【CD入手】デイヴィッド・ボウイ / スペイス・オディティ【40周年記念エディション】(2CD) #DavidBowie #SpaceOddity

デイヴィッド・ボウイ / スペイス・オディティ【40周年記念エディション】(2CD)

David Bowie [Space Oddity] / David Bowie


David Bowie [Space Oddity(Disc 2)] / David Bowie


All tracks written by David Bowie.

ディスク:1
1. スペイス・オディティ "Space Oddity" 5:16
2. 眩惑された魂 "Unwashed and Somewhat Slightly Dazed" 6:12
"Don't Sit Down" (Hidden track appended to "Unwashed and Somewhat Slightly Dazed".) 0:42
3. ヘルミオーネへの手紙 "Letter to Hermione" 2:36
4. シグネット・コミティー "Cygnet Committee" 9:35

5. ジャニーヌ "Janine" 3:25
6. おりおりの夢 "An Occasional Dream" 3:01
7. フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年 "Wild Eyed Boy from Freecloud" 4:52
8. 神は知っている "God Knows I'm Good" 3:21
9. フリー・フェスティバルの思い出 "Memory of a Free Festival" 7:09

ディスク:2
1. スペイス・オディティ (デモ) (未発表音源) – 5:10
2. おりおりの夢 (デモ) (未発表音源) – 2:49
3. フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年 (シングルB-サイド) (B-side of "Space Oddity", 1969) – 4:56
4. レット・ミー・スリープ・ビサイド・ユー (BBC Radio セッション D.L.T. ショウ) Brian Matthew interviews David / "Let Me Sleep Beside You" (BBC Radio session D.L.T. (Dave Lee Travis Show), 1969) – 4:45
5. 眩惑された魂 (BBC Radio セッション D.L.T. ショウ) (未発表音源) (BBC Radio session D.L.T. Show, 1969) – 3:54
6. ジャニーヌ (BBC Radio セッション D.L.T. ショウ) (BBC Radio session D.L.T. Show, 1969) – 3:02
7. ロンドン・バイ・タ・タ (ステレオ・ヴァージョン) "London Bye Ta–Ta" (Stereo version) – 3:12
8. プリティエスト・スター (ステレオ・ヴァージョン) "The Prettiest Star" (Stereo version) – 3:12
9. カンバセーション・ピース (ステレオ・ヴァージョン) (未発表音源) "Conversation Piece" (Stereo version)(Single B-side of "The Prettiest Star"), 1970 – 3:06
10. フリー・フェスティバルの思い出 (パート1) (シングルA-サイド) – 4:01
11. フリー・フェスティバルの思い出 (パート2) (シングルB-サイド) – 3:30
12. フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年 (オルタネイト・アルバム・ミックス) (未発表音源) – 4:45
13. フリー・フェスティバルの思い出 (オルタネイト・アルバム・ミックス) (未発表音源) – 9:22
14. ロンドン・バイ・タ・タ (オルタネイト・ステレオ・ミックス) (未発表音源) – 2:34
15. ロンリー・ボーイ、ロンリー・ガール (スペイス・オディティ・イタリアン・ヴァージョン) (フル・レングス・ステレオ・ヴァージョン) (未発表音源) "Ragazzo solo, ragazza sola" (Bowie (music), Mogol (lyrics)) (Full-length stereo version) – 5:14

Personnel
David Bowie – vocals, 12-string guitar, acoustic guitar, Stylophone, organ, kalimba
Rick Wakeman – Mellotron, electric harpsichord, keyboards
Tim Renwick – electric guitar
Keith Christmas – acoustic guitar
Mick Wayne – guitar
Tony Visconti – bass guitar, flute, recorder
Herbie Flowers – bass guitar
Terry Cox – drums
Benny Marshall and friends – harmonica
Paul Buckmaster – cello

Released 14 November 1969
Recorded June–September 1969

 前回紹介したデラムでのファースト・アルバム(1967年6月1日)同様、アーティスト名をタイトルとした、フィリップス・レコード(米ではマーキュリー)でのファースト・アルバム『デイヴィッド・ボウイー』です。通算ではセカンドとなります。デラムでのアルバムは、この日記では『デラム・アルバム』と称していますが、こちらのフィリップス/マーキュリーでのアルバムはなんと呼ぶかは保留にしていました。とは言え、一般的に、RCAから再発された時のタイトルが人口に膾炙(かいしゃ)していますので、この日記でも、その名称『スペイス・オディティ』を使うことにしましょう。

