまり好んでは聴いていません。(^^ゞ
 マイミクさんにカントリーをやってらっしゃる方がいるのですが、その方のカントリーはもっとルーツ・ロックより、と言うんでしょうか、標準のロック・リスナーでも肯定的に捉えられる様なカントリーをされています。ストーンズのカントリーの取り入れ方は、ちょっと、演歌的ですね。これはこれで良い!、という人は(特にアメリカには)居るんでしょうけど。
 それよっかは、“ビフォア・ゼイ・メイク・ミー・ラン”なんかで、リズムに見え隠れする、隠し味的なカントリー風味の方が、僕には興味深いです。
 それにしても“ソー・ヤング”3パターンは出しすぎだろ(笑)。


 さて、続いて、ヴィデオ版の「サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス '78」です。

 

 

 


1. レット・イット・ロック
2. オール・ダウン・ザ・ライン
3. ホンキー・トンク・ウィメン
4. スター・スター
5. ホエン・ザ・ウィップ・カムズ・ダウン
6. ビースト・オブ・バーデン
7. ミス・ユー
8. ジャスト・マイ・イマジネーション
9. シャッタード
10. リスペクタブル
11. ファー・アウェイ・アイズ
12. ラヴ・イン・ヴェイン
13. タンブリング・ダイス
14. ハッピー
15. スウィート・リトル・シックスティーン
16. ブラウン・シュガー
17. ジャンピン・ジャック・フラッシュ

 これは、DVDとブルーレイ入り乱れた上に、CD付とそうでないのがあって、非常にややこしいことになりました。うちのプレイヤーはブルーレイ対応なので、どの版を買おうか迷ったのですけれども、結局、CD付DVDにしました。
 「レディース&ジェントルメン」のとき、よほど、「音盤を出せ!」という要求がきつかったのでしょうか、今回はCD付の版も出されたわけです。まぁ、DVDなら、PCが対応しているので、リッピングしてCDに焼く、という裏技も使えるのですが、今回は、あえて、DVDでCD付にしました。というのも、画像にはそんなにこだわってないので、DVD画質でも充分だし、その一方で、ちゃんとCD用にマスタリングされた音源は欲しいなと思ったからです。結果、DVDは買ったときに一回観たきりで、もっぱらCDで楽しんでいます。(^_^;
 5~10のサム・ガールズ攻勢は、気合が入っているというか、なんというか、勢いがあっていいですね。
 サポートメンバーはごくわずか、テナー・サックスとキーボード一人ずつのみ。このシンプルな編成から繰り出されるストーンズ・サウンドは圧巻の一言。バンドに加わったばかりのロン・ウッドも好演しています。
 それにしても、この時期のストーンズ、まだCD一枚に収まりきる程度の時間しかステージやってなかったんでしょうか。The WHOなんかは、ワイト島やリーズの完全版ライヴを聴けばわかるように、2時間を越えるステージを、70年代初頭からこなしていたんですが…。それを言えば、もっと時代が前のジミ・ヘンドリクスだって、興が乗れば2時間近いライヴを繰り広げていたわけです。ストーンズって、もしかして、怠け者さん?。(^_^;






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【音楽ソフト・レビュー】スーパーヘヴィ 「なにやってんだ、ミック!?」

 

 
 

1. スーパーヘヴィ
2. アンビリーバブル
3. ミラクル・ワーカー
4. エナジー
5. サテヤメヴァ・ジャヤテ
6. ワン・デイ・ワン・ナイト
7. ネヴァー・ゴナ・チェンジ
8. ビューティフル・ピープル
9. ロック・ミー・ジェントリー
10. アイ・キャント・テイク・イット・ノー・モア
11. アイ・ドント・マインド
12. ワールド・キープス・ターニング
13. マイヤ
14. ワーリング・ピープル
15. コモン・グラウンド
16. ヘイ・キャプテン
17. ネヴァー・ゴナ・チェンジ (アコースティック) (日本盤ボーナス・トラック)