 デラムでの最後のレコードは、シングルの“ラヴ・ユー・ティル・チューズディ”(1967年7月14日発売)。そこから次のレコード、フィリップスに移籍してのシングル“スペイス・オディティ”(1969年6月20日録音、同年7月11日発売)まで、二年間の空白が有ります。その間、ボウイーがどのように過ごしていたのか、僕は知らないわけですが、このアルバムとしての『スペイス・オディティ』を聴くと、ソングライティングに明らかな進歩が見られます。レコード会社が変わったからというだけでは考えられないほどの変化です。もちろんその間に前述の通り二年の月日が流れており、ボウイーとしても、それを無にして過ごしていたわけではなかったのでしょう。(もっとも、このアルバムのキー・ナンバーである“スペイス・オディティ”自体はもう少し早くには出来上がっていたようですが。『デラム・アルバム』の日記でも触れたとおり、この曲の最初のレコーディングがされた時、まだデラムが権利を持っていたのではないか、と、言う疑惑(?)があります。)ゆったり目の曲が多いですが、どの曲も良くできていて、しっかり聴かせます。
 生楽器主体なのは『デラム・アルバム』同様ですが、管楽器はほとんど、いや、全くかな?、使っていなくて、落ち着いた仕上がりです。『デラム~』のようなコチャコチャした感じがないですね。弦楽器の使い方も手慣れたもので、ここらへんはプロデューサーのトニー・ヴィスコンティ(との初仕事になるのかな?)のセンスが発揮されているのかもしれません。いずれにせよ、『デラム・アルバム』に比すると、曲作りも、音の扱いも、明らかに成長していると言えるでしょう。
 人によってはこのアルバムを「フォーク・ロックっぽい」と言う方もいます。ですが、僕的には前述のような生楽器の扱いの上手さが目立っているような気がするので、フォーク・ロックとまでは思わないんだなぁ…。いやまぁ、そりゃ確かにエレキ・ギターも使ってますがね…。(^_^;

 と言うところで。今回のこのCDは、発売40周年を記念しての二枚組エディションなのですが。
 “フリー・フェスティバルの思い出”が4ヴァージョンもあるのは多い過ぎじゃないか?。

 という訳でディスク2の楽曲について。(文中の『Sound+Vision』は特記なければ1989年盤(筆者所有)と2003年盤(筆者未所有)で同じものを収録。)
 “スペイス・オディティ”は1969年1月のデモ録音。『Sound+Vision』収録の同曲デモは春の録音なので、こちらのほうが旧いですね。解説によると現存する最も旧いデモ録音なんだそうです。
 “フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年”は、オーケストラの入らないオリジナル・シングル・ヴァージョン。ポール・バックマスターの編曲によるチェロが大変美しい。『Sound+Vision』に同じヴァージョンを収録。
 “ロンドン・バイ・タ・タ”は、『Sound+Vision』(1989)ではモノ・ミックスでしたが、こちらは『Sound+Vision』(2003)に収録されたものと同じステレオ・ミックス。1970年の録音。『デラム・アルバム』の2枚組デラックス・エディションにも同曲は収録されていましたが、そちらは1968年に録音された別テイク。というかまぁ、そちらがオリジナル・ヴァージョンになるわけですが。
 “プリティエスト・スター”は編集盤『The Best of 1969/1974』(筆者未所有)に収録されたのと同じステレオ・ミックス。シングルと同じオリジナル・モノ・ミックスは『Sound+Vision』で聴けます。
 “カンバセーション・ピース”は、“プリティエスト・スター”のB面だった曲なわけですが、ここでは未発表ステレオ・ミックスを収録。オリジナル・モノ・ミックスを聴きたい人はどうすれば良いんだろう?。
 “フリー・フェスティバルの思い出 (パート1&2)”は、アルバム・ヴァージョンの後に再録音されたシングル・ヴァージョンで、ここで初めてギターにミック・ロンソンが参加。Part2での火を吹くようなリード・プレイが印象的です。
 “フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年 (オルタネイト・アルバム・ミックス)”と“フリー・フェスティバルの思い出 (オルタネイト・アルバム・ミックス)”は、アルバム本編よりは若干長いヴァージョンですが、だからどうした、と言う内容(笑)。こんなんで嬉しげに「未発表」とか銘打つなよ。(^_^; 短めに編集された“ロンドン・バイ・タ・タ (オルタネイト・ステレオ・ミックス)”でも同様のことが言えます。(^^ゞ
 “ロンリー・ボーイ、ロンリー・ガール”は、原曲とは無関係なラヴ・ソング的な歌詞が付けられているそうです。 フル・レングス・ステレオ・ヴァージョンで未発表音源、となっていますが、おそらく、「ステレオ・ミックス」は未発表だった、のでしょう。まぁ、たぶんね。(^_^; 保証はしない。(^^ゞ

 シングル“スペイス・オディティ”で、初めて、ブレイクの取っ掛かりを得たボウイー。この曲がなぜ当時それほどまでにウケたのでしょうか。
 当時は未曾有の宇宙ブームでした。と言っても、実際にはアメリカ対ソ連(現在のロシアを中心とした共和国連邦)の二強対決だったわけですが。両者は競い合って宇宙に「人」を運び、果ては月に人類を送り込むところまで到達しました。(あいにくソ連側は月着陸は実現できなかったようですが。)
 グリニッジ標準時に於ける1969年7月20日午前9:18に、人類で初めて有人宇宙船が月に着陸。そのとき英国放送局のBBCが月着陸映像のBGMとして(あるいはテーマソングとして?)流したのがボウイーの“スペイス・オディティ”だったのです。そのことが、ボウイーにどれだけ有利に働いたかは想像に難くないでしょう。
 僕の日記では、歌曲の詞の内容にはあまり触れていないのですが(僕自身が詞よりも音を大切にして聴いているのと、洋楽中心に聴いているくせに英語がさっぱりだから)、この曲に関しては若干触れる必要があるようです。
 詞の内容は、宇宙飛行士と地上の管制コントロールとの会話で成り立っています。
 宇宙飛行士は宇宙でのミッションを無事終えますが、「何処かで調子が狂ってしまい(There's something wrong)」、宇宙船外の「死の空間に足を踏み出し(Your circuits dead)」、「できることは何もなくなって(There's nothing I can do)」しまいます。宇宙飛行士が最終的にどうなったかは明言されていませんが、管制コントロールが必死に飛行士に呼びかける様から、おそらく地球への帰還は果たされなかったと思われます。
 他にも印象的な詩句はあるのですが、それはみなさん自身で調べるなり、CDを買うなりして味わっていただきたいと思います。
 何れにせよ、この楽曲は「宇宙に足を踏み出した人」の孤独と何かの異常性をテーマにしています。(「oddity」は、風変わりなこと、とか、異常な人、とか言う意味。)したり顔で「科学と文明への警鐘」などという人もいますが、僕としては、「宇宙という非日常に足を踏み出したことにより際立つ絶望と孤独」という視点のほうが重要だと思います。ボウイー自身は「映画『2001年宇宙の旅』(英国では1968年5月15日公開)に描かれた孤立感に共感を覚えた」と言っていたようです。

 ともあれ、シングル“スペイス・オディティ”はヒットし、英国におけるトップ・テン・ヒットとなりました。(ウィキペディアでは1位、と書いてあるのですが、どうもコレは『ジギー・スターダスト』でブレイクした後のことではないかという気がします。違うのかな?。よくわかんない。当CDの解説では当時のチャートで最高5位と書かれています。)しかし、続くシングル“プリティエスト・スター”は、残念なことに「800枚しか売れなかった」とのこと。(英wikiより。)また、アルバム自体の売れ行きも残念ながら芳(かんば)しいものではなかったようです。真のブレイクは、もうしばらく後の『ジギー・スターダスト』を待たねばならないのでした。


 p.s.
 それにしてもアレだな。アルバムの感想自体は2~3行しか書いていないのに、なぜこんなに文章が肥大化するのだろうか。(^_^;



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■デイヴィッド・ボウイー追悼日記一覧

■デイヴィッド・ボウイー追悼日記
2017/08/18 スペイス・オディティ【40周年記念エディション】(2CD)
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2016/10/31 Early On (1964-1966)
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【CD雑感】今月CDチェンジャーにセットしたCDたち。[画像大きめ閲覧注意]

エルヴィス・プレスリー / ザ・キング・オブ・ロックン・ロール~コンプリート50'sマスターズ (5CD)ミック・ジャガー / ガッタ・ゲット・ア・グリップ/イングランド・ロストチャーリー・パーカー/ワン・ナイト・イン・バードランドコニー・フランシス / ヴァケイション~コニー・フランシス・ベスト・セレクションサイモン&ガーファンクル / Live 1969高岡早紀 / Romanceroコゾフ/カーク/テツ/ラビットデイヴィッド・ボウイ / ハンキー・ドリー
 ミックは注文したのが遅かったので、未だCDは来てないんですけど、ようつべから違法ダウンロ○ドした音源で楽しんでいます。(^_^;

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【CD聴く】サイモン&ガーファンクル/Bookends - from The Collection (5CD+DVD) #SimonAndGarfunkel #Bookends

サイモン&ガーファンクル/ブックエンド

Bookends +2 / Simon & Garfunkel


All tracks written by Paul Simon, except "Voices of Old People" by Simon and Art Garfunkel.