> ミック・ジャガーの思い描いた“音の理想郷”、ついに実現!話題騒然!
> ミック・ジャガー、ユーリズミックスのデイヴ・スチュワート、ジョス・ストーン、
> A.R.ラフマーン、ダミアン・マーリーからなるスーパー・グループのアルバムが登場!
>
> ★ジャマイカにあるデイヴ・スチュワートの家に招待されたミックが、二人で描いた“これまでに無かった音楽の世界”が実現★
> ●1stシングルはダミアンが本領発揮のレゲエ・トラック「ミラクル・ワーカー」(7/7配信開始)
> ●リリース前にロンドンにて取材を実施、日本ではリリース・タイミングで大型TV情報番組にて情報露出予定。
>
> <スーパーへヴィ>
> ★ミック・ジャガー(vo,g,hca) ★デイヴ・スチュワート(g) ★ジョス・ストーン(vo) ★ダミアン・マーリー(vo) ★A.R.ラフマーン(vo,key)
> <プチ・バイオ>
> すべてはミック・ジャガー(ザ・ローリング・ストーンズのリード・ヴォーカリスト)がジャマイカにあるデイヴ・スチュワート(元ユーリズミックス)の家に招かれ、これまでにない音の世界について語りあい、“音の理想郷”を思い描いたことから始まった。
> そこは、あらゆるジャンルの音楽を背景とした未知の世界。話は進み、その音を実現させるために各ジャンルを代表するような格のある本格派アーティストが選び抜かれた。
> まずは14才でメジャー・デビューを果たし、ずば抜けた歌唱力で“ジャニス・ジョップリンの再来”や“ホワイト・アレサ”と絶賛されるソウル・シンガー=ジョス・ストーンに声をかけた。彼らは彼女と2004年に映画『アルフィー』のサウンドトラックで共演していて、“まず一番に思いついた”と二人は語る。
> 次に声をかけたのはダミアン・マーリー。以前よりジャマイカ文化の虜だったというミックとデイヴ、二人でスタジオに篭っていくつものレゲエ・トラックを聴きまくった末、ミックが“ずっとファンの一人だった”というダミアンに白羽の矢が立った。
> 最後に参加したのがA.R.ラフマーン。最近では映画『スラムドッグ$ミリオネア』でオスカーを受賞して脚光を浴びたインド映画音楽界の若き巨匠。その功績がきっかけとなり、LAで接点を持ったという。インド映画界で名作の数々(日本でも1995年『マトゥ~踊るマハラジャ』の大ヒットでお馴染み)を生んだラフマーンの圧倒的なスケール感が全体を包み込み、これまで世界の何処にもなかったかった世界観を生み出している。

(Amazonのサイトより)



Super Heavy - Miracle Worker





http://youtu.be/a6r1FNnBGw4



 一聴したときの感想は、「何やってんだ、ミック!?。」でした。
 安易なレゲエのリズムと、陳腐なオリエンタリズム。どこが、音の理想郷なんだ!?。
 いまさら、遅れてきたワールド・ミュージックを演って、楽しいか、ミック!?。その試みはもう、「スティール・ウィールズ」の“コンチネンタル・ドリフト”で20年前に済ませたんじゃないのかい!?。



 …と、まぁ、僕の第一印象はよくなかったわけですが。山川健一さんなどは、ツィッターで、かなりこのアルバムのことを褒めてらしたので、「これは自分の聴く耳がないのかな?」と、心を入れ替えて聴きなおしてみましたが…。やはり駄目です。(x_x)好きになれないアルバム。まぁ、所詮、僕の感性なんてこの程度だということでしょう。
 しかし、まぁ、そうですねぇ。これからこのアルバムを聴く、という人がもしいたら、10曲目から聴いてみてください。ミックらしい、ヘヴィなサウンドを満喫できます。しかし、10曲目まで待つのは普通の人は苦痛だね(笑)。そもそもこのアルバムの通常盤は12曲しか入ってないしね。(日本盤は16曲入りのデラックス盤を元にボーナス曲を一曲追加。)この手のサウンドをもっとアルバム全体で出していればよかったと思うのですが…。
 まぁ、ミックとしては、自分中心のプロジェクトと言うより、参加した5人が対等と見て欲しいのでしょうが、現実問題、それは無理。メンバー中の一番大物らしく、貫禄のあるところを見せて欲しかったところです。



 しかし、昨年の9月に出たアルバムを今頃レビューしている俺って、なんて、アウト・オブ・デイト…。



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【音楽CD入手】ローリング・ストーンズ/山羊の頭のスープ

 

 
 


商品詳細、購入はこちらから。



1. Dancing With Mr. D.
2. 100 Years Ago
3. Coming Down Again
4. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
5. Angie
6. Silver Train
7. Hide Your Love
8. Winter
9. Can You Hear The Music
10. Star Star