1. ブックエンドのテーマ "Bookends Theme" 0:32
2. わが子の命を救いたまえ "Save the Life of My Child" 2:49
3. アメリカ "America" 3:34
4. オーバース "Overs" 2:14
5. 老人の会話 "Voices of Old People" 2:07
6. 旧友 "Old Friends" 2:46
7. ブックエンドのテーマ "Bookends Theme" 1:16

8. フェイキン・イット "Fakin' It" (Single A-side, US Billboard Hot 100 23位) 3:14
9. パンキーのジレンマ "Punky's Dilemma" 2:10
10. ミセス・ロビンソン (映画『卒業』より) "Mrs. Robinson" (Single A-side, US Billboard Hot 100 1位) 4:02
11. 冬の散歩道 "A Hazy Shade of Winter" (Single A-side, US Billboard Hot 100 13位) 2:17
12. 動物園にて "At the Zoo" (Single A-side, US Billboard Hot 100 16位) 2:21

13. 君の可愛い嘘 (ボーナス・トラック) "You Don't Know Where Your Interest Lies (B-side to "Fakin' It")" 2:18
14. 旧友 (デモ) (Previously Unreleased) (ボーナス・トラック) 2:10

Simon & Garfunkel
Paul Simon – vocals, guitar
Art Garfunkel – vocals, tapes

Additional musicians
Hal Blaine – drums, percussion
Joe Osborn – bass guitar
Larry Knechtel – piano, keyboards

Simon & Garfunkel – producers (tracks: 1, 3, 5-7, 10, 12)
Roy Halee – producer (tracks: 1, 3, 5-7 & 10), recording engineer
John Simon – production assistant on "Save The Life Of My Child", "Overs", "Fakin' It" & "Punky's Dilemma
Bob Johnston – production assistant on "A Hazy Shade Of Winter & "At The Zoo", production
Jimmie Haskell – arranger, arrangement preparation

Released April 3, 1968
Recorded September 1966, January 1967, June 1967, October 1967−February 1968

 『SGT.』の「なんちゃってコンセプト・アルバム仕立て」には多くの人が騙(だま)されましたが、ポール・サイモンもその一人でした。
 彼は、アルバムまるごと使って、「アメリカの現実」をコンセプトとしたアルバムを作ろうとします。しかし、レコード会社から待ったがかかり、コンセプチュアルな内容はA面だけになり、B面はシングル・ヒットを中心とした内容となりました。『SGT.』を狙って作成を始めたのだけれども、『マジカル・ミステリー・ツアー』になっちゃった、みたいな感じでしょうか。(『マジカル~』のUS盤LPは1967年11月発表なので、既に世に出ていました。)結果論ではありますが、それが功を奏したと思います。はっきり言って、コンセプト仕立てのA面は面白くない。一曲目の、しんねりむっつりとした“ブックエンドのテーマ”で、「もう駄目だ!」、ガックリ、ときてしまいます。これはやはりコンセプトを優先するあまり、楽曲一つ一つの出来が据え置かれたためではないでしょうか?。つまり『SGT.』と同じ罠に陥(おちい)ったのです。“アメリカ”と“旧友”はいい曲だと思いますが、それ以外の曲は正直印象に残りません。老人のつぶやきをコラージュした“老人の会話”に至っては音楽の体裁を成しておらず、サイモンは一体何を考えていたのか、と思ってしまいます。
 ジャケット裏には、アルバム全曲の歌詞が印刷されており、サイモンの、コンセプトにかける意気込みみたいなのは伝わってきます。と言っても、これも『SGT.』の真似なんでしょうけどね。
 という感じで、コンセプト仕立てのA面をめちゃくちゃにけなしましたが、良いところもあります。それは、音造りの修行を、このアルバムでした、ということです。ただ、あいにく、当アルバムではうまく消化できていません。二曲目の“わが子の命を救いたまえ”の出だしのちょっと凝った音に「おぉっ!」となりますが、ただそれだけですね(笑)。他にも細々(こまごま)と色々演っているようですが、いまいちピンと来ません。
 しかし、ここで修行を積んだことで、次作の『明日にかける橋』では、驚くほど達者な音造りの成果を見せつけることになります。
 と、ここまで書いたところで、「音作りの修行はこのアルバムに始まったことではないかもなぁ」という気がしてきました(笑)。イレギュラーなセカンド・アルバムはともかく、サードの『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』の頃から演ってたかもなぁ…と。そう言えば、B面のシングル集も、旧い物はそのくらいの頃の楽曲になるんですよね~。違和感無く収まってますよね~。まぁ、でもここまで書いちゃったら後に引けないから(引けよ(^_^;)、良いことにしちゃおう。あ、でも、『明日に~』で音作りが花開くの本当のことですよ。