 ありゃ、もう10月になってしまったか。いやいや、9月もちゃんと買ってましたよ、ストーンズ・リマスター・紙ジャケ。(^_^; なぜかこんなに遅くなってしまった。



 「Goats Head Soup」、ミック・テイラー在籍時の作品としては、最も評価の低い作品です。なぜでしょうね~。一曲一曲は粒ぞろいだと思うのですが、通して聴いてみると、いまいちつかみ所がないという…。



 一曲目の“Dancing With Mr. D.”はなかなかいい出だしだと思うのですが。ストーンズのA1には、現在に至るまで駄曲はないと思っています。とはいえ、「ローリングストーン・レコード・ガイド」では、「こんなハッタリ、ガキでもこわがらん」と酷評されていましたが。
 2曲目の“100 Years Ago”も巧みな構成とキャッチーなメロディーで、なかなか聴かせます。
 そして、極めつけは、3曲目のキースの歌うバラード“Coming Down Again”!。これは名曲です!。個人的には“Angie”より良いと思うなぁ。(^_^;
 次は、ファンキーな“Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)”。これもなかなかノリが良くて、名曲だと思うのですが。
 そして、ヒットした“Angie”。個人的にはこういう曲をストーンズに求めているわけではないのですが、確かに良く出来た曲だと思います。
 “Silver Train”はノリの良いロックンロールで、ストーンズらしい曲で良いと思います。
 “Hide Your Love”はお得意のブルース・ブギーなのですが…。ちょっとノリが陳腐かな?。
 “Winter”は美しいバラード。これも好きだなぁ。
 “Can You Hear The Music”、バラードが続きます。どこか靄(もや)のかかったようなサウンドが印象的な佳曲です。イントロの東洋的旋律は不要だったかな?。
 そして、アルバムの締めは、ぴしゃりとしたR&Rの“Star Star”。イントロのクリアなギター音が却ってチープな感じで面白い。もとは“Star Fucker”と言うタイトルだったと言いますが、配給元のアトランティックがこれに難を示し、現在のタイトルになったと言います。また、米国では、歌詞にも問題があるとして、2箇所を聞こえにくくした「検閲ヴァージョン」が採用されました。これには、ストーンズの連中も頭にきたことでしょう。「何のために、自分たちのレコード会社を立ち上げたんだ!」と、言ったとか言わなかったとか。CD化されてからは、この検閲ヴァージョンは使われたことはなかったのですが、なぜか、今回のリマスター版では検閲入りになっています。まぁ、僕なんかは鈍いので、聴いていて気になるということはないのですが、気にする人は気にするでしょうねぇ。



 こうしてみると、「ベガーズ・バンケット」以来、「ならず者」まであった、黒人音楽ルーツのフレイヴァーがすっぽり抜け落ちているような気がします。(そう言えば、お得意のカヴァーもこのアルバムでは無い…。)かといって、それに変わる、「一本筋の通った芯」があるわけでもない…。そこら辺が、散漫で、もやもやした印象を抱かせるのかもしれません。
 と、ここまで書いて、改めて日本版ライナーノートを読んでみたのですが、そこでは、「ギター中心のサウンドからキーボード主体になった」と言うようなことが書いてあります。また、「執拗なオーヴァーダビング」と言うような表記も見られます。言われてみれば、確かにそのとおりで、前作までのギターの生な質感が失われているのかもしれません。そこが、「らしくない」かも…。
 それから、「前作「ならず者」の評価が芳しくなかったので、挽回しようとしたのではないか」と言うようなことも書いてありました。そのとおりだとすれば、「ならず者」までとサウンドを変えてきたのもうなずけるところはあります。ストーンズとしては、おそらく、「ならず者」は快心の出来だと思っていたのではないでしょうか。(事実そのとおりなのは後の評価で示されているのですが。)それが酷評されたのですから、方向性に迷いが出るのも当然…。



 「ストーンズに駄作はない」と主張する僕ですが、「ストーンズの最初の一枚」にはこのアルバムは薦めにくいかな…。でも“Angie”聴きたさに買う人が多そう。(^_^; ここら辺は、日本ではビートルズは「レット・イット・ビー」が一番売れている、というジレンマと似ているかな?。

【音楽CDレビュー】ローリング・ストーンズ/メイン・ストリートのならず者

 EXILE ON MAIN STREET


 

 
 


商品詳細、購入はこちらから。




1. Rocks Off
2. Rip This Joint
3. Shake Your Hips
4. Casino Boogie
5. Tumbling Dice
6. Sweet Virginia
7. Torn And Frayed
8. Sweet Black Angel
9. Loving Cup
10. Happy
11. Turd On The Run
12. Ventilator Blues
13. I Just Want To See His Face
14. Let It Loose
15. All Down The Line
16. Stop Breaking Down
17. Shine A Light
18. Soul Survivor



 ロックス・オフ



http://youtu.be/_lNP-x94-SE



 カジノ・ブギー


http://youtu.be/GXaqbdwI3Dc



 オール・ダウン・ザ・ライン


http://youtu.be/1EoGf-h2VBM



 またまたストーンズが続きます。なんで?。と思う方もいらっしゃるでしょうから、説明しておきますね。
 僕は、去年の夏ごろから、ストーンズのCDをリマスター音源の紙ジャケで、月に一枚づつ(例外もあり)買いなおしています。当然1stから順番に買い揃えて行きたかったのですが、事情があって、先行して揃えてしまったものもありました。それが、「GET YER YA-YA'S OUT!」「STICKY FINGERS」「EXILE ON MAIN STREET」の3枚だったのです。
 どういう事情だったか、かいつまんで説明しておきますと。
 「GET YER YA-YA'S OUT!」は40周年記念盤を買ったら、おまけで紙ジャケが付いていた。音もリマスターされたもの。なので、紙ジャケでは購入せず、40周年記念盤のみ入手。
 「STICKY FINGERS」は、アマゾンで中古でしか売っていなく、しかも定価以上に値が跳ね上がっていたので、定価で買えるうちに買っておこうと、楽天Joshin webで早めに購入。紙ジャケ・リマスター・シリーズとしては一番最初に買ったものとなりました。本物ジッパー付きの変形ジャケットなので人気があったのかな。
 「EXILE ON MAIN STREET」は2枚組みのデラックスエディションを先行して買っていたので、紙ジャケのためだけに買いなおすのはどうかな、と、思ったのだけど。もともと、紙ジャケで揃える意味は、省スペースのためだったりするもんで。もし、デラックスエディションが、ポストカードの復刻もやっていたら、紙ジャケを追加して買うような馬鹿な事はしてなかったかもしれません。あるいは、日本のユニバーサルさんが、このCDの紙ジャケをデラックス・エディションと同じ内容で出してくれていたら。結局どちらも無かったので、ばかばかしいなと思いながらもポストカードのために紙ジャケを買うことに。しかし、このCDもなぜかアマゾンでは値が跳ね上がっていたので、定価で買えるうちに、タワレコの通販で先行購入。これは、ポストカードに人気が集まったのかしら?。このCDの紙ジャケを入手した頃には、リマスターの入手も、「AFTERMATH」くらいまで進んでいました。
 おまけで言っておくと、「UNDERCOVER」も意味不明な値上がりを見せていたので、今月、Joshin webで先行購入。紙ジャケだとシールも再現してるんだろう、と、思ったやつがたくさんいるんだろうな~。シールは剥がせるようにはなってないからね~(笑)。



 と、言うわけで、これらのCDは、先行してレビューを書いてしまっていた(「UNDERCOVER」除く)のですが、しかし、先月の「メタモーフォシス」から今月いきなり「山羊の頭のスープ」では、いかにも飛びすぎ。その間の名作アルバムを無視していると思われかねない。ということで、重複を承知で、再レビューをしているのでありました。



 では、「EXILE~」の昔のレビューから。



>  「ならず者」を初めて通して聴いたのは1989年の秋のことでした。(CDでした。)その時は、あまり芳しい印象を持ちませんでした。
>  それは、アナログ盤でB面に当たる楽曲群に代表される、ダルでルーズなサウンドが散りばめられているのが、生理的に受け付けなかったからです。「ストーンズはもっとアップテンポでなきゃ」と、思っていたかどうかは記憶に定かではありませんけどね。
>  それが、今回のリマスターを聴きなおしてみると、件のB面曲も含め、実にしっくり来ること!。これは、僕が、年齢を重ねて、このアルバムの魅力に気づくようになったと言うことなのでしょうか!?。「とすれば、年を重ねることにも、なにかしら素晴らしい側面はあるわけだ。」(by 村上春樹 from ポートレイト・イン・ジャズ)
>  まず、A面の流れは完璧です。「ロックス・オフ」「リップ・ディス・ジョイント」で始まるアップテンポなロックンロールは最高の一言!。ギアを入れ替えての「シェイク・ユア・ヒップス」(スリム・ハーポ!)も見事なチェンジ・オブ・ペイス。そして「カジノ・ブギ」でもう一段“溜めて”おいて、炸裂する「ダイスをころがせ」!。うん、確かに、ストーンズの最高傑作かもしれません。(個人的には「イッツ・オンリィ・ロックンロール」のスマートさも捨てがたいと思いますが。)
>  そして、B面に入り、コクと粘りのある演奏をたっぷりと聴かせ、アナログで2枚目のC面トップ「ハッピー」(キースのヴォーカルの傑作!)で再びアップテンポで飛翔します。以降は、B面で聴かせたスローなナンバーも織り交ぜながら、緩急巧みにD面のラストの「ソウル・サヴァイヴァー」まで聴かせます。