 なお、“アメリカ”に登場する「キャシー」とは、『ポール・サイモン・ソング・ブック』のジャケットに写っていた美人さん。同アルバムおよび『Sounds of Silence』に収録された“キャシーの歌”のキャシーです。なかなか隅に置けないねぇ、サイモン君。

 さて、対するB面ですが、秀作揃いです。“パンキーのジレンマ”はA面の“オーバース”と一緒に映画「卒業」に提供しようとした曲。あいにく監督のマイク・ニコルズの判断でどちらも映画には使われなかったのですが。B面のその他4曲はどれもシングルのA面を飾った曲で、いずれ劣らぬ名曲ばかり。ことに“ミセス・ロビンソン”は大ヒットし、彼らとしては2枚めの全米ナンバー・ワン・シングル・ヒットとなりました。イントロの軽やかな生ギターのリフも軽快な名曲です。ちなみに1枚目のナンバー・ワンは“サウンド・オブ・サイレンス”(のオーヴァーダブ・ヴァージョン)ですね。セカンド・アルバムの冒頭に収められていたアレです。
 “冬の散歩道”は、近年(と言っても、もう30年前かぁ)バングルズ(トレヴァー・ホーンのアレではない方ね)がカヴァーして、オリジナル・ヴァージョン(全米13位・全英30位)以上のヒット(全米2位・全英11位)となりました。

 ボートラには“フェイキン・イット”のB面だった“君の可愛い嘘”(と訳すのか、この題名を。おそらく「Lies」が、「嘘」と「横たわる」の、両方にかかっているんだと思うんですが…。じゃないと「Where」に「嘘」はかからないですよね?。さて真相は如何に)と、“旧友”のデモを収録。“君の~”を収録したことにより、彼らの既発表曲のうち、アルバム未収録曲はこれで全てコンプリートできることになります。
 これらのボートラを収録しても、まだCDの収録時間は半分以上残っているので、ケチケチせずにもっとドバっ!、とおまけ入れてくれても良かったんですが。このアルバムに限らず、S&Gのアルバムはどれも収録時間が短くて、あっという間に終わってしまうのが物足りないですね。

 当アルバムは、前作『卒業-オリジナル・サウンドトラック』に次いで2作目の全米2位になりました。S&G単独としては初の1位ですね。英国でも初の1位になっています。英国では『卒業~』は3位だったんですね。

 さて、と言う訳で、(どんな訳なんだか(^_^;)次回は、彼らの最高傑作『明日にかける橋』がいよいよ登場です。そしてその後は…。どうしようかな。ポールのソロを追っかけるか、それともさっさとセントラルパーク・コンサートの日記を書くか…。只今思案中~。まぁ、『明日に~』の後も、もう1~2枚、S&Gの作品を紹介する予定ではあるんですけれどもね。

 では、また!。

サイモン&ガーファンクル/The Collection
サイモン&ガーファンクル/The Collection (5CD+DVD)


 
 
 
 
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サイモン&ガーファンクル日記一覧

■サイモン&ガーファンクル日記
2017/07/26 Bookends
2017/01/28 卒業
2016/10/30 ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ1967
2016/07/31 Parsley, Sage, Rosemary and Thyme
2016/04/30 Sounds of Silence
2016/01/29 ポール・サイモン・ソング・ブック
2015/10/28 Wednesday Morning, 3 A.M.
2015/10/28 The Collection (5CD+DVD)

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 音楽好きの禿オヤジです。戦闘機もすき。♀アイドルも好き。そんな私です。

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