 なんか、B面以降は思いっきり省略して書いてますね。(^_^;
 まぁ、一曲づつレビューしていったらキリがないともいえるわけで。
 全体的な印象としては、(前述のレビューでも書いた通り)ダルでルーズなイメージが強いですね。冒頭の2曲が強烈なアップテンポ・ナンバーなのに、なぜでしょうか?。
 おそらく、3曲目に出てくる“Shake Your Hips”にみられるような、「粘り腰」のリズムをモノにしたのが大きいのではないでしょうか。それらの曲を要所要所で配しているのが、全体の印象を大きく支配しているのだろうと思われます。
 今一度曲目表を書き出してみましょう。



1. Rocks Off
2. Rip This Joint
3. Shake Your Hips★
4. Casino Boogie★
5. Tumbling Dice★



6. Sweet Virginia★
7. Torn And Frayed
8. Sweet Black Angel★
9. Loving Cup



10. Happy
11. Turd On The Run
12. Ventilator Blues★
13. I Just Want To See His Face
14. Let It Loose



15. All Down The Line
16. Stop Breaking Down★
17. Shine A Light
18. Soul Survivor



 ★印が、僕の思う、「粘り腰」の曲です。人によっては、“Loving Cup”や“Let It Loose”、“Shine A Light”と言ったバラード曲にもそれを感じると言う人もいるでしょうし、アップテンポな“Rip This Joint”や“All Down The Line”にもそのフレイヴァーが混じりこんでいると思う人もいるでしょう。
 この「粘り腰」のリズムによって、アルバムの印象は、ぐっと腰が低いものとなり、ダルでルーズな印象を与えていると思われます。「アーシー」と言う言い方もふさわしいですね。最初はそこが苦手と言うか、聴き所がつかめなくて、「地味なアルバムだな~」と思っていたわけですが、今はもう、大好きですねぇ。



 各曲も個性があって、良いです。
 出だしの“Rocks Off”“Rip This Joint”の2連荘なんて強力ですしね~。もちろん、ストーンズの最高の録音(「ローリング・ストーン・レコード・ガイドブック」より)と言われる“Tumbling Dice”も、女性コーラスがばっちり決まっていて素晴らしいです。“Shake Your Hips”からこの曲までの「粘り腰」3連発はたまりませんね~。
 キースの歌う“ハッピー”なんて、爽快そのものですしね。いつかは生で聴きたいと思ってましたが、プラチナチケットとなってしまった今ではもうかなわないかな。
 “I Just Want To See His Face”は不思議な曲で、どこかサイケな感じもしますが、彼らなりの「遊び」なんですかね?。ホワイトアルバムで言えば“レボリューション9”みたいな?。まぁ、あそこまでぶっ飛んではいませんが。良くも悪くも。
 “Stop Breaking Down”は、リズムがウラから始まる曲ですが、僕はこの曲、ウラとわかっていてもリズムが取れないんですよね(笑)。でも、この曲すごい好きです。ロバート・ジョンソンの名作。
 “All Down The Line”のファンキーでロックンロールな味わいも最高ですね~。
 バラードも粒ぞろいです。B面の4曲はもちろんですが、“Let It Loose”や“Shine A Light”と言った、後半で出てくる曲が特に良いです。“Shine A Light”なんて…。故・中村とうようが、「この曲のジミー・ミラーのドラムスはへたっぴぃ」と書いていましたが(レコードコレクターズ、ローリング・ストーンズ特集)、何を聞いていたんでしょうね?。



 僕が持っている紙ジャケの帯には、当初「ラフで散漫」と評価された、と言う風に書いてあります。
 ラフ、というのは感じますね。ノリがすごく生に近い感じ。当時はこれが荒っぽすぎると評価されたのですかね。
 散漫と言うのは、曲のヴァラエティが多めだからかな、と言う気もします。じっくり聴くと、一本筋の通った感じがしてきますけどね。
 そう、「じっくり聴く」というのが、このアルバムにふさわしい聴き方です。それが出来るのは、ある程度、音楽リスナーとしてのキャリアを積んだ人じゃないと難しいのかもしれません。なので、僕としては、「最初に聴くストーンズ」として、このアルバムを挙げるのは避けたいところです。何枚かストーンズを聴いて、渋いところも好ましく思え始めた頃に、このアルバムを聴くと、ハマるのではないでしょうか。



 さてさて、今ではストーンズの最高傑作とみなされているこの一作。皆さんはどんな風に聴きますか?。





 ↓以前の日記
 http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2010/07/post_e1d6.html

【音楽CDレビュー】ローリング・ストーンズ/ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!

GET YER YA-YA'S OUT!


 

 
 


商品詳細、購入はこちらから。



1. Jumpin' Jack Flash ジャンピン・ジャック・フラッシュ (B)
2. Carol かわいいキャロル (C)
3. Stray Cat Blues ストレイ・キャット・ブルース (C)
4. Love In Vain むなしき愛 (A)
5. Midnight Rambler ミッドナイト・ランブラー (D)
6. Sympathy For The Devil 悪魔を憐れむ歌 (C)
7. Live With Me リヴ・ウィズ・ミー (D)
8. Little Queenie リトル・クイニー (C)
9. Honky Tonk Women ホンキー・トンク・ウィメン (C)
10. Street Fighting Man ストリート・ファイティング・マン (C)



 40周年記念盤・追加曲目(ストーンズの曲目のみ)
 DISC2(CD)
1. 放蕩むすこ (D)
2. ユー・ガッタ・ムーヴ (D)
3. アンダー・マイ・サム (B)
4. アイム・フリー (B)
5. サティスファクション (C)
 DISC4(DVD)
1. 放蕩むすこ (B)
2. ユー・ガッタ・ムーヴ (B)
3. アンダー・マイ・サム (C)
4. アイム・フリー (C)
5. サティスファクション (B)



 映画・ギミーシェルター
 ジャンピン・ジャック・フラッシュ (C)
 サティスファクション (D)
 ラヴ・イン・ヴェイン (A)
 ホンキー・トンク・ウィミン (B)
 ストリート・ファイティング・マン (D)(不完全)
 シンパシー・フォー・ザ・デヴィル (E)(不完全、演奏中断)
 アンダー・マイ・サム(E)
 ストリート・ファイティング・マン(E)(不完全)
 ギミー・シェルター(E)
 ・ボーナス・フィーチャー
 リトル・クイニー (C)
 キャロル (D)
 放蕩息子 (B)



 すべて1969年
 (A)November 26 Baltimiore Civic Cntre, Baltimiore, MD
 (B)November 27 at Madison Square Garden, NYC, NY
 (C)November 28 at Madison Square Garden, NYC, NY[1st Show]
 (D)November 28 at Madison Square Garden, NYC, NY[2nd Show]
 (E)December 06 at Altamont Speedway, Livermore, San Francisco, CA
 ※参考資料:レコードコレクターズ 2010年1月号


 いろんな意味で端境期にあるアルバムです。
 ライヴ・フル・アルバムとしては、英・米両方で発売された初めての作品となります。以前は英のみでライヴEPが、米のみでフル・ライヴ・アルバムが出されていました。(英・米ともタイトルは「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」。)
 英デッカ/米ロンドンから出された最後のオリジナル・アルバムでもあります。
 また、ミック・テイラーが参加した最初のライヴ・アルバムであると同時に、そもそも、テイラーがフル参加した最初のアルバムでもあります。



 このライヴ・アルバム発売のきっかけは、ブートの、「ライヴァ・ザン・ユール・エヴァー・ビー(Liver Than You'll Ever Be)」に市場を荒らされたからだと言われています。



 注目したいのは選曲で、“キャロル”“リトル・クイニー”を除いては、「ベガーズ・バンケット」以降のレパートリーから取り上げられています。(まぁ“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”以降、と言う方が正確かもしれませんが。)実際のライヴでは、“アンダー・マイ・サム~アイム・フリー”“サティスファクション”と言った、もっと旧い作品もやっているのですが、(そこら辺は「40周年記念盤」で聴く事が出来ます。)アルバムの選曲では新し目の楽曲で勝負をかけてきたわけです。ブライアン・ジョーンズ時代とは違う、新生ストーンズを強調したかったのかもしれません。



 音源に関しては、スタジオでかなりヴォーカルの入れ換えをやっており、キースのバック・ヴォーカルが入っているものは、全て入れ換えられているようです。同時期の演奏を収録した映画「ギミー・シェルター」を観ると、そもそもキースはバック・コーラスをやってないので、キースのヴォーカルを入れたいがためのオーヴァーダブなのかな、と言う気もしますが、それだったら、ミック・ジャガーが付き合う必要も無いかな?。まぁミックのヴォーカルを入れ換えるついでにキースのヴォーカルも加えて…と言う感じだったのかもしれません。
 ヴォーカルを入れ換えた曲で顕著なのは“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”で、「ギミー・シェルター」と聴き比べると、サビの歌い方(♪But It's Alright, Now In Fact It's A Gass)が全然違ってます。ライヴでは疾走感のある歌い方をしているのですが、それを、わざわざスタジオ・ヴァージョンに近い歌い方に入れ換えています。ここら辺の意図は何処にあったのか、訊いてみたいものです。



 ジャンピン・ジャック・フラッシュ聴き比べ
 映画ギミーシェルター



http://www.youtube.com/watch?v=D_9z4OnFbJw



 ヤヤズ・アウト


 



http://www.youtube.com/watch?v=IPyPRGhdqvE



 あと、これはヨーロッパでのプロモーションを意識したのかと思われますが、“ホンキー・トンク・ウィミン”の歌詞が、NY舞台ではなく、パリ舞台の歌詞になっており、これもスタジオで手を加えた模様ですね。
 という具合にスタジオで色々やっていますが、選ばれたテイクは、おそらく、ライヴとしてのダイナミズムを重視したものだろうと思われ、少々のミスは目をつぶっているようです。なにしろ、冒頭の“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”では、チャーリーのドラムスの入りだしがテンポずれ気味ですし、“ホンキー・トンク・ウィミン”の出だしのキースのギターは、何度聴いてもミストーンに聴こえます。(^_^; そういった少々の瑕疵を吹っ飛ばすかのようなバンドのドライヴ感が心地よいんですよね~。


 サウンド的にもう少し言うと、これは「ギター・バンド」としてのストーンズが堪能できるアルバムですね~。(まぁストーンズのライヴ・アルバムは多かれ少なかれそういう傾向がありますが。)ミック・テイラーのプレイは、後年のスライド多用のプレイの方が評価高いかもしれませんが、キースとのギターの絡みという点では、このアルバム時期の方が面白いのではないでしょうか。“シンパシー・フォー・ザ・デヴィル”でのギターの絡みから、2人が順番にリード・ギターを繰り出すところ等、聴き所満載です。
 あと、“キャロル”での、イアン・スチュワートのピアノとのコール&レスポンスも聴き物ですねぇ。R&Rバンドでのピアノ、かくあるべし!、というイアンのプレイが最高です。
 “ラヴ・イン・ヴェイン”は、僕はキースがスライドギターを弾いた「レット・イット・ブリード」のヴァージョンの方が好きですが、ここでのミック・テイラーのスライド・プレイにも捨てがたい魅力があります。
 “ミッドナイト・ランブラー”は、スタジオヴァージョンを越えたダイナミズムを感じます。
 “ストリート・ファイティング・マン”は、スタジオヴァージョンでのイントロの鮮烈さの再現はあきらめたのでしょう、地味に始まり、グワッと盛り上がって終わります。実際のライヴでもこの曲がエンディングでした。

 この頃のライヴは、複数のミュージシャンがステージを勤める中、1ステージあたりの時間は1時間と少しくらいでした。なので、CDだと一枚で収まってしまうのですが、LPでは一枚に収めきるにはちょっと無理があったようですね。

 ともあれ、ストーンズ初の本格的なライヴ・アルバム、全10曲、捨て曲ナシ、であります。


 ↓以前の日記。音楽ソフト:ローリング・ストーンズ/ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!<40周年記念デラックス・エディション>

 http://ohy.blog.ocn.ne.jp/ohyama/2009/12/40_e914.html





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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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